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Yamareco

記録ID: 321114
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

白根三山(白峰三山)縦走(北岳〜間ノ岳〜農鳥岳)

2013年07月13日(土) 〜 2013年07月15日(月)
 - 拍手
tyokop その他1人
体力度
8
2〜3泊以上が適当
GPS
48:00
距離
28.0km
登り
2,869m
下り
3,566m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

7/13 7:35広河原インフォメーション→9:40二股9:50→11:25小太郎尾根分岐→11:55北岳肩ノ小屋
7/14 4:10北岳肩ノ小屋→4:50北岳山頂4:55→5:45北岳山荘5:55→6:20中白根山頂6:25→7:15間ノ岳山頂7:25→8:05農鳥小屋8:20→9:00西農鳥岳9:05→9:35農鳥岳9:50→10:20大門沢下降点10:25→12:05 1970m付近12:15→12:45大門沢小屋
7/15 4:35大門沢小屋→6:35広河原庵6:45→7:05奈良田ゲート→7:30奈良田バス停
天候 7/13 曇のち雨、尾根沿いは暴風
7/14 曇のち雨、尾根沿いは暴風。明け方まで雨が残る。雨が上がってからは曇りながらも見通しは良し
7/15 曇のち晴れ。明け方まで雨が残るものの、日の出後は曇。奈良田では晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
7/12 18:29柿生発→(特急券発券後)18:53町田発→19:35八王子発、あずさ31号→甲府20:35着(ここまで電車)
7/13 4:20甲府発→7:10頃広河原着(バス、山梨交通の都合で急遽芦安経由。定刻から1時間程度遅れ)
7/15 9:50奈良田発→10:40頃下部温泉着(バス)、11:14下部温泉発、ふじかわ3号→12:11スーバーあずさ14号→13:20八王子発→13:56町田発→14:04柿生着
コース状況/
危険箇所等
今回のルート(北岳までは右股ルート)では慎重にいけば危険箇所は特になし。雪渓も多少あるもののアイゼン、ピッケルは必要なし。左股ルートは必要そうだけど、どうだったんでしょう。大門沢の下りでは橋の無い渡渉あり。こちらも慎重にいけば問題ないかな。

水の補給は、広河原インフォメーションで2L(無料)、大門沢小屋で2L(無料、沢から引いてるのかな?)。その他、各小屋でも補給可能。肩の小屋は100円/L。広河原では、インフォメーションより、広河原山荘の炊事場の水の方がナントナク美味しいそうだった。

奈良田の里温泉は9時から。入っても9時50分発の身延行きのバスにはなんとか間に合う。実際には9時前には開いていた模様。
甲府駅3:30頃。既に人が沢山並んでいます
2013年07月13日 03:38撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
7/13 3:38
甲府駅3:30頃。既に人が沢山並んでいます
今回の荷物は水2L入れて13kg程度
2013年07月13日 07:33撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
7/13 7:33
今回の荷物は水2L入れて13kg程度
広河原にも人がたくさん
2013年07月13日 07:34撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
7/13 7:34
広河原にも人がたくさん
2013年07月13日 07:40撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
7/13 7:40
登り口。この後、二股付近までこんな感じで並んでの行進
2013年07月13日 07:57撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
7/13 7:57
登り口。この後、二股付近までこんな感じで並んでの行進
左股はまだまだ雪が沢山。アイゼン、ピッケルは必要とのこと
2013年07月13日 09:21撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
7/13 9:21
左股はまだまだ雪が沢山。アイゼン、ピッケルは必要とのこと
2013年07月13日 09:37撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
7/13 9:37
ナナカマド
2013年07月13日 10:31撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
7/13 10:31
ナナカマド
小太郎尾根分岐
2013年07月13日 11:25撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
7/13 11:25
小太郎尾根分岐
到着したときは強風と雨
2013年07月13日 11:53撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
7/13 11:53
到着したときは強風と雨
たまにガスが晴れると北岳山頂が
2013年07月21日 13:03撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
7/21 13:03
たまにガスが晴れると北岳山頂が
雪の直下に幕営。肩の小屋のテント場にはところどころ雪がありました
2013年07月13日 14:16撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
7/13 14:16
雪の直下に幕営。肩の小屋のテント場にはところどころ雪がありました
2013年07月13日 16:14撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
7/13 16:14
2013年07月13日 16:34撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
7/13 16:34
既に肩の小屋は小さく
2013年07月21日 13:05撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
7/21 13:05
既に肩の小屋は小さく
素晴らしき富士山。この後、なんどとなく富士山を見ながらの縦走になりました
2013年07月21日 13:05撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
1
7/21 13:05
素晴らしき富士山。この後、なんどとなく富士山を見ながらの縦走になりました
日の出は鳳凰三山方面から
2013年07月21日 13:05撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
7/21 13:05
日の出は鳳凰三山方面から
北岳山頂の三角点。『白根岳』
2013年07月21日 13:05撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
7/21 13:05
北岳山頂の三角点。『白根岳』
強風のお花畑
2013年07月21日 13:05撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
7/21 13:05
強風のお花畑
北岳から縦走路を望む
2013年07月21日 13:05撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
7/21 13:05
北岳から縦走路を望む
キタダケソウ・・・ではなくハクサンイチゲ
2013年07月21日 13:05撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
7/21 13:05
キタダケソウ・・・ではなくハクサンイチゲ
こちらはエーデルワイス(まだ、つぼみ)。左はキタダケソウ
2013年07月21日 13:05撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
7/21 13:05
こちらはエーデルワイス(まだ、つぼみ)。左はキタダケソウ
2013年07月21日 13:05撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
7/21 13:05
北岳山荘のテン場から中白根、間ノ岳方面を望む
2013年07月21日 13:05撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
7/21 13:05
北岳山荘のテン場から中白根、間ノ岳方面を望む
間ノ岳山頂の三角点。『相ノ岳』
2013年07月21日 13:05撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
7/21 13:05
間ノ岳山頂の三角点。『相ノ岳』
間ノ岳下りからの縦走路方面。見える小屋は農鳥小屋
2013年07月21日 13:05撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
7/21 13:05
間ノ岳下りからの縦走路方面。見える小屋は農鳥小屋
農鳥小屋から西農鳥岳方面
2013年07月21日 13:05撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
7/21 13:05
農鳥小屋から西農鳥岳方面
農鳥小屋出発直後の西農鳥岳の急登
2013年07月21日 13:05撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
7/21 13:05
農鳥小屋出発直後の西農鳥岳の急登
西農鳥岳山頂
2013年07月21日 13:05撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
7/21 13:05
西農鳥岳山頂
西農鳥岳山頂から農鳥小屋方面を望む
2013年07月21日 13:05撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
7/21 13:05
西農鳥岳山頂から農鳥小屋方面を望む
農鳥岳山頂
2013年07月21日 13:05撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
7/21 13:05
農鳥岳山頂
農鳥岳山頂の三角点
2013年07月21日 13:05撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
7/21 13:05
農鳥岳山頂の三角点
塩見岳が見えました
2013年07月21日 13:05撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
7/21 13:05
塩見岳が見えました
尾根沿いの縦走路でもたまに雪渓を通りますがアイゼン等は不要
2013年07月21日 13:05撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
7/21 13:05
尾根沿いの縦走路でもたまに雪渓を通りますがアイゼン等は不要
大門沢下降点
2013年07月21日 13:05撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
7/21 13:05
大門沢下降点
大門沢の下りにも、このような雪渓があります。アイゼン使わずに通過できます
2013年07月21日 13:05撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
7/21 13:05
大門沢の下りにも、このような雪渓があります。アイゼン使わずに通過できます
2013年07月21日 13:05撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
7/21 13:05
2013年07月21日 13:10撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
7/21 13:10
2013年07月21日 13:13撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
7/21 13:13
外の雨に備えてテント内でザックカバー。いい写真になったのでなんとなく
2013年07月21日 13:05撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
7/21 13:05
外の雨に備えてテント内でザックカバー。いい写真になったのでなんとなく
渡渉は基本的にこういった橋がありますが、ないところも1、2カ所あり
2013年07月21日 13:05撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
7/21 13:05
渡渉は基本的にこういった橋がありますが、ないところも1、2カ所あり
2013年07月21日 13:05撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
7/21 13:05
山と高原地図でチェックポイントになっている大きな岩
2013年07月21日 13:05撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
7/21 13:05
山と高原地図でチェックポイントになっている大きな岩
いよいよ縦走の終わりが近づいてきました
2013年07月21日 13:05撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
7/21 13:05
いよいよ縦走の終わりが近づいてきました
登山道の終わり。ここからさきは車道を下っていきます
2013年07月21日 13:05撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
7/21 13:05
登山道の終わり。ここからさきは車道を下っていきます
広河原庵
2013年07月21日 13:05撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
7/21 13:05
広河原庵
奈良田第一発電所近くのゲートから登山道方面を望む
2013年07月21日 13:05撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
7/21 13:05
奈良田第一発電所近くのゲートから登山道方面を望む
丸山林道入り口近くの駐車場。この日の朝は、余裕があります
2013年07月21日 13:05撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
7/21 13:05
丸山林道入り口近くの駐車場。この日の朝は、余裕があります
奈良田バス待合所から奈良田の里温泉を望む
2013年07月21日 13:07撮影 by  Canon PowerShot S110, Canon
1
7/21 13:07
奈良田バス待合所から奈良田の里温泉を望む
撮影機器:

感想

全般
去年の今頃、黒戸尾根を登ったのが良かったので、今年はなんとなく天気が悪くなければ白根三山(白峰三山)の初めてのテン泊縦走をやってみようということで計画。結果的には天気はめまぐるしく変わり、決して良かったとは言い難かったが、見るものは見え、何よりも完走できたので大満足!

天候、テン場の場所確保、・・・いろいろな意味で山では早め早めの行動が大事と感じた山行でもありました。

荷物的には過不足なし・・・重いモバイルバッテリーを持っていったにも関わらず、充電用のケーブルを忘れたことを除けば。あると便利だと思ったものは、寝るとき用の上下(昼、汗をかくときとは別のほうが気持ち良く寝れそう)。テン場等での行動用のサンダルっぽいもの(登山靴は結構面倒)。

7/12〜13
甲府で東横INN甲府駅南口2に素泊まり。二人一部屋で一泊約4000円/人。3時に起きて3時半頃バス停に向かうと既に大勢の人が荷物を並べていた。基本的には全員が座れるだけの台数のバスがくる(この日は6か7台?)。
ただし、芦安のバス停が相当込んでいたようで、山梨交通の都合で乗客に明確な説明もなく芦安に立寄、その前で相当待ちが入っていたために広河原着が約1時間遅れ。この時点で、山行の予定が相当狂った人もいたと思う(隣に座っていた人は農鳥小屋まで行くと言っていたけど・・・)。
結局、バスとしては一番最初に広河原に到着する予定が、インフォメーションには既に大勢の人が・・・。登山開始から渋滞に巻き込まれるも、我々は急ぐ旅ではないので流れに任せる。
二股から右股へ進み小太郎尾根手間で雨が降りだし、尾根に出てからは風も強くなる。この日はできれば北岳山荘まで行きたかったが、翌日の天候回復を祈り、肩の小屋でのテン泊を選択。風陰に幕営。尾根沿いは相当風が強く、遅く来た人達は尾根沿いに幕営していたが、強風に相当苦労したと思われる。
ちなみに、左股にはまだ多くの雪が残っており、アイゼン、ピッケルは必須と思われる。軽アイゼンを持っていったが右股では必要なし。
夜まで雨は降ったりやんだり。雨風対策としても耳栓は必須!足裏が寒かった。次回は何か対策を考えねば。

7/14
3時起床。テントをたたむ頃には雨もあがり・・・テントは濡れていたが強引にパッキングして1時間ちょっとで出発。朝早いうちは晴れてはいないが視界は比較的クリアで素敵な景色が見れました。それ以降も視界が悪いときもあったけど、概ね遠くまで見え、特に黒い富士山は画に描いたよう。初めての縦走としては大満足!!
間ノ岳から大門沢小屋まで何カ所か雪渓を通ることになるが、アイゼンは必要ない程度。
西農鳥から農鳥の間のトラバースで転んで左ひざ強打。滑落はしなかったもののかなり危険な状態だった。右手親指と小指から少し出血。それ以降左ひざも痛く、特に大門沢の下りでは左ひざをちゃんと曲げられないため、右足に負担がかかり、かなり疲れた。
大門沢の下りはとにかく急。この日のどんな登りよりも、この下りで消耗した。ある意味、この縦走路のメインイベントかも。
水が少し少なかった。肩の小屋で、1L補給しておけば十分だったかな。
大門沢小屋は到着時点でテン場はそこそこ空いていたが、夕方には満杯に。水場で顔を洗いさっぱり。
二人でビールを二本ずつ呑んでいい気分。ちょっとした打ち上げ。明日は下るだけ。

7/15
3時30分頃起床。明け方まで雨が残るものの、テントをたたむ頃には小降りに。ここからは下るだけだが、前日の怪我と疲労の影響で慎重に進む。途中、橋の無い場所の渡渉もありましたが、慎重にいけば特に難しいところはありませんでした。
7時半には奈良田バス停到着。
9時から入れる奈良田の里温泉に入って極楽極楽。実際には9時前には開いていた模様。
帰りは、奈良田から身延に出る予定だったが下部温泉駅で下車。結果的に一本早い電車で帰ってくることができた。

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3/5
体力レベル
4/5

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