槍、穂高、涸沢
yazawa
- GPS
- 80:45
- 距離
- 38.8km
- 登り
- 3,144m
- 下り
- 2,660m
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10/7 5:00双六小屋-9:00槍ヶ岳山荘-9:55槍ヶ岳山頂-10:30槍ヶ岳山荘-12:00南岳小屋
10/8 6:30南岳小屋-9:00北穂高小屋-11:40涸沢
10/9 7:30涸沢-9:00屏風の耳-11:30徳沢-13:00上高地-(バス)-14:00平湯バスターミナル-(バス)-15:30新穂高無料駐車場
| 天候 | 10/6 曇り 10/7 ほぼ一日中ガス 10/8 快晴 10/9 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2012年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス 自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
新穂高から双六までは穏やかな山登り。 双六から槍ヶ岳に続く西鎌尾根には数箇所鎖場がありますが、それほど険しい所はありません。 槍の穂先への岩登りはかなり険しかったのに加えて、あまり岩に慣れていない人たちも登ってくるようなので、落石とか滑落があるのではと少し怖いです。 槍ヶ岳から南岳はダラダラとした稜線が続くのかと思いきや、アップダウンが思ったよりもあり少しバテました。 大キレットが険しいことは分かっていましたが、実際行ってみると南岳からの下りはより北穂への登りがハイライトでした。長谷川ピークは片側がかなり切れ落ちていますが、通るのはそっち側ではないのでそれほど緊張しませんでした。飛騨泣きは結局どこか分からないというコメントをよく見かけますが、私にも分かりませんでした。一番緊張したのは北穂への登りの中盤以降、角度のある岩場をよじ登る部分で踊り場的な場所がないまま登りが続く箇所です。去年通った北穂〜涸沢岳間の険しさと近いと感じました。 北穂から涸沢まではそれほど危険な場所はありません。傾斜のあるところをどんどん降りて行くにもかかわらず、ずーっと見えているヒュッテがなかなか近づいてきません。 涸沢からパノラマコースで屏風を目指す人は涸沢ヒュッテやテント場のスタッフに険しいと釘を指されることが多いようです。パノラマコースはそれほど険しくもなく、すぐ屏風に着くだろうと私も思っていたのですが、同じような考えで登ってバテていると思われる人を結構見かけた気がします。狭い幅のトラバース道に思ったよりもアップダウンがついており、泥で滑ったりする箇所もあるので油断はしない方がいいでしょう。屏風への分岐点からも思ったより体力のいる登りが待っていますので、分岐点でザックはデポしていくのがいいでしょう。 屏風から徳沢は気持ちのいいハイキングコースのような感じです。 上高地から平湯までのバスは利用者が少ないと思いきや、沢渡行きとそれほど変わらない位混みました。並んでいた人全員は乗せられないまま出発しました。 平湯から新穂高までのバスはそれほど混みませんでしたが、直接新穂高へ向かうというより、途中にいくつもある宿泊施設が集まっている地域にそれぞれ入り込んでは次のエリアに進むという感じなので、40〜50分時間がかかります。地域の人たちの数少ない足になっているようです。 平湯バスターミナルでバス待ちの時間が40分あったので、バスターミナル内の食堂で食事をしました。飛騨牛のメニューがいくつかあり、飛騨牛の焼肉丼(\980)をいただきましたがお肉がたくさんのっていておいしかったです。そのほかにお土産やさんもあるので買い物にもいいと思います。車を拾ったあとで平湯バスターミナル近くのひらゆの森で入浴しました。施設はきれいで広くて露天風呂も多くあり充実していました。食事を取ったり、休憩したり、おみやげを買ったりもできます。 |
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感想
今年最後の山登りになると思われるので、3連休の混雑が予想されるこの時期に会社の1週間休暇をとり、今まで達成したかったのにやり残していたことを全部詰め込んだ登山をすることにしました。
やり残していたこととは、、、
�ゞ席燭竜佞義笋鮓�る。
�∩筌�岳に登頂する（2年前に槍沢を登りましたが殺生ヒュッテどまりでした）
�Ｂ腑�レットをいく。
�す藩佞里�れいな時に涸沢に行く。
�マ疎瑤�らパノラマコースを行く。
結果全て達成することができたのに加えて、予定を変えたことでもう一つやり残していた南岳から朝夕の穂高を眺めるという�Ω通椶眞�成することができかなり満足しました。
10/6（土）
会社の休みを金曜から取ることができたために、新穂高無料駐車場に確実に車を止めるために金曜の夕方には駐車場に入りました。3連休なので土曜の朝方に来た人は入れずに困ったようです。西穂に上った方は中尾駐車場（新穂高無料駐車場から2km程度降りた場所）に止めざるを得なかったといっていました。
この日は夕方になって雪が降り始め、双六のテント場で翌日起きてみたら雪が3センチ程度積もっていてびっくりでした。
10/7（日）
朝の暗いうちから西鎌尾根を歩き始めますが、あまりこのコースを行く人がない上に、夜の間に積もった雪で上り始めの広い尾根のどこがルートなのかよく分からず少々困りました。積もった雪をよく見たら前に歩いた人のトレースがついていたので何とかルートが分かりました。新雪の雪山で尾根道でも迷うことがあるというのが実感できました。
この日は夕方までほぼずーっとガスだったのが残念でした。槍ヶ岳を眺めながら西鎌尾根を行くのが楽しみだったのですが、これは新たな課題になりそうです。
この日は元々槍ヶ岳山荘でテント泊のつもりだったのですが、次の日の大キレットは元気なうちに通りたかったのと、槍ヶ岳の肩よりも南岳のほうがガスが晴れた場合の景色に興味があったので南岳まで行くことにしました。
夕方に外に出てみるとガスがまさに切れつつあり、夕日に染まる穂高が見られたので予定を変更して南岳までやってきたのが大正解でした。
10/8（月）
朝日に染まる穂高も堪能してから、ややゆっくり目の出発でしたが大キレット直前の南岳から出発できたので無理なく大キレットを通ることができました。
涸沢に紅葉の絶頂期に快晴で来れて満足度大でした。
10/9（火）
最終日は朝焼けを堪能してからゆっくり出発してパノラマコースで帰ろうと決めていました。朝5時にもなるとまだ暗いにもかかわらず写真愛好家の方々がみんな自分のベストポジションに陣取り始めました。モルゲンロートは見られませんでしたが、日が差してくると池に山々が写りこんでとてもきれいでした。
パノラマコースは思ったよりは大変だったので少しバテてしまいました。それでも屏風の耳まで登ると天気がよかったこともあり、槍から前穂まで全部見える最高の眺望でした。パラノラマコースの途中からも槍ヶ岳は見えていますが、屏風の耳まで来るときっとその眺めに満足するでしょう。
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