記録ID: 213345
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
槍・穂高・乗鞍
奥穂高＆北穂高
2012年08月04日(土) 〜
2012年08月05日(日)
長野県
岐阜県
zeps1w
- GPS
- 35:10
- 距離
- 26.6km
- 登り
- 2,354m
- 下り
- 2,347m
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8月4日
5:25バスターミナル出発-5:30河童橋-6:25風穴-7:50岳沢小屋8:00-9:00カモシカの立場9:10-11:00紀美子平11:05-11:40前穂高岳11:50-12:15紀美子平（昼食）12:45-14:35奥穂高岳15:00-15:45穂高岳山荘
8月5日
6:50穂高岳山荘出発-7:05涸沢岳7:15-8:25最低コル-9:30北穂高岳（昼食）10:35-12:25涸沢小屋12:35-12:45涸沢ヒュッテ-13:40本谷橋-14:25横尾山荘-15:05徳澤園-16:00明神館-16:30河童橋-16:35バスターミナル
5:25バスターミナル出発-5:30河童橋-6:25風穴-7:50岳沢小屋8:00-9:00カモシカの立場9:10-11:00紀美子平11:05-11:40前穂高岳11:50-12:15紀美子平（昼食）12:45-14:35奥穂高岳15:00-15:45穂高岳山荘
8月5日
6:50穂高岳山荘出発-7:05涸沢岳7:15-8:25最低コル-9:30北穂高岳（昼食）10:35-12:25涸沢小屋12:35-12:45涸沢ヒュッテ-13:40本谷橋-14:25横尾山荘-15:05徳澤園-16:00明神館-16:30河童橋-16:35バスターミナル
| 天候 | ずっと快晴でしたが、日曜日の午後から雲が出てきてパラパラ軽く降った。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2012年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
沢渡地区〜上高地通常価格は片道1200円ですが、往復券は2000円とお得。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
岳沢小屋から紀美子平までの重太郎新道は急登が続くほか、鎖場＆梯子もありかなりキツイルート。気を抜くと危ない。登りもしんどかったが、ここを下るのはちょっと怖い。 重太郎新道を登っている最中に奥穂やジャンダルムの方面かな？かなり大きな音がした。最初は雷かと思ったけどどうやら落石みたい。凄い音で正直びびった。 紀美子平に荷物を置いて前穂高岳まで登る。荷物が無いだけで凄い楽。やっぱ初の20kg装備は正直つらい・・・。 紀美子平から奥穂高岳までの吊尾根も急で気の抜けないルート。いやーホントに緊張感ある。 奥穂高から穂高岳山荘までは最後の鎖＆梯子くらいだけど、鎖＆梯子に相当手間取っている方もいて、渋滞する。見ている方が冷や汗が出る。 穂高岳山荘から涸沢岳までは特に問題も無いが、その先はやはり凄いルートですね。自分は鎖や梯子は苦手じゃないですが、苦手な方は行かない方がいいでしょう。かなりの高度感があるので高所が苦手な人は厳しいですし、安定して体を支える＆引き寄せる腕力＆脚力が無いと危険です。 北穂高岳から涸沢までの南稜は今までの重太郎・吊尾根・涸沢岳-北穂岳間のルートに比べると楽ですが、慎重に行かないと。自分が北穂へ向かっている最中、下りの方が一人滑落されたそうです。 涸沢からの帰りは雪渓で足を取られないように慎重に歩けば特に問題なし。 |
| 予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
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紀美子平にザックを置いて前穂高へ向かう。ここもかなりキツイね。やっとの事で登頂！
これから向かう奥穂高岳、ここでこれだけキツくてあそこまで行けんのか。
息も絶え絶えなんとか奥穂高登頂！写真や映像では何度も見た光景、同じだけど全然違う。なんとも言いがたい達成感。
経験者やガイドさんと一緒みたいだけど、まともに鎖場や梯子を降りれない人がかなり多かったですね。
この光景はいろいろな場所でみんな違うし、どこの光景も素晴らしいっす。
すぐ近くに親も居ました。子を呼んでいるのか鳴いているのですぐに見つけられる。全然逃げないし。
アイゼンは必要ないというか、シャーベット状なんで軽アイゼンだとあんまり効かないかも。
感想
今回本当はもう一泊して槍ヶ岳まで行きたいところだったけど、今回の重装備（約20kg)で自分の体力では無理だと考え、断念。北穂から涸沢へ下って涸沢で一泊して帰ろうと思ったけど、日曜夕方から雨予報だったため、急遽そのまま上高地へ下ることにした。体力的に非常に苦しかったけど最後は平坦な林道なんでなんとか無事に全工程完了！
今回非常に素晴らしい天気に恵まれ、快適な山行が出来た。北アルプスの山々の景色は写真で見たことはあるが、やはり自分の目で見ると全く違う。いくら一生懸命写真に撮ってもあの高度感や遠近感、そして爽快感は表現できない。行って良かった。
非常に驚いたのが、韓国人ツアー客の多さだ。奥穂あたりは日本人より多かったんじゃないのか？20〜30人くらいのツアーがわんさか来てた。韓国に高い山は無いから山好きは日本に登りに来ると聞いていたが、こんなに多いとは思わなかった。
今回のルートは非常に危険な場所も多かった。緊張感を持って対処すれば大丈夫なのだが、危険箇所では無い場所でちょっと気が抜けた時にずるっと滑りそうになったりつまずきそうになったりする。分かってはいるけど、全工程気を引き締めて事故の無いように楽しんで行きたい。
横尾山荘から上高地方面に向かう途中で真横の草むらがもの凄い大きな音でざわめいた。びっくりしてそっちを見るが変化無し。直前を歩いていた人が熊だったというので速やかにその場を立ち去りました。見えませんでしたが、かなり近くだったので焦った。
動画を2つほど、涸沢岳からの景色
雷鳥の砂あび
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抜きつ抜かれつ同じ山旅だったんですね。
ホント天気に恵まれて文句なしの山旅でしたね。
素晴らしい景色とあの緊張感はやめられませんね。
しかし疲れました。またどこかで！
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