焼岳〜西穂高岳〜ジャンダルム〜奥&前穂高岳



- GPS
- 26:47
- 距離
- 26.5km
- 登り
- 3,701m
- 下り
- 3,774m
コースタイム
6:25 新中の湯登山口
7:36 下堀沢出合
8:47 焼岳 9:25
10:28 焼岳小屋 10:48
12:33 槍見台
13:57 西穂山荘
9/15(土)
3:50 西穂山荘
4:48 独標
6:10 西穂高岳
7:54 間ノ岳 8:12
8:53 天狗ノ頭 9:12
9:32 天狗のコル 9:45
11:13 ジャンダルム 11:49
12:33 ロバの耳と馬の背の間 12:43
13:05 奥穂高岳 13:17
13:57 穂高岳山荘
9/16(日)
6:06 穂高岳山荘
6:48 奥穂高岳 7:07
8:26 紀美子平
9:02 前穂高岳 9:31
9:58 紀美子平
10:47 カモシカ立場 10:51
11:29 岳沢ヒュッテ 12:19
13:58 上高地
天候 | 9/14 晴れ時々曇り 9/15 曇り時々晴れ 9/16 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
沢渡(15:30)-R158-松本IC-上信越自動車道-関越自動車道-都内(24:30) |
コース状況/ 危険箇所等 |
■沢渡〜新中の湯登山口 沢渡から新中の湯登山口まで、タクシーで4200円でした。 新中の湯登山口のポスト、トイレ、水場は不明。 ■中の湯〜西穂山荘 中の湯〜焼岳は、歩きやすい登山道。 焼岳小屋〜槍見台は、下草は刈られていましたが、滑りやすい片斜面や木の根等で歩きにくかったです。 時々上高地方面や焼岳、穂高岳が見れますが、殆ど林道歩き。 ■西穂山荘〜奥穂高岳 ザレ場、ガレ場、浮き石多し。クサリ場多数。 高度感のあるトラバースやナイフリッジ通過も多数あり。 ペンキマーク多数あり。 間ノ岳付近で、大きなラクが二回程ありました。 確か赤石岳付近のザレ場の下りで、一度、ペンキマーク不明瞭でした。 更にザレ場を下っている踏み跡もありますが間違いです。 右側の岩場の方にトラバースしていけばマークが見つかります。 逆層スラブを登った後のトラバースの鎖の取り付けが外れています。 鎖に頼らずトラバースしましょう。 手掛かりは必ずあります。急がず慎重に進みましょう。 ■奥穂高岳〜上高地 吊尾根は多少高度感のあるトラバース。 重太郎新道は急登です。下りは膝に来ます。 岳沢から上高地間は林道歩き。2年前より歩きやすく整備されていました。 ■下山後 帰りは竜島温泉せせらぎの湯、レストラン十字路に寄りました。 |
写真
感想
遂に念願のジャンダルムに行ってきました〜!
期待以上、噂以上のクサリ場とザレ場、トラバースの連続。
自分は西穂高岳〜奥穂高岳まで、緊張しっぱなしの7時間でした!
必要以上の緊張による興奮と疲労で、多分いつものパフォーマンスの6-7割程度。
いつもより多めに休憩して、緊張をほぐしつつ慎重に進みました。
三連休で行くと穂高岳山荘激混み&台風の影響で当初は後半の天気がイマイチの方向だったので、金土日で行ってきました。
前菜に焼岳(100名山:93座目)、メインは憧れのジャンダルム、デザートに前回はガスっていた奥&前穂高岳な感じです。
西穂側からの方が、登りメインでより安全かと思って計画しましたが、実際は登り下りを繰り返すので、奥穂側からでも難易度は同じかなと感じました。
違うのは、奥穂側だといきなり馬の背のナイフリッジを下る所かな?
初日は焼岳。
新中の湯登山口でジャンダルムに向かう方とバッタリ遭遇。結局2日間行動を共にしました。妙義山に良く通っている方で、普通の登山道はゆっくり目でしたが、西穂〜奥穂間の岩場は慣れた動きで、実に頼もしかったです。
普通の登山道を2時間程登ると焼岳。山頂付近は色んな所からガスが吹き上がっていて硫黄臭が時々立ち込めていました。
朝8時半頃から奥穂高岳周辺にガスがかかりはじめて、初日にジャンダルムの雄姿が見れたのは一瞬だけでした(^^;
あとは本日宿泊予定の西穂山荘までの移動。焼岳小屋から先は時々視界がありますが基本林間歩き。割谷山の標識は不明。槍見台の標識は休憩しようと思って立ち止まった所で偶然見つけました。
西穂山荘は2畳に3名の混み具合。16時頃から夕立。ほぼ寝ないで来た割には暑くて寝付けず。。。
二日目はメインのジャンダルム。
余裕を持って3時起床で準備して4時前出発。20名位の方が同じ時間に準備してました。
晴れのつもりが、、、曇り。しかも風も少し強め(^^;;;
微妙な天気だが、行けそうなので出発。
独標までヘッデン。ガスで日の出は見れず。
西穂高岳までは準備運動。朝食を食べていざ出発。
気づけば5-6名のグループで行動。クサリ場とザレ場とトラバースを繰り返して間ノ岳へ。
この頃から緊張し過ぎでパフォーマンス低下の為、グループの先頭を譲る。
間ノ岳付近で日が差し始める。二重ブロッケンだ!!ガスの中にジャンも見えた!
逆層スラブ、天狗ノ頭、天狗のコルの頃までは晴れ。しかしジャンダルムに着く頃にはガスガス。。。
無事ジャンダルムの山頂に登頂!しかし山頂で暫く待ちましたが天候回復せず。
その後も核心部は続く。ロバの耳、馬ノ背を頑張って着いて行って無事クリア。奥穂高岳に着いて一安心。
穂高岳山荘に着いたら雨が降り出す。ビールを飲んでやっと一段落。
夕食は5回戦中の3回戦。布団3つに5名。思ったより余裕があったのでグッスリ熟睡。
三日目は奥穂高岳&前穂高岳。
当初の予想に反して快晴の一日。ずっとジャンダルムが見えてました〜
昨日がこの天気だったら。。。今日ジャンに行っている人がウラヤマシ〜(^^;;;
奥穂高岳&前穂高岳は、前回2年前に来た時はガスガスでしたが今回リベンジ達成!
富士山、南アルプス、中央アルプス、白山、立山、白馬、妙高方面と素晴しい展望でした!今日山に登っていた方へのご褒美ですね♪
ずっとジャンダルムの稜線を眺めつつ、重太郎新道を下山。
さすが三連休。上高地は都会でした。人が溢れ返っていました。
タクシー待ちは15分程。
中央高速道が大渋滞だったので上信越道経由の関越道へ。こちらもそれなりに渋滞していました。結局24時過ぎに無事帰宅。
ジャン山頂で眺望が得られなかった事が心残りですが、充実した3日間でした!
次(来年)は晴れの日を狙って奥穂高岳側からジャンダルムに行ってみようかな?!
■備考(ジャンダルムに行く為の必要条件)
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気力: ジャンダルムに行きたい気持ち。これが一番大事!
体力: 10時間は行動できる体力。連続するクサリ場やトラバース、ザレ場の経験。
経験を積むには、大キレット、奥穂〜北穂間、剣岳、妙義山、戸隠山辺りがお勧めです。
時の運: 濡れていると滑って危険。天気次第。
間ノ岳付近まで少し岩が濡れていて少し怖かったです。
穂高岳山荘に着いたら雨が降ってきました。運が良かったです。
ガスがかかっている方が高度感を感じずに進むことが出来ますが、景色を楽しみたいので、やはり晴れている方が良いですね。
+α:
前日の休養は十分に。
仲間もしくは一緒の方向に進む登山者がいると心強いです。
高所恐怖症の方には厳しいです。
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やっぱりアップダウンは激しいですね〜
来年目指してみようかな〜
先日、ヘルメットも買っちゃった
Ketakanさん>
岩場や鎖好きならサイコーなコースですよ〜
アップダウンは何とかなります
ヘルメット率高かったです。半分ぐらいかな?
ザレ場とクサリ場と高度感をいかにクリアするかですね。
意外と上半身(腕や腹筋等)が筋肉痛になりました〜
鎖場が多い山やボルダリング等で事前に練習した方が良いですよ〜
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