記録ID: 2497561
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無雪期ピークハント／縦走
大雪山
大雪山縦走 2019/07/15〜19
2019年07月15日(月) 〜
2019年07月19日(金)
北海道
tanaka2300
- GPS
- --:--
- 距離
- 74.7km
- 登り
- 5,176m
- 下り
- 5,492m
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標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 5:22
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 5:35
2日目
- 山行
- 8:35
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 8:54
3日目
- 山行
- 7:55
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 8:15
4日目
- 山行
- 10:59
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 11:20
5日目
- 山行
- 8:49
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 9:17
| 天候 | 15日(月) 雨のち霧 16日(火) ガス 17日(水) 晴れのちガス 18日(木) ガス時々晴 19日(金) 晴れのち雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
自転車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
○化雲岳からトムラウシに向かう場合、ロックガーデン内に目印が少ないので要注意（逆方向は適所にあり） ○ツリガネ山の次のピーク手前に5mほどの崩落があり登山道消失、転落注意 ○平坦な縦走路のため降雨時登山道が水没する箇所多し、カブト岩から双子池キャンプ指定地までは泥沼状態。 ○三川台下800m、双子池キャンプ指定地手700mは笹藪が深く見通しが効かない。ただし、笹藪が深すぎてルート以外は前に進めないので道迷いの可能性は低い。 |
| その他周辺情報 | 凌雲閣の露天風呂は展望が素晴らしく満足できた |
写真
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明日から縦走する山稜、頂は見えず気分が重い。
高層天気図も南北に等圧線が開き風が穏やかな事以外は読み取れない
高層天気図も南北に等圧線が開き風が穏やかな事以外は読み取れない
縦走初日の旭岳ロープウエー駅。朝方雨が強く降っていたので天候調査。雨が止むのを待って7：30出発、今日は黒岳石室までなので余裕
爆裂火口の稜線、風も穏やか。前方に人影を見つけるとついつい追いかけてしまう。悪い癖である。
裏旭雪渓入口、ガスでどっちに進むのやら見当が付かない？。踏み跡らしき泥跡をトレース
間宮岳到着。写真を撮っていると生足に短パン、運動靴に100円合羽を着た20歳くらいの金髪女性が霧の中から現れる。幽霊かと思った。旭岳に登るのだそうだ
7/15 11:06
間宮岳到着。写真を撮っていると生足に短パン、運動靴に100円合羽を着た20歳くらいの金髪女性が霧の中から現れる。幽霊かと思った。旭岳に登るのだそうだ
ガスで視界がない為ついつい歩行スピード上がってしまう。北鎭岳肩の分岐から15分弱で北鎭岳に登頂、何も見えません
北鎭岳肩の分岐から左に折れ、黒岳方面に向かうと直に雪渓が現れる。雪渓は下るに従い斜度が増すので注意が必要
おはち平展望台。ここからの展望を期待しましたが今回も真っ白でした
13時42分石室到着。テントが数張り、人影は疎ら。受付でジンビームウイスキー200�个鯒磴す�みます。1000円也
入口の直ぐ左に陣を取ります。ザックは新調したグレゴリーバルトロ75、キスリング時代から色々なメーカーを背負いましたが最強のザックです。10�坩焚爾世版愽蕕辰討い覺恭个�ありません。ちなみに今回は水なしで17�圓任�
7/15 13:51
入口の直ぐ左に陣を取ります。ザックは新調したグレゴリーバルトロ75、キスリング時代から色々なメーカーを背負いましたが最強のザックです。10�坩焚爾世版愽蕕辰討い覺恭个�ありません。ちなみに今回は水なしで17�圓任�
手前右が石室、飲料水タンク、奥の右がバイオトイレ。このトイレは利用後自転車に跨がりペダルを回して汚物を拡販しますが、中でどんな化学反応が起きているのか分かりませんが、想像を超えるアンモニア臭がします。息を止めれば鼻は何とかなりますが、目が痛い
7/16 5:05
手前右が石室、飲料水タンク、奥の右がバイオトイレ。
このトイレは利用後自転車に跨がりペダルを回して汚物を拡販しますが、中でどんな化学反応が起きているのか分かりませんが、想像を超えるアンモニア臭がします。息を止めれば鼻は何とかなりますが、目が痛い
このトイレは利用後自転車に跨がりペダルを回して汚物を拡販しますが、中でどんな化学反応が起きているのか分かりませんが、想像を超えるアンモニア臭がします。息を止めれば鼻は何とかなりますが、目が痛い
道標が立っています。ここを左に折れなだらかな稜線を白雲岳に向かいます
登山道は白雲岳の手前を左に回り込んで小泉岳との分岐に向かいます。雪渓が切れた先に白雲岳分岐をショートカットするルートがありますが、真直ぐ進みます
7/16 7:25
登山道は白雲岳の手前を左に回り込んで小泉岳との分岐に向かいます。雪渓が切れた先に白雲岳分岐をショートカットするルートがありますが、真直ぐ進みます
白雲岳分岐に戻ってきました。すれ違ったのは1名ですがザックが3つあります？。
綺麗に整備されたキャンプサイト、眺望が素晴らしく水場も近いのでテン泊したいが富良野岳までの縦走を考えた場合に中途半端な位置にあることは否めない
7/16 9:07
綺麗に整備されたキャンプサイト、眺望が素晴らしく水場も近いのでテン泊したいが富良野岳までの縦走を考えた場合に中途半端な位置にあることは否めない
トイレ。便槽なしの自然流下式。来年の立て替えではどのように進化するのだろう？
ガスで先が見えない。代わり映えのしない道が続きます。トレールランナーなら全速で走っちゃうんだろうな〜
三笠新道分岐、雪のある春先以外は熊の活動期のため通行止めにしているとか
左手の尾根下部に大雪高原山荘があります。スキーなら10分位で到着かな
湿地には木道が敷設されています。だいぶ痛んでいますが使わないと泥の中を進むことになります
忠別岳。山頂までは勾配がは少なくいつの間にか山頂に到着します。道標がなければ通り過ぎてしまうほど山頂はなだらかです。ここから避難小屋まで1時間の下りです
7/16 12:50
忠別岳。山頂までは勾配がは少なくいつの間にか山頂に到着します。道標がなければ通り過ぎてしまうほど山頂はなだらかです。ここから避難小屋まで1時間の下りです
雪渓の向に小屋が見えてきました。雪渓に二カ所亀裂（クレバス）があり迂回しながら小屋に向かいます
小屋前の雪渓の下端が水場です。トイレの位置より低いところにあるので、ちょっと気になります。小屋の対岸で水が取れるのでそちらの方が良さそうです。
7/16 14:16
小屋前の雪渓の下端が水場です。トイレの位置より低いところにあるので、ちょっと気になります。小屋の対岸で水が取れるのでそちらの方が良さそうです。
3日目の朝、雲の動きは速いですが、晴れています。朝露を警戒して合羽を着て出発
朝日輝く雪渓は思いのほか固く、キックステップが効きにくい。トレランシューズでは厳しいかな？。10分程度で縦走ルートに戻ります
五色岳に山頂の標識はありません。案内板と国土地理院の三角点があるのみです。右に折れ化雲岳に向かいます
五色岳三角点。五色岳から化雲岳は平坦な縦走路を進みますが前半はハイマツ被りで見通しが効きません。おまけに真新しい熊糞があったので熊鈴を鳴らして進みます。
7/17 5:46
五色岳三角点。五色岳から化雲岳は平坦な縦走路を進みますが前半はハイマツ被りで見通しが効きません。おまけに真新しい熊糞があったので熊鈴を鳴らして進みます。
ハイマツ帯を抜け、草原に出でます。霧も晴れテンションが上がります
左手がトムラウシ、なかなか雲が取れません。写真中央にヒサゴ沼（鞍部）分岐があり標高差110mを下った後、登り返します
ヒサゴ沼（鞍部）分岐。ヒサゴ沼雪渓の右端を登るとこの道標に到着します。国土地理院の地図では雪渓の中央を登り天沼方面に出るルートも記載されていますが尾根付近に微かに踏み跡がある程度で沼からルートを見つけるのは困難です。廃道
7/17 7:58
ヒサゴ沼（鞍部）分岐。ヒサゴ沼雪渓の右端を登るとこの道標に到着します。国土地理院の地図では雪渓の中央を登り天沼方面に出るルートも記載されていますが尾根付近に微かに踏み跡がある程度で沼からルートを見つけるのは困難です。廃道
ロックガーデンの核心部、道標はありますが風化して不鮮明、悪天時は注意が必要です
核心部は鞍部を進んでいきます。トムラウシよりヒサゴ沼方面に向かう方がペイントが沢山ありルートファインディングは容易です
通り過ぎた時は気付かなかったけど右の三角山が格好いい。来年は登頂しよう
北沼、水面は登山道の鞍部から40〜50�儔爾砲△襪�2009年7月の遭難事故時は沼の水が溢れ、渡渡渉点で膝下の水深があったそうである（事故報告書）。お亡くなりになった方々の冥福を祈ります
7/17 9:51
北沼、水面は登山道の鞍部から40〜50�儔爾砲△襪�2009年7月の遭難事故時は沼の水が溢れ、渡渡渉点で膝下の水深があったそうである（事故報告書）。お亡くなりになった方々の冥福を祈ります
トムラウシ山頂（西峰）。トムラウシは双耳峰で東峰の方が8mほど低いが東峰の方が立派で高く見えてしまう
トムラウシ温泉分岐、今回の縦走の中間地点です。可憐な花や時々雲の合間から見える雄大な景色やに癒やされます
南沼キャンプ指定地、美味しそうな水が豊富に流れています。幕営予定地の三川台（さんせんだい）下の水情報が不安だったのでここで給水する
7/17 11:01
南沼キャンプ指定地、美味しそうな水が豊富に流れています。幕営予定地の三川台（さんせんだい）下の水情報が不安だったのでここで給水する
南沼。キャンプ指定地から標高差で80mほど下ったところにあります。秋口は枯れたしまうことがあるのでキャンプ指定地の水が涸れた場合は北沼の水を使用します
7/17 11:12
南沼。キャンプ指定地から標高差で80mほど下ったところにあります。秋口は枯れたしまうことがあるのでキャンプ指定地の水が涸れた場合は北沼の水を使用します
「通行止？」昭和の時代の看板です。昔は硫黄沼経由の道があったのでしょうか？。このルートは紅葉が素晴らしく秋は多くのアルピニストが登ってきます
7/17 12:24
「通行止？」昭和の時代の看板です。昔は硫黄沼経由の道があったのでしょうか？。このルートは紅葉が素晴らしく秋は多くのアルピニストが登ってきます
三川台を下ると直に笹藪が始まります。笹で見えませんが足下の土がU字型に削られているため、中央に足を置かないと転倒します。ストックで笹をこぎ足下を確認しながら進みます
7/17 12:34
三川台を下ると直に笹藪が始まります。笹で見えませんが足下の土がU字型に削られているため、中央に足を置かないと転倒します。ストックで笹をこぎ足下を確認しながら進みます
三川台から10分ほどで幕営予定地到着、時間は早いですが先に進んでも景色がないのでここにテントを張ることにします。左下の小道の先に水場と幕営適地があります
7/17 12:35
三川台から10分ほどで幕営予定地到着、時間は早いですが先に進んでも景色がないのでここにテントを張ることにします。左下の小道の先に水場と幕営適地があります
北沼で会った父と娘のパーティーと南沼キャンプ指定地で会った単独女性のテント
藪漕ぎ開始、朝露でびっしょりです。ズボンが笹でこすれて外側に半回転します
笹藪は800mほどで薄くなりハイマツの回廊に変わりますが朝露タップリの松葉に上半身を叩かれ段々に合羽の中が濡れてきます
雲に隠れるコスマヌプリと手前に突き出すツリガネ山のピーク。いずれも右裾を巻いていきます
双子池キャンプ指定地手前の笹藪、濃い藪が700mほど続きます。沢状地形で洗掘された箇所があり、注意しないと石が滑って水たまりに落っこちます。ここが笹藪漕ぎの核心部
7/18 8:46
双子池キャンプ指定地手前の笹藪、濃い藪が700mほど続きます。沢状地形で洗掘された箇所があり、注意しないと石が滑って水たまりに落っこちます。ここが笹藪漕ぎの核心部
平坦になると直ぐ左に道があり、15m位で双子池の1つを観ることができます
双子池キャンプ指定地到着。ガスっていると気付きませんが写真左の笹の中に窪地があり此処にテントが2張り程度張れます。ドロドロにならないのでここが一番快適かも
7/18 9:12
双子池キャンプ指定地到着。ガスっていると気付きませんが写真左の笹の中に窪地があり此処にテントが2張り程度張れます。ドロドロにならないのでここが一番快適かも
快適にテントを晴れるのは4張り程度、水は沢水が豊富に流れているので不自由しません。地図上のルートは若干右寄り直進ですがその通りに進むと沢の中に道が途絶えます。沢の手前をオプタケシケに向かって右に登っていきます
7/18 9:17
快適にテントを晴れるのは4張り程度、水は沢水が豊富に流れているので不自由しません。地図上のルートは若干右寄り直進ですがその通りに進むと沢の中に道が途絶えます。沢の手前をオプタケシケに向かって右に登っていきます
美瑛富士避難小屋は水の心配があるので2�畔箋襪靴晋紂�高低差600mにアタックします。雪渓に傾斜はありますがキックステップで登って行けます。雪渓の中程、左手に岩稜が現れるので雪渓を離れその中の踏み跡を進みます
7/18 9:33
美瑛富士避難小屋は水の心配があるので2�畔箋襪靴晋紂�高低差600mにアタックします。雪渓に傾斜はありますがキックステップで登って行けます。雪渓の中程、左手に岩稜が現れるので雪渓を離れその中の踏み跡を進みます
山行4日目、荷は軽くなってきましたが600mの直登は効きます。小休止多数
石垣山はピークを踏まず左に巻きます。今日のお宿、美瑛富士避難小屋が見えてきました。
雨が降った後は小屋前の沢の水溜まりが利用できますが余り美味しい水ではありませんでした。小屋から美瑛岳方面に20分程度進んだところに雪渓があり、ここの水が利用できます
7/18 13:57
雨が降った後は小屋前の沢の水溜まりが利用できますが余り美味しい水ではありませんでした。小屋から美瑛岳方面に20分程度進んだところに雪渓があり、ここの水が利用できます
お店を広げて最後の宴会の準備です。食料（非常食を含む）が6食分余っているので食べて軽くします
十勝岳山頂、雨が降って来ました。
携帯が通じるので本日の宿の予約を入れます。凌雲閣さんに泊まれることになりました
携帯が通じるので本日の宿の予約を入れます。凌雲閣さんに泊まれることになりました
稜線下にある上ホロ避難小屋、水場も近いし雰囲気の良い趣のある小屋です
最終ピークの富良野岳、思えば遠くに来たもんだ、結構風が強いので岩陰でしばしの休憩
myストックとサングラスの落とし物、すれ違った学生さんの物と思われるので、追いかけて返却しました
某高校の体育の授業だそうです。400人参加とのことですから先生も大変だ
4時間で旭川空港到着、乾杯。結局3回（吹上露天風呂、美瑛の丘、空港手前）ペダルを漕ぎました
ザックと自転車は床下の荷物室に入れます。運転手さんが手伝ってくれました
撮影機器：
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
サンダル
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
調理用食材
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
地図（地形図）
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
|
|---|---|
| 備考 | 三川台から双子池は藪が濃く、朝露が合羽の裾からズボンを流下して靴の中に貯まってしまった。合羽の下にスパッツを着けるべきであった。 |
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