雨の裏銀座


- GPS
- 74:22
- 距離
- 43.9km
- 登り
- 3,953m
- 下り
- 4,114m
コースタイム
5:32 七倉 (5:30にゲートが開きます) 登山届提出
5:45 高瀬ダム (ここまでタクシー)
5:58 高瀬ダムキャンプ場
6:11 裏銀座登山口
7:45 標識6番
8:23 三角点 標識4番
9:35 烏帽子小屋 10:00
10:40 烏帽子岳
11:40 烏帽子小屋
8月13日
4:00 烏帽子キャンプ場
4:56 三岳?
6:17 野口五郎小屋
7:11 真砂岳分岐
8:14 東沢乗越
9:04 水晶小屋
9:46 水晶岳
10:43 ワリモ岳北分岐
11:03 ワリモ岳
11:40 鷲羽岳
12:28 三俣キャンプ場
8月14日
4:30 三俣キャンプ場
5:20 三俣蓮華岳
6:53 双六小屋
7:27 縦沢岳
8:50 弓折岳
12:51 笠ヶ岳山荘
13:06 笠ヶ岳
13:40 笠ヶ岳キャンプ場
8月15日
4:00 笠ヶ岳キャンプ場
5:00 笠ヶ岳新道分岐
8:20 笠ヶ岳新道登山口
9:14 新穂高温泉
天候 | 12日 晴れ 13日 暴風雨 14日 雨 15日 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー
5:10 アルプスタクシー 8000円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
七倉で登山届提出 新穂高温泉 登山指導センターで下山届け提出 日帰り入浴 中崎山荘 800円 烏帽子小屋、笠ヶ岳山荘 DOCOMO携帯つながりました。 |
写真
感想
今回は3泊4日 3万円でどこに行くか 地図とにらめっこして裏銀座に決定しました
11日に家を出る前 テレビを見てると大阪市に洪水警報がでたのですが家の周りは全く降ってなかったのですが 雨を覚悟してザックカバーを付けて出発したのですが全然雨に合わずラッキーでした。
12日
バスのアナウンスで目を覚まし窓の外を見てみると まだ降ってないラッキーはつづきます。
信濃大町につくと予約していたタクシーの運転手さんがプラカードを上げて待っていてくれてます。
予約時にあいのりを希望して予約していたので同乗者を探してくれていました。
運良く七倉までの女性と一緒にタクシーで出発します。途中稜線に朝日が当たってテンションが上がります。
七倉についてで登山届けを提出してついでにトイレもタクシーに帰ると七倉から高瀬
までの3人グループがタクシーに運転手さんが探してくれていました
結局 高瀬ダムまで3500円!今回の一番の難所を通過しました これで小屋でビールが飲めます。
タクシーを降りて早速歩き始めます 予想とはうらはらに天気はよくなる一方、家からつけているザックカバーが場違いです
アルプス3大急登のブナ立尾根 気温はどんどんあがり汗が吹き出します。
眺望もあまりないままモクモクと登ります唯一の救いは各所に付けられた12番までの番号 去年登った合戦尾根と比べるとブナ立尾根のほうがだんぜんしんどいです
差がありあすぎです。
まわりの気が低くなってきたなと思ったら烏帽子小屋が見えてきました。
烏帽子小屋に着くと今回ちょっと諦めていた眺望が小屋でテントの料金を払い
小屋からちょっと下ったところにあるテン場にテントを張って烏帽子岳を目指しますが その頃は烏帽子岳はガスの中で見えません 烏帽子岳直下はちょっとした岩場で3点支持が必要ですがステップも刻んで有り怖くはなかったです。
小屋に戻る途中、ひとつ手前のピーク前烏帽子で少し休憩しつつガスが晴れるのをまちます。一瞬ですが烏帽子岳がみれました。
小屋に戻りビールと水を購入します。水は雨水を消毒したもので お腹が弱い方、塩素臭がダメな方はあまり飲まないようにと注意書きがしてありました 1L200円で2L購入ビールは350mlが600円でした。
テントに戻り 梅酒を飲みながら読書 ペース配分ができず 一冊しかもって来てない本(三匹のおっさん)を読みきってしまいました^^;
夕食は棒ラーメンにご飯にまぜるだけのジャンバラヤ このジャンバラヤうまくない;; 前回は混ぜるだけ牛しぐれ・・これもイマイチだったのでもう混ぜるだけシリーズは買わないと決めました。
この時携帯で天気予報を確認すると明日も雨の予報は午後3時からとなってました。
13日
朝3時起床のつもりが15分寝坊 雨は降ってないのを確認 ユッケジャンクッパを流し込み支度 目覚めのコーヒーをのもうとおもった時ちょっとしたミスが普段家ではブラックですが山では甘いミルク入りコーヒーを飲むのですが間違ってブラックを買ってきてしまったみたいです。
気を取り直して支度して出発
空には三日月と星が 東の空は少し赤みがかり表銀座の稜線が見えます。
この時写真を撮ればよかったのですが歩き始めもあり上まで登ってとろうと思ってたら15分後パラパラと雨がここからが雨の始まりです。
で気づいたのですが僕の登山靴の防水レベルがスニーカーレベルだということが分かりました。30分もしないうちに浸水水たまりをあるいたわけでもないのに・・・
ガスと強風と雨の中そのうち展望ルートとお花畑ルートの分岐に迷わずお花畑ルートへどこが三岳だかわからないまま野口五郎小屋へ水不足で水は一人500mlと張り紙がしてありました。
ちょうど中から出発する女性がスタッフと思われる人が雨の中長いあいだお見送りしていて、こんな小屋ならとまりたいなぁとおもいました。
少し休憩して出発 稜線にでるとすごい風です GWの大峰よりきついかも?・・
野口五郎岳を目指して進んだのですが分岐を間違って巻道に・・気づいたのですが
風と雨とガスに負けてそのままピークを踏まず進みます 宿題を残してしまいました
水晶小屋につくとかなりの人が戸を開けるとなかも人がぎっしり、ここで水晶岳に行くかどうか迷いましたが 時間も早いし なぜか今年から集め始めた100名山のピンバッチを買いたいので行くことにします。ここで水晶岳、鷲羽岳のピンバッチを購入
山頂までは けっこう険しいトラバースがあり風吹くたびにヒヤッっとします。
どんな山かもわからないまま山頂へ やっパリすごい風で写真を撮って退散します
次は鷲羽岳です、ピンバッチを購入したので後にはひけません
風が強いので山頂を目指すというより通過するという感じでなんだか5月の釈迦ヶ岳の時とおなじ この頃ゆっくり山頂を楽しめてません 天気が悪いのは分かっていたのですがやっぱりここまで来ると欲が湧きます。
三俣山荘でキャンプの受付を済ませ水を汲んでキャンプ場に キャンプ場はすでにかなりのテントが張ってあり 隙間を見つけてテントを貼ります 稜線ではかなりの風でしたがキャンプ場はほとんど風の影響は受けてませんでした。
ちょっと早いですがパスタを食べてごろごろ いつの間にか寝てました。
14日
朝3時起床 雨がパラパラとテントを打つなか支度します。テントないが雨で浸水してるので支度に少し時間がかかり濡れた靴下、濡れた靴を履いて4時半出発します。
どのみちビチャビチャなので雨が降っていても気にならなくなりました奥駆で濡れまくって体得出来たのかと思いますw
登り始めると沢か道かわからないような状況に芦屋の地獄谷のなかを歩いてるかの水量です。
三俣蓮華岳に登り次は双六を目指します 途中風が出てきてガスガスだったのであっさり双六岳を宿題にして中道を通り双六小屋へ突然ガスが晴れ景色が見れました
この景色に見とれ間違いを^^;
なんと槍のほうへ前の人について間違って登ってしまいます。縦沢岳についてあらぁ〜やっちまったと引き返します。
双六山荘のテン場の横を通り弓折乗越へほとんどの人が鏡平方面へすこし休憩して笠ヶ岳に向かいます。
ガスガスのなかどこがどこだかわからずモクモクと進みます。
どこが大ノマ岳なのかわからぬまま秩父平にここからの登りが結構しんどかったです。そのうち笠ヶ岳新道への分岐で沢登りの方々少し話をして出発 雨でも沢登りするんですねイメージとしては増水して怖そう ここからあと70分またガスガスの稜線を進みます。
キャンプ指定地、水場という看板まできて 岩にあと一息と書いてあるので山荘まで行ってみようと思いましたが後悔 ザックをデポするべきでしたガレガレの岩を200mほど進みようやく山荘へピンバッチを購入し山頂へやはり何も見えないのでそうそうに下山 キャンプ場まできた道を引き返します。
テントを張って水を汲みにテン場からすぐのところに水場ありましたが足元は悪かったです水量はかなりありました。
テン場で女性二人組の人に弓折乗越で鏡平に降りようと悩んでた所ぼくが笠ヶ岳に向かったので私たちも意を決して来ましたと。
この日笠ヶ岳のテン場は5張りぐらいでした
少し話をして テントで梅酒タイムをしてると笠ヶ岳が見えた〜と声がするので出てみると 晴れ間が15秒ぐらいの晴れ間でしたが来てよかった〜やっと登った山が見れました。
それから 何回かガスが晴れちょっとの眺望を楽しみ 明日の天気を期待して就寝
15日
期待虚しく 夜半から雨 朝3時に起床し4時出発
暗い中来た道を引き返し 笠新道にここもアルプス3大急登のひとつですが桁違いです岩から岩 石から石へと休憩するのも忘れて激下りますが 下っても下ってもまだまだ下りです。濡れたテントの重みが肩と腰にくるわ 膝は笑うわ これを登るってのは相当覚悟がいりそうです。
ここで転んで怪我をしたのでは3日間を無駄にすることになるので慎重に下ります
九十九折をまだかまだかと降りやっとのことで林道に普段嫌いな林道もありがたく思います。久々に体中筋肉痛です おそるべし笠新道
新穂高につき下山届けを出し yokochanさんおすすめの温泉へ
途中 観光案内所で100円引きをゲットしようと思ったらまだ開いてませんでした残念
登山客の多い温泉みたいで 表には雨具をかけるフックがあったり中には荷物置き場あったり至れり尽せりでした 風呂に入って
ビールと枝豆とラーメンを食べて 休憩室でちょっと休憩した後
ロープウェイ乗り場のお土産物屋をプラプラ なぜか槍ヶ岳のバッチがあったので去年登ったからいいかと購入w
高山行きのバスで高山へこのバスは路線バスなのでトランクにザックが預けられないので混雑すると大変そうです僕は座席を二つ使わせてもらい乗りました。
高山から大阪のバスも登山客は少なかったです。
大渋滞の末 終電ギリギリにバスは大阪駅へ帰った頃には日付が変わっていました。
結局かぞくは入れ違いで高速バスでディズニーにいったので会えずじまいでした。
裏銀座は表銀座に比べて風が吹いていたせいもありこけたらアウトって所が多いように思いました。
また天気のいい日に宿題を片付けにいきたいと思います
お疲れ様でした。
雨の裏銀座、3泊4日のテン泊、雨で大変でしたね。
大峯奥駈道で慣れておられましたね?
昨年、双六から笠新道で新穂高温泉を下りましたが、裏銀座はまだどんなところかさっぱり分かっていません。
今後、いろいろ参考にさせて頂きます。
無事帰ってこられてなによりです。
こんにちは
雨男じゃあなく ”暴風雨男”だったんですね。
ほとんど 修行ですね
雨の中の裏銀座縦走大変でしたね。私も昨年は雨は最後の日だけでしたが
ほとんど曇りで景色もみえませんでした。
天気が良ければ双六岳から見る槍ケ岳の景色が大好きですが残念でした。
また天気が良い時に再チャレンジしてみて下さい。
修行三昧ですね。
GWの大峰よりきついって・・・。(笑
ガスっているとルートファインディングが難しくなりますね。
いろいろ宿題ができてしまったようですが
ご無事で何よりです。
「笠新道」って急登で有名なんですね。チェックしときます!
こんにちわ annyonさん
晴れだったらすごく景色のよさそうなところですw
笠新道きついですよね
こんにちわ kimidoriさん
暴風雨男です
稜線にでて風が吹いてなく雨だけだったらラッキーと思ってしまうようになりました
こんにちわ yokochanさん
おすすめのお風呂良かったです ありがとうございました。チケットはもらいそびれましたがバス停からも近く
お風呂はあそこに決定ですね
こんにちわrokuさん
そうなんです瞬間的に吹く風が大峰の時より強かったです^^;ルート的には釈迦岳あたりをずっと歩いてる感じでたまに落ちる〜と思うことも
笠新道半端ないですよ 下るだけで嫌になりました。
道作った人が多分、途中で飽きて「もうこっからぐぁ〜といったれ〜」てな道でした
鷲羽に水晶、ハッキリ確認
でも翌13日は確かにキツイ天気でしたね・・・
アルプスの悪天時はやっぱりキツイですね・・・
向かいの裏銀座稜線、いつの日か歩いてみたいと思いました
まずは黒部源流付近をチャレンジできないか思案中です
こんばんわ utaotoさん
歩くのが辛い風が吹いてましたね
13日も15分ぐらいは表銀座の稜線が見えてたのに・・・
僕も今度は今回通ってない源流付近と雲の平あたりをつなげて歩きたいなと思ってます
crazyhorseさん、こんばんわ!
北アルプスでテン泊装備の
私のテントは半自立式なのでふっ飛ばされそうで心配です
悪天候の中ほぼ計画通り実施されたのはすばらしい
実行力だと思います。
私もいつか行く時の参考にさせてもらいます
おはようございます takasyuuさん
テン泊装備 濡れて重みが増すのが一番大変です
烏帽子と三俣のキャンプ場はそんなに風の影響を受けない場所でしたよ。笠ヶ岳は風の影響を受けそうでしたが石で壁を作ってあったので安心でした
crazyhorseさん おはようございます。
15日は私たちが笠新道を上がっていれば間違いなくお会い出来てましたね
八ヶ岳に行った時にテン泊装備で笠は無理だと判断し当初計画通り、小池新道と決めてました。
改めてcrazyhorseさんのレコを読み返して、行かなくて良かったと痛感してます・・
それにしましてもお会い出来なくて申し訳ありませんでした
いつかの機会にお会い出来るのを楽しみにしてます
おはようございます amakawayaさん
15日は天気も悪かったですし 小池新道で正解だったとおもいます。
近くなのでまたどこかでお会いしましょう
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