キタダケソウ駆け込み拝写

2013年07月06日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 12.7km
• 登り: 1,968m
• 下り: 1,962m

コースタイム

6日
広河原山荘：7:00発
二股：9:30
八本歯のコル：11:50
北岳山荘(トラバース路経由)：13:20着

7日
北岳山荘：5:20発
山頂(稜線路経由)6:50
肩の小屋：7:25着
　　　　　7:55発
白根御池：9:25着
　　　　　10:20発
広河原：12:10着

天候

標高2800mあたりより上はず〜と霧。時々雨。
小屋〜山頂あたりは気温10℃前後、風速10m/s前後。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

コース状況／危険箇所等

大樺沢路：二股のちょっと手前から雪渓直登。二股の上からアイゼン必要。
八本歯のコル下150まで雪渓路が続く。
八本歯のコル〜トラバース路〜北岳山荘は普通の登山路。難路ではない。
北岳山荘〜稜線コース〜山頂〜白根御池〜広河原は普通の登山路。

写真

広河原バス停前

吊り橋を渡れば、いよいよ北岳の世界です。

雨上がりの山、いたる沢でジャバジャバ水が流れてます。

宿題
花のお客様がいらっしゃいますね。

ただの土砂のように見えますが、雪渓です。
こんな低い所まで雪が残ってるんですね。

まだまだ登りは始まったばかり。

宿題

雪渓を渡るところがあります。
崩れそうなスノーブリッジ。
足元も崩れる可能性もある。
写真撮ってないでささっと渡らねば。

二股
ここの下流100から雪渓を歩きます。
この辺はアイゼン無くても大丈夫。

大樺沢をあがります。
ここからアイゼン装着。

立派な亀甲模様。
何でリッジ部分に泥が溜まるんだろう？

振り返ると鳳凰

ツガザクラ

コイワカガミ

ナナカマドのですかね。

黄色が映えるミヤマキンポウゲ

今度は白のハクサンイチゲ

イワベンケイ

ミヤマオダマキ

ミヤマムラサキ

ミヤマキンポウゲ大群落

ハクサンイチゲ大群落。
白や黄色のジュータンが次々現れます。

こちの様な葉、何の芽でしょう。

夜明けの北岳山荘。
ガスガス。昨日からずっとこんな感じ。

チョウノスケソウ
探し求めるキタダケソウではないです。
この時点ではキタダケソウはちゃんとわかってないのですが、白い花はとりあえず撮ってきます。

ついに巡り合いました。
キタダケソウ
まだ咲き始め。よそは終わってしまったらしいけど、ここはぎりぎり咲いてました。

キタダケソウの蕾三兄弟

最見ごろのキタダケソウ

別個体も近くにありました。

カップルキタダケソウ

やっと山頂

にぎあう山頂

むむ、こっちの方が高い気がするなあ。

三角点

三角点説明

イワウメ

肩の小屋。

普段は気持ち悪くて殺す生き物でも、過酷な環境にいる生き物はちょっと情がわきます。

ショウジョウバカマ

ショウジョウバカマ

山菜

マイズルソウ

宿題

宿題

白根御池です。
最初に見えてから着くまでが長いです。

鳳凰と御池

白根御池。いたって地味でした。

草すべりの急登の始まり部分

最下界のミヤマキンポウゲ
見飽きたけど、構図が良かったのでパシャリ

バイケイソウの花
花は全然ネットとかに登場しませんでした。

花をアップで。
地味です。

立派なギンリュウソウ

変なの。きのこかな。

広河原の吊り橋。
下界への架け橋。
でもバスで結構な高さまでまた上がるから、下界はまだまだ。

北岳を返り見。
相変わらず雲の中。

感想

hitujigumo

幻のキタダケソウを求めて、梅雨の明けない時期に北岳へ。
ネットでは盛りが過ぎたようだけど、滑り込みセーフを期待しました。
キタダケソウの形をきちんと覚えずに来てしまった。
とりあえず白い花を撮っておこう、という感じで撮影。
これはハクサンイチゲだし、これも違うな、て感じで幻で終わるのかと思ってました。
山頂近くで通りすがりの方に教えてもらい、念願のキタダケソウを拝見。
やりました。苦労して登った会がありました。感激でした。
よそは終わったらしく、この場所が駆け込みセーフでした。

風強かったな。テント暴れるし。飛ばずに済んで、よかったよかった。
あ、銀マットは登りの途中で飛んでった。ゴミにしてごめんなさい。