記録ID: 1229486
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大雪山
十勝岳〜トムラウシ山〜旭岳
2017年08月11日(金) 〜
2017年08月16日(水)


- GPS
- 128:00
- 距離
- 84.9km
- 登り
- 5,654m
- 下り
- 6,018m
コースタイム
1日目
- 山行
- 11:39
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 11:39
2日目
- 山行
- 11:01
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 11:01
14:37
45分
トムラウシ分岐
15:22
23分
北沼分岐
15:45
65分
ロックガーデン
16:50
67分
日本庭園
17:57
ヒサゴ沼避難小屋
3日目
- 山行
- 7:10
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 7:10
4日目
- 山行
- 9:11
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 9:11
5日目
- 山行
- 11:12
- 休憩
- 4:53
- 合計
- 16:05
3:50
25分
黒岳石室
4:15
4:28
25分
桂月岳
4:53
72分
黒岳石室
6:05
24分
北鎮岳
6:29
11分
中岳
6:40
23分
中岳分岐
7:03
3分
間宮岳
7:06
29分
間宮岳分岐
7:35
31分
裏旭キャンプ指定地
8:06
58分
旭岳
9:04
89分
間宮岳分岐
10:33
66分
北海岳
11:39
14:20
19分
黒岳石室
14:39
52分
黒岳
15:31
15:35
18分
黒岳ペアリフト
15:53
16:00
7分
大雪山黒岳ロープウェイ
16:07
17:30
110分
ロープウェイ層雲峡駅
19:20
19:45
10分
旭川駅
19:55
旭川ホテル CABIN
・1日目
羽田空港〜旭川空港
旭川空港を降りて総合案内所にまず行きました。
飛行機にガスが持ち込み禁止なので、忘れないうちに購入。
1つ650円を念のため2つ購入しました(結果的には1つで十分でした)。
総合案内所では以外にバスの時間表などが揃っており、窓口の女性の方も慣れた様子で対応してくれました。
バスの時刻を知らせる電光掲示板も設置してあり、初めての私でも迷うことはなさそうです。
バスを待つ間、登山者らしき男性がいたので情報交換。
初めての北海道登山のようですが、すでに日本百名山を88座を回った強者でした。
その方は旭岳〜トムラウシ山〜富良野岳という内容で、私は逆でした。
ザックの中身など装備品をお互い披露しあって、そこで解散。
途中、どこかですれ違うことを願いました。
・旭川空港〜上富良野駅
上富良野駅では登山者に対応できるよう、様々な資料が用意されていました。
すでに昼を回りそうな時刻でしたので、十勝岳までのバスを待つ間に昼食どころを紹介して貰いました。
バス停付近のラーメン屋さんを自分で選び、駅から歩きます。
もちろんコンビニもあったのですが、やはりご当地ならではの食事を食べたかったのです。
上富良野味噌ラーメン、美味しく頂きました。
・上富良野〜十勝岳
空腹を満たし、トレッキングウェアに着替えたらバスで十勝岳へ向かいます。
バスに揺れること数十分。当初計画していた「十勝岳温泉凌雲閣」に到着。
下車してみると、強風に小雨が混じる悪天候。
学生グループがちょうど下山してきたので情報を聞いてみたところ、
やはり登山していられなくて下山してきたようです。
・十勝岳温泉凌雲閣〜保護センター白銀荘
天候が悪いのは事前に上富良野駅で聞かされていたので、万が一の場合の手段として白銀荘を紹介されていました。
さすがに羽田空港からここまでの疲労もあり、時刻も昼を回っていたので無理せず白銀荘に移動することを決断。
バスの運転手の方も賢明の判断だと、快く白銀荘まで乗せてくれました。
・保護センター白銀荘
「吹上温泉」と大きく書かれた施設建物でした。
私の目的は登山でしたので、目的以外に訪れている方々は無邪気に賑わっていました。
施設建物と他に、駐車場(利用者用と車中泊用)・大きな芝生のグラウンド(テント場)・トイレと水場。
携帯トイレの汚物処理用の箱も設置してありました。
テント場からすぐに登山口を示す看板が見えます。登る方もいれば、下山してくる人もいるんですね。
簡単に散策し、せっかくなので吹上温泉につかりました。
ここで先ほど散策した際、お知り合いになった登山者の方と一緒になり、色々お話をしました。私と同じく明日の登頂を計画しているそうでしたので、私の山行計画を聞いてもらい、天気予報や山行経路・エスケープルートなどの注意点などをアドバイスしていただきました。とても親身にして頂き、これからの山行に大きな励みとなりました。
山の天気予報(ヤマテン)
https://www.yamareco.com/modules/diary/148280-detail-149344
夕飯を食べて、明日からの登山に備えます。
羽田空港〜旭川空港
旭川空港を降りて総合案内所にまず行きました。
飛行機にガスが持ち込み禁止なので、忘れないうちに購入。
1つ650円を念のため2つ購入しました(結果的には1つで十分でした)。
総合案内所では以外にバスの時間表などが揃っており、窓口の女性の方も慣れた様子で対応してくれました。
バスの時刻を知らせる電光掲示板も設置してあり、初めての私でも迷うことはなさそうです。
バスを待つ間、登山者らしき男性がいたので情報交換。
初めての北海道登山のようですが、すでに日本百名山を88座を回った強者でした。
その方は旭岳〜トムラウシ山〜富良野岳という内容で、私は逆でした。
ザックの中身など装備品をお互い披露しあって、そこで解散。
途中、どこかですれ違うことを願いました。
・旭川空港〜上富良野駅
上富良野駅では登山者に対応できるよう、様々な資料が用意されていました。
すでに昼を回りそうな時刻でしたので、十勝岳までのバスを待つ間に昼食どころを紹介して貰いました。
バス停付近のラーメン屋さんを自分で選び、駅から歩きます。
もちろんコンビニもあったのですが、やはりご当地ならではの食事を食べたかったのです。
上富良野味噌ラーメン、美味しく頂きました。
・上富良野〜十勝岳
空腹を満たし、トレッキングウェアに着替えたらバスで十勝岳へ向かいます。
バスに揺れること数十分。当初計画していた「十勝岳温泉凌雲閣」に到着。
下車してみると、強風に小雨が混じる悪天候。
学生グループがちょうど下山してきたので情報を聞いてみたところ、
やはり登山していられなくて下山してきたようです。
・十勝岳温泉凌雲閣〜保護センター白銀荘
天候が悪いのは事前に上富良野駅で聞かされていたので、万が一の場合の手段として白銀荘を紹介されていました。
さすがに羽田空港からここまでの疲労もあり、時刻も昼を回っていたので無理せず白銀荘に移動することを決断。
バスの運転手の方も賢明の判断だと、快く白銀荘まで乗せてくれました。
・保護センター白銀荘
「吹上温泉」と大きく書かれた施設建物でした。
私の目的は登山でしたので、目的以外に訪れている方々は無邪気に賑わっていました。
施設建物と他に、駐車場(利用者用と車中泊用)・大きな芝生のグラウンド(テント場)・トイレと水場。
携帯トイレの汚物処理用の箱も設置してありました。
テント場からすぐに登山口を示す看板が見えます。登る方もいれば、下山してくる人もいるんですね。
簡単に散策し、せっかくなので吹上温泉につかりました。
ここで先ほど散策した際、お知り合いになった登山者の方と一緒になり、色々お話をしました。私と同じく明日の登頂を計画しているそうでしたので、私の山行計画を聞いてもらい、天気予報や山行経路・エスケープルートなどの注意点などをアドバイスしていただきました。とても親身にして頂き、これからの山行に大きな励みとなりました。
山の天気予報(ヤマテン)
https://www.yamareco.com/modules/diary/148280-detail-149344
夕飯を食べて、明日からの登山に備えます。
天候 | 小雨・ガス・15日の夜から晴れ・16日昼過ぎからガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト) 飛行機
飛行機:東京|羽田〜北海道|旭川 [ ADO 81便 普通席 6:40〜8:15 ] 34,290円 バス:旭川空港〜上富良野|10:10〜10:46|680円 バス:フラヌイ温泉〜吹上温泉白銀荘|12:52〜13:45|500円 ・中日 黒岳リフト片道券:所要時間 15分|400円 黒岳ロープウェイ:所要時間 7分|1,100円 バス:層雲峡〜旭川駅|17:30〜19:20|2,100円 ・最終日 バス:旭川駅〜旭山動物園|11:10〜11:25|440円 バス:旭山動物園〜旭川駅|15:30〜15:50|440円 ※ 旭山動物園:入園料 820円 バス:旭川駅〜旭川空港|17:41〜18:20|620円 飛行機:北海道|旭川〜東京|羽田 [ ADO 88便 普通席 19:35〜21:20 ] 19,790円 ・合計 61,180円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・吹上温泉白銀荘(保護センター)登山届け ・岩場あり、残雪、濃い霧迷いやすい、笹の葉の道が高く足下を取られやすい、ハイマツ・ミヤマハンノキのブッシュで歩きにくい、鎖場、ロックガーデン、木道の腐り、平坦な岩道が続く、砂の急登アップダウン ・靴擦れによるケガをしてしまった。 https://www.yamareco.com/modules/diary/148280-detail-149738 |
その他周辺情報 | 旭川空港:ガス1個 650円(2つ購入、1つで足りた。) 富良野ラーメン:1,350円 吹上温泉白銀荘:テント1張り 500円 吹上温泉白銀荘:入浴料 600円 白雲小屋:宿泊料金 1,000円 黒岳石室:テント1張り 500円 天然温泉プレミアホテル-CABIN-旭川:1泊・食事なし 7,000円 合計:12,250円 |
写真
昼食にフリーズドライの牛飯を出発前に作っておきました。あまり時間もなかったのでサッと済ませられました。行動食にゼリーのパワードリンク。ご飯1杯分の補給ができます。試験的でしたが、やはり水分は重い。今後は粉末のものを用意したいと思います。
オプタテシケ山から下ること、2時間10分。双子池キャンプ地に到着です。自分も含めて2張り。先着の方が目印となってテントを張ることが出来ました。時間的に張った直後、陽が暮れました。雨で下はぐちゃぐちゃ。テント内も泥だらけになって、こういうものだと言い聞かせ、夕飯を済ませ就寝。
ちなみに水はテント近くの川?ここから汲みました。両手で掬えるぐらいの水溜り。精一杯でした。事前に浄水器機能付きのハイドレーションを持参していたので、口元を交換して以降の水分補給はこの水です。
下半身はびしょ濡れです。小雨が止んだり、降ったりの繰り返しでしたが、木々や葉についている水が、進めば進むほど、かき分ければその分だけ容赦なく体に降り掛かってくるのです。この時点でブーツと靴下は諦めました。靴擦れの水ぶくれもこの時に出来たのです。
ヒサゴ避難小屋の遠くからの様子です。目の前に雪渓の雪解け水が湖をつくり、透明度も高くて澄んでます。町中の騒音もなく、自然な静けさを味わうことが出来ました。天気が良いときにまた訪れたいです。
黒岳石室に到着です。小屋泊:2,000円・テント:500円です。
ビールも売っていました。バイオトイレあり、水も大きなタンクで用意してます。ベンチ・テーブルもあり居心地の良いところです。
ビールも売っていました。バイオトイレあり、水も大きなタンクで用意してます。ベンチ・テーブルもあり居心地の良いところです。
テントを張り、手続きを済ませます。時間もありましたし、白雲避難小屋から距離も短かったので、サブバックに変えて散策しました。写真の桂月岳ピストン・北鎮岳肩の分岐をピストンし、一日を終了です。
中岳・間宮岳・荒井岳・松田岳、そして「北海岳」と、お鉢という名のとおり、円を回るようにしてポイントを経由していくのです。途中、旭岳への分岐が出てきます。ここからピストンして、御鉢回りに戻ります。
旭岳から御鉢回りにコースを戻します。すると、しばらくして白雲岳避難小屋で一緒だった女性組と遭遇しました。ずっと曇りでしたので、私のことを案じてくれていたようです。この絶景を前に、お互い泣きそうでした。ありがとうございました。
装備
個人装備 |
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
ライター
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
テント
シェラフ
|
---|---|
備考 | 防寒着は必ず持っていくように。ダウン・フリース・あればダウンパンツ。オフタイム用のサンダルは必要。トレッキングブーツを脱いで足を休めたり、靴下の乾燥、トイレに行くなどの軽い行動に役立つ。靴擦れを起こしてしまったので、応急処置の準備を。笛を吹きながら歩く事で、動物などに自分の存在を示す事ができる。また、ラジオもあると笛の役割を果たす以外に、天候状況も確認できる。ストックは行きの飛行機で手荷物として乗せてもらえず、自宅に着払いで送り返されてしまった。早めの行動で、お預け手荷物として乗せてもらおう(ストック無しでも歩けた)。行動食に菓子パンは重要、内側からのエネルギーに大いに助けられた。筆記用具はあっても良かったと思うのは、連絡先の交換やメモなど。「山と高原の地図」は原本を。エスケープルートの模索や、コースを確認するのに色の識別は分かりやすい。かつ、防水の紙を使用しているので丈夫である。 |
感想
この度のソロトレッキング。
旅は計画を立て始めたときから始まっており、本州に戻ってきてからもそれまでに関わってくれた方々に対してお世話になったことへの感謝の気持ちを忘れてはいけないのだと思いました。
何より、無事に帰ってきて元の生活に戻るという自己責任感を、今回のトレッキングで反省点などを洗い出し、また次に生かせるよう努めたいと思います。
本当に色々あった山行で、帰宅してからもしばらくはボーっとする日々が続きました。まだまだ書き切れないこと、出会い、素晴らしい時間を過ごすことができたことを、心から感謝致します。ありがとうございました。
2017年も残りわずか。シーズンも彩りが変わってくる頃となってきました。
行きていくうえで、仕事やプライベート、ほか些細なことも、上手にお付き合いしながらも、その間に自然が映し出してくれる絶景をまた堪能できる日を楽しみにしております。
これから北海道を計画なされる方々へ、少しでも参考になって頂ければ幸いです。
素敵な山でした。是非行ってみてください。
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