黒部五郎岳&三俣蓮華岳BC-オートルート後半部-



- GPS
- 14:59
- 距離
- 31.5km
- 登り
- 1,766m
- 下り
- 3,045m
コースタイム
- 山行
- 12:29
- 休憩
- 2:30
- 合計
- 14:59
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
今シーズンは雪が少なかったが、どうにかこのコースを走破できました。 三俣蓮華岳〜丸山〜双六谷の間はルートファインディングがかなり重要で、ルート次第では時間が大幅に変わってくると思います。 双六岳ピークを通過しても、今年は雪が少ないためハイマツの露出が激しく通過困難な箇所が多くて大変そうだったため、今回山頂はパスして先を急ぎました。予想通り双六谷は水流が出ていて、双六岳から滑ってきた場合には渡渉が必要となる可能性大です。このルートの賞味期限はGWまでが適切かと思います。 |
その他周辺情報 | 新穂高温泉 左俣林道ゲート前の温泉に入浴 \600 |
写真
しかし、この後Wさんは縦溝にトップを引っかけてしまい転倒、滑落して100mほど滑落してしまう。その衝撃で板が外れ、カールの底方向に滑り落ちて行ってしまった!Wさんの斜面に残した片方のストックと手袋を回収し、急いでWさんのところまで下り、無事を確認後すぐに流された片方のスキーを探しに向かう。
詳細はWさんのブログ「私の山歩記-黒部源流BC二日目-」を参照してください。
http://hillwalker.web.fc2.com/
ここで、稜線ルートと中道ルートの間を選択
ここは昨夏歩いて下見を十分にしておいたため、ベストのコース選択ができ、上手くいった!
いつも思うことだが、事前準備は大切である。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1204312.html
感想
GWの4/28&4/29にWさんとのコラボによる今シーズン最大の計画を実行に移した。その2日目は太郎平小屋を早朝に出発して、北ノ俣岳、トラバースで中俣乗越、黒部五郎岳、五郎カール滑走、三俣蓮華岳、丸山、双六谷滑走、大ノマ乗越、小池新道を左俣林道まで滑走、最後に左俣林道を歩いて新穂高へ向かうというプチオートルート。これまで全く経験したことのない長大なツアー。
結果的には、どうにか乗り切ることができたが、五郎カールでWさんが転倒し、約100mくらい滑落してしまう!おまけにスキーの流れ止めを止めていたスキー靴の丸い輪っかごと取れてしまい、スキーが外れてどんどん流されていく。
「ああ、これでこのツアーは終わった!どうにかカールを登り返し、ついさっきまでいた黒部五郎の肩を越えて北ノ俣岳経由で今日中に飛越トンネルまでどうにか下山しないと...」
と一度は考えた。奇跡的にWさんには怪我なく無事だったので、ダメ元で一人スキーが流れていった2つの谷の間の尾根を滑り降り、偶然にも傾斜の緩くなった窪地でスキーは裏返って停止していた。それを見たとき本当に生き返った気がした!笛を吹いても無線機により連絡してもWさんからの応答は無く、かなりの時間が経過。Wさんが片方のスキーを手に持ち、自分目の前に現れたときには言葉では言い表せない程嬉しく安堵した。
あとは体力勝負。Wさんの体力は半端なく、北ノ俣岳、黒部五郎岳、三俣蓮華岳、いずれも常に自分より先行してそのままゴールできる体力の持ち主であり、BCパートナーとして選んだ自分の勘に間違いは無かったと改めて思った。最後の大ノマ乗越の登りだけは、Wさんのシールトラブルによりシートラのツボ足で登らざるを得なくなってしまい、自分の方が先に到着することになったが...。
こんな大変なツアーに同行して頂き、Wさんには心より感謝、感謝です。この山行でお会いして励まして頂いた方々にもお礼を言いたいです。どうも有り難うございました。
hareさん、Wさんこんにちは♪
この度は大変お疲れ様でした。お2人の気持ち良さそうな滑走を羨ましく眺めていました。
五郎でのトラブルを目撃していただけに、その後が気になっていましたが、さすが熟練のお2人、見事に踏破ですね!おめでとうございます◎私も次は新穂高まで、とますます強く思いました。
またどこかでお会いできますように。新潟の山へもまたぜひお越しください(^_^)
chee2005さん、今日は。
また、コメント有難うございました。
今回どうにか1年前から計画してきた黒部五郎岳&三俣蓮華岳BCが出来て満足しています。
Wさんも五郎カールが滑走できなかったことは残念に思っているようですが、新穂高までのロングコースを走破出来たことは大きな収穫だと言っています。
また、自分は新潟県にもよく出かけていますので、お会いする機会があれば、またよろしくお願いします。
hareharawaiより
hareharawaiさま
おはよございます。
黒部五郎岳山頂では貴重なお話しをありがとうございました。
そして、爽やかな2人…あ、ありがとうございます(笑)
山頂から颯爽と滑り出すお姿はとてもカッコ良かったです!
BCの機動力は憧れますが、そこはあえてこの二本の足で(笑)お二人が辿られたルートを歩いてみくなりました。^ ^
また、どこかでお会いする予感がプンプンします(笑)
どうぞ、お怪我をなさらぬようにシュプールを楽しんでください。
taka69さん、今日は。
レコにコメント有難うございます。
今回のBCに際しては、事前に昨年の夏に新穂高から黒部五郎岳までですが、歩いておいて良かったと思います🤗
三俣蓮華岳〜双六谷までうまく抜けられて時間を短縮することが出来ました。お二人の足でしたら、全く問題なく歩き通せることと思います。北ノ俣岳〜黒部五郎岳山頂で爽やかなお二人に出会えて本当に良かったです。
お世話になりました。
また、どこかの山で再会できることを楽しみにしています。
hareharawaiより
はじめましてgraveltrekと申します。
多分黒部五郎のカールの中ですれ違ってると思います。
hareharawaiさんたちはスキーで小屋に向かってトラバース滑走、私はシールハイクでカールの上部を目指していました。
レコを見て不思議なトレースの訳が分かりました。
スキーで下って来たトレースが、途中でツボアシで下り始めると言う不思議さがどうしても理解できなかったんです。
ここまで後ろ向きで歩いて来て???・・・違うな〜って。
でも、怪我も無く板も無事回収できて何よりでした。
お疲れさまでした。
graveltrekさん、はじめまして。
五郎カールの中ですれ違いですか!?
もしカール内でお会いできていたら、不思議なトレースの訳を解説できましたね。
この先どこかでお会いできることを楽しみにしています。
hareharawaiより
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