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Yamareco

記録ID: 319654
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

北鎌尾根

2013年07月10日(水) 〜 2013年07月12日(金)
情報量の目安: A
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
体力度
9
2〜3泊以上が適当
GPS
48:53
距離
49.3km
登り
3,153m
下り
3,167m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

(10日)6:30上高地-12:30水俣乗越-15:00北鎌沢出合
(11日)4:30北鎌沢出合-6:30北鎌コル-13:00槍ヶ岳-17:00横尾
(12日)4:00横尾-6:30上高地バスターミナル
天候 晴時々曇
過去天気図(気象庁) 2013年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
水俣乗越の下降は、雪渓でアイゼンピッケル無しでは辛かった。
北鎌沢は水がたくさんで、雪渓も多く残っており苦労した
北鎌の尾根は雪は無いが、天狗の腰掛までずっと虫が多い。
予約できる山小屋
横尾山荘
水俣乗越からの下り
アイゼンもピッケルも無いので、この角度の雪渓には乗り込めず、早くも行き詰ったかと焦る
2013年07月12日 19:40撮影 by  SIGMA DP2X, SIGMA
4
7/12 19:40
水俣乗越からの下り
アイゼンもピッケルも無いので、この角度の雪渓には乗り込めず、早くも行き詰ったかと焦る
いったん横に出て、草を掴みながら這いつくばってズルズルと降りる
2013年07月12日 19:40撮影 by  SIGMA DP2X, SIGMA
1
7/12 19:40
いったん横に出て、草を掴みながら這いつくばってズルズルと降りる
この辺も、土の出ているところの草をたどって危なっかしく下る。
そのあと、下の方は斜面の角度が少しゆるくなったので、蹴り込みながら歩いて降りた。
2013年07月12日 19:40撮影 by  SIGMA DP2X, SIGMA
5
7/12 19:40
この辺も、土の出ているところの草をたどって危なっかしく下る。
そのあと、下の方は斜面の角度が少しゆるくなったので、蹴り込みながら歩いて降りた。
北鎌沢出合
無人
水も多い。
雪渓も残ってる。
2013年07月12日 19:44撮影 by  SIGMA DP2X, SIGMA
5
7/12 19:44
北鎌沢出合
無人
水も多い。
雪渓も残ってる。
テントを張って、寝る。
2013年07月12日 19:44撮影 by  SIGMA DP2X, SIGMA
7
7/12 19:44
テントを張って、寝る。
左俣との分岐
右俣も水がたくさん。
2013年07月12日 19:45撮影 by  SIGMA DP2X, SIGMA
7/12 19:45
左俣との分岐
右俣も水がたくさん。
最初の雪渓。
2013年07月12日 19:45撮影 by  SIGMA DP2X, SIGMA
7/12 19:45
最初の雪渓。
雪渓の上に登って、滑らないよう気をつけて歩く。左の岩にプレート
2013年07月12日 19:45撮影 by  SIGMA DP2X, SIGMA
1
7/12 19:45
雪渓の上に登って、滑らないよう気をつけて歩く。左の岩にプレート
プレートの拡大
2013年07月12日 19:45撮影 by  SIGMA DP2X, SIGMA
5
7/12 19:45
プレートの拡大
雪渓の終わり。
降りるのに少し苦労した
2013年07月12日 19:46撮影 by  SIGMA DP2X, SIGMA
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7/12 19:46
雪渓の終わり。
降りるのに少し苦労した
さらに進むと、もっと巨大な雪渓。
2013年07月12日 19:46撮影 by  SIGMA DP2X, SIGMA
7/12 19:46
さらに進むと、もっと巨大な雪渓。
こんどは雪渓の下を潜る。
写真ではわかりづらいが、手を伸ばしても届かないくらい天井が高い。
雪解け水が降ってくるので急いで進む。
足元の水の流れも多く、気をつけないと上下から水浸しになる。
2013年07月12日 19:46撮影 by  SIGMA DP2X, SIGMA
2
7/12 19:46
こんどは雪渓の下を潜る。
写真ではわかりづらいが、手を伸ばしても届かないくらい天井が高い。
雪解け水が降ってくるので急いで進む。
足元の水の流れも多く、気をつけないと上下から水浸しになる。
ようやく右俣の水の流れが無くなった。
よく、沢の分岐が注意点とされているが、下からずっとコルが見えるので、それを目指して進めば、分岐で間違える心配は無いと思う。
2013年07月12日 19:47撮影 by  SIGMA DP2X, SIGMA
2
7/12 19:47
ようやく右俣の水の流れが無くなった。
よく、沢の分岐が注意点とされているが、下からずっとコルが見えるので、それを目指して進めば、分岐で間違える心配は無いと思う。
コルの手前
右にコルがある
2013年07月12日 19:48撮影 by  SIGMA DP2X, SIGMA
2
7/12 19:48
コルの手前
右にコルがある
コル
テント2張くらいのスペース
ただ、うわさどおり本当に虫が多い。
立ち止まるだけで虫にたかられる。
2013年07月12日 19:48撮影 by  SIGMA DP2X, SIGMA
2
7/12 19:48
コル
テント2張くらいのスペース
ただ、うわさどおり本当に虫が多い。
立ち止まるだけで虫にたかられる。
ここは真ん中を登るのだが、ロープがあるのが見える。正直、ありがたかった。
2013年07月12日 19:51撮影 by  SIGMA DP2X, SIGMA
7/12 19:51
ここは真ん中を登るのだが、ロープがあるのが見える。正直、ありがたかった。
後ろを振り返ったところ
2013年07月12日 19:51撮影 by  SIGMA DP2X, SIGMA
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7/12 19:51
後ろを振り返ったところ
独標が見えた
2013年07月12日 19:52撮影 by  SIGMA DP2X, SIGMA
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7/12 19:52
独標が見えた
独標
2013年07月12日 19:56撮影 by  SIGMA DP2X, SIGMA
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7/12 19:56
独標
独標トラバース起点
このロープも、無いと厳しいかも
2013年07月12日 19:57撮影 by  SIGMA DP2X, SIGMA
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7/12 19:57
独標トラバース起点
このロープも、無いと厳しいかも
ザレ場は、けっこう大丈夫な感じ
2013年07月12日 19:58撮影 by  SIGMA DP2X, SIGMA
7/12 19:58
ザレ場は、けっこう大丈夫な感じ
トラバースは中断して、ここから稜線によじ登ることにする。
ハーケンがあったので、なんとなくここから登ったが、この先までトラバースを続けてから登る方が楽かも。
2013年07月12日 20:00撮影 by  SIGMA DP2X, SIGMA
2
7/12 20:00
トラバースは中断して、ここから稜線によじ登ることにする。
ハーケンがあったので、なんとなくここから登ったが、この先までトラバースを続けてから登る方が楽かも。
上を見上げる。
直角に近いが、手がかりが多いのでなんとかなりそう。
2013年07月12日 20:00撮影 by  SIGMA DP2X, SIGMA
1
7/12 20:00
上を見上げる。
直角に近いが、手がかりが多いのでなんとかなりそう。
とりあえず攀じ登ったところ。
登ったルートを見下ろす
2013年07月12日 20:00撮影 by  SIGMA DP2X, SIGMA
1
7/12 20:00
とりあえず攀じ登ったところ。
登ったルートを見下ろす
独標の山頂が見えてきた
2013年07月12日 20:01撮影 by  SIGMA DP2X, SIGMA
1
7/12 20:01
独標の山頂が見えてきた
特徴的な尖った岩を見下ろす。
さっき、右下に見える場所からこっち(独標)を見たとき、独標の右側に見えた岩だ。
2013年07月12日 20:01撮影 by  SIGMA DP2X, SIGMA
2
7/12 20:01
特徴的な尖った岩を見下ろす。
さっき、右下に見える場所からこっち(独標)を見たとき、独標の右側に見えた岩だ。
やっとてっぺんに到着
2013年07月12日 20:01撮影 by  SIGMA DP2X, SIGMA
1
7/12 20:01
やっとてっぺんに到着
行く先は雲の中
2013年07月12日 20:02撮影 by  SIGMA DP2X, SIGMA
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7/12 20:02
行く先は雲の中
硫黄尾根
鷲羽岳とかは雲の中
2013年07月12日 20:06撮影 by  SIGMA DP2X, SIGMA
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7/12 20:06
硫黄尾根
鷲羽岳とかは雲の中
行く先も明瞭だが槍だけは雲の中
2013年07月12日 20:08撮影 by  SIGMA DP2X, SIGMA
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7/12 20:08
行く先も明瞭だが槍だけは雲の中
うわさの崩れる場所。
たしかにどんどん崩れる感じで危ない
2013年07月12日 20:09撮影 by  SIGMA DP2X, SIGMA
1
7/12 20:09
うわさの崩れる場所。
たしかにどんどん崩れる感じで危ない
少し悩んだ場所
右に巻いてルートを取ろうとしたが無理で、真ん中右下の岩を登って直登に変更。
そこに赤テープがあった。
2013年07月12日 20:09撮影 by  SIGMA DP2X, SIGMA
1
7/12 20:09
少し悩んだ場所
右に巻いてルートを取ろうとしたが無理で、真ん中右下の岩を登って直登に変更。
そこに赤テープがあった。
巨大な岩。
右へ巻く
2013年07月12日 20:10撮影 by  SIGMA DP2X, SIGMA
7/12 20:10
巨大な岩。
右へ巻く
幅は狭いが、明瞭なトラバースルート
2013年07月12日 20:12撮影 by  SIGMA DP2X, SIGMA
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7/12 20:12
幅は狭いが、明瞭なトラバースルート
直登は大変そうなので・・・
2013年07月12日 20:12撮影 by  SIGMA DP2X, SIGMA
7/12 20:12
直登は大変そうなので・・・
トラバースを行く
2013年07月12日 20:13撮影 by  SIGMA DP2X, SIGMA
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7/12 20:13
トラバースを行く
しかし、どんどん稜線から離れて行くので、結局、途中から攀じ登って稜線へ戻る
2013年07月12日 20:14撮影 by  SIGMA DP2X, SIGMA
1
7/12 20:14
しかし、どんどん稜線から離れて行くので、結局、途中から攀じ登って稜線へ戻る
稜線間近まで登ったところ。
結局、トラバースせずに最初から稜線を直登したほうが早いと思った(トラバースのまま、北鎌平までつながってるらしいが)
2013年07月12日 20:14撮影 by  SIGMA DP2X, SIGMA
1
7/12 20:14
稜線間近まで登ったところ。
結局、トラバースせずに最初から稜線を直登したほうが早いと思った(トラバースのまま、北鎌平までつながってるらしいが)
雲の隙間から、子槍と孫槍が見えた
2013年07月12日 20:14撮影 by  SIGMA DP2X, SIGMA
2
7/12 20:14
雲の隙間から、子槍と孫槍が見えた
ここも、右にトラバースルートが見えるが、まっすぐ稜線を進んだ。
2013年07月12日 20:15撮影 by  SIGMA DP2X, SIGMA
1
7/12 20:15
ここも、右にトラバースルートが見えるが、まっすぐ稜線を進んだ。
登った先に、例の「諸君頑張れ」があった
2013年07月12日 20:17撮影 by  SIGMA DP2X, SIGMA
3
7/12 20:17
登った先に、例の「諸君頑張れ」があった
大槍が、雲の中から・・・
2013年07月12日 20:17撮影 by  SIGMA DP2X, SIGMA
1
7/12 20:17
大槍が、雲の中から・・・
だんだんと・・・
2013年07月12日 20:18撮影 by  SIGMA DP2X, SIGMA
2
7/12 20:18
だんだんと・・・
姿を現した
2013年07月12日 20:19撮影 by  SIGMA DP2X, SIGMA
9
7/12 20:19
姿を現した
北鎌平のテン場から見る、東鎌尾根と常念
2013年07月12日 20:20撮影 by  SIGMA DP2X, SIGMA
2
7/12 20:20
北鎌平のテン場から見る、東鎌尾根と常念
大槍の真下から見上げたところ
2013年07月12日 20:24撮影 by  SIGMA DP2X, SIGMA
7/12 20:24
大槍の真下から見上げたところ
カニのハサミ方面へ進み、
2013年07月12日 20:24撮影 by  SIGMA DP2X, SIGMA
2
7/12 20:24
カニのハサミ方面へ進み、
カニのハサミを見下ろして登る。
ヒュッテ大槍も見える
2013年07月12日 20:24撮影 by  SIGMA DP2X, SIGMA
2
7/12 20:24
カニのハサミを見下ろして登る。
ヒュッテ大槍も見える
独標を振り返る
2013年07月12日 20:25撮影 by  SIGMA DP2X, SIGMA
2
7/12 20:25
独標を振り返る
山頂は間近
2013年07月12日 20:25撮影 by  SIGMA DP2X, SIGMA
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7/12 20:25
山頂は間近
ヒュッテ大槍と殺生ヒュッテ
2013年07月12日 20:25撮影 by  SIGMA DP2X, SIGMA
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7/12 20:25
ヒュッテ大槍と殺生ヒュッテ
下のチムニー
2013年07月12日 20:25撮影 by  SIGMA DP2X, SIGMA
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7/12 20:25
下のチムニー
で、ウェストンも初登頂の時登ったという、上のチムニー。
チムニー右の岩を攀じ登ったら、あっさり簡単に登れた。
2013年07月12日 20:26撮影 by  SIGMA DP2X, SIGMA
3
7/12 20:26
で、ウェストンも初登頂の時登ったという、上のチムニー。
チムニー右の岩を攀じ登ったら、あっさり簡単に登れた。
杭が見える方向に進み、右に行くと、
2013年07月12日 20:26撮影 by  SIGMA DP2X, SIGMA
1
7/12 20:26
杭が見える方向に進み、右に行くと、
計画通り、祠の真後ろに出る。
ギャラリーに拍手で迎えてもらえるか・・・
2013年07月12日 20:26撮影 by  SIGMA DP2X, SIGMA
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7/12 20:26
計画通り、祠の真後ろに出る。
ギャラリーに拍手で迎えてもらえるか・・・
と思ったら、山頂は無人。
2013年07月12日 20:26撮影 by  SIGMA DP2X, SIGMA
2
7/12 20:26
と思ったら、山頂は無人。
セルフタイマーで写真を撮って、下山しました
2013年07月12日 20:27撮影 by  SIGMA DP2X, SIGMA
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7/12 20:27
セルフタイマーで写真を撮って、下山しました
帰りの横尾にて。
「無事10名」は、どう数えたんだろ。
9
帰りの横尾にて。
「無事10名」は、どう数えたんだろ。
撮影機器:

感想

とにかく沢の雪渓が一番大変だった。
沢の水も多いし、そう考えると、やっぱ秋に来たほうがいいのかな。
10日に、横尾から槍沢へ向かう途中、イモト登山隊とすれ違った。

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訪問者数:10678人

コメント

諸君頑張れ
雪渓のトンネル潜るとはびっくりです。
「諸君頑張れ」に合いましたか。
稜線に出て良かったですね。
槍の頂上に人影なしと言うことはお天気悪かった
のでしょうか。
2013/7/24 13:12
ありがとうございます。
岳人の記事のご本人ということで、
シリウスさんのコメから、飛んできました。
文富ケルンは、ずっと探しておりました。
多くの人が、気付かないままに通り過ぎていたものと思えます。
あらためて、感謝したいと思います。
クマ
2015/8/27 16:38
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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技術レベル
5/5
体力レベル
5/5

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