岩稜を歩く、登る（北アルプス穂高岳）

2018年08月06日(月) 〜 2018年08月09日(木)

• GPS: 100:11
• 距離: 40.3km
• 登り: 2,933m
• 下り: 2,860m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:39
• 休憩: 0:36
• 合計: 5:15

7:44 上高地バスターミナル
7:49 7:49 無料トイレ
7:56 7:56 小梨平(森のリゾート小梨/上高地野営場)
8:26 8:27 明神館
8:30 8:31 徳本口(徳本峠分岐)
9:05 9:06 徳沢公衆トイレ
9:21 9:22 新村橋(パノラマ分岐)
10:03 10:31 横尾 (横尾山荘)
10:50 10:51 横尾岩小屋跡
11:25 11:26 本谷橋
12:18 12:19 Sガレ
12:52 12:53 涸沢
12:59 涸沢小屋

2日目

• 山行: 7:10
• 休憩: 0:56
• 合計: 8:06

4:00 涸沢小屋
5:00 5:10 5・6のコル
7:29 7:44 前穂高岳
8:23 8:26 紀美子平
9:33 9:33 南稜の頭
9:45 9:51 穂高岳
10:26 10:47 穂高岳山荘
11:27 11:27 ザイテングラート
11:46 11:47 パノラマ分岐
12:06 涸沢小屋

3日目

• 山行: 4:06
• 休憩: 2:07
• 合計: 6:13

4:00 涸沢小屋
4:40 4:40 南陵分岐
5:30 6:00 東陵ゴジラの背
6:40 8:15 北穂高小屋
8:17 8:19 北穂高岳(北峰)
8:31 8:31 北穂高岳・天場
10:13 涸沢小屋

4日目

• 山行: 4:17
• 休憩: 0:13
• 合計: 4:30

6:10 涸沢小屋
6:14 6:15 涸沢
6:19 6:19 涸沢ヒュッテ
6:41 6:42 Sガレ
7:21 7:21 本谷橋
7:53 7:53 横尾岩小屋跡
8:08 8:09 横尾 (横尾山荘)
8:45 8:46 新村橋(パノラマ分岐)
8:57 9:05 徳澤園
9:07 9:07 徳沢公衆トイレ
9:46 9:46 徳本口(徳本峠分岐)
9:50 9:51 明神館
10:31 10:31 河童橋
10:40 10:40 上高地バスターミナル
10:40 北穂高小屋

・3日目の涸沢小屋から北穂高小屋まではログの取り忘れのため手入力です。
・4日目のゴールは明らかに誤りですが、自動計算表示の地名は変更できないとのことでそのままにしています。

天候

曇り

アクセス

・松本に前泊し、翌朝5時30分発のバスで上高地へ（往復割引あり）
・帰りのバスに乗るためには、整理券が必要なので到着後すぐに窓口で発行してもらうとよい。ただし、整理券の発行は2日以内分までで、3日以降に乗車する場合には、乗車当日に発行してもらうことになる。（場合によっては、乗りたい時刻のバスに乗れないことがある）

コース状況／危険箇所等

・涸沢より上は、どのルートも滑落、落石などの危険だらけなのでヘルメット着用は必須。また、行動時間が長くなるので熱中症予防が必要。
・パノラマルートは、上高地・涸沢間の一部登山道が崩壊し通行禁止。（涸沢から上部に続くルートは通行可）

その他周辺情報

・涸沢小屋は連泊割引あり(1泊目9300円､2泊目8500円､3泊目7500円）
・上高地インフォメーションセンターでは、シャワーが利用できます。（3分100円）

写真

8/6 7:48

上高地を出発
何度見ても感動の風景です

8/6 7:49

山の日記念碑

8/6 8:04

8/6 8:21

明神岳

8/6 8:30

ぜーんぶ合わせて明神岳（穂高岳）

8/6 9:07

要所要所に診療所がある

ここは徳澤

8/6 10:01

横尾
ここまで上高地から10kmちょっと（ほぼ平坦な道）
この看板には事故の発生日と内容が貼られていた

8/6 10:08

250円
ちなみに、ポカリスエットのペットボトルも250円

8/6 10:20

ほぼ口にしない行動食( ´艸｀)

8/6 10:33

この橋を渡れば涸沢へ続く
素通りしてまっすぐ進めば槍ヶ岳へ

8/6 10:55

屏風岩

8/6 11:26

ここからが本格的な登り

8/6 11:26

急登に備えて一休みする人が多い
ハイドレーションがあるので休まずに通過した

8/6 13:01

涸沢小屋に到着

8/6 13:11

台風接近情報のためかテン場も空いていた

8/6 13:20

水分補給＆昼ごはん
800円＋800円

8/6 17:00

夕食
おいしかったです！

8/6 17:35

雲が湧いてきた
明日は大丈夫か？

8/7 5:01

涸沢小屋を4時に出発し前穂高岳北尾根5・6のコル到着

8/7 5:01

これから登る5峰はガスの中

8/7 5:23

幻想的な風景

8/7 5:23

小屋がだいぶ小さくなりました

8/7 6:10

4峰頂上付近から振り返る

8/7 6:10

若手山岳ガイドのT氏
頼りになる好青年！

8/7 6:27

核心の3峰

8/7 6:53

3峰登攀中
高度感バリバリ

8/7 7:17

2峰下降

8/7 7:26

頂上まであと少し
ロープで確保されているので立てますが、、、、

8/7 7:30

出発してからちょうど3時間30分で前穂高岳山頂

8/7 7:54

吊り尾根を通って奥穂高岳に向かいます

8/7 8:05

ブロッケン現象
あっという間に消えました

8/7 8:21

前穂山頂と明神岳

8/7 8:33

雷鳥
わかります？

8/7 9:35

南陵の頭

8/7 9:37

高所平気症

8/7 9:49

奥穂頂上からジャンダルムを臨む

8/7 9:50

奥穂頂上の祠に銘酒「獺祭」一合瓶が供えられていた
思わず手に取ったが

8/7 9:50

罰が当たりそうなので元に戻す(´；ω；`)ウゥゥ

8/7 10:24

穂高岳山荘前で一休み
T氏はお汁粉を食べていた(´∀｀)

8/7 12:11

ザイテングラートを降りて涸沢小屋に帰着
水分補給

8/7 17:32

2回目の夕食
おいしかったです！

8/8 4:57

4時小屋を出発し北穂高岳南陵ルートを登り
ここからガレ場をトラバースし東陵に取り付く

8/8 5:34

だいぶ登ってきました

8/8 5:54

いよいよ北穂東陵の核心部（ゴジラの背）を越えます
両側が切れ落ちたリッジなのでスリル満点

8/8 6:02

無事に通過

8/8 6:13

振り返る

8/8 6:30

昨日登った前穂北尾根〜奥穂の稜線
何度見てもきれいだなぁ

8/8 6:45

2時間45分で北穂高小屋到着

8/8 6:48

小屋テラスから以前歩いた槍ヶ岳からの縦走路を俯瞰する

8/8 7:01

モーニングコーヒー　400円　2杯飲みました
贅沢な時間だった

8/8 8:16

北穂高岳山頂　3106m

8/8 8:18

滝谷と雲海

8/8 9:59

南陵ルートを下降しあと少しの所でサル軍団に遭遇
子ザルがたくさんいたが
いつの間にか大きなボス猿が5m位まで近づいてきたのでストックの先を向け
動向に気をつけて登山道を降りた

8/8 10:07

無事に涸沢小屋に到着
もちろんビールを飲みながら高校野球中継をみたり
まったりしながら贅沢な時を過ごした

8/8 17:27

最後の夕食
おいしかったです！

8/9 5:48

下山日の朝
台風はどこへ？

8/9 6:17

涸沢ヒュッテから涸沢岳方向を臨む
涸沢槍がカッコイイ！

8/9 10:29

涸沢から上高地まで4時間30分
早っ！標準タイム無視(笑)

きれいな川にしか生きられないバイカモ（水中花）

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough オリンパス

感想

yamazukin1gou

台風の影響が心配されたが、結果的に全日よい条件で予定通りの山行ができた。北海道の若手山岳ガイドT君と縁があって今回お世話いただいた。とても親切で、ビレイ器を使わない確保の仕方、登山靴や用具のこと、海外登山のことなどいろいろなことを教わった。もちろん、岩稜帯のクライミングも安心してスピーディーに行うことができ、少しだけ体力面の自信もついた。また、涸沢小屋に連泊したが、働く方々もさわやかな応対で気持ちがよかった。
僕らが北尾根を登っていた日に、ジャンダルムで滑落死亡という残念な事故が発生した。それとは直接関係ないかもしれないが、槍穂連峰の危険な岩稜帯におぼつかない登山者が多く見られる。登山雑誌の記事を読み、誰でも簡単に歩けると思ったら大間違い。あこがれのルートを歩くためには、冷静な自己分析が必要であり、積み重ねの経験や体力の余裕が必要だと思う。また、お金はかかるが今回のようにプロのガイドから学びながら登山力を磨くのも一考に値すると感じた。

コメント

TekeTekeS

岩稜を歩く、登る
いいなぁ( ´△｀)　楽しそうだなぁ( ´△｀)こっちは仕事をする、家族サービスもする…です( T∀T)そのうちお話を聞かせてください( 〃▽〃)

yamazukin1gou

Re: 岩稜を歩く、登る
今のうちに仕事と家族サービスに努め、連休を4日くらい取れたら遠出しましょう！

hanakohei

歩く、登る
いいなぁ すごいなぁ きれいだなぁ
どこでもいいから登りたいなぁ。
お話し待ってます

yamazukin1gou

Re: 歩く、登る
百聞は一見に如かず
一緒に登りましょう

gikyu

人気のクラシックルート!
yamazukinさんなら、ガイド無しでも往けるのでしょうが、流石ですね。
向上心が素晴らしいです。新しいものを吸収する心!!

あぁぁー登りたーい

yamazukin1gou

Re: 人気のクラシックルート!
バリエーションとしては初級ルートだし、前穂北尾根は去年も登っているのでガイドなしでも相方がいれば大丈夫ですが、何せ遠いのでだれも相手にしてくれず( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
でも、ガイド登山はすべてを頼り切って引っ張り上げてもらうのではなく、自分の登山力を伸ばす学びの場として考えればとても有効だと思います。
何せ自由に登りたいから山岳会など団体に所属しないのですから、お金をかけてでも専門家から教えてもらう必要があると考えています。ちょっとまじめ

canoe

絶景！
絶景ですね。今度いろんなお話聞かせてください（＾ｖ＾）

yamazukin1gou

Re: 絶景！
初めて涸沢に来た時、日本にもこんな光景があるんだ、と驚きとともに感動したことを思い出します。天気さえよければ感動率100％なので連休取って行きましょう

remu77

ここはいいですね
４日間も天国に居たんだね 羨ましい~~(笑)

危険地帯に初心者は沢山居るｗｗｗｗ〜〜

yamazukin1gou

Re: ここはいいですね
前穂山頂で軽装のマレーシア人が北尾根を下ろうとしていた
日本語が堪能だったので、行ったら死ぬよ、とアドバイスしたら紀美子平の方に引き返していきました
ホントに危険地帯にやばい人がたくさんいる、同感です