裏銀座から行く高天原温泉と雲ノ平（高瀬ダム〜烏帽子岳〜野口五郎岳〜水晶岳〜高天原温泉〜雲ノ平〜鷲羽岳〜水晶岳〜湯股温泉〜高瀬ダム）

2017年08月11日(金) 〜 2017年08月14日(月)

• GPS: 73:28
• 距離: 68.9km
• 登り: 5,093m
• 下り: 5,089m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:41
• 休憩: 1:16
• 合計: 6:57

8:14 高瀬ダム濁沢登山口
10:36 10:36 三角点
11:48 11:51 烏帽子小屋
11:58 12:19 烏帽子ひょうたん池
12:27 12:27 烏帽子小屋
12:52 12:52 烏帽子岳山頂分岐
13:03 13:54 烏帽子岳
14:07 14:07 烏帽子岳山頂分岐
15:04 15:05 烏帽子小屋
15:11 烏帽子ひょうたん池

2日目

• 山行: 10:08
• 休憩: 3:08
• 合計: 13:16

2:53 烏帽子ひょうたん池
5:13 5:18 野口五郎小屋
5:29 5:30 野口五郎岳
5:52 5:52 真砂岳
6:40 6:40 東沢乗越
7:13 7:31 水晶小屋
7:59 8:10 水晶岳
8:46 8:52 温泉沢ノ頭
10:16 12:07 高天原温泉
12:19 12:29 竜晶池
12:38 12:42 高天原温泉
12:55 13:02 高天原山荘
13:09 13:10 高天原分岐
13:45 13:47 高天原峠
14:47 14:47 雲ノ平の森の道
14:52 14:52 奥スイス庭園
15:08 15:19 コロナ観測所
15:45 15:46 雲ノ平山荘
16:09 雲ノ平テント場

3日目

• 山行: 10:03
• 休憩: 2:10
• 合計: 12:13

4:38 雲ノ平テント場
4:54 4:54 雲ノ平山荘
5:05 5:19 祖母岳
5:32 5:32 雲ノ平山荘
5:51 6:22 雲ノ平テント場
6:29 6:29 スイス庭園
7:13 7:13 祖父岳分岐
7:33 7:35 祖父岳
8:01 8:01 岩苔乗越
8:10 8:13 ワリモ北分岐
8:27 8:27 ワリモ岳
8:48 9:08 鷲羽岳
9:28 9:29 ワリモ岳
9:39 9:49 ワリモ北分岐
10:24 10:25 水晶小屋
10:54 11:11 水晶岳
11:33 11:43 水晶小屋
12:06 12:06 東沢乗越
13:01 13:01 真砂岳分岐
13:44 13:45 南真砂岳
14:49 14:49 湯俣岳
16:30 16:50 湯俣温泉晴嵐荘
16:51 湯俣山荘

4日目

• 山行: 3:57
• 休憩: 0:13
• 合計: 4:10

5:16 湯俣山荘
5:27 5:27 湯俣(噴湯丘)
6:22 6:22 湯俣(噴湯丘)
7:13 7:13 湯俣山荘
7:21 7:34 湯俣温泉晴嵐荘
8:19 8:19 名無避難小屋
9:26 高瀬ダム湯俣登山口

出発時のザック重量は17kg程。
ブナ立尾根の登り：約3時間半
温泉沢ノ頭から高天原温泉までの下り：約1時間半
高天原峠から雲ノ平山荘：約2時間（ヘロヘロだったため標準コースタイム通り）
竹村新道（真砂岳分岐〜湯股温泉）の下り：約3時間半
2日目、温泉沢の下りで多少雨に降られましたが、レインウエアを着る程ではなかったので、結局全行程においてレインウェアの出番はありませんでした。

天候

1日目：晴れ
2日目：曇り時々雨
3日目：晴れ後曇り
4日目：晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

七倉温泉に7:30頃到着。
路駐でないと停められない状態でした。

七倉温泉から高瀬ダムまではタクシー15分。
（約2200円ですが、4名で相乗りだったので一人500円で済みました。）

コース状況／危険箇所等

ブナ立尾根は、思ったほどきつくなかったです。
それよりも高天原温泉で入浴した後の雲ノ平への登り、これが一番辛かった。
竹村新道の下りもかなりきつい。途中の湯股岳への登り返しが鬼畜。

その他周辺情報

温泉だらけ。
葛温泉「かじか荘」が特に良い。（800円）

写真

8/11 8:21

高瀬ダムまでタクシー15分！

8/11 8:42

トンネルを抜け、橋を渡って程なくして急登の始まりです。

8/11 9:19

9

8/11 10:03

6

8/11 12:00

というわけで3時間半ほどでテント場に到着。
スタートが遅かったので既にかなりの数。

8/11 12:25

何とか場所を確保し、テント設営。

8/11 12:32

では、烏帽子岳に向かいましょう。

8/11 12:43

沢山のコマクサが咲いていました。

8/11 12:51

カッコいい…

8/11 13:00

カッコいい！

8/11 13:27

スタート地点（高瀬ダム）が見えます。

8/11 13:49

8/12 2:53

翌日、2時起床。
テントを撤収し、トイレを済ませて出発！

8/12 3:44

暗闇の中、ヘッドライトで進みます。

8/12 4:01

暗いと分かりづらいところも一部ありますが、全般的に問題なく進めます。

8/12 4:48

8/12 4:59

夜明け

8/12 5:06

暗闇の中歩いてきた道。（烏帽子岳方面）

8/12 5:15

野口五郎小屋に到着。

8/12 5:17

8/12 5:20

ここでご来光！

8/12 5:25

素晴らしい。

8/12 5:37

野口五郎岳登頂！

8/12 5:43

ガスが多いですが槍ヶ岳も見えます。

8/12 5:49

水晶小屋へ向けて進みます。

8/12 6:28

岩場を進む

8/12 6:40

水晶岳方面。

8/12 6:47

東沢乗越

8/12 6:59

ここで信じられないお方とすれ違う。
マウンテンバイクを抱えて笠ヶ岳からやってきたという…
走れるところはほぼ無かったそうな。そりゃそうだ。

8/12 7:14

落ちたら、今いるところより高いところに行けます。

8/12 7:18

8/12 7:23

野口五郎小屋から約2時間。水晶小屋に到着。

8/12 7:50

水晶岳へ向かうもガスガス。

8/12 8:07

水晶岳登頂！何も見えな〜い。

8/12 8:53

温泉沢ノ頭に到着。

8/12 9:19

激下り。結構滑るので慎重に。

8/12 9:49

沢では幾度となく渡渉を繰り返す。
若干増水している模様。

8/12 10:07

どこを進めばよいのやら迷う箇所もいくつかありました。

8/12 10:21

温泉チューブが出てきたらゴールはすぐそこ。

8/12 10:25

念願の高天ヶ原温泉です！
温めで長湯可能！

8/12 10:39

こちらの沢沿いの露天風呂は熱め！

8/12 11:18

結局1時間半も滞在してしまいました。
そして竜晶池に向かう。

8/12 12:27

竜晶池。静かで良いところ。

8/12 12:48

再び高天ヶ原温泉に戻ってきました。

8/12 13:02

15分程で高天原山荘に到着。

8/12 13:02

入浴料300円を投入。やむを得ず、後払い。

8/12 13:13

ここが高天原

8/12 13:18

この時期にワタスゲが沢山咲いていてビックリ。

8/12 13:55

高天原峠

8/12 14:24

高天原峠から雲ノ平への地獄の登り…「入浴＋活動開始から12時間経過」というダブルパンチで本当に辛かった。

8/12 14:57

奥スイス庭園なる所に到着。

8/12 15:01

8/12 15:15

アンテナが立つところに到着。

8/12 15:46

山荘。

8/12 15:53

テントの受付をする。

8/12 15:54

こりゃヤバいでしょう…

8/12 15:59

テント場へ。

8/12 16:13

テント場遠い。

8/12 16:16

分かってはいたが、これはマズイ…

8/12 16:42

当然ながらロクな場所が空いてない。何とか張ったもののテントが一部宙に浮いている。

8/12 17:31

夕方はガスって少し冷えました。

8/12 17:36

水は豊富。有り難や。

8/12 22:59

満天の星空。

8/12 23:08

8/13 4:41

翌朝。皆さん朝が早い。

8/13 4:59

赤く染まる空

8/13 5:11

8/13 5:13

祖母岳に到着。

8/13 5:14

槍ヶ岳

8/13 5:14

笠ヶ岳

8/13 5:23

祖母岳山頂から雲ノ平のパノラマ

8/13 5:24

水晶岳

8/13 5:27

8/13 5:28

8/13 5:28

8/13 5:34

雲ノ平散策1

8/13 5:40

雲ノ平散策2

8/13 5:45

雲ノ平散策3

8/13 5:46

雲ノ平散策4

8/13 6:29

テントを撤収し、出発！

8/13 6:39

と思ったらルートから外れてスイス庭園に吸い込まれる。

8/13 6:41

スイス庭園

8/13 6:50

薬師岳がどーん。こりゃ凄い…高天原山荘も見える。

8/13 7:00

8/13 7:20

テント場が眼下に

8/13 7:21

8/13 7:23

祖父岳への登り。
一部雪渓を歩く。

8/13 7:40

祖父岳山頂より槍ヶ岳

8/13 7:40

8/13 7:40

素晴らしい縦走路

8/13 7:47

8/13 8:00

8/13 8:08

8/13 8:17

ワリモ北分岐に荷物をデポ

8/13 8:21

鷲羽岳を目指す

8/13 8:28

黒部五郎岳と祖父岳が素晴らしい。

8/13 8:34

ワリモ岳から鷲羽岳への登り返し。

8/13 8:55

荷物が無くて軽いのでワリモ北分岐から35分程で楽々登頂。

8/13 9:02

黒部五郎岳方面は晴れてますが、

8/13 9:08

槍ヶ岳方面はガス。

8/13 9:22

ワリモ北分岐へ戻る。

8/13 10:00

荷物を回収し、水晶小屋へ向かう

8/13 10:23

8/13 10:32

水晶小屋に荷物をデポし、再び水晶岳へ向かう。

8/13 10:42

8/13 11:05

30分程で水晶岳に到着。

8/13 11:09

水晶岳から裏銀座方面のパノラマ。黒部ダムが見える。

8/13 11:14

黒部ダムアップ。

8/13 11:19

雲ノ平山荘アップ。

8/13 11:51

水晶小屋から真砂岳へ向かう。

8/13 13:08

真砂岳分岐。ここから地獄の竹村新道下り。

8/13 13:20

下り初めはお花畑が素晴らしい。

8/13 13:50

8/13 13:52

南真砂岳に到着。
ここまでは、まあ順調。それなりに楽しい。

8/13 14:25

正面に聳えるのが湯俣岳。あそこを登り返さないといけないのに、まだまだどんどん下る〜。勘弁してくれ！

8/13 14:55

地獄の登り返しをクリアして湯俣岳山頂。
眺望は全くもって無し！

8/13 15:28

湯俣岳からはかなりの激下り。
登りは辛そ〜。

8/13 16:00

槍ヶ岳の展望台に到着。

8/13 16:12

噴湯丘の真上から

8/13 16:15

北鎌尾根からの槍ヶ岳

8/13 16:18

8/13 16:35

8/13 16:37

約3時間半で湯股温泉に到着。
疲れた！

8/13 16:40

8/13 16:56

広い、平ら、涼しい、水場が近い、温泉入り放題（500円也）と素晴らしいテント場です。

8/13 22:12

湯股温泉。内湯のみ。熱めですが素晴らしい硫黄泉です。

8/14 5:27

翌日、噴湯丘へ向かう。ビックリドッキリ橋を渡る。

8/14 5:28

怖〜。

8/14 5:29

8/14 5:31

川ぽちゃしないように石の上を進む。

8/14 5:36

噴湯丘

8/14 5:41

8/14 6:31

熱々のお湯が湧いています。

8/14 6:32

先人が作ってくださった野天湯。

8/14 6:57

これは極楽！

8/14 7:22

お世話になった湯股温泉よサヨウナラ。

8/14 8:21

高瀬ダムまでトンネルを4つ？ばかり通過します。

8/14 8:26

8/14 8:39

8/14 8:43

8/14 9:13

8/14 9:21

8/14 9:22

最後の長いトンネル。

8/14 9:32

8/14 9:33

ゴール！

8/14 9:36

丁度良く、自分を含めソロ4名が集まりタクシーに乗車。

8/14 9:55

七倉山荘で入浴！良いお湯でした。

8/14 10:43

道路には猿軍団

8/14 11:05

かじか荘でも入浴。素晴らしいです！

撮影機器：

EOS Kiss X7 CANON

サイバーショット DSC-RX100 SONY

感想

yamachan7

憧れの裏銀座ルートの縦走。
計画を立ててから3年の月日が流れ、ようやく実現しました。
「山の日＋お盆」という最強の組み合せのため山小屋泊は避け、テント泊山行にしました。荷物は重いし裏銀座ルートはテント場が遠いので、なかなかシビアな行程になりますが、今回は天候に恵まれ計画通り遂行する事が出来ました。

かなりの欲張りルートのため一日の行動時間が12時間を越えてしまい、最後の方はヘロヘロになっていますが、一晩寝れば意外に疲れは取れてまた翌日頑張れました。

今回の個人的なお目当ては「烏帽子岳」「高天ヶ原温泉」「雲ノ平」「湯股温泉」でしたが、いずれも天候に恵まれ素晴らしい時間を過ごす事が出来ました。
しかし、温泉に浸かった後の登りはきついですね。特に雲ノ平までの登りは樹林帯で風もあまり無いのでよけいに辛い。当日の活動時間が既に12時間を経過しているということもあるでしょうが、想像以上でした。

ソロ山行では一期一会も数多く有ります。烏帽子岳ではソロテント泊の女性と楽しくお話しさせていただきました。野口五郎岳〜水晶岳〜温泉沢の頭まで抜きつ抜かれつしたソロ男性の方には勇気を頂きました。高天ヶ原温泉では2名の男性と一緒に湯に浸かり楽しく色々なお話をしました。（2名の方はソロでしたが、翌日それぞれ別の場所で再会しました。）雲ノ平キャンプ場では自身のライターが不調になり、隣の方からライターを頂きました。（本当に助かりました…）

何もかもが楽しく一生の思い出になりました。
今思い返しても夢のような時間でした。
素晴らしい4日間を過ごせたことに感謝。