また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 2022131
全員に公開
ハイキング
八ヶ岳・蓼科

八ヶ岳 権現岳,赤岳,阿弥陀岳

2019年09月14日(土) 〜 2019年09月16日(月)
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
18:29
距離
19.8km
登り
2,663m
下り
2,555m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
2:56
休憩
0:36
合計
3:32
11:33
42
12:15
12:15
32
12:47
13:02
67
14:09
14:30
35
15:05
2日目
山行
7:27
休憩
1:45
合計
9:12
4:18
4
4:22
4:25
14
4:39
4:40
26
5:06
5:07
17
5:24
5:38
19
5:57
6:00
7
6:07
6:07
15
6:22
6:26
2
6:28
6:29
18
6:47
6:48
31
7:19
7:20
24
7:44
8:01
70
9:11
9:19
21
9:40
9:43
7
9:50
9:51
8
9:59
9:59
14
10:13
10:24
7
10:31
10:33
9
10:42
10:43
20
11:03
11:09
8
11:17
11:24
23
11:47
11:57
22
12:19
12:24
12
12:36
12:38
15
12:53
12:54
7
13:01
13:03
8
13:11
13:11
19
13:30
3日目
山行
4:46
休憩
0:29
合計
5:15
4:15
24
4:39
4:40
6
4:46
4:51
62
5:53
5:57
6
6:03
6:09
60
7:09
7:21
52
8:17
8:17
54
9:11
9:12
18
早朝だからこそ見られる景色がある。青年小屋を出て,赤岳鉱泉に行くまでに見た景色は格別。
天候 前半2日はどピーカン。最後の日だけしとしと雨の上り下り。
過去天気図(気象庁) 2019年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー 自家用車
岡山よりJRで新幹線と中央線を乗り継ぎ小淵沢の駅まで。そこからは八ヶ岳南麓の観音平へタクシーで。3連休の初日とあって観音平の駐車場は大混雑。帰りは赤岳から清里方面に下り小海線で小渕沢へ戻り,岡山へ。
コース状況/
危険箇所等
さすが百名山。過酷なコースが多いが,どこも手入れが行き届いている。要所ごとに営業小屋も充実している。赤岳の山頂の人の多さにマイッタ。
その他周辺情報 温泉,牧場,リゾート施設もいっぱい。
Good morning!この3連休は関東在住の隊長と八ヶ岳の旅。8月の盆休みに考えていたプランは,台風と腰痛で撃沈。8月のリベンジ。隊長から写メで甲府側からの八ヶ岳写真が送られてきた。天気サイコー!
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Good morning!この3連休は関東在住の隊長と八ヶ岳の旅。8月の盆休みに考えていたプランは,台風と腰痛で撃沈。8月のリベンジ。隊長から写メで甲府側からの八ヶ岳写真が送られてきた。天気サイコー!
JR中央線小渕沢駅に,11:03着。6:00ののぞみは余裕で座れたが,塩尻までの特急しなのは,指定がとれず2時間デッキで立ったまま(T_T)。塩尻からの各駅停車は快適で現地へ。跨線橋を下りる窓に八ヶ岳の借景。粋な演出。
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JR中央線小渕沢駅に,11:03着。6:00ののぞみは余裕で座れたが,塩尻までの特急しなのは,指定がとれず2時間デッキで立ったまま(T_T)。塩尻からの各駅停車は快適で現地へ。跨線橋を下りる窓に八ヶ岳の借景。粋な演出。
タクシーなんかめったに使わない隊長と合流し,観音平まで。駅から結構距離があるのでタクシーで正解。それにしても周りの道縁までも大混雑。ドぴーかんの青空。果たして上は...?
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タクシーなんかめったに使わない隊長と合流し,観音平まで。駅から結構距離があるのでタクシーで正解。それにしても周りの道縁までも大混雑。ドぴーかんの青空。果たして上は...?
ここから入ります。ここでもう1560mもある。道標の下には。
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ここから入ります。ここでもう1560mもある。道標の下には。
ハクサンフウロがさっそくお出迎え。
3
ハクサンフウロがさっそくお出迎え。
しばらくは平坦なハイキングロード。木漏れ日がまぶしいナラの森を進む。
2
しばらくは平坦なハイキングロード。木漏れ日がまぶしいナラの森を進む。
徐々に高度を上げて雲海到達。雲海というだけあって...。
2
徐々に高度を上げて雲海到達。雲海というだけあって...。
雲の上に富士山。タクシーの運転手さんの話では,朝からずっと頭をのぞかせているそう。
5
雲の上に富士山。タクシーの運転手さんの話では,朝からずっと頭をのぞかせているそう。
ホタルブクロが咲いている。
1
ホタルブクロが咲いている。
道々,キリンさんのオンパレード。この時期はどこでも主役。
2
道々,キリンさんのオンパレード。この時期はどこでも主役。
シラネセンキュウ。北岳以来お目にかかりました。
3
シラネセンキュウ。北岳以来お目にかかりました。
ここから,本日の最高地点,網笠山への急登が始まる。巻き道で青年小屋に行く分岐。押出川展望台というビューポイントもあるらしい。こんな天気だ,行かなきゃ損損!
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ここから,本日の最高地点,網笠山への急登が始まる。巻き道で青年小屋に行く分岐。押出川展望台というビューポイントもあるらしい。こんな天気だ,行かなきゃ損損!
で行ってみると,昼を過ぎるとどうにも雲が上がってくる。鳳凰山も雲の中へ。
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で行ってみると,昼を過ぎるとどうにも雲が上がってくる。鳳凰山も雲の中へ。
網笠山への上りを詰めていく。道べりにはオオシラビソが続く。甘くていい香りの道。
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網笠山への上りを詰めていく。道べりにはオオシラビソが続く。甘くていい香りの道。
振り返ると,ふじさん!ずっとこんな感じ。端正な形は,やっぱ眺める山です。
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振り返ると,ふじさん!ずっとこんな感じ。端正な形は,やっぱ眺める山です。
ウメバチソウ。この時期の八ヶ岳にいっぱいある。去年,ガスの谷川でも見たっけ。
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ウメバチソウ。この時期の八ヶ岳にいっぱいある。去年,ガスの谷川でも見たっけ。
網笠山ピークへ。青空の下に清里の高原が開ける。南アルプスがすぐ正面。
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網笠山ピークへ。青空の下に清里の高原が開ける。南アルプスがすぐ正面。
ウスユキソウ。これもたくさんあった。
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ウスユキソウ。これもたくさんあった。
そして,明日歩く八ヶ岳連峰がその姿を現した。権現,赤,阿弥陀,その奥の横,硫黄。天狗は見えない。かっこいい!
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そして,明日歩く八ヶ岳連峰がその姿を現した。権現,赤,阿弥陀,その奥の横,硫黄。天狗は見えない。かっこいい!
網笠山から西方面を眺める。奥の方に諏訪湖の湖面。
2
網笠山から西方面を眺める。奥の方に諏訪湖の湖面。
今日の宿,青年小屋へ下る。テン場には色とりどりのテントが。
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今日の宿,青年小屋へ下る。テン場には色とりどりのテントが。
アカモノの実。
青年小屋の直上の岩々ゾーン。すきまに大事なものを落とさないように。
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青年小屋の直上の岩々ゾーン。すきまに大事なものを落とさないように。
青年小屋の入り口には,「遠い飲み屋」の赤提灯。でも中では飲まずに,表で隊長と祝杯。そういえば,小屋の中には,遠いトイレという少し離れた「かわや」もあった。(^^)
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青年小屋の入り口には,「遠い飲み屋」の赤提灯。でも中では飲まずに,表で隊長と祝杯。そういえば,小屋の中には,遠いトイレという少し離れた「かわや」もあった。(^^)
隊長と今宵の寝床作り。テントの横にはオトギリソウ。
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隊長と今宵の寝床作り。テントの横にはオトギリソウ。
いっぱいです。トイレが近いとこがよかったけど...。
3
いっぱいです。トイレが近いとこがよかったけど...。
「乙女の水」という名の水場。冷たい水がたっぷり湧いている。
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「乙女の水」という名の水場。冷たい水がたっぷり湧いている。
水場の近くにセリバシオガマ。去年の鳳凰山以来のご対面。
2
水場の近くにセリバシオガマ。去年の鳳凰山以来のご対面。
夕方になると網笠山に急に雲が上がって来た。
2
夕方になると網笠山に急に雲が上がって来た。
夜。明かりのついた遠い飲み屋。この日は今期一番の宿泊客だったとか。奥のトイレに行くには泊まり客の部屋を通るが,ぎっちぎちのすし詰め状態で気の毒だった。
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夜。明かりのついた遠い飲み屋。この日は今期一番の宿泊客だったとか。奥のトイレに行くには泊まり客の部屋を通るが,ぎっちぎちのすし詰め状態で気の毒だった。
夜中に目覚める。テントの外がやけに明るい。空には雲一つ無く,美しい星と月が辺りを照らしていた。4時過ぎに,テントを片付け,出発の準備開始。
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夜中に目覚める。テントの外がやけに明るい。空には雲一つ無く,美しい星と月が辺りを照らしていた。4時過ぎに,テントを片付け,出発の準備開始。
4時30分には青年小屋を出発。中秋の名月に背中を押されながら権現岳に。
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4時30分には青年小屋を出発。中秋の名月に背中を押されながら権現岳に。
雲海の上に富士山。この辺りからあまりの絶景にペースがスローダウン。
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雲海の上に富士山。この辺りからあまりの絶景にペースがスローダウン。
雲海の下には清里の町の明かり。雲の上には,2500m級峰のいただきだけが顔をのぞかせている。御岳と木曽駒の間に美しい月が沈んでいく。
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雲海の下には清里の町の明かり。雲の上には,2500m級峰のいただきだけが顔をのぞかせている。御岳と木曽駒の間に美しい月が沈んでいく。
鳳凰三山,白根三山,甲斐駒,仙丈ヶ岳と南アルプスの主峰が島のように浮かぶ。
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鳳凰三山,白根三山,甲斐駒,仙丈ヶ岳と南アルプスの主峰が島のように浮かぶ。
荒々しい権現岳への上りをゆっくりと詰めていく。
3
荒々しい権現岳への上りをゆっくりと詰めていく。
ウメバチソウがおはようございます。
1
ウメバチソウがおはようございます。
東の空が真っ赤になってきた。五畳岩をいただいた金峰山が権現の向こうに。
3
東の空が真っ赤になってきた。五畳岩をいただいた金峰山が権現の向こうに。
富士山,美しすぎ...。
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富士山,美しすぎ...。
南アルプス。モルゲンロートの一番乗りはやっぱり北岳。
4
南アルプス。モルゲンロートの一番乗りはやっぱり北岳。
甲斐駒や仙丈ヶ岳も続く。
4
甲斐駒や仙丈ヶ岳も続く。
月が次第に御岳に近づく。
4
月が次第に御岳に近づく。
北アルプスもご覧の通り赤く染まる。穂高に槍におなじみの名峰がずらりと並ぶ。
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北アルプスもご覧の通り赤く染まる。穂高に槍におなじみの名峰がずらりと並ぶ。
金峰山方面。雲が波のように見える。
3
金峰山方面。雲が波のように見える。
御岳の方向に,八ヶ岳(ギボシ)のシルエットが雲の上に伸びていく。鳥取の大山には「かげだいせん」というのがあるが,これは「かげぎぼし」?
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御岳の方向に,八ヶ岳(ギボシ)のシルエットが雲の上に伸びていく。鳥取の大山には「かげだいせん」というのがあるが,これは「かげぎぼし」?
コゴメグサ。
シコタンハコベ。高山型のハコベだそう。初めて見た。
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シコタンハコベ。高山型のハコベだそう。初めて見た。
足下にはイブキジャコウソウがたくさん。これも去年,尾瀬や南アルプスで見て以来。中国地方にはないもので...。
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足下にはイブキジャコウソウがたくさん。これも去年,尾瀬や南アルプスで見て以来。中国地方にはないもので...。
トウヤクリンドウもいっぱいあった。こちらはそろそろ終わり。
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トウヤクリンドウもいっぱいあった。こちらはそろそろ終わり。
権現岳上のご来光には間に合わず。しかし,権現岳の上から輝く日の出。
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権現岳上のご来光には間に合わず。しかし,権現岳の上から輝く日の出。
ギボシの影がさらにはっきり。手前に近づいてくる。
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ギボシの影がさらにはっきり。手前に近づいてくる。
権現の向こうには,隊長おなじみの奥秩父の山々が連なる。
4
権現の向こうには,隊長おなじみの奥秩父の山々が連なる。
昨日登った網笠山にも日が差している。
4
昨日登った網笠山にも日が差している。
キオン。黄色が鮮やか。
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キオン。黄色が鮮やか。
権現小屋まで来た。向こうにさっきまでいたギボシ。
1
権現小屋まで来た。向こうにさっきまでいたギボシ。
そして,本日1座目の主峰,権現岳へ。ごつごつしてすごい!ハイマツの松ぼっくりが大好きな,ホシガラスがいっぱい飛んでいる。
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そして,本日1座目の主峰,権現岳へ。ごつごつしてすごい!ハイマツの松ぼっくりが大好きな,ホシガラスがいっぱい飛んでいる。
権現岳!隊長の勇姿。
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権現岳!隊長の勇姿。
自分はへっぴり腰。山頂には宝剣が添えられている。
3
自分はへっぴり腰。山頂には宝剣が添えられている。
では,本日の核心へ。目の前に赤岳,天狗岳。奥にはごつごつの横岳,硫黄岳と続く。なんかすごそうな感じ...。
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では,本日の核心へ。目の前に赤岳,天狗岳。奥にはごつごつの横岳,硫黄岳と続く。なんかすごそうな感じ...。
長〜いはしごを登って。
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長〜いはしごを登って。
尾根道を詰めていく。少しだけ近づいたかな?
尾根道を詰めていく。少しだけ近づいたかな?
日の照り方も変わってきた。秩父方面,甲武信ヶ岳は隠れてしまった。金峰山だけ出ている。
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日の照り方も変わってきた。秩父方面,甲武信ヶ岳は隠れてしまった。金峰山だけ出ている。
ざれた場所にありました!コマクサがいっぱい。
3
ざれた場所にありました!コマクサがいっぱい。
こんな痩せ地にどうして育つのか?本当にふしぎ。
4
こんな痩せ地にどうして育つのか?本当にふしぎ。
さらにさらに近づいて来る赤岳。手前のキレットは見るだけでやばい感じ。
2
さらにさらに近づいて来る赤岳。手前のキレットは見るだけでやばい感じ。
キレット小屋に到着。ここで小休止。赤岳南側の大天狗,小天狗の岩がチラ見してる。
2
キレット小屋に到着。ここで小休止。赤岳南側の大天狗,小天狗の岩がチラ見してる。
小屋の横にもコマクサ。
4
小屋の横にもコマクサ。
こちらは赤岳の後で行く予定の阿弥陀岳。こっちも急登だ。
2
こちらは赤岳の後で行く予定の阿弥陀岳。こっちも急登だ。
キレット小屋からの核心部。ルンゼ状の落石地帯。カラカラと石が落ちるとびびる。足が売り切れて,隊長との間がさらに開く。
2
キレット小屋からの核心部。ルンゼ状の落石地帯。カラカラと石が落ちるとびびる。足が売り切れて,隊長との間がさらに開く。
つかむとこはあるんですが...。酸素も薄いのか,息が上がってしんどい。10歩登っては1呼吸で整えるを繰り返す。
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つかむとこはあるんですが...。酸素も薄いのか,息が上がってしんどい。10歩登っては1呼吸で整えるを繰り返す。
はしごに鎖。あ〜しんど。でも隊長はへっちゃら。さすがです。
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はしごに鎖。あ〜しんど。でも隊長はへっちゃら。さすがです。
赤岳の頂は遠い。しかし足を止めると,岩の先鋒が青い空に美しい。(振り返ると...。もう戻れん。)
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赤岳の頂は遠い。しかし足を止めると,岩の先鋒が青い空に美しい。(振り返ると...。もう戻れん。)
キンロバイ。手が届かないところに。これも1年ぶりに再会だ。
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キンロバイ。手が届かないところに。これも1年ぶりに再会だ。
チシマギキョウ?これもそろそろ終わり。
1
チシマギキョウ?これもそろそろ終わり。
雲海に浮かぶ富士山を見ながら空に上るはしご。
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雲海に浮かぶ富士山を見ながら空に上るはしご。
赤岳山頂がすぐそこ。ややっ!岩に人がいっぱい張り付いている。
3
赤岳山頂がすぐそこ。ややっ!岩に人がいっぱい張り付いている。
ということで分岐手前に荷物をデポして,空身で山頂へ。三角点にタッチ!おめでとうございます。赤岳山頂2899m!
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ということで分岐手前に荷物をデポして,空身で山頂へ。三角点にタッチ!おめでとうございます。赤岳山頂2899m!
山頂はとにかく人,人,人。山頂標の前で写真を撮るのも大行列。キレット分岐の荷物を回収して,さっさと文三郎尾根を下る。こっちはメインルートだけあって,上り下りとも大渋滞。
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山頂はとにかく人,人,人。山頂標の前で写真を撮るのも大行列。キレット分岐の荷物を回収して,さっさと文三郎尾根を下る。こっちはメインルートだけあって,上り下りとも大渋滞。
中岳方面に向かう。下ったところで振り返る文三郎尾根。つづら折れのざれた道が赤岳に伸びる。最後はやっぱり急登。
3
中岳方面に向かう。下ったところで振り返る文三郎尾根。つづら折れのざれた道が赤岳に伸びる。最後はやっぱり急登。
横岳。こっちもアップダウンが険しそう。左端の尖った大同心と小同心が斬ってきそうな感じの形。
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横岳。こっちもアップダウンが険しそう。左端の尖った大同心と小同心が斬ってきそうな感じの形。
阿弥陀の途中の中岳。赤岳と阿弥陀岳の間で目立たないが,2700m峰。きれいな円錐形の山容。
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阿弥陀の途中の中岳。赤岳と阿弥陀岳の間で目立たないが,2700m峰。きれいな円錐形の山容。
硫黄岳と横岳の向こうに天狗岳。あっちの山も見てみたい。
3
硫黄岳と横岳の向こうに天狗岳。あっちの山も見てみたい。
中岳のコルに荷物をデポ。水と貴重品だけもって阿弥陀岳に取り付く。
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中岳のコルに荷物をデポ。水と貴重品だけもって阿弥陀岳に取り付く。
こっちも急登地帯。カモシカが平然と道を横切っていく。
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こっちも急登地帯。カモシカが平然と道を横切っていく。
阿弥陀岳山頂。こちらは赤岳のように人で溢れてはいない。相変わらず壮大なパノラマ。
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阿弥陀岳山頂。こちらは赤岳のように人で溢れてはいない。相変わらず壮大なパノラマ。
赤岳に雲がかかりはじめた。あっという間に雲がかかったり,切れたり。
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赤岳に雲がかかりはじめた。あっという間に雲がかかったり,切れたり。
阿弥陀岳をゲキ下り。行者谷の小屋がすぐ下に見える。
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阿弥陀岳をゲキ下り。行者谷の小屋がすぐ下に見える。
中岳のコルから行者谷の小屋へ。道べりにきれいでおそろしいトリカブト。
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中岳のコルから行者谷の小屋へ。道べりにきれいでおそろしいトリカブト。
行者谷小屋着きました。テン場も食堂もお客さんでいっぱい。お昼どうしようかな?じゃあ,赤岳鉱泉まで行っちゃいましょう。
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行者谷小屋着きました。テン場も食堂もお客さんでいっぱい。お昼どうしようかな?じゃあ,赤岳鉱泉まで行っちゃいましょう。
ここからは100mほど下ります。森の中のハイキングコースをてくてく。
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ここからは100mほど下ります。森の中のハイキングコースをてくてく。
行く途中,木の切れ間に横岳の大同心と小同心。ほんと刀を掲げて斬りつけてくるような迫力。
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行く途中,木の切れ間に横岳の大同心と小同心。ほんと刀を掲げて斬りつけてくるような迫力。
森の中にマムート階段があった。帽子といっしょに記念写真。
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森の中にマムート階段があった。帽子といっしょに記念写真。
今日もよく歩きました。恒例のかんぱ〜い。一口目のおいしさは山ならでは。(^^)
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今日もよく歩きました。恒例のかんぱ〜い。一口目のおいしさは山ならでは。(^^)
トイレと水場に近い,南の端っこにテントを設営。となりに来たBCスキーのおねえさん,山も生活もとってもマニアックでした。ジャックダニエルごちそうさまでした。星マニアの若者と,熊マニアの隊長と私と4人で楽しい宴。大いに酔っ払いました。
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トイレと水場に近い,南の端っこにテントを設営。となりに来たBCスキーのおねえさん,山も生活もとってもマニアックでした。ジャックダニエルごちそうさまでした。星マニアの若者と,熊マニアの隊長と私と4人で楽しい宴。大いに酔っ払いました。
予報が外れて,夜半からしとしとと雨が落ちてきた。上は雲が抜けているのでは?との隊長の読みで一路地蔵尾根に向かう。雨は落ちていたが,このときは月も出ていた。阿弥陀も見えた。
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予報が外れて,夜半からしとしとと雨が落ちてきた。上は雲が抜けているのでは?との隊長の読みで一路地蔵尾根に向かう。雨は落ちていたが,このときは月も出ていた。阿弥陀も見えた。
地蔵尾根を登っていく。昨日の酒で足が進まず,2人揃ってちんたら上り。空は青いぞ,明るいぞ。
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地蔵尾根を登っていく。昨日の酒で足が進まず,2人揃ってちんたら上り。空は青いぞ,明るいぞ。
はしご登場。段差が大きくて登りにくい。
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はしご登場。段差が大きくて登りにくい。
火山の造形?赤岳だけに赤い岩の奇岩が並ぶ。東側と西側の山容が全く違うのがおもしろい。
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火山の造形?赤岳だけに赤い岩の奇岩が並ぶ。東側と西側の山容が全く違うのがおもしろい。
地蔵尾根を登り詰めて地蔵の頭に。東側は真っ白け。これは眺望は無理だ。横岳,硫黄岳方面は本日は取りやめ。
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地蔵尾根を登り詰めて地蔵の頭に。東側は真っ白け。これは眺望は無理だ。横岳,硫黄岳方面は本日は取りやめ。
地面の岩も赤い。
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地面の岩も赤い。
地蔵の頭から赤岳への細い道。強風が吹いたら吹っ飛ばされそうな稜線。
2
地蔵の頭から赤岳への細い道。強風が吹いたら吹っ飛ばされそうな稜線。
霧の中に,お化けみたいな岩。
2
霧の中に,お化けみたいな岩。
すぐに赤岳天望荘に到着。「昨日の夕焼けはすばらしかった。」と上に泊まった人が言っていた。朝,この天候は残念賞。
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すぐに赤岳天望荘に到着。「昨日の夕焼けはすばらしかった。」と上に泊まった人が言っていた。朝,この天候は残念賞。
で,赤岳にも行かずに山頂を巻いて県界尾根を下りることに。最初は軽い藪漕ぎ。
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で,赤岳にも行かずに山頂を巻いて県界尾根を下りることに。最初は軽い藪漕ぎ。
聞いてはいたが,のっけから鎖連続の急降下。しばらくはログを取る元気も無し。隊長はけろっと下りて行く。上るのも辛いが濡れた下りはもっと恐ろしい。キレット分岐の手前で見た一本南側の真教寺尾根も,上の方は急激な鎖場の連続だそうだ。どこから登っても険しい赤岳だ。
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聞いてはいたが,のっけから鎖連続の急降下。しばらくはログを取る元気も無し。隊長はけろっと下りて行く。上るのも辛いが濡れた下りはもっと恐ろしい。キレット分岐の手前で見た一本南側の真教寺尾根も,上の方は急激な鎖場の連続だそうだ。どこから登っても険しい赤岳だ。
ひやひやゾーンを過ぎると,後はゆるゆる平行移動の県界尾根。雨の日の苔の道が美しい。
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ひやひやゾーンを過ぎると,後はゆるゆる平行移動の県界尾根。雨の日の苔の道が美しい。
いろんな種類のもふもふ。
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いろんな種類のもふもふ。
大天狗に到着。キレットの上の天狗尾根にも大天狗があった。山あるところに天狗伝説アリ。
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大天狗に到着。キレットの上の天狗尾根にも大天狗があった。山あるところに天狗伝説アリ。
セリバシオガマ。
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セリバシオガマ。
小天狗手前のビューポイントにて。あっちに,妄想赤岳〜。
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小天狗手前のビューポイントにて。あっちに,妄想赤岳〜。
小天狗。誰かが山の中で焚き火をしている。こらこら!
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小天狗。誰かが山の中で焚き火をしている。こらこら!
道べりにアキノキリンソウ。
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道べりにアキノキリンソウ。
ダイモンジソウが群生している場所があった。岩にたくさんしがみついて咲いている。
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ダイモンジソウが群生している場所があった。岩にたくさんしがみついて咲いている。
チドリっぽいが,何か分かりません。道のそばにたくさんあった。で,調べて見るとハナイカリかな。
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チドリっぽいが,何か分かりません。道のそばにたくさんあった。で,調べて見るとハナイカリかな。
県界尾根の入り口に出た。ここからは林道歩き。カッパを脱いで,いい気分。
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県界尾根の入り口に出た。ここからは林道歩き。カッパを脱いで,いい気分。
真教寺尾根の合流地点。隊長はここからのコースが好きならしい。濡れた鎖場はいやだ!
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真教寺尾根の合流地点。隊長はここからのコースが好きならしい。濡れた鎖場はいやだ!
林の中で人がきょろきょろ。昨日,赤岳山頂で会った女性が家族でキノコを採っておられた。見せていただくとヤナギタケという立派なキノコ。ナラタケというのも採っておられた。炊き込みご飯にするそうだ。秋の味覚,おいしそうだな。
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林の中で人がきょろきょろ。昨日,赤岳山頂で会った女性が家族でキノコを採っておられた。見せていただくとヤナギタケという立派なキノコ。ナラタケというのも採っておられた。炊き込みご飯にするそうだ。秋の味覚,おいしそうだな。
駐車場まで下りてきた。ここから歩いて甲斐大泉に行くと言う話を聞いたご家族が,我々2人を駅まで送ってくださることに。駅までの最後の歩きがショートカットで本当に感謝,感謝。道中のキノコのお話ありがとうございました。おすすめいただいた「おいしいきのこ毒きのこ」の本,見てみようと思います。
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駐車場まで下りてきた。ここから歩いて甲斐大泉に行くと言う話を聞いたご家族が,我々2人を駅まで送ってくださることに。駅までの最後の歩きがショートカットで本当に感謝,感謝。道中のキノコのお話ありがとうございました。おすすめいただいた「おいしいきのこ毒きのこ」の本,見てみようと思います。
甲斐大泉駅へ。この後,パノラマの湯で乾杯。
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甲斐大泉駅へ。この後,パノラマの湯で乾杯。
八ヶ岳は雲の中。信州の旅は,いろいろな出会いのある楽しい山旅だった。JRで一路岡山へ。
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八ヶ岳は雲の中。信州の旅は,いろいろな出会いのある楽しい山旅だった。JRで一路岡山へ。

感想

関東在住の隊長プロデュース,八ヶ岳のテン泊旅でした。今回の八ヶ岳,8月に行く予定でしたが,腰痛と台風のダブルパンチで流れた企画を実行です。
1,2日目は,とにかくすばらしい好天で,八ヶ岳の四方の山が丸見え状態。特に2日目の朝はモルゲンロートに染まる北中南アルプスの美しさに圧倒されました。キレットのしんどさを堪えて赤岳山頂に着くと,そこは「どうしてこんなに!」と思うぐらいの人,人,人…。すぐに山頂を離れ,人の多い文三郎尾根にも別れ,阿弥陀岳に行くと人の数はうんと減りました。その後,行者谷小屋をスルーして赤岳鉱泉にテント泊。
3日目は硫黄岳,横岳の景観に期待するも残念ながら雨となり,地蔵の頭から県界尾根経由で下山となりました。登山口では,偶然,昨日赤岳山頂でお会いした方がキノコ取りに来ておられて,甲斐大泉駅まで送ってあげるよと優しいお言葉。ついつい甘えて楽々と駅にたどり着くことができました。本当にありがたかったです。
これ以上にない眺望で,八ヶ岳まで足を伸ばした甲斐がありました。横,硫黄,天狗と北の方は次の宿題です。

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無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
権現岳→キレット→赤岳→美濃戸
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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