午前3時頃に新穂高を出る。あえてヘッドライトを消し,
林道を進んでみる。月がない、星明りを頼りに、うっすらとしたわさび平への道を踏んでいく。時々流れ星が。
わさび平小屋からは、おいしそうな匂いがただよってくる。
だんだんあかるくなってくる。小池新道を登りはじめた頃から明るくなってくる。
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9/16 5:58
午前3時頃に新穂高を出る。あえてヘッドライトを消し,
林道を進んでみる。月がない、星明りを頼りに、うっすらとしたわさび平への道を踏んでいく。時々流れ星が。
わさび平小屋からは、おいしそうな匂いがただよってくる。
だんだんあかるくなってくる。小池新道を登りはじめた頃から明るくなってくる。
朝日が当たるようになってくると、急に汗ばむ。涼しくなったとはいえ、日が上がると湿った夏の空気が立ってくる。熱くなり過ぎないよう、何も考えず、ひたすらゆっくりと、同じペースで登り続ける。
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9/16 6:00
朝日が当たるようになってくると、急に汗ばむ。涼しくなったとはいえ、日が上がると湿った夏の空気が立ってくる。熱くなり過ぎないよう、何も考えず、ひたすらゆっくりと、同じペースで登り続ける。
ふと平らになると、そこは鏡平。ここまでくると秋を感じるようになる。
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9/16 7:26
ふと平らになると、そこは鏡平。ここまでくると秋を感じるようになる。
すこし賑わう小屋をすぎて、弓折岳をみる。
青い空に緑の山体に、ところどころ色付きがみられる。
ここからの突き上げが、双六まででもっとも辛い部分だ。
気合を入れなおして、進もう。
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9/16 8:06
すこし賑わう小屋をすぎて、弓折岳をみる。
青い空に緑の山体に、ところどころ色付きがみられる。
ここからの突き上げが、双六まででもっとも辛い部分だ。
気合を入れなおして、進もう。
弓折の斜面をのぼりながら振り返るのが好き。
するととても小さな鏡平が見える。
この苦しい上りの中で、とてもうれしい瞬間です。
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9/16 8:41
弓折の斜面をのぼりながら振り返るのが好き。
するととても小さな鏡平が見える。
この苦しい上りの中で、とてもうれしい瞬間です。
稜線の草原。双六南峰のあたりがみえる。
空の青さ・乾いた空気。かさかさした色づいた草。
秋です。秋。
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9/16 8:43
稜線の草原。双六南峰のあたりがみえる。
空の青さ・乾いた空気。かさかさした色づいた草。
秋です。秋。
どうあがいても、瑞々しく躍動感のあった夏には戻れない。
植物のもたらす実りと、山と。よく来るのだけど、いつも表情が違ってる。
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9/16 8:52
どうあがいても、瑞々しく躍動感のあった夏には戻れない。
植物のもたらす実りと、山と。よく来るのだけど、いつも表情が違ってる。
双六到着。おだやかに温かい。荒れた天気の日にはとても頼もしい双六では、お食事を食べたりお酒を買ったりして、休憩させてもらっています。
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9/16 9:24
双六到着。おだやかに温かい。荒れた天気の日にはとても頼もしい双六では、お食事を食べたりお酒を買ったりして、休憩させてもらっています。
今日は、こんなにいい天気なので、稜線コースを行きます。
双六、私の勝率は2割ぐらいなんですが、今回の山行で3割になりました。
こんな天気のいい日に、稜線へ行かない理由はないですよ。
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9/16 9:43
今日は、こんなにいい天気なので、稜線コースを行きます。
双六、私の勝率は2割ぐらいなんですが、今回の山行で3割になりました。
こんな天気のいい日に、稜線へ行かない理由はないですよ。
→にいくと、三俣山荘への巻道でカールを眺めながらすすみます。
←にいくと、山頂と中道に進めます。中道もカールを歩けます。
私は、てくてく、山頂を目指して上ります。
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9/16 10:00
→にいくと、三俣山荘への巻道でカールを眺めながらすすみます。
←にいくと、山頂と中道に進めます。中道もカールを歩けます。
私は、てくてく、山頂を目指して上ります。
双六は、とてもなだらかなのが面白い。ぐるっと回ると、すぐに槍ヶ岳が、右をみると、大ノマ、笠ヶ岳が。さらに回ると黒部五郎が、遠くに薬師が、そして進行方向には丸山、三俣、鷲羽、水晶が見えている。写真にも絶景のポイントだと思う。
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9/16 10:21
双六は、とてもなだらかなのが面白い。ぐるっと回ると、すぐに槍ヶ岳が、右をみると、大ノマ、笠ヶ岳が。さらに回ると黒部五郎が、遠くに薬師が、そして進行方向には丸山、三俣、鷲羽、水晶が見えている。写真にも絶景のポイントだと思う。
笠ヶ岳。
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9/16 10:25
笠ヶ岳。
槍ヶ岳から歩いてくる人風の写真を取ってみた。
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9/16 10:31
槍ヶ岳から歩いてくる人風の写真を取ってみた。
双六山頂
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9/16 10:43
双六山頂
ここから三俣へ進もう。
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9/16 10:43
ここから三俣へ進もう。
稜線の内側は、カールのような地形が作れている。
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9/16 10:51
稜線の内側は、カールのような地形が作れている。
もっと雪が残っていたら、どんな風景だろう。
来年は、そういう時期にいってみたいと、思った。
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9/16 10:56
もっと雪が残っていたら、どんな風景だろう。
来年は、そういう時期にいってみたいと、思った。
鷲羽。疲れたワシが羽を広げるかのように。
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9/16 11:50
鷲羽。疲れたワシが羽を広げるかのように。
三俣頂上から山荘側へ降りる。下に石をおとさないように注意しておりるポイント。
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9/16 12:17
三俣頂上から山荘側へ降りる。下に石をおとさないように注意しておりるポイント。
降りると三俣山荘とテント場が見えてくる。
テント場は混んでいたけど、いい場所がみつかってゆっくり。
夜は風が強かった。ペグを確認し、綱も増し締めして就寝。
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9/16 12:47
降りると三俣山荘とテント場が見えてくる。
テント場は混んでいたけど、いい場所がみつかってゆっくり。
夜は風が強かった。ペグを確認し、綱も増し締めして就寝。
翌朝は冷え込んだ。しかし日が当たるとすぐに汗が滲んでくる。テントには異常なし。さあ、今日は雲の平に行ってこよう。
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9/17 6:16
翌朝は冷え込んだ。しかし日が当たるとすぐに汗が滲んでくる。テントには異常なし。さあ、今日は雲の平に行ってこよう。
岩苔乗越に続く、黒部源流部へ降りていきます。
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9/17 6:30
岩苔乗越に続く、黒部源流部へ降りていきます。
源流はゴロゴロの道で、下に行くほど湿っています。滑らないように気をつけましょう。この階段で、おしりを三回打ちました。
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9/17 6:36
源流はゴロゴロの道で、下に行くほど湿っています。滑らないように気をつけましょう。この階段で、おしりを三回打ちました。
登山道に水が流れているのか、沢を歩いているのか・・・
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9/17 6:40
登山道に水が流れているのか、沢を歩いているのか・・・
黒部源流水源地の碑
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9/17 6:45
黒部源流水源地の碑
日のところから、祖父岳への道と、いわこけ乗越への道がわかれます。
渡渉すると祖父岳へ上がっていくルートになります。
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9/17 6:46
日のところから、祖父岳への道と、いわこけ乗越への道がわかれます。
渡渉すると祖父岳へ上がっていくルートになります。
登っていく斜面
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9/17 6:47
登っていく斜面
渡渉点
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9/17 6:48
渡渉点
なんとか登り終えて目の前に迫るのは、黒部五郎でした。
先月いったときには、もっと雪が残っていました。
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9/17 7:35
なんとか登り終えて目の前に迫るのは、黒部五郎でした。
先月いったときには、もっと雪が残っていました。
露に濡れたチングルマがひかり、風にたなびき、心さびしくなるような感情を覚えます。
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9/17 7:43
露に濡れたチングルマがひかり、風にたなびき、心さびしくなるような感情を覚えます。
振り返ると、富山湾のほうが見えていました。
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9/17 7:46
振り返ると、富山湾のほうが見えていました。
ココらへんからは、歩きやすい木道が続きます。
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9/17 7:52
ココらへんからは、歩きやすい木道が続きます。
薬師岳。美しい山です。
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9/17 7:57
薬師岳。美しい山です。
雲ノ平山荘へ向かいましょう。
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9/17 8:33
雲ノ平山荘へ向かいましょう。
初夏のみずみずしい時にきてみる想像をするのも心が弾みます
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9/17 8:44
初夏のみずみずしい時にきてみる想像をするのも心が弾みます
アゲハの幼虫が寝ていたので、せりの葉にうつしておきました。
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9/17 9:02
アゲハの幼虫が寝ていたので、せりの葉にうつしておきました。
このまま進むと薬師沢を通る道にでます。私は高天原へいく近道を通ります。
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9/17 9:04
このまま進むと薬師沢を通る道にでます。私は高天原へいく近道を通ります。
近道には急坂があるらしい・・・エンジンブレーキがいるようだよ
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9/18 20:43
近道には急坂があるらしい・・・エンジンブレーキがいるようだよ
コロナ観測所?かな?
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9/17 9:33
コロナ観測所?かな?
薬師岳
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9/17 9:41
薬師岳
だんだん高度が下がってきます。奥スイス庭園
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9/17 9:41
だんだん高度が下がってきます。奥スイス庭園
はしごあり、急坂あり、くねくねトラバースを経て、随分高度が下がりました。
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9/17 10:08
はしごあり、急坂あり、くねくねトラバースを経て、随分高度が下がりました。
では、高天原温泉に向かいましょう
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9/17 10:36
では、高天原温泉に向かいましょう
草と空のコントラストが見事な風景。しばらく佇んでしまいました
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9/17 10:38
草と空のコントラストが見事な風景。しばらく佇んでしまいました
こじんまりとしたウッディの可愛らしい高天原山荘。
お食事をいただくことにしました。
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9/17 10:41
こじんまりとしたウッディの可愛らしい高天原山荘。
お食事をいただくことにしました。
カップラーメン400円。お湯つき、タイマー貸し出しありがうれしい。
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9/17 10:50
カップラーメン400円。お湯つき、タイマー貸し出しありがうれしい。
明るくてほっとする雰囲気でした。
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9/17 10:51
明るくてほっとする雰囲気でした。
おちついたところで、いざ温泉へ!
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9/17 11:02
おちついたところで、いざ温泉へ!
温泉沢にくると、囲いがあります。囲いは美人の湯といって、女性専用。ない方と露天は、混浴です。
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9/17 11:13
温泉沢にくると、囲いがあります。囲いは美人の湯といって、女性専用。ない方と露天は、混浴です。
青い空と乳白色の湯。きれいな空気と風景。そして私。
それ以外になにもない、幸せな時間。
こんな時間を過ごせたことに感謝の気持ちに自然になれました。
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9/17 11:33
青い空と乳白色の湯。きれいな空気と風景。そして私。
それ以外になにもない、幸せな時間。
こんな時間を過ごせたことに感謝の気持ちに自然になれました。
生分解性の高い石鹸の使用は、ある程度は容認してくれるようです。
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9/18 20:44
生分解性の高い石鹸の使用は、ある程度は容認してくれるようです。
露天風呂
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9/17 12:25
露天風呂
元気になると、こんな坂もらくらく上がれるようになりました。
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9/17 12:37
元気になると、こんな坂もらくらく上がれるようになりました。
帰りは、高天原温泉から岩苔乗越を目指して、水晶・鷲羽の山腹をトラバース。意外に長いコースです。
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9/17 13:17
帰りは、高天原温泉から岩苔乗越を目指して、水晶・鷲羽の山腹をトラバース。意外に長いコースです。
乗越に近づくと沢も近づいてきます。沢を詰めていくと、岩苔のっこしに出ます。
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9/17 14:19
乗越に近づくと沢も近づいてきます。沢を詰めていくと、岩苔のっこしに出ます。
ここは風が強い。
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9/17 14:45
ここは風が強い。
振り返ると、水晶の方が見えます。
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9/17 14:49
振り返ると、水晶の方が見えます。
南をみると、槍があります。
今日も幸せな1日でした。
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9/17 15:53
南をみると、槍があります。
今日も幸せな1日でした。
夜は激しい風で、テントが大きくゆすられました。ペグが2回抜けました。怖いと思いながらも、いつのまにか爆睡してました。
起きたら、山荘に暖かく朝日があたっていました。
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9/18 6:02
夜は激しい風で、テントが大きくゆすられました。ペグが2回抜けました。怖いと思いながらも、いつのまにか爆睡してました。
起きたら、山荘に暖かく朝日があたっていました。
三俣もきれいに色づいてきていました。
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9/18 6:28
三俣もきれいに色づいてきていました。
帰りは、カールをみながら巻道を帰りましょう。稜線は昨日からの風が強く吹いていますし。
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9/18 6:34
帰りは、カールをみながら巻道を帰りましょう。稜線は昨日からの風が強く吹いていますし。
雲の様子が、すこしずつ下り坂の姿になってきています。午前中は大丈夫そうですが、夕方から夜、翌日は雨になるでしょう。
今日のうちに、新穂高まで戻ることにしました。
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9/18 7:38
雲の様子が、すこしずつ下り坂の姿になってきています。午前中は大丈夫そうですが、夕方から夜、翌日は雨になるでしょう。
今日のうちに、新穂高まで戻ることにしました。
双六まで来てみると、テントがみんないなくなっていました。風も強かったからなぁ。
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9/18 8:00
双六まで来てみると、テントがみんないなくなっていました。風も強かったからなぁ。
レンズ雲も出始めています。やはりすこし荒れるのかもしれませんね。
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9/18 10:30
レンズ雲も出始めています。やはりすこし荒れるのかもしれませんね。
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