晩秋の裏銀座（烏帽子〜野口五郎〜鷲羽〜双六）縦走

2018年10月07日(日) 〜 2018年10月09日(火)

• GPS: 49:48
• 距離: 45.6km
• 登り: 3,515m
• 下り: 3,694m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:16
• 休憩: 1:29
• 合計: 4:45

10:37 高瀬ダム濁沢登山口
10:59 11:03 ブナ立尾根取付
11:24 11:33 権太落し
12:41 12:44 三角点
13:45 14:49 烏帽子小屋
15:03 15:12 前烏帽子岳
15:22 烏帽子小屋

2日目

• 山行: 7:07
• 休憩: 2:06
• 合計: 9:13

5:41 烏帽子小屋
5:44 5:46 烏帽子ひょうたん池
8:24 8:26 野口五郎小屋
8:40 9:09 野口五郎岳
9:33 9:33 真砂岳
9:37 9:41 真砂岳分岐
10:51 10:52 東沢乗越
11:36 12:20 水晶小屋
12:45 12:48 ワリモ北分岐
13:02 13:04 ワリモ岳
13:31 14:10 鷲羽岳
14:54 三俣山荘

3日目

• 山行: 5:48
• 休憩: 1:29
• 合計: 7:17

5:07 三俣山荘
5:44 5:53 三俣峠
5:58 6:10 三俣蓮華岳
6:27 6:29 丸山
6:44 6:44 中道分岐
6:58 7:12 双六岳
7:43 7:45 双六岳中道分岐
7:48 7:49 双六岳巻道分岐
7:55 8:09 双六小屋
8:11 8:11 双六池
8:36 8:37 くろゆりベンチ
8:48 8:50 花見平
9:02 9:07 弓折乗越
9:31 9:34 鏡平山荘
9:36 9:41 鏡池
10:04 10:12 シシウドヶ原
10:29 10:32 イタドリが原
10:45 10:48 チボ岩
10:55 10:57 秩父沢出合
11:28 11:29 小池新道入口
11:42 11:42 わさび平小屋
11:50 11:50 笠新道登山口
11:57 11:57 中崎橋
12:07 12:07 お助け風穴
12:18 12:20 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
12:24 12:24 新穂高温泉駅
12:24 ゴール地点

天候

7日:登山中は曇のなかで晴れ間、8日:快晴、9日:快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

往路：東京から新幹線で長野、長野から信濃大町までバス、大町から高瀬ダムまでタクシー。
復路：新穂高から平湯、平湯から松本とバスを乗り継ぎ、松本からあずさで帰京。

コース状況／危険箇所等

危険箇所なし。真砂岳から水晶小屋までの間は切り立っていてやや注意。
この時期は閉まっている小屋が多いです。野口五郎小屋、水晶小屋と閉まっていたため、烏帽子から三俣までの長区間、水も食料も補給できません。十分な備えが必要です。

写真

10/7 10:31

タクシー下車。早速高瀬ダムが色づいていて気分が上がります。

10/7 11:59

色づいた登山道を進みます。

10/7 12:16

3大急登も暑すぎず、景色も良く気持ちが良いです。

10/7 12:22

涸沢岳　幕岩あたりがよく色づいていました。

10/7 12:56

ブナ立尾根から濁沢をはさんだ尾根の紅葉。中腹は盛りです。

10/7 13:07

濁沢を覗き込む。

10/7 14:57

テント張ってから稜線を少し歩く。餓鬼岳方面は晴れ間も。

10/7 15:10

烏帽子あたりの稜線。花崗岩の白と紅葉のコントラストが良いです。

10/7 17:32

日が沈みます。餓鬼、燕。

10/8 4:04

燕に星降る。

10/8 4:09

満点の星。

10/8 5:19

5時半前には空が明るくなってきました。

10/8 5:52

ご来光。

10/8 6:15

三ッ岳前からふり烏帽子を振り返る。快晴。

10/8 6:32

餓鬼岳あたりから日が昇ります。

10/8 6:41

三ッ岳の北側からの眺め。北東には後立山。北西には立山。

10/8 6:44

立山・剣

10/8 6:44

烏帽子の後方には鹿島槍や白馬。

10/8 7:12

三ッ岳西峰からの眺め。
西は赤牛岳などの稜線。

10/8 7:13

南は立山と後立山

10/8 7:22

北は野口五郎越しの槍。

10/8 7:50

東は常念山脈（逆光ですが）
と、すごく豪華な景色。烏帽子小屋から三ッ岳西峰を目指すのも良いと思います。

10/8 8:39

野口五郎に着きました。

10/8 8:41

歩いてきた道を振り返る。

10/8 8:44

常に左手に槍。近づいてきました。

10/8 8:46

笠ヶ岳も見えてきましたね。ここから見ると名前の通り笠。

10/8 8:49

眼下に五郎池。庭園風情。

10/8 9:54

真砂を越えると、ワリモ沢の紅葉がすごい！背後には槍。

10/8 10:15

ワリモ沢の紅葉。

10/8 9:45

硫黄尾根も色づいている。

10/8 10:07

振り返り東沢。紅葉は終わり気味です。

10/8 11:09

東沢乗越から振り返る。野口五郎の縦走路。

10/8 11:11

黒部ダムがはっきり見えてきました。

10/8 11:16

乗越から水晶小屋への登り。きつい。シャリバテ気味になってペースが極端に悪くなりました。

10/8 12:14

水晶小屋は閉まってましたが、大休憩。水晶小屋からの景色。
正午になり燕の花崗岩の感じもはっきりわかってきました。

10/8 12:15

大天井と常念。

10/8 12:17

槍

10/8 12:20

水晶小屋を越えると、雲ノ平が。はじめての雲ノ平や黒部五郎。広々している。

10/8 13:58

鷲羽　登頂です。

10/8 13:35

鷲羽池と槍。

10/8 13:36

北鎌のギザギザがよくわかります。

10/8 13:42

去年歩いた常念山脈から東鎌。

10/8 13:41

歩いてきた縦走路。長かった！

10/8 13:54

薬師から黒部五郎が思ったよりなだらかです。

10/8 14:24

鷲羽から西側を見下ろすと黒部源流。地上の星が流れてきました。

10/8 14:32

鷲羽から下山。三俣山荘が見えます。

10/8 15:49

三俣山荘のテント場。ハイマツに囲まれた良いところ。

10/8 16:03

三俣山荘からの展望。

10/8 16:21

そしてビール。最高。

10/8 17:00

夕日があたる鷲羽を見上げる。

10/8 17:25

日が沈みます。槍の周りも若干赤らみました。

10/8 17:28

三俣蓮華方面は夕日に染まります。

10/9 4:44

最終日も満点の星。槍に星降る。

10/9 5:31

この日も快晴。

10/9 5:51

ご来光です。

10/9 5:53

双六のカールが朝日で真っ赤に。

10/9 6:06

三俣蓮華岳登頂。

10/9 6:08

三俣蓮華から黒部五郎。

10/9 6:08

三俣蓮華から薬師。

10/9 6:12

双六への縦走路。まだ丸山しか見えない。

10/9 6:26

朝日で草紅葉が輝きます。

10/9 7:08

双六登頂です。

10/9 6:33

双六への穏やかな稜線。

10/9 6:58

双六から黒部五郎から薬師。なだらか。

10/9 6:59

黒部五郎。

10/9 7:00

薬師。

10/9 7:01

振り返り鷲羽。

10/9 7:05

出発地点　高瀬ダムへと続く沢がよく見えます。

10/9 7:12

笠

10/9 7:22

噂に聞いていた双六岳の紅葉。草紅葉が綺麗です。背後には槍。

10/9 7:29

双六側に振り返ります。広い稜線に草紅葉が並んでいます。不思議な風景。

10/9 7:32

最後に双六から降りる道から鷲羽。裏銀座の山々、ありがとう。

10/9 8:08

双六池。前来たときはガスガスでした。

10/9 8:16

双六小屋。良いロケーションです。

10/9 8:22

笠から伸びる稜線を歩きます。振り返ると西鎌尾根。

10/9 8:41

笠へと続く穏やかな稜線です。

10/9 8:53

鏡平山荘が見えてきました。

10/9 9:31

山荘の周りは紅葉が盛り。

10/9 9:36

鏡池はちょっと紅葉終わり気味。しかし、昨年に続き池に映る槍。

10/9 9:42

鏡平の登山道。紅葉に囲まれます。

10/9 10:04

シシウドケ原に着くと、秩父沢の紅葉がどーん。

10/9 10:13

笠ヶ岳側の斜面の紅葉。

10/9 10:21

笠ヶ岳側の斜面の紅葉。

10/9 10:25

弓折尾根側の紅葉。

10/9 10:26

弓折尾根側の紅葉。

10/9 10:38

笠ヶ岳側の斜面の紅葉。

10/9 10:45

弓折尾根側の紅葉。

10/9 11:00

秩父沢を見上げます。素晴らしい下山でした。

10/9 11:19

小池新道の分岐付近まで降りてきましたが、紅葉は変わらず素晴らしい。

10/9 11:35

左俣林道も色づいてます。ブナが美しい。

10/9 11:38

帰りのバスのためにダッシュするも気持ちい林道歩きです。

撮影機器：

PENTAX KP ボディ ペンタックス

装備

個人装備

テント: Big Agnes フライクリークEx1 マット: サーマレスト NeoAir S シュラフ: isuka 450X レインウェア: Finetrack エバーブレスフォトン 防寒着: mont-bell EXライトダウンジャケット EXライトウインドパーカ Mammut Granite Hooded 防寒着：ビーニー ネックウォーマー 防寒グローブ×2 防水グローブ メリノLWのシャツ ジオラインMWタイツ ザック: North Face FP40

感想

shush

週末の天気がずっと悪く、山行にも長らく行けず。狙っていた裏銀座はこの週末が烏帽子小屋の最終営業日だったのでラストチャンス。台風の通過で諦めかけていましたが、予想より早く台風が進んだため、台風が通過した後の7、8、9日で裏銀座縦走へ。
特に8日、9日は気温・風も穏やかな快晴で素晴らしい稜線歩きができました。紅葉も諦めていたのですが、中腹は盛りでワリモ沢の紅葉と槍、秩父沢、また双六の草紅葉と言葉にならない景色を楽しめました。
また、台風通過があった三連休だったため、小屋・縦走路ともに人も少なく、静かな北アルプスを楽しめました。この時期の北アルプスは初めてでしたが気に入りました。ただ、天候が崩れると低体温症のリスクも高くなる時期なので、天候とは良く相談する必要があります。暖かかったとはいえ、テントの結露もバリバリに凍っていましたし、スリーシーズン用シュラフ（mont-bellなら#3）ではきついかもしれません。(isuka 450Xで問題なかったです。)