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Yamareco

記録ID: 1980113
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
北陸

灼熱の北アルプス北部縦走 (親不知〜扇沢・6日間)

2019年08月09日(金) 〜 2019年08月14日(水)
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
130:00
距離
77.9km
登り
9,224m
下り
7,809m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
12:31
休憩
0:56
合計
13:27
5:08
5:13
6
7:05
7:05
69
8:14
8:16
47
9:03
9:03
73
10:16
10:16
9
10:25
10:51
63
11:54
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43
12:37
12:42
1
12:43
12:43
105
14:28
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56
15:24
15:24
11
15:35
15:51
72
17:03
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92
18:35
2日目
山行
9:51
休憩
0:17
合計
10:08
5:13
36
5:49
5:56
33
6:29
6:29
110
8:19
8:19
17
8:36
8:39
170
11:29
11:29
101
13:10
13:10
17
13:27
13:27
52
14:19
14:19
48
15:07
15:14
7
15:21
3日目
山行
10:01
休憩
0:26
合計
10:27
5:13
5
5:18
5:18
84
6:42
6:43
16
6:59
6:59
208
10:27
10:27
45
11:12
11:29
61
12:30
12:31
103
14:14
14:14
51
15:05
15:12
15
15:27
15:27
13
4日目
山行
7:30
休憩
0:55
合計
8:25
4:53
4:53
69
6:02
6:02
72
7:14
7:23
17
7:40
7:40
24
8:04
8:26
58
9:24
9:33
53
10:26
10:27
22
10:49
10:49
45
12:56
12:58
15
5日目
山行
16:07
休憩
1:22
合計
17:29
5:46
5:46
65
6:51
6:52
45
7:37
7:38
3
7:41
8:06
61
9:07
9:09
127
11:16
11:16
86
12:42
12:47
1
12:48
13:06
1
13:07
13:36
2
13:38
13:39
570
6日目
山行
7:57
休憩
1:44
合計
9:41
5:28
5:28
55
6:23
6:23
45
7:08
7:25
35
8:00
8:01
33
8:34
8:34
6
8:40
9:08
15
9:23
9:23
28
9:51
9:51
33
10:24
10:29
14
10:43
10:43
28
11:11
11:42
16
11:58
12:00
19
12:19
12:19
47
13:06
13:10
4
13:14
13:14
59
14:13
14:13
31
14:44
15:00
0
15:00
ゴール地点
天候 前半戦は晴れ。台風近付いてきた後半は曇り。
過去天気図(気象庁) 2019年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー 自家用車
親不知までは車。
帰りは扇沢から信濃大町までバス。
そこから電車で親不知駅に戻り、タクシーで車に戻りました。
コース状況/
危険箇所等
積雪の心配があったので、チェーンスパイク持って行きましたが結局使わず。
不帰ノ嶮はヘルメット合った方が安心です。
その他周辺情報 信濃大町駅から徒歩10分くらいの大町市社会福祉協議会で入浴できました。
海岸まで降りて、海に手をつけてスタートです。
駐車場から海岸まで上がるのに、大汗かきました。
1
海岸まで降りて、海に手をつけてスタートです。
駐車場から海岸まで上がるのに、大汗かきました。
いざ出発
森林地帯の中を歩いて行きますが、とても暑い。半端じゃないです。
森林地帯の中を歩いて行きますが、とても暑い。半端じゃないです。
車道を横切る区間もあります。
1
車道を横切る区間もあります。
海が見える。やっぱり暑い。
海が見える。やっぱり暑い。
シキ割の水場、水はちょろちょろですが出てます。
濡れたタオルで顔を拭いてリフレッシュ。超気持ちいい。
シキ割の水場、水はちょろちょろですが出てます。
濡れたタオルで顔を拭いてリフレッシュ。超気持ちいい。
暑さでフラフラになりながら白鳥小屋に到着。
暑さでフラフラになりながら白鳥小屋に到着。
崩落した道もあります。
崩落した道もあります。
標識がカッコいい。
標識がカッコいい。
とおーくに栂海山荘が見えます。
が、食料詰めたザックの重さと暑さで全然ペースが上がらない。とてもきつい。
とおーくに栂海山荘が見えます。
が、食料詰めたザックの重さと暑さで全然ペースが上がらない。とてもきつい。
何とか日没ぎりぎりに到着。
何とか日没ぎりぎりに到着。
テント設営してご飯食べて速攻で寝る。
テント設営してご飯食べて速攻で寝る。
2日目のスタートです。
2日目のスタートです。
稜線をたどるという固い意思はご立派です。
が、アップダウンにやられて泣きそうです。
稜線をたどるという固い意思はご立派です。
が、アップダウンにやられて泣きそうです。
開けた場所に出ます。暑い。。。
開けた場所に出ます。暑い。。。
朝日岳が見えてきました。
1
朝日岳が見えてきました。
今日もフラフラになりながら到着。
1
今日もフラフラになりながら到着。
テント場見えるけど今日も遠い。。。
テント場見えるけど今日も遠い。。。
何とか到着。
テント場フラットで良かった。
この後は悲惨なテント場しかなく・・。
1
テント場フラットで良かった。
この後は悲惨なテント場しかなく・・。
外で販売していた、雪水で冷やしたビールが最高に美味しかった。
外で販売していた、雪水で冷やしたビールが最高に美味しかった。
3日目のスタートです。お世話になりました。
評判通り良い雰囲気の小屋で、今度は食事付きで泊りに期待です。
3日目のスタートです。お世話になりました。
評判通り良い雰囲気の小屋で、今度は食事付きで泊りに期待です。
昨日ピークに登ったので、迷わず水平道を行く。
昨日ピークに登ったので、迷わず水平道を行く。
迫力のある岩
雪倉岳。ここの登りが何故か非常に辛く感じました。
2
雪倉岳。ここの登りが何故か非常に辛く感じました。
なんとか山頂に到着。
なんとか山頂に到着。
白馬岳まで遠い・・・。
1
白馬岳まで遠い・・・。
雪倉岳避難小屋の先、白馬岳側に雪渓が溶けた臨時の水場ができていました。
水が無くなりそうだったので非常にありがたい。
雪倉岳避難小屋の先、白馬岳側に雪渓が溶けた臨時の水場ができていました。
水が無くなりそうだったので非常にありがたい。
ざれざれの道を登って行きます。
ざれざれの道を登って行きます。
やっと三国峠に到着
1
やっと三国峠に到着
白馬岳まで、偽ピークの連続でかなりやられました。
1
白馬岳まで、偽ピークの連続でかなりやられました。
やっと山頂に到着
1
やっと山頂に到着
時間が無いので素通りです
時間が無いので素通りです
テン場は激込で、無理やり端っこに張りましたが、下がごつい岩だらけで痛かった。
テン場は激込で、無理やり端っこに張りましたが、下がごつい岩だらけで痛かった。
大盛況。もうこの時期は来ない。
1
大盛況。もうこの時期は来ない。
4日目のスタートです。
4日目のスタートです。
杓子岳山頂と巻き道の分岐点。最初巻き道に進みましたが、ここまできて後悔しそうだったので山頂に向かう。
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杓子岳山頂と巻き道の分岐点。最初巻き道に進みましたが、ここまできて後悔しそうだったので山頂に向かう。
このビジュアルの凶暴さ。
1
このビジュアルの凶暴さ。
何とか山頂に到着。
1
何とか山頂に到着。
続いて白馬鑓ヶ岳
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続いて白馬鑓ヶ岳
ここから見た、これから向かう唐松,五竜,鹿島槍が連なる感じにものすごくワクワクしていきました。
2
ここから見た、これから向かう唐松,五竜,鹿島槍が連なる感じにものすごくワクワクしていきました。
振り返ればここまでの道も見える。
振り返ればここまでの道も見える。
天狗山荘。テント場のみの営業ですが、本当はここに泊りたかった。
冷たい水が流れてて良かった。
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天狗山荘。テント場のみの営業ですが、本当はここに泊りたかった。
冷たい水が流れてて良かった。
いよいよ不帰ノ嶮に突入です。
縦走装備の重量,消耗した体力で無事通過できるか不安ですが、
このために先週、奥穂〜西穂で練習してきました。
いよいよ不帰ノ嶮に突入です。
縦走装備の重量,消耗した体力で無事通過できるか不安ですが、
このために先週、奥穂〜西穂で練習してきました。
振り返れば凄いとこ降りてきたな
振り返れば凄いとこ降りてきたな
一峰に到着
ここから見る二峰が凶暴すぎる
1
ここから見る二峰が凶暴すぎる
もう少しで二峰だ
1
もう少しで二峰だ
やっと到着。つかれたー。
1
やっと到着。つかれたー。
唐松岳山頂ももう少し
唐松岳山頂ももう少し
山頂に到着
今日は小屋まで近く感じる。
1
今日は小屋まで近く感じる。
小屋に到着。
自販機でビールを買う。
ここもテント場からトイレが遠すぎるので、小屋前のテラスで飲む。
自販機でビールを買う。
ここもテント場からトイレが遠すぎるので、小屋前のテラスで飲む。
テント遠い・・・。
テント遠い・・・。
5日目のスタートです。
快晴ですが、いい加減曇ってくれていいんだよ。
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5日目のスタートです。
快晴ですが、いい加減曇ってくれていいんだよ。
五竜の立派な山体。
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五竜の立派な山体。
快晴です。
あれが噂の五竜山荘
あれが噂の五竜山荘
入口から見えるサッポロ黒ラベル
入口から見えるサッポロ黒ラベル
五竜山頂に向かいます
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五竜山頂に向かいます
五竜山頂に到着
最初は25キロあったザックも、荷物減ったので軽くなり、
調子がでてきてCT巻いたので休憩。
してたらおっさんの汗を吸ったザックを吸う虫に遭遇。
・・・おいしいの?
最初は25キロあったザックも、荷物減ったので軽くなり、
調子がでてきてCT巻いたので休憩。
してたらおっさんの汗を吸ったザックを吸う虫に遭遇。
・・・おいしいの?
不帰ノ嶮通過した後だとなんてことない場所。
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不帰ノ嶮通過した後だとなんてことない場所。
コースタイムを思いっきり巻いて到着。
もっと先にあると思っていたのでびっくりする。
ここは一度泊って見たかったので、今日は小屋泊。
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コースタイムを思いっきり巻いて到着。
もっと先にあると思っていたのでびっくりする。
ここは一度泊って見たかったので、今日は小屋泊。
いいちこの値札の前にウィスキーって書いてあって、
ラベルを見て焼酎であることを確かめる。
ここで三重のお兄さんと意気投合して、宴会を始める。
お酒までごちそうになってありがとうございました。
いいちこの値札の前にウィスキーって書いてあって、
ラベルを見て焼酎であることを確かめる。
ここで三重のお兄さんと意気投合して、宴会を始める。
お酒までごちそうになってありがとうございました。
6日目のスタートです。
次の日台風らしく、大荒れ予報だったので予定を切り上げて今日を下山日とする。
6日目のスタートです。
次の日台風らしく、大荒れ予報だったので予定を切り上げて今日を下山日とする。
危険が危ない。
これで3大キレットを踏破です。
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危険が危ない。
これで3大キレットを踏破です。
吊尾根に到着。
実は、前に甲斐駒ケ岳で合った方に、鹿島槍は北から見た方が絶対いいよ!
と言われていたので、ちょっと期待していました。
吊尾根に到着。
実は、前に甲斐駒ケ岳で合った方に、鹿島槍は北から見た方が絶対いいよ!
と言われていたので、ちょっと期待していました。
が、ガスって見えず。今まで快晴だったのに何で今日だけ・・・
が、ガスって見えず。今まで快晴だったのに何で今日だけ・・・
と思ったらガスの合間から鹿島槍ヶ岳が姿を現しました。
6日間の最後を飾るに相応しい道。
今回の旅で一番感動しました。本当にすっごいカッコいい。
2
と思ったらガスの合間から鹿島槍ヶ岳が姿を現しました。
6日間の最後を飾るに相応しい道。
今回の旅で一番感動しました。本当にすっごいカッコいい。
今まで来た道を振り返る
今まで来た道を振り返る
山頂に到着です。
山頂に到着です。
冷水池山荘に下っていたら、雷鳥先輩がいらっしゃる。
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冷水池山荘に下っていたら、雷鳥先輩がいらっしゃる。
足元まで祝福に来てくれました。あざーっす。
2
足元まで祝福に来てくれました。あざーっす。
冷水池山荘に到着。
1
冷水池山荘に到着。
爺ヶ岳。
あっちから来ましたと北を指す。
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爺ヶ岳。
あっちから来ましたと北を指す。
種池山荘に到着。本当はもう一泊して針ノ木岳まで回ってから降りたかったですが、天候あれるので旅はここまで。
最後にエナジードリンク飲んで下山開始です。
種池山荘に到着。本当はもう一泊して針ノ木岳まで回ってから降りたかったですが、天候あれるので旅はここまで。
最後にエナジードリンク飲んで下山開始です。
最後の危険地帯をささっと通る。
最後の危険地帯をささっと通る。
ようやく下山です。6日ぶりのシャバだ!
ようやく下山です。6日ぶりのシャバだ!
川で顔とかを拭く。
ずっとくっさい格好だったので、なんぼかマシに・・・なりませんでした。
川で顔とかを拭く。
ずっとくっさい格好だったので、なんぼかマシに・・・なりませんでした。
扇沢駅に到着。
回りは9割ダム観光客。残り1割がベテランっぽい登山客。
自分はただのくっさい登山客にしか見えなかったと思います。
扇沢駅に到着。
回りは9割ダム観光客。残り1割がベテランっぽい登山客。
自分はただのくっさい登山客にしか見えなかったと思います。

感想

行ける所まで行こうと、10日分の食料を準備して、25キロのザックでスタート。
Sea To Summitに拘って、日本海は親不知から登ってみましたが、
噂通りかなりきっついコースでした。

初日に、海抜ゼロから登り始め。
荷物も超重いし、真夏の快晴で暑いしで本当に辛かったです。
しかもゴールが観光地なので、6日間の悪臭を漂わせて行くのはとても申し訳無かったです。

これが逆の親不知ゴールだと、終盤朝日小屋で美味しい料理も頂けるし、
水場多いから沢で顔拭けるし、ラストは日本海にダイブできるしで、良いことづくめです。

親不知からスタートするのは、
マゾりたいか、日本海から太平洋まで道をつなげたいかじゃなければ
お勧めしません。
ちなみに自分は両方の理由です。

最後に、悪臭を漂わせた赤いザックのおっさんと遭遇した方々、
臭くて申し訳ありませんでした。

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