前奥北穂高、想像よりも怖かった！（上高地→岳沢→前穂→奥穂→北穂→涸沢→上高地）
長野県
岐阜県
taketto
その他2人 - GPS
- 63:50
- 距離
- 34.0km
- 登り
- 3,683m
- 下り
- 3,329m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
0544上高地バスターミナル
0605岳沢登山道分岐
（0634〜0639休憩）
0650風穴
（0722〜0729休憩）
（0753〜0703休憩）
0830岳沢小屋
1100岳沢小屋
1212〜1231第4お花畑
1333岳沢小屋
10日
0533岳沢小屋
（0557〜0602休憩）
0636〜0644カモシカの立場
0717岳沢パノラマ
（0733〜0738休憩）
0818〜0830紀美子平
0924〜0927前穂高岳
1003〜1013紀美子平
（1057〜1109休憩）
（1136〜1141休憩）
1206〜1257奥穂高岳
1340穂高岳山荘
11日
0540穂高岳山荘
0603涸沢岳
（0643〜0648休憩）
（0828〜0832休憩）
0911北穂分岐
0924〜1004北穂高岳
1022〜1033北穂分岐
（1119〜1126休憩）
（1231〜1236休憩）
1324〜1340涸沢ヒュッテ
1503〜0509本谷橋
1601〜1606横尾
1652〜1658徳沢
1741〜1751明神
1835〜1842かっぱ橋
1852上高地バスターミナル
| 天候 | 9日晴れ 10日曇り時々晴れ、ガス 11日快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
タクシー 自家用車
18時30分千葉発（ふじ子）、都内を抜けるのに大渋滞 22時30分ルートイン松本インター着 9日 03時40分起床 04時00分ルートイン松本インター発 05時00分沢渡発（タクシー4000円） 05時30分上高地着 11日 19時00分上高地発（タクシー） 19時30分沢渡発（ふじ子） 20時30分松本リッチモンドホテル着 21時〜打ち上げ 12日 10時30分松本発 14時abと東京駅でお別れ 15時30分ころ千葉着、帰りは奇跡的に全く渋滞なし |
| コース状況／ 危険箇所等 |
（上高地バスターミナル） トイレ、登山ポスト、売店等がある。 （岳沢小屋まで） 歩きやすい道。特に危険箇所はない。 shingenのエンジンがかからず、後半は少しスローペース。 風穴天然クーラーは本当に涼しい風が出ている。 看板が無い箇所でも涼しい風が出ている場所がある。 （岳沢小屋） 天気予報（ヤマテン）を見るためのパソコンが一般に開放されている。 小さな小屋だが、この日は、夕食のみお願いすることができた（テント泊）。 水無料、ビール500円だったかな。 （岳沢小屋テン場） 前穂方面がきれいに見える。 涸沢よりはスケールが小さいが、とてもきれいな景色。 小屋から100メートルとの看板があるが、感覚的にはもう少し遠い。結構登る。 小屋のトイレに行って帰ってくると15分はかかる。 9日のテント数は15張程度。人が少ないのも魅力。 （岳沢小屋から天狗沢お花畑） かなり登るが、登るだけの価値はある。 第四お花畑では今年当たり年だとういうコバイケイソウが咲き誇っていた。 人は少なく、天気も良かったので、のんびり楽しめた。 第四お花畑からは、稜線が手の届きそうなくらい近くに見えるが、登ったら大変なのだろう。 （重太郎新道、前穂まで） 急登。すれ違い困難な箇所複数有りだが、良く整備されている。 重太郎さんは、とても上手に道を付けたと思う。重太郎さんに感謝。 はしごはあるが、涸沢岳〜北穂に比べれば危険は感じない。 三点確保が大事なのは皆さんの言うとおり。 （つり尾根、奥穂まで） 部分的に怖い場所あるが、良く整備されている。 すれ違い困難な箇所複数有り。 （奥穂から穂高山荘） 穂高山荘直前にはしご、くさり。落ちれば少なくとも重傷。 この日は、ツアー客がおり、渋滞していた。 山荘前で酒盛りをしていたとき、山荘直上くさり場で事故が起こった。 小屋から救助する人たちが事故現場に走っていく！ヘリは寸分違わず、狙った位置（小屋前ウッドデッキ）に着陸！ 救助を目の前で見て、自分たちがたくさんの人たちに守られて登山していることを痛感した。自己責任とか言っても、救助してくれる人がいるのだ。 怪我をした方は、幸い、命に別状はなかったとのこと。 危険箇所では、一人ずつ通過するのも大事。 （穂高山荘） 立派な小屋。人も多い。 水1リットル150円。天気予報は掲示板に記載有り。 ビールは600円だったかな。チーズ等のつまみも売っていた。 ワインは750ミリリットルのペットボトルしかなく、飲みきれなかった。 （穂高岳山荘テン場） 山荘から少し（2〜3分）登った場所にある。 10日は大混雑。ヘリポートにも張られ、さらに、小屋前にも張られていた。 展望は抜群（涸沢、奥穂方面、ジャンダルム、常念、笠岳等）。ご来光も望める。 （穂高岳山荘〜北穂） 怖かった。正直、なめてました。ごめんなさい。 落ちたら死ぬ！の連続。 不思議なことに、だんだん楽しくなる。おそらく、脳内麻薬のせい。 三点確保がとっても大事。 涸沢岳の下り、一枚岩の鎖場に、ピンが打ち込まれている箇所があり、下りだと、上からピンが見えない。足場が見つからずに手こずっていた（怖くて震えた）ときに、下にいる登りの方に、右足の下もう20センチでピンがありますよと教えてもらい、何とか足場を確保。無事通過できた。 すれ違い困難な場所多数で、待ち時間が必要。 すれ違う人と、「怖いですね〜」と何度も挨拶した。 （南陵、北穂〜涸沢） くさり場、はしごがあるが、涸沢岳〜北穂に比べれば、なんということはない。 もちろん、一般的には、十分危険箇所。 涸沢から上がってくる方が多く、すれ違いに時間がかかる。 部分的にすれ違い困難な箇所有り。 疲労からかabのペースが上がらず、かなりスローペース。 （涸沢〜本谷橋） 雪渓が残っていた。 雪が腐っており、斜度もないので、アイゼン等は不要と思った。 実際、装着している人も見かけなかった。 （本谷橋〜上高地） 長い。とにかく長い。超長い。極めて長い。余りに長い。 横尾から先、単調で楽しいことは何一つ無い。 しかも微妙に登り返しがあったりする。 まさに苦行。 |
| 予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
大混雑。収まりきらず、ヘリポート、小屋前にも。
夕食。今日は自炊。本当は北穂まで行こうと思っていたので、温存していた（北穂小屋は食事のみの提供はなし、穂高岳山荘は食事のみあり）
3
大キレットをのぞき込む。今回は十分満足したので、やめておこうということに。
涸沢岳→北穂以上に怖いのであれば、分不相応だし、もう少し調べて・・・
下山決定。
3
今回は十分満足したので、やめておこうということに。
涸沢岳→北穂以上に怖いのであれば、分不相応だし、もう少し調べて・・・
下山決定。
ずいぶん降りてきたが、ここから先の方が長くてつらい。
本谷橋から上高地は苦行でした
かっぱ橋から穂高連峰。まさにヘロヘロ。
装備
| 個人装備 |
雨具(ゴア) １
スパッツ １
ヘッドランプ １
ヘッドランプ替え電池 １
防寒具（フリース等） １
軍手 １
地形図２万５０００分の１ １
コンパス １
昭文社地図 １
速乾性衣類 １ 着用
登山靴 １
飲料 １ リットル
非常食 ２ 食（カロリーメイト）
行動食 １ 食
携帯電話 １ ＡＵ
レスキューシート １
ザック １
ザックカバー １
食器 １ チタン
武器 １
シュラフ １
シュラフカバー 1
ホイッスル １
ストック １
靴紐予備 １
着替え １ 速乾性
マット １ エア
ヘルメット １
|
|---|---|
| 共同装備 |
テント3〜4人用（天使ちゃん） １ モンベルステラリッジ４型、フライ黄色
応急薬キット １ テーピング、三角巾含む
簡易トイレ １
火器(ガス) 2
250T 2
ライター １
カメラ １
ナイフ １
トレペ １
食料 １
|
感想
三年前の涸沢キャンプからリベンジに成功！
三年前、天気微妙だなと思いつつ、とりあえず涸沢まで登った。
涸沢でテント泊し、朝、テントから外を覗くと雨・・・
常駐の長野県警の山岳警備隊の方に上はどんな感じでしょうか？行けますかね？
と尋ねると、「自信が無いんでしょ、止めておきなさい」と・・・
軽く屈辱を覚えつつ、全くもってその通りですよね、と思い、若干いじけながら下山・・・
雨の中の横尾から上高地は長かった。
今年は上高地から涸沢はできるだけ歩きたくなかったのと、自分たちは下りに弱いので、岳沢を登ることにした。
初日から晴れ！これは、一日目に前穂、奥穂に登頂だ！とはやる気持ちを抑えつつ岳沢小屋まで登る。
ところが、小屋を前にしてペースが上がらない。
shingenの顔色が良くない。
猛暑もあり、日頃の仕事の疲れだろう。
岳沢から上で動けなくなると逃げ場がないので、岳沢泊まりに決定。
まだ9時前だけど、飲んじまえ！abとビールで乾杯。
酔いが覚めたところで、shingenは小屋に残して、天狗沢のお花畑を見に行く。
思ったよりも登るが、すばらしいお花畑。
お花畑から上高地、穂高方面が望めた。
この日穂高岳山荘まで行っていれば見られなかった。
岳沢小屋は紅葉時期もきれいそう。
涸沢よりも上高地に近いし、また来たいと思った。
天使ちゃん（モンベル4人用）ベストショットも撮れた。
朝起きて、shingenに尋ねると、行けそうとのこと。
歩き出すと復活していて一安心。
重太郎新道を登ってみて、体力と気力が充実しているときに行くべきだと思った。
無理して登らなくて良かった。
二日目は北穂まで行こうと思ったが、奥穂でみんな疲れている感じだったので、穂高岳山荘までにすることに。
奥穂で粘ったが、ガスが完全に晴れることはなかった。
1時ころに穂高岳山荘に到着。
まだ早いのに、テン場はほとんどいっぱい。
その後、ヘリポートも山荘前もテントだらけになった。
穂高岳山荘から北穂までは、正直、かなり怖かった。
これまでの山行で、一番怖かった。
でも、だんだん楽しくなってくるから不思議。
レベルアップしたの間違いないが、実力不足だったかも。
前日、無理して突入しなくて良かった。
北穂からの展望は、本当に最高だった。
今回は岩場はおなかいっぱいという感じだったし、涸沢岳→北穂よりも危ないなら、分不相応と思い、下山を決定。
大キレットもジャンダルムもいつか行くぞ〜！と誓って下山。
南陵では、abが疲れのためか、全くペースが上がらない。
大キレットに突っ込まなくて良かったかもしれない。
横尾から先はひたすら苦行。
釜トンネルを通過できない可能性が浮上、必死に歩いた。
結局上高地に到着したのは、最終バスの後でした。
タクシーで沢渡へ。
本当に楽しい山行でした。
ab九州から来てくれてありがとう。
松本に戻って焼き肉で打ち上げ。
http://tabelog.com/nagano/A2002/A200201/20000401/
疲れすぎて、あまり食べられなかったが、abは食いまくり（笑）
翌朝、雰囲気のある喫茶店を発見。
安くておいしいモーニングをいただいた。
http://tabelog.com/nagano/A2002/A200201/20001420/
次の予定山行も北アルプス！
晴れますように！
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
穂高岳の最新記録
北穂高岳の最新記録
前穂高岳の最新記録
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する