折立から高天原温泉〜新穂高温泉

2012年07月14日(土) 〜 2012年07月16日(月)

• GPS: 49:12
• 距離: 40.4km
• 登り: 2,931m
• 下り: 3,202m

コースタイム

7/14
07：26　折立
09：47　太郎兵衛平　10：10（軽食）
11：26　薬師沢小屋　11：46（軽食）
14：19　高天原峠　14：21
14：44　高天原山荘

7/15
07：46　高天原山荘
08：39　岩苔乗越　08：42
09：19　黒部源流
09：49　三俣山荘　11：26（昼食）
11：58　三俣蓮華岳　12：05
13：13　双六小屋

7/16
05：22　双六小屋
06：21　鏡平山荘　06：24
07：48　わさび平小屋　07：51
08：38　新穂高温泉バス停

天候

7/14　雨のち曇り
7/15　雨時々曇り
7/16　曇

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路：22：45竹橋（毎日アルペン号）→05：30有峰口06：03（地鉄バス）→07：00折立
復路：08：56新穂高温泉（濃飛バス）→09：30平湯11：17（濃飛バス）→12：42松本13：02（スーパーあずさ）→15：33新宿

＊有峰口〜折立　富山地鉄バス時刻表（要予約）
http://www.chitetsu.co.jp/bus_a/summer_busH24.html

＊新穂高温泉〜平湯〜松本　濃飛バス時刻表
http://www.nouhibus.co.jp/jikoku_pdf/2012-0401noriai.pdf

コース状況／危険箇所等

＜登山ポスト＞
折立の登山口には登山用紙は置いてあるけどポストはなし（何故？）
太郎平小屋で受付

＜下山後の入浴＞
いつもの平湯の森は10：00からのため
平湯バスターミナルのパノラマ大浴場を利用
大人600円

◆折立〜太郎平小屋
雨のためぬかるんでいましたが、特に危険箇所なし

◆太郎平小屋〜薬師沢小屋
雨のため木道が滑りやすいのに注意する程度で、特に危険箇所なし

◆薬師沢小屋〜大東新道〜B沢出合
薬師沢小屋で大東新道が通行可能な水量か問い合わせから出発
岩伝いに上手く歩けば、ほとんど足を濡らすことはなかったが、濡れた岩は滑りやすいので注意。
鎖場が数カ所あるが慎重に歩けば特に問題はない

◆B沢出合〜高天原峠
B沢〜E沢の徒渉点が荒れていてルートが不明瞭な箇所が一部あり
その他、特に危険箇所なし

◆高天原峠〜高天原山荘
特に危険箇所なし

◆高天原山荘〜岩苔乗越
前半の樹林帯は特に問題なかったが、後半はほとんど川の中を歩く感じ
岩苔乗越近くに雪渓が残っているが、アイゼンは必要としなかった。

◆岩苔乗越〜黒部源流
雨風が強くなってきたので、鷲羽岳ルートではなくこちらを選択したが・・・
上部は雪渓も厚いが、雪渓が途切れた部分はかなりの激流
途中で右岸から左岸への徒渉点は水量が多くかなり危険だった
（目印のトラロープは切れていました）
下部では登山道がほとんど小川と化しており、源流近くは水量が多く徒渉不可能

◆黒部源流〜三俣山荘
登山道がほとんど川と化していたが、特に危険箇所なし

◆三俣山荘〜双六山荘
三俣山荘〜三俣蓮華岳は雪渓が残っている箇所があるがアイゼン使用せず
三俣蓮華岳〜中道はほとんど残雪もなく、特に危険箇所はなし
（巻き道は残雪が多く雪渓歩き）

◆双六山荘〜鏡平山荘
弓折乗越手前から鏡平にかけて残雪があるが、アイゼン必要なし

◆鏡平山荘〜わさび平小屋〜新穂高温泉
特に危険箇所なし

写真

7/14 5:49

毎日アルペン号から地鉄バスへ乗り換える合間に有峰口駅へ
いやぁ〜、いい味出てますね
上に旧駅名（小見駅）が残っています

7/14 7:25

折立登山口

7/14 9:50

太郎兵衛平
ガスで視界は開けず

7/14 10:13

ちょっとガスが取れてきました
薬師沢へ向かって

7/14 10:13

太郎平小屋へお別れ

7/14 10:52

笹原の中の木道
これが滑るんだよね〜

7/14 11:45

薬師沢小屋

7/14 11:47

大東新道
河原沿いを行きます

7/14 12:03

轟々とながれる

7/14 12:14

振り返ると太郎山が見えます

7/14 12:40

鎖場登場

7/14 12:42

難しそうに見えますが、劔の蟹の横ばいと同様やってみるとそれほどでもないです

7/14 12:44

7/14 12:44

梯子を下ります

7/14 12:48

7/14 12:51

B沢出合

7/14 12:52

B沢を登ります
荒れている雰囲気

7/14 13:34

かなり登って来ました

7/14 14:44

サンヨウカ

7/14 14:45

水芭蕉も

7/14 14:49

高天原から雲ノ平

7/14 14:49

水晶岳は雲の中

7/14 14:54

高天原

7/15 8:11

翌朝も雨
岩苔乗越へ向かいます

7/15 8:11

登山道が小川と化している

7/15 9:02

えー、ここ渡るの？

7/15 9:20

雪渓がしっかり残っているところは歩きやすいけど

7/15 9:20

雪渓が切れると、もの凄い激流

7/15 9:28

凄い流れでしょ？
でも、この程度の徒渉はヘッチャラに慣れちゃいました

7/15 12:01

三俣蓮華岳
今回、唯一のピーク？

7/15 12:56

だんだんガスが取れてきました

7/15 12:58

双六岳から鷲羽岳方面

7/15 13:10

双六小屋が見えた！

7/15 14:46

お〜、ガスが取れて鷲羽岳が見えました

7/16 5:30

翌朝、双六小屋をあとに
さっさと下山することに

7/16 6:26

鏡平
ガスって何にも見えず

7/16 6:42

雨とガスの小池新道

7/16 6:46

秩父沢

7/16 7:14

秩父沢出合付近

7/16 8:24

もうすぐ新穂高

7/16 8:25

錫杖岳付近の雪渓

撮影機器：

Optio W90 ペンタックス

感想

daiz

当初の計画では
1日目：折立から太郎平〜大東新道を抜けて高天原へ
2日目：高天原から温泉沢をつめて赤牛岳へ登り、読売新道を抜けて奥黒部ヒュッテへ
3日目：奥黒部ヒュッテから黒部ダムへ
の予定でしたが、予想に反して二日目（7/15）のお天気が悪く、
水量が増えた温泉沢を登ってガスガスの赤牛岳稜線を歩く気力がなく、新穂高温泉方面へ転進
（あっ〜、なんてヘタレ）
しかし、岩苔乗越までの登山道もほとんどが川の中を歩いているような状態で靴の中までびっちょり浸水
さらに風雨が酷くなったので、鷲羽の稜線をさけて黒部源流方面へ雪渓を下ると
雪渓がしっかりしている所は楽ちんだったが、だんだん薄くなる雪渓に怖怖、
雪渓が途切れたらとんでもない激流で徒渉にヒーヒー、
ガスで視界はないわ、登山道は小川と区別つかないわで、三俣山荘についた時点で全身ずぶ濡れ

三俣山荘食堂で昼食を食べながら少しでも衣類を乾かそうと無駄な努力をしつつ
天気予報の言う天候回復を待つが、一向に天気が良くならない
仕方がないので、雨の中、出発・・・・結局、今回唯一のピークとなった三俣蓮華岳もガスで真っ白
景色はないわ、全身ずぶ濡れだわで、いい加減嫌気がさしたので、一気に新穂高へ下山しようかと思ったが、
翌日の晴れの天気予報を信じて、双六小屋へ
ただ、あまりの強風にシェルターを張る根性が霧散し、早々に双六小屋で休む

しかし、3日目もガスの中、仕方がないので朝食を食べて早々に新穂高へ下山

結局、未整備の奥黒部ヒュッテ〜平ノ渡間を抜けるために持参したザイルも、テント（シェルター）泊装備一式も使わず終い
あ〜、根性なしだなぁ〜

コメント

adgadg

daizさんこんにちは
え〜あの天候の中いかれたんですね〜(*_*)折立から高天原まで一気にしかも速いです…健脚ですね(^O^)高天原山荘にお客さんいましたか？温泉遠過ぎですよね(^_^;)岩苔乗越しから黒部源流の巻き道今は本当に危険ですよね(>_<)自分は祖父岳からまだ雪渓が繋がっていたルートを見つけて下りました…奥黒部ヒュッテから黒部ダムまで自分はあの崩壊しているルートを行く根性技術は無いのでdaizさんのチャレンジ精神は凄過ぎだと思います(≧∇≦)雲の平の辺りを歩くと本当に川と沢と池が多くてここが北アルプスの貯水池だな〜と凄く感じますよね(*^o^*)でも雨の時は絶対に歩きたくない場所です(>_<)お天気本当に残念でしたね(;_;)

daiz

teteteさん、コメントありがとうございます
連休だけあって、高天原山荘は16人ほど宿泊者がいましたよ〜
あのあたりは本当に北アルプスの貯水池って感じですよね〜
岩苔乗越周辺なんて、どこからこんだけ大量の水が来るのかって感じ

それにしても今回も読売新道歩けませんでした
さらにシェルターを担いで行っているのに、あの風に日和って小屋泊選んでしまうなんて・・・・
ホント、ヘタレですよね