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Yamareco

記録ID: 212640
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

赤岳・横岳・硫黄岳(赤岳山荘から)

2012年08月04日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:39
距離
16.1km
登り
1,529m
下り
1,529m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

(2:00 自宅を車で出発 - 5:15 やまのこ村山荘駐車場)
[入山準備] - 5:30 登山開始 - 8:30 八ヶ岳(赤岳)山頂 - 10:30 横岳山頂 - 11:30 硫黄岳山頂- 11:45 下山開始 - 14:00 下山 [帰宅準備]
(14:30 やまのこ村山荘駐車場を車で出発 - 18:00 自宅に到着)
天候 完全な快晴。空気も澄んでいて見るもの全て綺麗でした。赤岳山頂からは360度どの方向にも景観がよく、遠くには北アルプス、南アルプス、富士山が雲海をまとって眺めることができました。そういう意味では、八ヶ岳最高な日だったのかもしれません。
過去天気図(気象庁) 2012年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
朝の2:30に出発。圏央道から中央道に入り名古屋方面に。休憩なしで諏訪南I.C.で降り、そこから県道425号と484号を経て4:45に美濃戸口の八ヶ岳山荘に着きました。
ちなみに、カーナビで目的地にセットするのは難しいです。同じような地名、施設名があっちこっちにあり、住所も適当な地域なので苦労します。美濃戸口の先のダート道は道にも登録されていないので赤岳山荘までのナビは難しいと考えたほうが良いです。自分はAndroidスマホでGoogleのナビでどうにかたどり着きました。だめだったら試してみてください。

美濃戸口の先のダート道を車で走破し、赤岳山荘、やまのこ村山荘の駐車場に停めると1時間の時間短縮が可能です。登山口の標識があるのでダート道の入り口を登山道、美濃戸、硫黄岳・赤岳と書いてあるほう(なんか車で入っていけそうもないので躊躇しますが)に進みます。
ただ、皆さんが言っているようにハードなダート道です。車同士がところどころにある待避所でないとすれ違えないほどの道になっています。道の状態は確かにでこぼこで、ところどころに大きなくぼみや大きな石なども転がっています。印象としては、明るくて雪がなければセカンドギアでゆっくり注意して進めばFFのミニバンや乗用車でも大丈夫です。事実自分もホンダのエリシオンで行けましたし、マーチやフィット、アルファードなども沢山駐車されていました。ただ、車高を落としていたり、車高の低いFRのスポーツカーなどは厳しいかも。ところどころ徒歩で進む登山者がいますので、気をつけ、気をつかって走行してください。登山と一緒で気を緩めずに。
15分くらい進むと、やまのこ村と赤岳山荘が並んでいます。どちらも1日1,000円で駐車可能です。自分はやまのこ村に車を停め、登山出発できたのは5:30でした。

どちらの駐車場も混雑期はめいっぱい車を停めます。やまのこ村のほうは駐車場内の通路まで停めていく(通路駐車の場合はカギを預かる)ので、昼には先に停めた車が出られなくなっています。自分も14:00に戻ったんですが、車を出すのに30分かかりました(土曜日早朝から日帰りの人はおおいにあり得る)。その点、赤岳山荘の駐車場のほうは出られなくなるほどということがなさそうなので良いかもしれません。
14:30に帰路に。予想通り、中央道が談合坂S.A.で渋滞、車線の少なくなる上野原I.C.でも渋滞、そしていつものように事故が発生して渋滞。その先の小仏トンネルで渋滞と、八王子ジャンクションまででも渋滞三昧(さらに先も新宿まで渋滞だったみたいです)でした。いつもながらに思いますが、中央道の渋滞はあきらめるしかありません。
そんなこんなで自宅に着いたのは18:00でした。
コース状況/
危険箇所等
ついにずっと行ってみたかった八ヶ岳に行きました。すごく人気があり、様々な人が何度も定期的に訪れるという八ヶ岳はまさに自分の予想以上に最高に良かったです。
今回は最もメジャーな美濃戸口から。目的はもちろん最高峰の赤岳(2,899m)、横岳(2,829m)の稜線、爆裂火口跡がある硫黄岳(2,760m)でしたので、日帰りなので無理をせず阿弥陀岳(2,805m)はやめときました。なので、コースとしても一番メジャーな形だったと思います。

前回の谷川岳の経験から、水(凍らせた水1.5リットル、ポカリスウェット2本、ボトルコーヒー1本)は多めに持っていき、行動食にも塩分や糖分などの暑さ対策を万全にして臨みました。また、水分以外の装備を「削る」のではなくて「無駄を省き」できるだけ軽量化し負担を最小限にするべく工夫をしてみました。

ただ、谷川岳よりも、標高が高いため、午前中はそれほど暑さはハードじゃなかった印象です。また、コースも高低差、距離ともに谷川岳よりも多かったにもかかわらず、体力への負担も軽かったと思います。あと、難所・危険な個所もそれほどなく、鎖場が続く個所もあり絶対数は多いと思いますが、難度は普通に2,000メートル級の山を登ると存在する程度。皆さん登山に慣れている子供であれば、小学生も連れてこれる程度のものでした。(危険じゃないてことではないです)
鎖場や岩登りがあるのは、主には、赤岳の最後の登り、赤岳から横岳の稜線に多数あります。

今回のコースを振り返ると、美濃戸口から南沢と北沢の分岐を南沢に進み、そこから行者小屋までは沢に伝いながらゆるやかで穏やかな山歩きが続きます。行者小屋までは急がなければぜんぜん疲れないんじゃないかと思います。そして行者小屋を過ぎ、赤岳と阿弥陀岳の分岐があり、そこから文三郎尾根に入ります。ここにある階段(あの有名なマムート階段も含まれます)、ハシゴがかなり大変です。そしてその先にある赤岳の最後の急登と岩登りは応えますね。でも、そこを登り切ると八ヶ岳最高峰の赤岳頂上、最高の景観が待っていました。大変ですがごっつきっついなぁ〜という泣き言はでない程度で、けっこう長い時間きつい思いするものでもありませんでした。

さて、赤岳山頂を後にして、横岳方面への稜線を進みます。横岳から赤岳への登りもかなり大変(阿弥陀岳方面とは異なりこちらは岩場というよりガレ場)なようで、沢山の人が鎖に取り付いて登っていました。そこを下ると赤岳天望荘があり、その先は岩場と鎖場、ハシゴが続きます。鎖場はどちらかというと岩場のトラバースカニ歩きの補助と言った印象です。色々なパターンがあり、きっつくもないので単純に楽しいです。いろいろなパターンのプチ難所をくぐりぬけていくと、地蔵の頭、石尊峰と続き、いくつかのピークを越えて横岳に到達します。この横岳までの稜線は一番面白みがあると思います。

横岳を後にすると様子がガラッと変わります。ここからは火山の様相が強くなり、細かな火山質の砂利に覆われた緩やかな稜線のカーブを下っていく感じ。景観や見晴らしも雄大さが満喫できる印象です。体力もまったく消耗しません。下まで稜線を下がると硫黄岳山荘があり、そこからは大小石が敷き詰められた石の坂を緩やかにカーブに沿って登って行きます。
登り終わると硫黄岳の山頂票がある広い山頂にたどり着き、反対側を見ると壮大でなにしろスケール感も威圧感もすごい爆裂火口が広がっています。反対側なので登ってから反対側を眺めないとお目見えできません。ここまで来て良かった!と思った瞬間。ちょっとガスってき始めた(風が吹くと爆裂火口の岩肌に沿って風が上昇を余儀なくされるので、こちら側がガスりやすいようです。)のでタイミングギリギリセーフでした。
硫黄岳からの下りは、白い石が敷き詰められちょっと風変わりな場所の赤岩の頭分岐を通り、そのまま普通の山道を下山します。けっこう歩きやすい印象の登山道をずっと下って行くと、赤岳鉱泉にたどり着きます。ここからは沢沿いに山道を下って行きます。沢に沿っているので涼しげで気持ちが良かったですが、距離は長い印象がありました。途中には、赤岳特有の赤い沢があり、あっちこっちで合流しながら沢を赤くしていきます。また、ところどころにはたまりの池もあり、そこは緑の苔と赤いたまりのコントラストが素晴らしい美しさを醸しています。
沢伝いに下ると途中から林道になり、林道を1キロほど歩くと行きに分かれた美濃戸口から南沢と北沢の分岐にたどり着きます。

この一連のコース、山行でGPSに記録されたログによるとトータル16.129キロ、所要時間は8時間39分でした。
今回も安全に事故もなく、素晴らしい景観に出会え、非日常を満喫できた山登りができてよかったです。
手前にある(赤岳山荘と並んでいます)やまのこ村にお願いをして1日1,000円で駐車しました。けっこう沢山の人で賑わっています。
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手前にある(赤岳山荘と並んでいます)やまのこ村にお願いをして1日1,000円で駐車しました。けっこう沢山の人で賑わっています。
赤岳山荘にも駐車場有り。1日1,000円でこちらのほうがお勧めです。登山ポストがあるので登山計画書を投函。50円払ってトイレを借ります。
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赤岳山荘にも駐車場有り。1日1,000円でこちらのほうがお勧めです。登山ポストがあるので登山計画書を投函。50円払ってトイレを借ります。
先に進むと美濃戸山荘の前に八ヶ岳の登山口があります。北沢(赤岳鉱泉・硫黄岳方面)と南沢(業者小屋・赤岳・阿弥陀岳方面)に分かれますので、南沢方面に進みます。
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先に進むと美濃戸山荘の前に八ヶ岳の登山口があります。北沢(赤岳鉱泉・硫黄岳方面)と南沢(業者小屋・赤岳・阿弥陀岳方面)に分かれますので、南沢方面に進みます。
南沢コースに入り、当分は沢伝いに緩やかな山道を進みます。まだ朝だからか、沢伝いだからかすごく涼しいです。
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南沢コースに入り、当分は沢伝いに緩やかな山道を進みます。まだ朝だからか、沢伝いだからかすごく涼しいです。
途中からおなじみの山道になってきます。でも、比較的緩やかで険しさがありません。けっこう楽に歩いて行けます。
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途中からおなじみの山道になってきます。でも、比較的緩やかで険しさがありません。けっこう楽に歩いて行けます。
山道には所々こんな場所(ああ、ここを通るのか、よいしょっと的な)もありますが、基本疲れない程度の緩やかで歩きやすい登山道です。
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山道には所々こんな場所(ああ、ここを通るのか、よいしょっと的な)もありますが、基本疲れない程度の緩やかで歩きやすい登山道です。
こんな雰囲気のある道を進んでいきます。沢の流れる音も聞こえすごく気持ちがいい。なんか登山って感じがしてきません。
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こんな雰囲気のある道を進んでいきます。沢の流れる音も聞こえすごく気持ちがいい。なんか登山って感じがしてきません。
このように枯れた沢のような場所を何度か通ります。広々としていて良いのですが、入るところと見落とさないようにしてください。
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このように枯れた沢のような場所を何度か通ります。広々としていて良いのですが、入るところと見落とさないようにしてください。
このように山道に入る場所があり、ここから山道に戻ります。地図やGPSを見ても分かりにくいので見落とさないように。
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このように山道に入る場所があり、ここから山道に戻ります。地図やGPSを見ても分かりにくいので見落とさないように。
枯れた沢の横を山道が通ります。この辺も白樺と苔が織りなす雰囲気が良いコース。歩いていて疲れないし楽しいです。
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枯れた沢の横を山道が通ります。この辺も白樺と苔が織りなす雰囲気が良いコース。歩いていて疲れないし楽しいです。
更に枯れた沢を通り、また分岐があります。ここは右に進みます。するとすぐに行者小屋にたどり着きます。
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更に枯れた沢を通り、また分岐があります。ここは右に進みます。するとすぐに行者小屋にたどり着きます。
行者小屋には沢山の人が思い思いに休憩やこれからのコースの確認、身支度(ここから山行がハード化するので)などを行っています。
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行者小屋には沢山の人が思い思いに休憩やこれからのコースの確認、身支度(ここから山行がハード化するので)などを行っています。
行者小屋を先に進むと赤岳と阿弥陀岳の分岐。右手は阿弥陀岳方面、左は文三郎尾根で赤岳方面です。左に進みます。
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行者小屋を先に進むと赤岳と阿弥陀岳の分岐。右手は阿弥陀岳方面、左は文三郎尾根で赤岳方面です。左に進みます。
分岐を過ぎると徐々に登山道が険しくなってきます。けっこう急な登りや岩のごろごろしたコースを進みます。
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分岐を過ぎると徐々に登山道が険しくなってきます。けっこう急な登りや岩のごろごろしたコースを進みます。
そうこうするとこの辺が森林限界なのか、見晴らしのよい場所に出て文三郎尾根の有名な階段が出現します。
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そうこうするとこの辺が森林限界なのか、見晴らしのよい場所に出て文三郎尾根の有名な階段が出現します。
なにしろ一心不乱に階段を登ります。そうただひたすら。すると第1ラウンドのノーブランド階段が終了します。振り得ると行者小屋が小さく見える。
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なにしろ一心不乱に階段を登ります。そうただひたすら。すると第1ラウンドのノーブランド階段が終了します。振り得ると行者小屋が小さく見える。
階段第2ラウンド。普通だったら高難易度の難所なのを階段を設置して簡単に通れるようにしています。壊れないかと恐る恐る通ります。
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階段第2ラウンド。普通だったら高難易度の難所なのを階段を設置して簡単に通れるようにしています。壊れないかと恐る恐る通ります。
さらに進むと第3ラウンド。あの有名なマムート階段になります。先ほどの階段とは異なり、すっごく登りにくいです。マムートのマークは上面と側面に。
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さらに進むと第3ラウンド。あの有名なマムート階段になります。先ほどの階段とは異なり、すっごく登りにくいです。マムートのマークは上面と側面に。
こんな感じにマムートのマークが上面にも3つ?側面にも2つと結構くっついてます。大きさは足と比較してみてください。
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こんな感じにマムートのマークが上面にも3つ?側面にも2つと結構くっついてます。大きさは足と比較してみてください。
全ての階段をクリアすると主脈の分岐に到着。右手には今回パスした阿弥陀岳と中岳が。赤岳山頂を目指して左手に進みます。
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全ての階段をクリアすると主脈の分岐に到着。右手には今回パスした阿弥陀岳と中岳が。赤岳山頂を目指して左手に進みます。
少し進むとキレット分岐にたどり着きます。ここから権現岳方面へのコースに行けるみたいです。
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少し進むとキレット分岐にたどり着きます。ここから権現岳方面へのコースに行けるみたいです。
赤岳山頂までの最後の登り。鎖を使う急峻で長い岩場の登りです。が、焦るような危険な印象はなく気をつけて登れば問題なし。
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赤岳山頂までの最後の登り。鎖を使う急峻で長い岩場の登りです。が、焦るような危険な印象はなく気をつけて登れば問題なし。
岩場は何段にも分かれて続きます。岩も滑らないので慎重に登れば鎖がなくても登れる感じ。もうすぐ山頂ということでテンション上がる。
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岩場は何段にも分かれて続きます。岩も滑らないので慎重に登れば鎖がなくても登れる感じ。もうすぐ山頂ということでテンション上がる。
とうとう赤岳の山頂到着。あの階段と岩場を登ったご褒美に雲海をまとった富士山方面への景観が最高です。
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とうとう赤岳の山頂到着。あの階段と岩場を登ったご褒美に雲海をまとった富士山方面への景観が最高です。
八ヶ岳といえば赤岳(2,899m)。その頂上カット。いつも通り自分撮りで頑張りました。今日は天気もコンディションも最高に良く、周辺の北アルプス、南アルプス、富士山などが雲海をまとい360度壮大な景観でした。
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八ヶ岳といえば赤岳(2,899m)。その頂上カット。いつも通り自分撮りで頑張りました。今日は天気もコンディションも最高に良く、周辺の北アルプス、南アルプス、富士山などが雲海をまとい360度壮大な景観でした。
赤岳山頂の様子。他の人のレポートでかなり渋滞が発生し人も多いと聞いていましたが、ちょっとだけ時間が早いのか、まぁまぁくつろげる感じ。
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赤岳山頂の様子。他の人のレポートでかなり渋滞が発生し人も多いと聞いていましたが、ちょっとだけ時間が早いのか、まぁまぁくつろげる感じ。
赤岳頂上小屋の様子。他の山小屋もそうですが、特にここはこんなところにこんな立派な小屋を良く建てたもんです。
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赤岳頂上小屋の様子。他の山小屋もそうですが、特にここはこんなところにこんな立派な小屋を良く建てたもんです。
これから向かう横岳方面への稜線を眺める。一旦ガレ場を下り、いくつかのピークを登り返し越えなくてはならないようだ。
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これから向かう横岳方面への稜線を眺める。一旦ガレ場を下り、いくつかのピークを登り返し越えなくてはならないようだ。
赤岳への横岳方面からの登り。こちらも大変(阿弥陀岳方面とは異なりこちらは岩場というよりガレ場)なようで、沢山の人が鎖に取り付いて登っていました。
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赤岳への横岳方面からの登り。こちらも大変(阿弥陀岳方面とは異なりこちらは岩場というよりガレ場)なようで、沢山の人が鎖に取り付いて登っていました。
下り切ったところで赤岳を望むとこんな感じ。格好いいですねぇ。青空の色も完璧で夏山最高の景観じゃないでしょうか?
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下り切ったところで赤岳を望むとこんな感じ。格好いいですねぇ。青空の色も完璧で夏山最高の景観じゃないでしょうか?
赤岳天望荘に到着。展望デッキがあったり、水洗トイレだったり、個室もありですごく整備された山小屋。値段も少し高かったです。
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赤岳天望荘に到着。展望デッキがあったり、水洗トイレだったり、個室もありですごく整備された山小屋。値段も少し高かったです。
更に進んで横岳方面を望む。もう登ってクリアして行くしかなし。よし頑張ろう。と思う瞬間。
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更に進んで横岳方面を望む。もう登ってクリアして行くしかなし。よし頑張ろう。と思う瞬間。
ふと見ると枯木の先に富士山が望めなかなか。富士山は刻一刻とドラマチックに表情を変えています。
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ふと見ると枯木の先に富士山が望めなかなか。富士山は刻一刻とドラマチックに表情を変えています。
岩場群、ハシゴ・鎖場群への登り返しに挑みます。こう見るとハードそうですが行って見るとそれほどでもないです。
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岩場群、ハシゴ・鎖場群への登り返しに挑みます。こう見るとハードそうですが行って見るとそれほどでもないです。
まずはハシゴ。何度か出くわしますがしっかりとしたきちんとしたハシゴなので怖くはありません。
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まずはハシゴ。何度か出くわしますがしっかりとしたきちんとしたハシゴなので怖くはありません。
赤岳の下の岩場に似た登り。こちらも慎重に登ればそんなに厳しく難度の高いものではありません。
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赤岳の下の岩場に似た登り。こちらも慎重に登ればそんなに厳しく難度の高いものではありません。
鎖場を登り切って赤岳方面を見ると赤岳の雄姿と富士山が重なって格好良い。今日は格好良い景観が多く、写真を撮る回数が多い。
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鎖場を登り切って赤岳方面を見ると赤岳の雄姿と富士山が重なって格好良い。今日は格好良い景観が多く、写真を撮る回数が多い。
狭い足場の岩場のトラバース。ここもきちんと鎖が補助しているので恐怖感無でパスできます。
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狭い足場の岩場のトラバース。ここもきちんと鎖が補助しているので恐怖感無でパスできます。
大岩の横をすり抜けるように通る狭い道。交通量が多いとすごく渋滞する場所ですね。
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大岩の横をすり抜けるように通る狭い道。交通量が多いとすごく渋滞する場所ですね。
すり抜ける場所でふと目をとめると綺麗に咲く高山植物。うまく撮れました。チシマギキョウと言うらしい。
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すり抜ける場所でふと目をとめると綺麗に咲く高山植物。うまく撮れました。チシマギキョウと言うらしい。
とうとう登りもだいたいこなし、数あるピークも越えてきて石尊峰に到着。もう横岳山頂はすぐそこです。
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とうとう登りもだいたいこなし、数あるピークも越えてきて石尊峰に到着。もう横岳山頂はすぐそこです。
これから進む横岳、硫黄岳方面の稜線を望む。もう険しく急峻な登りはなし。その先の雲海が素晴らしいです。
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これから進む横岳、硫黄岳方面の稜線を望む。もう険しく急峻な登りはなし。その先の雲海が素晴らしいです。
学生の部活&サークルによる10人〜20人くらいの学生パーティが多い。これは中学生かな、頂上外れで皆でパスタをゆでてました。
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学生の部活&サークルによる10人〜20人くらいの学生パーティが多い。これは中学生かな、頂上外れで皆でパスタをゆでてました。
横岳山頂で学生パーティー引率のお姉さんに撮ってもらいました。頂上では娘さんを連れた家族とも少しお話をさせてもらったり。
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横岳山頂で学生パーティー引率のお姉さんに撮ってもらいました。頂上では娘さんを連れた家族とも少しお話をさせてもらったり。
横岳から硫黄岳に進むコース、横岳山頂直下には鎖付きのコースなどがあり。こちらもそんなにきわどいものはありません。
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横岳から硫黄岳に進むコース、横岳山頂直下には鎖付きのコースなどがあり。こちらもそんなにきわどいものはありません。
フェイクの梯子を無視して、岩の隙間をくぐり抜け、その裏に狭い足場の鎖付きコースが続きます。
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フェイクの梯子を無視して、岩の隙間をくぐり抜け、その裏に狭い足場の鎖付きコースが続きます。
鎖付きの岩場のカニ歩きもあり。でも、下にはきちんとした足場があるので恐怖感なしです。
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鎖付きの岩場のカニ歩きもあり。でも、下にはきちんとした足場があるので恐怖感なしです。
岩場も終わり様子が変わります。ここからは火山の様相が強くなり、細かな火山質の砂利に覆われた緩やかな稜線のカーブを下っていく感じ。
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岩場も終わり様子が変わります。ここからは火山の様相が強くなり、細かな火山質の砂利に覆われた緩やかな稜線のカーブを下っていく感じ。
火山質の砂の傾斜に沢山の高山植物が花を咲かせています。殺風景な砂礫地咲く大人気の花だそうです。
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火山質の砂の傾斜に沢山の高山植物が花を咲かせています。殺風景な砂礫地咲く大人気の花だそうです。
ずず、ずいぃ〜と、緩やかなカーブを下って行きます。足元はザクザクザク。風もそよぎ気持ちの良い涼しさ。
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ずず、ずいぃ〜と、緩やかなカーブを下って行きます。足元はザクザクザク。風もそよぎ気持ちの良い涼しさ。
下りきった鞍部に硫黄岳山荘。高校生くらいの部活でしょうか、大勢のパーティーが賑やかに滞在してました。
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下りきった鞍部に硫黄岳山荘。高校生くらいの部活でしょうか、大勢のパーティーが賑やかに滞在してました。
さて、硫黄岳を目指し、大小石が敷き詰められた石の坂を緩やかにカーブに沿って登って行きます。雄大で壮大な雰囲気。
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さて、硫黄岳を目指し、大小石が敷き詰められた石の坂を緩やかにカーブに沿って登って行きます。雄大で壮大な雰囲気。
硫黄岳の山頂標の前で自分撮り。本当の山頂は爆裂火口の先端みたいです。ガスって来ていたので焦っていてあまりうまく撮れてない。
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硫黄岳の山頂標の前で自分撮り。本当の山頂は爆裂火口の先端みたいです。ガスって来ていたので焦っていてあまりうまく撮れてない。
硫黄岳の爆裂火口。なにしろスケール感も威圧感もすごいです。ここまで来て良かった!と思った瞬間。ちょっとガスってき始めたのでタイミングギリギリセーフでした。
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硫黄岳の爆裂火口。なにしろスケール感も威圧感もすごいです。ここまで来て良かった!と思った瞬間。ちょっとガスってき始めたのでタイミングギリギリセーフでした。
硫黄岳からの下りは、白い石が敷き詰められちょっと風変わりな場所の赤岩の頭分岐を通り、そのまま普通の山道を下山します。
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硫黄岳からの下りは、白い石が敷き詰められちょっと風変わりな場所の赤岩の頭分岐を通り、そのまま普通の山道を下山します。
下りの道はオーソドックスな山道。険しさも少なく歩きやすい印象。膝の保護のためここからストックを使用します。
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下りの道はオーソドックスな山道。険しさも少なく歩きやすい印象。膝の保護のためここからストックを使用します。
山道の様子。見慣れた山道ですが、これまでのコースを考えるとこんな風景もちょっと印象的ですね。
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山道の様子。見慣れた山道ですが、これまでのコースを考えるとこんな風景もちょっと印象的ですね。
途中から小さな沢をよく渡るようになります。見ると皆、赤いので赤岳周辺の特徴なんだと思います。
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途中から小さな沢をよく渡るようになります。見ると皆、赤いので赤岳周辺の特徴なんだと思います。
更に下って行くと赤岳鉱泉に到着。多くの人が休みくつろいでいました。冷たく冷えたビールがうまそうだ!
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更に下って行くと赤岳鉱泉に到着。多くの人が休みくつろいでいました。冷たく冷えたビールがうまそうだ!
ここからは沢に沿ったコースを長い間進みます。途中から沢伝いじゃないコースと分岐するみたいですが気が付きませんでした。
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ここからは沢に沿ったコースを長い間進みます。途中から沢伝いじゃないコースと分岐するみたいですが気が付きませんでした。
流れている沢も赤い。なんで赤いのかな?何しろ、あっちこっちの沢や水たまりが赤く、ところによっては苔の緑と沢の赤が映えるのです。
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流れている沢も赤い。なんで赤いのかな?何しろ、あっちこっちの沢や水たまりが赤く、ところによっては苔の緑と沢の赤が映えるのです。
沢伝いのこんなコースを歩きます。所々木道にもなっており、すごく涼しげで雰囲気も良く、歩いていて楽しいです。
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沢伝いのこんなコースを歩きます。所々木道にもなっており、すごく涼しげで雰囲気も良く、歩いていて楽しいです。
森林の景色もすごく良いので沢伝いのコースが絵になります。この時間から北沢コースを登ってこられる方も多いですね。
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森林の景色もすごく良いので沢伝いのコースが絵になります。この時間から北沢コースを登ってこられる方も多いですね。
途中から沢伝いのコースも終わり、林道に入ります。けっこう距離が長く記憶では1キロほど歩くのだと思います。
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途中から沢伝いのコースも終わり、林道に入ります。けっこう距離が長く記憶では1キロほど歩くのだと思います。
行きに分かれた美濃戸口から南沢と北沢の分岐にたどり着きます。これで今回の山行は終了。本当に来てよかったなぁ。
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行きに分かれた美濃戸口から南沢と北沢の分岐にたどり着きます。これで今回の山行は終了。本当に来てよかったなぁ。
14:00に駐車したやまのこ村に到着。隙間の通路にもめいっぱい車を停めてあって出られない(白いミニバン)。車を移動して出られたのは30分後でした。
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14:00に駐車したやまのこ村に到着。隙間の通路にもめいっぱい車を停めてあって出られない(白いミニバン)。車を移動して出られたのは30分後でした。

感想

今日は子供・嫁さんが親戚の家に泊まりに行くため家に居ない。よって山登り。天気もPカン予想なので、満を持して八ヶ岳メイン峯3つを縦走するコースの計画書を印刷して早朝2:00に出発!八ヶ岳山塊の最高峰である赤岳(2,899m)はもちろんですが、横岳(2,829m)の稜線、爆裂火口跡がある硫黄岳(2,760m)も行きたくてずっと温めていました。いやいや八ヶ岳、それも赤岳のあたりは素晴らしいですね。出会う様々な景観、複雑で多彩なコース、それぞれの山容や稜線の雰囲気も全てが最高でした。全体的には谷川岳と比べると標高差や距離は長かったですが体力的に楽な気がしました。赤岳から横岳の間はそれなりにバリエーションのある登山を楽しめますし、硫黄岳までは稜線の雄大さが満喫できる感じでやっぱ良い山です。まだまだ色々楽しめそうなので、他のコースも今後試したいと思います。

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