白峰三山縦走(北岳、間ノ岳、農鳥岳)



- GPS
- 26:02
- 距離
- 22.5km
- 登り
- 2,751m
- 下り
- 3,000m
コースタイム
- 山行
- 7:07
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 8:21
- 山行
- 5:07
- 休憩
- 3:11
- 合計
- 8:18
- 山行
- 8:45
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 10:10
天候 | 晴れのち土砂降り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
テント
テントマット
シェラフ
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感想
1日目
奈良田〜広河原
奈良田から始発バスに乗り、広河原へ。5:30第一駐車場発が始発だが、4:00頃にはバス停横にザックを置いて順番取りが始まる。始発で2台きたが、1台で全員乗れた。天気は曇り。
広河原〜白根御池小屋
広河原から白根御池小屋まではほぼ急登でキツい。大樺沢の方が楽だと思う。ピーカンだと開けた大樺沢はキツいかもしれないが。白根御池小屋で休憩中にポツポツ雨が降りだす。その後は降ったり止んだり。
白根御池小屋〜八本歯のコル
ガッスガスで、北岳バットレスはみられなかったが、色々な花が咲き乱れていた。振り返ると、時折ガスの合間から鳳凰三山が現れ、水墨画のよう。雪渓は去年より少ない気がした。沢沿いのキツい登りの後、永遠と続く梯子は濡れて滑りやすく、注意が必要。途中、土砂降りになったりした。
八本歯のコル〜北岳山荘
八本歯のコルからは大きな岩が転がるガレ場で、ステップが大きくなるため疲れる。北岳山荘でテントを張るため、北岳山頂方面へは行かず、トラバース道で北岳山荘方面へ。アスレチックな感じでなかなか面白い。花もたくさん咲いていた。
当初、幕営後に北岳山頂へ行くつもりだったが、ガスが晴れないうえ雨でまとまった休憩が取れず非常に疲れていたので、翌朝登頂に変更。取り敢えずビールで乾杯。2日目は大門沢小屋まで行くつもりであったが、これにより農鳥小屋までに変更。3日目に一気に下山することにした。
夜中23時頃、ふと目が覚めてテントから這い出ると満天の星空。ペルセウス座流星群も見えた。丁度良いタイミングで来られてよかった。
2日目
北岳山荘〜北岳
ガスっているが、晴れることを願って北岳山頂へ。途中から晴れだして富士山も見えたが、北岳山頂は最後まで雲の中だった。北岳山荘に戻る途中、晴れて間ノ岳方面の稜線がキレイに見えた。
北岳山荘〜間ノ岳〜農鳥小屋
テントを撤収している間にガスが出てきてしまった。
間ノ岳でコーヒーを飲もうと準備している最中に、ゴロゴロっと鳴り、少し雨がパラついてきたかな?と思ったら、あっという間に土砂降り…。その後は降ったり止んだり。雨で遠望は利かないが、ペンキマークが豊富なので迷うことはなさそう。
間ノ岳〜農鳥小屋間はカール地形の縮小版のような地形に赤い瓦礫が敷き詰められている感じで、異様な雰囲気だった。農鳥小屋に到着後は徐々に天候が回復し、夕陽が見えた。
農鳥のオヤジは犬の散歩してた。この2頭の犬が、夜中テント場まで来て吠えまくっててうるさかった。
小屋はスタッフが数人手伝いに来ていて、テキパキと仕事をこなしていた。噂のトイレは…大解放はどうかと思うが、大解放してる分臭いはこもっておらず、わりときれいだった。
テント場は平らだし、ロケーション的にも良いテント場だと思った。また泊まりたい。
3日目
農鳥小屋〜西農鳥岳〜農鳥岳
朝は快晴で、日の出は遠くの雲の中だったが、雲が赤く染まりキレイだった。
農鳥小屋から西農鳥岳まではいきなりの急登で朝イチからキツいが、間ノ岳方面の景色が素晴らしい。
稜線に出ると南部の山々が一望でき、塩見岳が近い。西農鳥岳からは北岳、間ノ岳と富士山が見えた。
西農鳥岳を過ぎると農鳥岳まではなかなかワイルドな道になるので、落石に注意。
西農鳥岳と農鳥岳の鞍部では、羽虫の大群が風に乗って下から噴き出すように一面を多い尽くしていた。
農鳥岳からは西農鳥岳、間ノ岳、北岳、富士山、南アルプス南部の山々が見渡せた。
農鳥岳〜降下地点
農鳥から下降点までは稜線をトラバース気味に緩やかに下り、広河内岳方面への稜線を眺めながら歩ける。花も豊富で良い登山道だった。
下降地点〜大門沢小屋
下降地点からは激下り。膝への負担がハンパない。平らなところですかさず休憩。でかい岩がゴロゴロしている樹林帯を抜け、川が見える地点までいくと、そこからはズルズルすべりやすいザレた登山道となる。しばらく急下降をつづけると大門沢小屋に着く。ジュースを買い、昼飯も買って食べたが…受付の横に灰皿置いて、タバコ吸いながら接客…いくら山だからって、どうかと思うよ。登山客の理解の上に胡座かいてるように見えてしまう。トイレは…農鳥小屋よりひどいね…。小屋で休憩中、パラパラと雨が降りだしたが、無視できる程度だった。稜線の方は濃いガスに覆われ、激しく降っているところもありそうな感じだった。
大門沢小屋〜奈良田
緩やかに下っていく。途中、登山道が完全に川と化していた。林道に出ると駐車場まで長い長い舗装路歩き。あの激下りの後の舗装路はホントにキツかった。
3日間通して、どうしても午後近くになるとガスが湧き、雨が降ってしまったが、夜の星空や早朝の景色はとても素晴らしく、南アルプスを満喫できた縦走だった。
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