記録ID: 1548520
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
白馬・鹿島槍・五竜
白馬猿倉登山口〜親不知海岸 栂海新道を歩こう
2018年07月29日(日) 〜
2018年08月01日(水)
dxf
体力度
10
2〜3泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 75:38
- 距離
- 47.2km
- 登り
- 3,740m
- 下り
- 4,970m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 5:30
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 6:08
2日目
- 山行
- 7:50
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 9:18
3日目
- 山行
- 12:02
- 休憩
- 1:42
- 合計
- 13:44
17:16
4日目
- 山行
- 5:16
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 6:00
10:19
親不知海岸
| 天候 | 初日午前中雨天、以降快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2018年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス 自家用車
※親不知12:16発普通⇒糸魚川12:28着〜ヒスイ王国館内で昼食〜(大糸線)13:13発普通⇒南小谷14:15着〜乗換〜14:22発特急⇒白馬14:37着⇒増発された猿倉行きバス14:50頃乗車⇒白馬八方第2駐車場15:00頃着 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
特にナシ |
| その他周辺情報 | 親不知観光ホテルの日帰り入浴＋親不知駅まで送迎プラン利用(￥1,500)。送迎15時タイムリミットなので下山時刻要注意。 |
写真
初めての白馬なのでドキドキ、ウロウロ。不安まじりで八方BTで始発の猿倉行きに乗り込みます。台風の影響が続いていた為、乗客は5・6人だったかな?
7/29 5:59
初めての白馬なのでドキドキ、ウロウロ。不安まじりで八方BTで始発の猿倉行きに乗り込みます。台風の影響が続いていた為、乗客は5・6人だったかな?
雨が降り出したので、猿倉バス停前のテント内で雨具を着る。山荘の屋根内はツアーの方々を中心に、大勢の人がいました。
登山道に入ってしばし・・・ようこそ大雪渓へ! 白馬尻小屋到着。が、すぐに土砂降りの雨となって小屋前で・・・呆ける(._.)。
これが大雪渓かぁ〜、と感動する間もなく、そそくさとアイゼン装着。4本だとちょっと心許ない。歩きにくい。やっぱり6本爪もってくればよかったなぁとちょっと、いや随分後悔。
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7/29 8:27
これが大雪渓かぁ〜、と感動する間もなく、そそくさとアイゼン装着。4本だとちょっと心許ない。歩きにくい。やっぱり6本爪もってくればよかったなぁとちょっと、いや随分後悔。
やっと大雪渓抜けたけど、思ったよりしんどかった〜。そりゃ谷を直登だもんね・・。あっちこっちで落石の音が響きわたるし。雨は相変わらず土砂降り⇒小康状態の繰り返し。
7/29 10:09
やっと大雪渓抜けたけど、思ったよりしんどかった〜。そりゃ谷を直登だもんね・・。あっちこっちで落石の音が響きわたるし。雨は相変わらず土砂降り⇒小康状態の繰り返し。
この橋しっかりしてるけど水の勢いが凄かったので、流されないかしらん(>_<;)と思いつつ渡りました。
�〃梗个�あった�▲▲ぅ好弌璽鶚ＦГ瀏瓦�しそう、の三重苦の為、皆慎重に渡っていました。
テントの受付を済ませ、テント場へ(テント場通り過ぎて、縦走路まで上がっちゃったのは内緒♡)
強風が吹いていた為、設営に30分以上もかかってしまいました。
登ってきた人の話、『10時30分猿倉発だったので、全く雨に降られなかった』だそうな。うらやま!!
水場。下りきった所にあるほっそい沢。水もチョロチョロ出てるだけ。
地図の『常水』の水場はさすがに水が流れていて、美味しい水。登山道脇なので見落とすことは無いです。
朝日小屋到着!ここのテント場も10張無かったです。
水はテント場脇にある洗い場で取れます。便利!
水はテント場脇にある洗い場で取れます。便利!
今日は出来れば白鳥小屋まで行きたい(願望)ので真っ暗な中、歩き始めます。
朝日岳。御来光拝むつもりが、蚊の襲撃((ーー;))に遭い、早々に栂海新道に向かいました。
黒岩平手前の池。休憩していると、単独女性が逆方向から歩いて来た。昨夜10時30分頃に親不知を出て9時間でここ黒岩平ですって奥さまっ!スタイル抜群のカッコええ美人さんでしたわ〜♡おまけに今日中に白馬岳まで行く予定とのこと・・・スゲーっ!!!
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7/31 7:27
黒岩平手前の池。休憩していると、単独女性が逆方向から歩いて来た。昨夜10時30分頃に親不知を出て9時間でここ黒岩平ですって奥さまっ!スタイル抜群のカッコええ美人さんでしたわ〜♡おまけに今日中に白馬岳まで行く予定とのこと・・・スゲーっ!!!
標高下がって暑くって、白鳥小屋まで行けるか不安になってきました。
サワガニ山。とにかく暑いっ!栂海新道って、鬱蒼とした樹林帯を歩くものだと勝手に思っていた私がカバなのです。
北又の水場の案内板。ここで水を汲んで、今日は栂海山荘で泊まろうと、
水場に下りました。細いけど湧水なのでここは『常水』かな?ここで4.5�筏發鵑世蕁ΑΑΔ�、重い!でもあと僅かで山荘到着だからと自分に言い聞かせて歩きます。
7/31 10:56
水場に下りました。細いけど湧水なのでここは『常水』かな?
ここで4.5�筏發鵑世蕁ΑΑΔ�、重い!でもあと僅かで山荘到着だからと自分に言い聞かせて歩きます。
ここで4.5�筏發鵑世蕁ΑΑΔ�、重い!でもあと僅かで山荘到着だからと自分に言い聞かせて歩きます。
で、なんでこの道って全ての山を直登⇒山頂⇒下る⇒していくわけ?
内部。ちょっと中で休憩させてもらったら身体の熱が取れてきた。白鳥の方はガスっていて、もうジリジリと背中を焼かれることはないか・・悩んだ末、白鳥小屋まで頑張ることにしました。
7/31 12:28
内部。ちょっと中で休憩させてもらったら身体の熱が取れてきた。白鳥の方はガスっていて、もうジリジリと背中を焼かれることはないか・・悩んだ末、白鳥小屋まで頑張ることにしました。
水場は沢。雨が降れば流れるようだけど、わずかに上流からチョロチョロ。北又の水を捨てずに背負ったままだったので、水場の確認をするだけにとどめました。
7/31 14:15
水場は沢。雨が降れば流れるようだけど、わずかに上流からチョロチョロ。北又の水を捨てずに背負ったままだったので、水場の確認をするだけにとどめました。
菊石山。黄連の水場分岐手前から虫が多くなってきました。
特にアブが・・虫との戦いの始まりです。
特にアブが・・虫との戦いの始まりです。
下駒ケ岳。この登りはとにかく急。休み休み登りたいけど、立ち止まるとたちまちアブに纏わりつかれる為、頑張って登り切ったので滅茶苦茶疲れました。
7/31 15:23
下駒ケ岳。この登りはとにかく急。休み休み登りたいけど、立ち止まるとたちまちアブに纏わりつかれる為、頑張って登り切ったので滅茶苦茶疲れました。
写真じゃわからないけど、親不知ピアパークと思しき建物が見えました!
あのてっぺんまでかぁ〜・・・最後の登りがキツくて15分置きに休憩してしまいました。
朝日小屋のテント場で御一緒だったお兄さんが先行されてました。なんと15時着! この日は二人だけだったので、私は2階を使わせてもらいました。施設使用料2,000円也。
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7/31 17:18
朝日小屋のテント場で御一緒だったお兄さんが先行されてました。なんと15時着! この日は二人だけだったので、私は2階を使わせてもらいました。施設使用料2,000円也。
日本海に沈む夕日。2階なので日が落ちるまでは暑かったけれど、窓を開けたら涼しくて、食事終わったらすぐに寝入ってしまった。
出てました。細いけど、冷たくて美味しい水でした。1�箸靴�汲まなかったのを後で後悔するハメに。
でも随所に梯子やロープを設置してくれていて、山への愛を感じました。
ここから二本松峠の間でNHKの撮影隊に出くわした。栂海新道の特番の撮影らしい。放映は東海と甲信越地域みたいだけど。
入道山。最後の山だよね??この辺りでもう水が殆ど飲みほした状態。親不知よりも自動販売機でジュースを買うことが最優先になってきました。
8/1 8:37
入道山。最後の山だよね??この辺りでもう水が殆ど飲みほした状態。親不知よりも自動販売機でジュースを買うことが最優先になってきました。
キターっ!!!500mlジュースとお茶の2本を一気飲みしました。
親不知観光ホテルで駅までの送迎の時間を確認してから、海岸へおります。とにかくおります。帰りの登りを考えたくなくなる位に・・・。
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8/1 10:13
親不知観光ホテルで駅までの送迎の時間を確認してから、海岸へおります。とにかくおります。帰りの登りを考えたくなくなる位に・・・。
海に入るのは嫌いなので足だけ浸します。ちっちゃなクラゲが漂っていました。フナムシも沢山います。だから嫌いなのよっ!
こんなとこ昔の人は本当に歩いたの?という位断崖絶壁で、浜なんか殆ど無いんですけど〜。
撮影機器：
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
サンダル
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
スマホ
充電器
時計
タオル
ストック
ナイフ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
|
|---|
感想
正月明けに南アルプスの十枚山から静岡市内通って太平洋まで出て楽しかったので、4連休取れたこの機会に、北アルプスから日本海まで行ってみようと思い立ちました。
が、正直夏場向きの縦走路ではありません。文子の池あたりまででしょうか、快適だったのは。下山後数えたら、7〜8箇所程アブに噛まれてました。他の虫のも合わせたらもっとあります。虫よけは必須。希釈ハッカ油を吹きつけていましたが、あまり効果は期待できません。蚊取り線香の方が効いたように思います。
黒岩山から先、笑っちゃうくらい山頂を目指して直登を繰り返します。逆走よりほぼ下る一方なので楽ではありますが、膝にきます。
ただ水の補給さえ上手くいけば、足が遅くとも体力自慢なら(私です)完走出来るかなと。3日目に白鳥小屋まで歩いたのは、白馬八方の車を回収後帰宅を考えると、12時には親不知駅に到着しないと帰宅困難(笑)になるからでした。
標高3000m近い山から海まで登山道を歩く、というロマンあふれる縦走路は他には無さそうなので、達成感はあると思います。
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この縦走路は本当に素晴らしいですね。
dxfさんが歩く2週間ほど前に逆ルートで歩きました(^^)
次回は猿倉から親不知まで行きたいと思ったので
コチラのレポを参考にさせて頂きたいと思います。
素晴らしい山行記録をありがとうございます。
暑さと虫がツラいだけで、歩くほどに景色が変わる、楽しい縦走路ですよね。
栂海新道を歩く前に mame1978 さんの山行記録も拝見したんですよ〜。
親不知から二泊三日で猿倉に降りた???__^^;世の中には化け物(ホメ言葉)
がいるんだなぁ〜と感心していたんですが、凄すぎて日程・コースタイムは
参考になりませんでした(笑)
ただ栂海新道の情報、特に水場や登山道の状況は大いに参考となりましたので、
レポは本当に助かりました。
次回に向けて、私のレポで宜しければどうぞご活用下さい。
白鳥の水場の確認を怠ったレポですけどぉ〜(^^ゞ
mame1978さんの次の山行も楽しい山行になりますよう祈念致します!!
画像のコメント読んでると、その時の気持ちや状況が良く伝わってきます。とても素晴らしいレコですね。
先日、栂池からですけど同じコース歩きましたが、栂海山荘から下は晴れたら熱いだろうなと思いながら歩きました。当方、ガスと曇り空で展望が無い代わりに比較的涼しく歩けました（笑）
白鳥の水場、あそこが一番枯れやすいかなと思いました。雨後以外は期待できない感じでした。
当方、当初より白鳥小屋は諦めてました、当方のカメ足ではムリでした。
山を直登⇒山頂⇒下る⇒していくわけ?
は登山道整備をしやすいように尾根筋に道を付けたらしいです。トラバース道は雨やオーバーユースで崩れやすいからだと思います。
餓鬼は未踏なので、dxfさんのアドバイスどおりに逆コースで行こうと計画してます。レコ参考になりました。
これからもこのペースで山行を楽しんで下さい！
私の拙いレコをお読み下さりありがとうございます。
縦走時に白鳥の水場をスルーしてしまった為、近日に同じルートを歩かれている
mtken様のレコを拝読し、納得＆自己完結致しました(笑)。
お天気が今一つだったようですね。視覚的には残念ですが、『比較的涼しく歩けました』
とは何とも羨ましい限りです(本音です)。
〜登山道整備をしやすいように尾根筋に道を付けたらしい〜
なるほど、確かにトラバース道は崩れている山が多いですからね。納得です。
歩いている最中は泣き言を言いたくなるUP・DNですが、整備をして下さっている
さわがに山岳会の方々には感謝の言葉しかありません!(^^)!
餓鬼岳へ行かれる計画がおありとか。
mtken様の次の山行も楽しい山行になりますよう祈念致します!!
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