餓鬼唐沢から蝶。常念山脈縦走(白沢登山口-餓鬼岳-唐沢岳-剣ズリ-燕岳-大天井岳-常念岳-蝶ヶ岳-長塀尾根-徳沢-上高地)

2012年06月23日(土) 〜 2012年06月25日(月)

• GPS: 56:00
• 距離: 47.8km
• 登り: 4,596m
• 下り: 4,077m

コースタイム

6/23
7:00白沢登山口 - 8:20^8:30魚止ノ滝 - 8:50最終水場 - 9:55大凪山 - 11:55餓鬼岳小屋 - 12:00^12:20餓鬼岳 - 12:25^13:15餓鬼岳小屋 - 15:25^15:45唐沢岳 - 17:10餓鬼岳小屋テント場
6/24
5:00餓鬼岳小屋テント場 - 6:15剣ズリ - 7:55東沢岳 - 8:25東沢乗越 - 9:30ピーク2723m - 10:20北燕岳 - 10:30燕岳 - 10:50^11:20燕山荘 - 11:50大下りの頭 -13:10切通し分岐 - 13:30槍ヶ岳巻き道撤退 - 13:45 - 切通し分岐 - 14:15^14:25大天井岳 - 14:30大天荘 - 15:10東天井岳 - 16:30常念小屋テント場
6/25
6:05常念小屋テント場 - 7:00^7:10常念岳 - 8:45ピーク2592 - 9:45蝶槍 - 9:55横尾分岐 - 10:20^10:30蝶ヶ岳 - 11:05長塀山 - 13:10^13:20徳沢 - 14:10明神館 - 14:50上高地バスターミナル

天候

6/23(土)曇後晴
6/24(日)晴
6/25(月)曇時々晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

白沢登山口にはなかなか綺麗なトイレあります。

コース状況／危険箇所等

白沢登山口〜餓鬼〜唐沢トレースなし
東沢乗越〜北燕岳トレースなし

残雪が多いところ
・餓鬼岳小屋直下の百曲り
・剣ズリ手前の巻き道
・東沢乗越からピーク2723m直下
・北燕岳直下の巻き道
・常念から蝶の間
・蝶ヶ岳から長塀山付近

アイゼンは持参したが全てキックステップで対処した。
トラバース道で残雪があると面倒なので不安な人はアイゼンがあるといいかも

切通し分岐から槍ヶ岳への巻き道はまだ通行できないかと

写真

■1日目
人気の無い白沢登山口

餓鬼岳山頂
剣ズリ、燕岳、常念、蝶ヶ岳、槍ヶ岳、笠ヶ岳、双六

立山三山、劒岳、鹿島槍

北信五岳もばっちし
また来年山スキーに行きますよ

裏銀座
野口五郎がでかい

唐沢岳山頂
雲の切れ間から立山方面が、、鬼岳かな？

夕焼けでオレンジに染まる剣ズリ

夕焼け空を見ながら夕ご飯
とても綺麗でした

■2日目
日の出

朝焼けの剣ズリ

朝焼けに染まる裏銀座

剣ズリ

燕岳山頂からお馴染みの景色だが、
今回は唐沢、餓鬼、東沢、北燕と稜線を歩いてきたので感慨深い

うーんいい気持ち！

大天井山頂から槍ヶ岳、東鎌尾根

相変わらずいい道です

■3日目
常念山頂。背後にうっすら景色が見える

雷鳥さんこんにちわ！
近づいても逃げません

蝶ヶ岳
一瞬だけガスが晴れた！

感想

riC

梅雨の合間の晴れ間を狙って山！
天気図を見る限り太平洋側より日本海側の方が良さそうなので北アルプスへ。

6/23
安曇野の朝は分厚い雲に覆われどんより・・・
駄目か・・・と先行き不安な気持ちでスタート。
沢沿いをのんびり登っていく。やや登山道は崩壊気味である。
餓鬼小屋直下の百曲りから残雪が出てくる。トラバース道に残雪という嫌なパターン。
慎重にキックステップで通過していく。しかしこの辺りから晴れ始めテンションが上がっていく。
餓鬼小屋はまだ営業していない。餓鬼岳の眺めは360度素晴らしい。
テントを張って荷物をデポし唐沢岳を往復する。
樹林帯は残雪があって道が分かりにくく、3度のアップダウンに滑りやすいザレ道となかなか大変な道。
頂上に着いた時はガスの切れ間から眺めが見えるのみ。晴れていたらさぞかし最高の景色なんだろうな・・・
この日の夕焼けはとても綺麗で、ご飯を食べながら見とれていた。

6/24
朝は星空。赤く染まる剣ズリを見ながらテントを畳む。
東沢岳までは結構距離がある。。また朝の残雪は締まっていてキックステップしづらい。
えらく時間がかかってしまった。東沢乗越から稜線に登り返すと見慣れた燕の花崗岩の風景が広がる。
燕岳はさすがに人がわんさか。ここで初めて人に会った。
大天井に進むと人がぐっと減る。この時期はまだ人が少ないようだ。
切通し分岐で槍ヶ岳に行こうとするが最後のトラバースの残雪を見て撤退する。
ほぼ90度に残雪が残り、しかも下部の残雪はさらさらと音を立てて雪崩ている。とても行ける雰囲気ではない。
ここは予定通り常念に行こう。常念小屋にはテントが既に4張りあった。
明日の天気は下り坂だ。。。雨に降られないようにと願いつつ就寝した。

6/25
予報通り曇だが視界はある。雲の切れ間から景色が見えたりしてそれほど悪くはない天気。
常念を越え、蝶槍辺りから太陽も時々姿を見せるようになった。
縦走最後のご褒美か？蝶ヶ岳山頂では3分ほど穂高連峰が姿を現してくれた。
ここからは長塀尾根を下る。複雑な地形であり、残雪も豊富。
赤マークがなかったらルートファイティングに少し手間取っただろう。横尾尾根の方が良い道なのかな？
飽きるほどひたすら下って徳沢。ここからは散歩道。
綺麗な梓川に沿ってバスターミナルへ・・・

梅雨の合間の丁度土日に晴れてくれて本当に好かった：）
お天気に感謝感謝：D

コメント

風太郎

ちゃくちゃくですね
riCさん、おはようございます。

またロングで、面白いコースを歩かれましたね。前半の、白沢登山口〜餓鬼〜燕までの区間は、自分も歩いた事が無いので、いつか歩きたいと思っていました。

登山を初めて、まだ年数の浅いriCさんが、どんどん登って行くので発破をかけられます

ところでこの時期でも、それなりに雪は残っているのですね。後半の写真があまりないので、その辺りの状況が判らないので残念でした。

riC

＞Futaroさん
こんばんわー

餓鬼〜燕は人少なそうだけどしっかりと整備されていましたよ。
さすが北アというところでしょうか。

＞ところでこの時期でも、それなりに雪は残っている
今年は多いみたいですね。
燕山荘では北燕から先は通行止めと看板に記されていました。
後半はガスってたのであんまりいい写真がないですね・・・あと風景ばっかり撮って登山道の状況などが分からないのが自分のレコ欠点ですかね（笑

そういえば水曜日は・・・：D