南八ヶ岳ぐるり周回＜縦走入門編＞：硫黄岳〜横岳〜赤岳〜阿弥陀岳

2012年08月07日(火) 〜 2012年08月09日(木)

• GPS: 50:08
• 距離: 16.4km
• 登り: 1,645m
• 下り: 1,645m

コースタイム

8/7　14:00やまのこ村→16:10赤岳鉱泉
8/8　7:00赤岳鉱泉→8:55赤岩の頭9:30→9:50硫黄岳山頂10:05→12:53横岳（奥の院）13:05→13:20三叉峰→14:37地蔵の頭→14:45赤岳展望荘
8/9　6:30赤岳展望荘→7:20赤岳山頂7:40→8:35中岳のコル9:00→9:45阿弥陀岳山頂10:10→10:40中岳のコル→12：30行者小屋13:10→16:10やまのこ村

天候

三日とも晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

やまのこ村にパーク

コース状況／危険箇所等

横岳の稜線鎖場、赤岳西面鎖場、阿弥陀岳東面はビギナーにとってチャレンジングだけど、好天ならば慎重に三点確保で落ち着いて進めば必ず越えられるレベル。
下りに使った南沢ルートはダム工事のため迂回する悪路もあり、疲労も重なってかなり時間がかかったなぁ。

写真

8/7 12:57

これからこの山並みを全部歩き通すぞ！

8/7 14:02

美濃戸に駐車し、美濃戸山荘から北沢ルートに入ります。
この小屋にはおもしろいおっちゃんがいました。

8/7 14:45

北沢ルートは気持ちイイね。

8/7 17:00

今夜の寝床はここ赤岳鉱泉。
シーズン中でも平日は空いてますね。

8/7 17:12

マムちゃん生ジョッキ最高！

8/7 17:39

ぼちぼち晩飯時。
広い食堂がきれいにしてありますねぇ。

8/7 18:00

晩飯はなんと上等なステーキの陶板焼ですよ！
温泉にも入れるイカした小屋です。

8/7 18:13

イイ匂い！

8/7 18:54

気分イイから暮れても呑み続けますよ。

8/8 8:32

明けても快晴！
よし出発！

8/8 8:32

今日もイイ天気！
硫黄岳を目指して登り始めますよ。

8/8 8:43

九十九折れが続いてぜぇぜぇ言い始めた頃に見えた硫黄岳〜横岳の稜線。
ケルンが点々とあって、美しい！

8/8 8:56

稜線に飛び出したらいきなりド〜ンの雲海。

8/8 8:56

絶句しますね。

8/8 9:05

赤岩の頭で絶景を一服。

8/8 9:05

ぐるりと雲海だらけ。

8/8 9:06

乗鞍岳かな？

8/8 9:06

北アルプス。

8/8 9:06

北八ヶ岳。
天狗岳と蓼科山。

8/8 9:06

雲海の上に腹出てるぞ。

8/8 9:42

これ、登るの？

8/8 9:48

登った〜！
硫黄岳山頂。

8/8 9:49

むやみに広い硫黄岳頂上。

8/8 9:50

8/8 9:51

恐ろしく切り立った硫黄岳の火口。

8/8 9:52

8/8 9:53

こんなに平たく広いんじゃ、ホワイトアウトしたら下山ルートを失うね。

8/8 9:53

これからあのトンガリに行きます。

ホントに？
あそこまで？

8/8 10:08

じゃ行くか。
まずは横岳。

8/8 10:18

硫黄岳〜横岳にはお花がいっぱい。

8/8 12:16

コマクサの群落。

8/8 12:21

雲の上に富士。

8/8 12:22

横岳と富士。

8/8 12:35

硫黄岳山荘で昼飯食って横岳へ。

いきなりほら、ヤバそうな気がしたとおりだ。

8/8 12:45

5秒後、左手のオリンパスは数百m下の断崖へ消えました。
大切なものは首から下げなきゃだめだね。

アイフォンでスペアの写真撮っておいてよかったよ。

8/8 12:50

ここはかなりおっかない稜線超え。

ここでオリンパスを手渡そうとしたら、断崖の下へ！
あ〜あ、大切な写真が・・・
iPhonでもバックアップ撮っておいてよかった。

8/8 12:53

いやー着いた着いた。
奥の院。

8/8 12:53

やっとこ横岳頂上の奥の院へ。
ビギナーにはなかなか厳しい山ですな。

8/8 12:54

祈りたくなる横岳の十字架。

8/8 12:56

まだまだ遠いな、赤岳。

8/8 13:03

ハシゴはしご！

8/8 13:09

きれいな花で和むね。

8/8 13:18

ちょっと近づいた？

8/8 13:21

ここは杣添尾根がぶつかる三叉峰。

8/8 13:24

トラバース、トラバース。

8/8 13:31

ビギナーにとっての大冒険が続きます。

8/8 13:32

大権現だそうで。

8/8 13:33

権現様の横で一服入れますか。
どっこらしょと。

8/8 13:57

クサリくさり！

街では見かけない花がいっぱい。

8/8 13:58

初めて見るチョウチョ。

8/8 14:11

やっと赤岳展望荘が見えてきた！

はしご梯子！
うひー！

8/8 14:20

まだまだはしごハシゴ。

二十三夜峰。
もうガタガタでメチャクチャ。

引きつってない？

でかい岩のてっぺんによじ登ってみた。
後ろの赤岳、すごい！

でも恐くて立ち上がれない！

横岳のメチャメチャ道、終了！

よく超えて来たな、こんなとこ。

8/8 14:35

今朝歩いた硫黄岳があんなに遠くに。

8/8 14:40

8/8 14:42

地蔵の頭を超えたら赤岳展望荘までもうちょっと。

8/8 14:45

ついに着いた！

8/8 14:46

よく雑誌で見るアングルだね。

そこを歩けるのはちょっと嬉しい。

8/8 15:13

明日は朝からあそこに挑みます。

でも今日はもうダウンです。
風呂入って呑んで寝ます。

8/8 16:04

乾杯！
よく頑張りました。

アイフォンはここで電池切れ。

8/11 18:46

翌朝。
いきなりガシガシ直登です。
赤岳登頂途中に振り返ると、展望荘がもうあんなに小さく。

Phoneも電池切れたんで、ここからはドコモケータイの写真で。

昨日までの全ルートが望めます。

ひーひー言いながらも赤岳北峰に登頂！

すげ〜〜ぇ！
手前は赤岳頂上山荘です。

北峰頂上の皆さん。

南峰も賑わってますな。

南峰はなぜか関西人が多いようです。

8/11 18:46

よしっ、憧れの赤岳に登頂！

8/11 18:46

どう？
登頂しちゃいました。

南峰頂上の証。
割れて壊れてたから集めておきました。

8/11 18:46

これ、降りられるのか？

8/11 18:46

うひーーーーーーー！
普通に崖じゃん。

8/11 18:46

文三郎側を降りるのはちょっと恐いね。
崖の鎖場が連続します。

8/11 18:46

赤岳を何とか無事に下り、さらに中岳を超え、中岳のコルに到着。
ここで荷物をデポして阿弥陀岳に攀じ登るんですよ。

8/11 18:46

登攀途中で。
今下りてきた赤岳西面。
厳しかった〜。

ほえ〜。

さぁ、行くぞ！

8/11 18:46

いやまじで攀じ登りだし。

8/11 18:46

でもオモシロい！

ついに阿弥陀岳頂上。

とにかく富士はうれしい。

8/11 18:46

登頂！
かなり登り応えある山ですな。

わー！

どーだー！

ひゃー！

横岳。
よくあんなギザギザを歩き通したもんです。

8/11 18:43

じゃ、下りますか。

中岳のコルから行者小屋に到着。
ヘトヘトの腹ペコでラーメンを注文。

そこからが長かった。
下山の南沢ルートは、疲労のせいか北沢ルートの倍以上あるように思えました。

歩くのツレ〜。
ダム建設のためヒドイ迂回路歩かされたりして、南沢ルートにツライ思い出がすり込まれました。
もうヘトヘトで美濃戸山荘まで3時間もかかりましたとさ。

撮影機器：

iPhone 4S Apple

docomo SMART series P-01C パナソニック

感想

whitepapa

登山初心者としては最大のチャレンジ、南八ヶ岳縦走！
時間の余裕をしっかり取って2泊3日としました。
岩稜や鎖場・ハシゴが続く横岳、ザレた急斜面直登の赤岳北面、ビギナーの心臓に悪い赤岳西面の長い鎖場、プチクライミングな阿弥陀岳東面など、登山の面白さと恐さイロイロを教えてくれる山域。
天気にさえ恵まれれば、雄大な景色の南八ツが大好きになること請け合いですが、軽装で安易に挑むと大ケガしますね。
でも、日本有数の人気エリアであるわけがよく分かりました。
また来年も行こう！