白馬三山から唐松岳 絶景かな、絶景かな。


- GPS
- 15:47
- 距離
- 22.7km
- 登り
- 2,217m
- 下り
- 2,273m
コースタイム
- 山行
- 2:30
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 2:44
- 山行
- 6:08
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 6:48
- 山行
- 5:38
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 6:12
天候 | 1日目 晴れ! 2日目 晴れ!! 3日目 晴れ!!! |
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過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
帰り 八方池山荘からリフト2本乗り継ぎ、ゴンドラで八方 徒歩 白馬P3駐車場 ぐるっと周って駐車場に戻ることができるのは白馬のいいところです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
天狗原から白馬乗鞍までの雪渓は急斜面で距離があります。アイゼンはあったほうがいいと思います。でも雪の表面は結構ぐさぐさでアイゼンに頼りきりは禁物です。 稜線上の登山道は快適です。 7月18日現在鑓温泉への道は「雪渓の状態が不安定のため通行止め」とのことでした。要確認です。 天狗の大くだりはガレ道なので要注意です。 不帰嶮は慎重に登りましょう。 |
その他周辺情報 | 温泉はここはやっぱり「八方の湯」でしょうか。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
携帯トイレ
|
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感想
晴天が続く3日間、白馬大池から唐松岳まで縦走し北アルプスの絶景を楽しんで来ました。
石川五右衛門ではないけれど、まさに「絶景かな!絶景かな!」
素晴らしい景色を堪能しました。
7月17日(火)
白馬村八方P3駐車場に車を止め、8:10発の栂池高原行きのバスで栂池高原へ。
そこからゴンドラに乗り白馬三山の雄姿を眺め、わくわくしながらさらにロープウェイで栂池自然園へ。舗装路をしばらく歩きビジターセンターを右手に折れ登山道に入ります。
階段状の急な登りが続き久々の重いザックは肩に食い込み、樹林帯なのに日陰がなく汗だくだく。
水場らしきところを通過すると、木道になり開けた場所に。天狗原です。
何か突然人が多いのでなんだろうと思ったらTVカメラがあり、ドローンが飛んでいていました。TVの撮影らしいです。
邪魔をしては悪いと思い、ささっと通り過ぎすれ違った人に「こんにちは」と声をかっけると「こんにちは」返された人を見ると、おお、荻原次晴さん。たぶん。健司さんではないような。
そんな天狗原の湿原を通り過ぎ木道が終わると石ごろの道に。すぐに急斜面の雪渓が現れます。
ロープが張ってありますが、下りの人用みたいなので少し離れて登ります。
ザックが重い。
下りの人で雪道の歩き方に慣れていないせいか、アイゼンを付けていても転倒している人もいましたが・・・
雪渓を登りきりしばらくすると白馬乗鞍岳、到着です。
ケルンの脇でとりあえずお昼休憩し、白馬大池へ。
すぐに、大池と山荘が見え、石ごろの道も軽やかに。
山荘に着いたときはテント場も数張りで、見れば池に近い端っこがあいているではないですか。ラッキー。受付を済ませ入り口を池に向けてテントを張り、ビールを一杯。「カァー!」しみる。
青い空流れる雲、緑の稜線に白い雪、お花畑に池の水面。
午後はずーっとこの景色を眺め何もせず、ぼーっとしておりました。こんな贅沢な時間、夢のようだな。と思ったら居眠りしてましたけど。夢か。いやいや目覚めても目の前の景色は変わらず、池の周りを歩いてみると池の中にぷよぷよ泳ぐ黒いものが・・・
「クロサンショウウオ」ほんとにいるんだ。ウオオ。
早めの夕食を済ませ、さらにぼーっとしていると、今日一日力いっぱいがんばったおてんとうさんが、ぐずぐずしながらもやっと西のねぐらに帰ったと思ったら、だんだん雲や山が赤く染まりだしすげー景色。ハイジの世界だ。
7月18日(水)
「ドゥルルルルー!」
突然のエンジン音に飛び起きる。「なんだ、なになに、え、ここどこ」
あわてて時計を見ると3:30
山荘の発電機の朝の始動の音でした。なるほど、これは目覚まし、いらないね。
さあて、今日はいよいよ縦走です。がんばりましょう。
出発してしばらくの登りはそれほど急でなく、アップがてらの良い感じです。
天気も良く、花も多く上機嫌で登っていると小蓮華山に到着です。2,766m
新潟県で一番高い山だと昨日、ロープウェイの乗務員のおじさんが教えてくれました。なるほど。
もう、このあたりからの眺めは素晴らしいです。なんともいえません。
ここから白馬岳への稜線歩き。天気は良く富山方面から吹く風はややきついものの心地よく最高です。
白馬岳の山頂からの眺めもまさに絶景。
高校1年と3年のときにきているので今回で3回目。42年振り。
たぶんそのときは2回ともガスに巻かれてたと思います。絶景の記憶がありません。
ここから唐松岳へは高校1年の夏山合宿で歩いた道。
あの時は白馬岳から鹿島槍ヶ岳そして扇沢に下るコースでしたが。重いキスリングをしょって汗だくで、前の人の靴のかかとしか見えず、わずかな晴れ間に見える景色にドッキリし黙々と歩いていたっけ。ほとんど霧と小雨のなか。
しかし、今日は最高の天気と絶景。
あの時こんな景色のなかを歩いていたら人生変わっていたかも。
山に魅せられ卒業してからどこかの山岳会に入り、どんどん山に行き海外遠征とかも・・・
いやいや。今の人生で良かったよ。できた時間で山歩きを楽しむ。幸せです。
白馬山荘で天狗山荘のテン場と水の状況を確認すると、テン場と水はOK。でも鑓温泉への道は通行止めなのでエスケープルートとして利用できないので気をつけてくださいと言われプレッシャー。
まだ、時間もあるので先へ進む。
なんだけど、杓子岳への道に入ったとたん人がいない。前も後も。こんな天気がいいのに。
素晴らしい稜線歩きを独り占め。
たまにすれ違う人にホッとする。
白馬鑓ヶ岳ってこんなに灰色の山だったっけとその迫力に感心しながら天狗山荘到着。
テントを張ってからのビール。さいこー!
7月19日(木)
今日は弟の誕生日だった。どうでもいいけど。
今日も晴れ。雲海がすごい。
難所の不帰嶮を通るので早めの出発。
天狗の頭から天狗の大くだり。ガレガレの急斜面にびびりながら一気に下り、不帰一峰、そして二峰の岸壁がものすごい威圧感で立ちはだかり圧倒されますが落ち着いて一歩一歩登ります。難所も人が少なくて渋滞もなく無事通過。三峰までくると唐松岳はすぐそこ。
唐松岳の頂上に着きホッとする。それにしてもいい天気。吹く風が心地よい。
下り始めると登ってくる人が多くなる。さすが唐松岳。
途中、集団登山の中学生の団体が。ああ、そんな時期だった。元気よく登っていく。今は長野県の中学校の集団登山も少なくなったとか。自分の頃は燕岳だったけど雨で登れず… そんなんばっか。
八方池に着く頃には人も多くなり、まさに観光地。ここにきてよもやの木道渋滞。やれやれ。
リフトとゴンドラを乗り継ぎ、無事駐車場到着。
あっつい!
コメント
この記録に関連する登山ルート

あら、わたくしとしたことが、すげー!だなんて… おほほほ!
下界は異常な暑さですが、山の絶景!に出会えたら、チョットだけ許してあげましょう^ ^
スズシイところ、白馬あたりかしら?なんて、実は思っていました。
不帰縦走とは!
すげー!
私のユル山歩き、唐松も候補に入れていましたが、五竜縦走で行こう…などと妄想(^_^;)
キレットは、定年後にばーさん仕様のツアーにお世話になりましょう!
ミーハー?なので、白馬三山が見えるとテンションが上がります。
山の上に沢山いれるから、やっぱり縦走はよいですね!
絶景レコ、ありがとうございました。
nyanco先生
しえーーー‼とすげーーー‼
連結でありがとうございます。
ズバリでした。
登りも下りもロープウェイでしたけどなにか。
nyanco先生の定年後のばーさんツアーのガイドが70過ぎのじーさんだったらすげーーーやばいっすよね。
白馬三山、ミーハーでなくてもテンション上がります。
長文ぐだぐだのレコすみません。
こちらこそありがとうございます。
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