燕、ケンズリ、大天井、常念、蝶、前穂北尾根、前穂、奥穂、涸沢ヒュッテ、ジャンダルム

2020年09月14日(月) 〜 2020年09月23日(水)

• GPS: 80:22
• 距離: 80.3km
• 登り: 7,855m
• 下り: 7,590m

コースタイム

1日目

• 山行: 11:23
• 休憩: 3:19
• 合計: 14:42

9:12 有明荘
9:46 9:46 中房温泉登山口
10:32 10:46 第１ベンチ
11:16 11:16 第２ベンチ
12:23 12:28 第３ベンチ
12:55 13:16 富士見ベンチ
13:46 14:35 合戦小屋
14:49 14:50 合戦山
15:15 15:16 ベンチ
15:28 16:12 燕山荘
16:15 16:15 いるか岩
16:34 16:34 めがね岩
16:53 17:11 燕岳
17:19 17:19 北燕岳
18:11 18:12 平
19:43 19:50 東沢乗越
21:13 21:47 東沢岳
23:38 23:45 2508ピーク
23:59 宿泊地

2日目

• 山行: 4:32
• 休憩: 0:23
• 合計: 4:55

13:29 13:36 2508ピーク
14:58 14:59 東沢岳
15:21 15:30 東沢乗越
16:58 17:03 平
17:50 17:51 北燕岳
18:03 18:03 燕岳
18:13 18:13 いるか岩
18:25 燕山荘

3日目

• 山行: 4:54
• 休憩: 1:01
• 合計: 5:55

18:25 燕山荘
10:06 10:14 蛙岩
10:40 10:48 大下りの頭
13:19 13:19 小林喜作レリーフ
13:31 13:39 槍ヶ岳・大天井岳、常念岳分岐
14:18 14:25 大天荘
14:43 15:12 大天井岳
15:16 大天荘

4日目

• 山行: 7:10
• 休憩: 0:22
• 合計: 7:32

15:16 大天荘
12:06 12:15 常念小屋
13:22 13:22 三股への分岐点
13:33 13:40 常念岳
15:32 15:36 2592ピーク
16:33 16:35 蝶槍
16:39 16:39 蝶ヶ岳三角点
16:45 16:45 蝶ヶ岳・蝶槍間分岐
17:06 17:07 瞑想の丘
17:09 蝶ヶ池

5日目

• 山行: 3:47
• 休憩: 0:04
• 合計: 3:51

17:09 蝶ヶ池
8:39 8:42 蝶ヶ岳ヒュッテ
8:46 8:47 蝶ヶ岳
9:04 9:04 妖精の池
9:27 9:28 カモシカの池
9:37 9:38 長塀山
11:39 11:39 チューダイ広場
12:34 徳澤園

6日目

• 山行: 4:34
• 休憩: 0:00
• 合計: 4:34

12:34 徳澤園
8:15 8:15 新村橋
9:01 9:02 横尾
9:21 9:21 横尾岩小屋跡
10:16 10:16 本谷橋
11:07 11:07 大崩落地
11:38 11:39 Sガレ
12:29 12:29 涸沢ヒュッテ
12:40 涸沢

7日目

• 山行: 13:26
• 休憩: 1:50
• 合計: 15:16

12:40 涸沢
6:33 6:57 前穂高岳北尾根5・6のコル
13:36 14:31 前穂高岳
15:19 15:30 紀美子平
18:26 18:33 南稜の頭
18:40 18:40 奥穂高岳
18:43 18:43 穂高岳
18:49 19:01 穂高岳
18:49 18:49 奥穂高岳
19:35 穂高岳山荘

8日目

• 山行: 7:21
• 休憩: 2:59
• 合計: 10:20

19:35 穂高岳山荘
7:26 7:26 ザイテングラート
7:36 7:37 パノラマ分岐
7:48 7:48 涸沢小屋
8:16 8:21 涸沢
8:24 8:25 涸沢小屋
8:48 8:49 パノラマ分岐
9:08 9:14 ザイテングラート
10:01 10:33 穂高岳山荘
11:13 11:13 奥穂高岳
11:16 11:27 穂高岳
11:56 12:20 馬の背
12:22 12:32 ロバの耳
12:32 12:32 馬の背
13:11 13:14 ロバの耳
13:18 13:45 ジャンダルム
13:51 14:30 ロバの耳
14:43 15:02 馬の背
15:33 15:35 奥穂高岳
16:27 16:27 穂高岳山荘
17:27 宿泊地

9日目

• 山行: 4:02
• 休憩: 0:35
• 合計: 4:37

8:14 ザイテングラート
8:47 8:47 パノラマ分岐
9:28 9:29 涸沢
9:32 10:01 涸沢ヒュッテ
10:13 10:13 Sガレ
10:19 10:19 大崩落地
10:44 10:44 本谷橋
11:03 11:03 横尾岩小屋跡
11:15 11:20 横尾
11:47 11:47 新村橋
11:55 11:55 徳澤園
12:19 12:20 徳本口
12:23 12:23 明神館
12:46 12:46 小梨平
12:51 12:51 河童橋
12:54 12:55 上高地バスターミナル
12:56 ゴール地点

写真

移動距離76キロ

蝶ヶ岳ヒュッテ

涸沢1000張から連休あけて8張へ

前穂

ジャンダルム

釣り尾根と穂高岳山荘

前穂北尾根

9/13 18:12

今回の装備、下着とプロテインが足りませんでした

9/13 18:12

9/13 18:43

アタックサックはお風呂セットなんで車に置いて行きました

9/14 7:48

追加しました

9/14 13:49

合戦小屋

9/14 16:24

9/14 17:06

9/15 0:14

餓鬼岳への縦走路3箇所崩落

9/15 6:36

ケンズリでやむなくビバーク

9/15 6:36

9/16 5:35

9/17 13:32

9/17 15:31

頂上ではありません。まだ気づいてません。

9/17 16:52

9/19 18:25

9/20 14:21

9/20 17:47

9/20 18:50

幻想的です

9/21 5:14

ラスト雪渓

9/21 6:35

9/21 8:10

北尾根1時間待ち

9/21 8:29

9/21 10:52

9/21 11:47

9/21 11:47

待機中

9/21 11:51

9/21 12:57

9/21 13:43

9/21 18:31

9/22 5:48

9/22 13:26

9/22 13:36

9/22 13:36

バテバテで死んでます

9/22 14:07

ジャンダルム

9/23 12:23

撮影機器：

iPhone XR 64GB SIMフリー Apple

感想

tsuchiya049

10日間全く予定通りいかなくほぼ行き当たりばったり。2度、天候や予定崩れて帰ろうかと思ったもののせっかくなのでとズルズルと。予定組み直してもまた崩れグダグダ。

ヤマップすれ違い195人。
話しかけたのは100人くらい。
餓鬼岳と西穂高岳への撤退。

餓鬼岳ではケンズリまで行き3度の崩落があった事で山頂までにまた崩落があるかもしれない事と、往復2時間をかけると帰りも迷ったら燕山荘に17時にたどり着けないのではと判断し撤退。初のビバーク、初の撤退でした。帰りも全く同じ崩落地で2度迷いました。ケンズリのピークまで行ってしまい登れたけど同じ所をクライムダウンは無理ーと泣きそうになるがハイマツの筋を発見鬼藪漕ぎで登山道にたどり着く。

穂高岳山荘から涸沢ヒュッテへ下ってテントを回収し、奥穂へ登り返した後西保山荘へ向かうも馬の背でバテて足動かず息が切れまくりコースタイムの３倍のスピードになってしまう。すれ違いや追い抜く方たち3名から今からその状態で西保まで無理だから引き返した方がいいとアドバイスを受け自身で計算しても絶対無理と判断。ジャンダルムだけ登り、穂高岳山荘へ引き返しました。無理して行ったら深夜着か道迷いで遭難の可能性がありました。2度目の撤退。

今回の危険度ランキング
1、餓鬼岳への縦走路　3箇所崩落それぞれの場所で30分以上岩に張り付いたりハイマツの鬼藪漕ぎしたり大迷い　パートナーもクライミング装備も無しで
2、前穂高岳北尾根
3、ジャンダルム

急いだランキング
1、穂高山荘から涸沢ヒュッテ、マッハで、テント撤収し奥穂へ登り返し。下り1時間登り3時間
2、大天荘〜常念岳〜蝶ヶ岳ヒュッテ8時間
3、涸沢ヒュッテから上高地3時間

よかった事ランキング
1、餓鬼岳崩落地近くの岩場と崖のハイマツ藪漕ぎから生還出来た事。
2、徳沢園のお風呂で会った前穂高岳北尾根4回経験の超人フリークライマーおっちゃんに出会い北尾根に連れて行ってもらった事。4峰を面前にフリーでは無理と判断していたら、4.5のコルで福岡からのクライマー2人組と先行3パーティー1時間渋滞待ちの後、装備貸すから一緒に行こうと言ってもらって4、3、2峰、前穂岳まで行けた事。
3、同位で今回の山行の目的でもあった徳沢園宿泊できた事、ジャンダルムへ行けた事、涸沢ヒュッテでの結構な数のテン場夜景を見れた事。

15日餓鬼岳からの燕山荘への帰還日に縦走路で餓鬼岳へ向かった男性が1人遭難。17日に連絡ありビバーグ指示受けるもその後連絡取れず。18.19日は暴風雨。未だ見つかっていないそうです。

20日明日北尾根へ行くとパトロール隊長に挨拶に行くと、今年唯一の死者は北尾根で1mの岩に抱きついたまま岩ごと動き崩落、即死との事。去年の群発地震でルートがだいぶ荒れているとの事で行くかどうか真剣に悩みました。

21日釣り尾根を通った翌日、同じルートで60代男性が、ザレ場で滑落。一旦止まったものの、再度滑落、体が宙を飛び頭から落ち即死。穂高岳山荘で相部屋の方が現場を目撃していて現場での詳細を聞きました。

YouTubeにもアップされてますが、昨年8月ジャンダルムにてルートではない奥穂側での滑落死亡事故。

私自身も餓鬼岳で遭難しそうになり、死を身近に感じる山行でした。
家族もいる事だし整備されたルートで無理しないようにしようと考えさせられました。