花と大展望!新穂〜雲ノ平〜水晶〜鷲羽〜黒部五郎〜折立縦走♪


- GPS
- 56:00
- 距離
- 52.8km
- 登り
- 4,112m
- 下り
- 3,812m
コースタイム
3:13 新穂高
4:15 わさび平
7:35 鏡平
10:40 双六小屋
11:05 発
13:20 三俣山荘
14:25 発
15:03 黒部源流碑
17:45 雲ノ平山荘
1日目 計14時間32分
○8/11(日)
5:55 雲ノ平山荘
7:15 祖父岳
7:55 岩苔乗越
8:10 発
8:30 ワリモ北分岐
9:12 水晶小屋
10:05 水晶岳
11:15 水晶小屋
12:15 ワリモ岳
13:05 鷲羽岳
14:25 三俣山荘
16:42 黒部五郎小舎
2日目 計10時間47分
○8/12(月)
3:50 黒部五郎小舎
6:00 黒部五郎岳
6:15 発
8:15 赤木岳
9:05 北ノ俣岳
10:25 太郎平小屋
11:00 発
12:28 三角点
13:50 折立
3日目 計10時間0分
天候 | 8/10 曇りのち晴れ 8/11 晴れ〜快晴 8/12 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
急いで急いで23時前には到着できましたが、ほぼ満車でした。 折立へ抜けてからはバス→電車→バスと乗り継いで新穂高へと戻りました。 ○折立〜富山駅 富山地方鉄道バス 富山駅行 14:00 → 15:40 3400円 http://www.chitetsu.co.jp/?page_id=741 ○富山〜猪谷(乗り換え)〜高山 JR高山本線 美濃太田行 16:10 → 18:24 1620円 ○高山駅〜深山荘 濃飛バス 新穂高ロープウェー行 18:40 → 20:16 2050円 http://www.nouhibus.co.jp/new/2013-0401t-hirayu-shinhotaka0102.pdf 最終バス利用で新穂高へ戻るルートはHIDENORI-Tさんのレコを参考にさせて頂きました。 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-325109.html#viewcomment |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特にありません。 新穂高へ戻ってからは、ひがくの湯(夏場は〜22:00、登山者割orヤマレコ割)で入浴。 |
写真
感想
8/10〜12で北アの奥地、雲ノ平〜水晶〜鷲羽〜黒部五郎岳を巡ってきました。
新穂高から入り、折立へ抜けるルート!
行程は長く、なかなか普段の週末では満足いくまで歩けないルートです。
事の発端は嫁さんが雲ノ平に行きたい!と突然言い出したことにはじまります。
じゃあ天気が安定して一番花の綺麗な7月最後の週に行こうかと計画します。
しかし前日、天気は悪く翌日以降も良くない予報が続いています。
このルートは秩父沢だったり黒部源流だったり増水すると渡渉困難な沢を通るため、8月の第二週に延期することにしました。
(悪天候週は結局1人で剣岳早月尾根でしたが;)
○8/9(金)
仕事終わり後急いで移動。
お盆休みのこともあり、高速道路は結構な交通量でした。
いつも以上に時間がかかりましたが、何とか23時前に到着し無事に無料駐車場にとめることができました。
あたりは満天の星空。
流れ星を3〜4つ見て就寝しました。
○8/10(土)
3時前に起床。準備して出発。
天気良く暑くなる予報だったのでとにかく早く発ち涼しいうちに標高を上げます。
朝は雲が多く視界が晴れない場面もありましたが、徐々に天気は回復し、森林限界に出て青空が見え始めました。
花見平のお花畑は規模が大きく、双六岳の展望とセットに多くの登山者が景色を楽しんでいました。
双六、三俣蓮華の稜線は通らずに巻き道ルートを経て三俣山荘へと向かいます。
このルートは雪解け遅く、お花畑が遅くまで残るオススメルートです。
冷たい雪解け水の沢も幾つもあり、快適に歩けました。
三俣からは黒部源流へと降ります。
涼しげな沢で、雪も残り、涼しいを通り越して寒いくらいの場所です。
秘境感漂う沢を渡り、長い登り返しになります。
祖父岳巻き道の景色は最高!
雪田あり、お花畑あり、展望ありで景色も次々と移り変わっていきます。
山頂への分岐を過ぎると木道歩きが増え、テン場や雲ノ平山荘が見えてきます。
山荘手前は圧巻のコバイケイソウ群落!満開でちょうど見頃でした。
到着が遅くなり、ちょっと渋い顔をされましたが、無事夕飯の石狩鍋にありつけることができ、ぐっすりと眠りました。ご迷惑をお掛けしました。
ちなみに定員70人の小屋ですが、この日は定員弱だったため布団1枚で悠々と眠ることができました。
○8/11(日)
朝はゆっくり朝食を食べてからのスタート。
この日は実はノープラン。とりあえずは雲ノ平まで歩くという目的は達せられたため、天気が悪ければ新穂高へ戻るつもりでいました。
歩き始めはガスが出ていましたが、祖父岳から岩苔乗越までの途中で次第に晴れていき、岩苔乗越では水晶岳や三俣蓮華岳、祖父岳を望む最高のロケーション!
全く予定になかった水晶岳へピストンすることにします。
ワリモ北分岐にザックをデポし、快晴の稜線を快適歩き。
この景色は2年前に訪れてすっかりハマってしまいました。
水晶岳までは遮るものは全くなく常に360度の大展望!
多くの登山者が山頂を目指していました。
立山剣や後立山方面はちょっと雲が多そうでした。こちらは快晴で大当たり!
展望歩きを楽しみながらワリモ岳、鷲羽岳と歩き、三俣山荘へと降りました。
ここで泊るか双六へ下る予定でいましたが、嫁さんが黒部五郎まで歩きたいと言うのでとりあえずは黒部五郎小舎へ。
三俣蓮華岳の巻き道ルートは景色の良い展望ルート。
このルートも雪解けの細い沢を幾つも渡り水が豊富です。
雪解け遅い箇所ではまだまだお花畑がたくさん残っています。
しばらくハイマツの稜線を歩き、樹林帯の岩場を一気に下ると目的地へと着きました。
黒部五郎小舎は結構な混雑。北ア奥地は週末も平日も登山者に差がないとの情報もありましたが本当にそうだなと思いました。
この日は2枚の布団に3人。この程度ならば狭さは感じません。
さて、ここで翌日の行程を再確認。折立の最終バスは14時でコースタイムは約10時間。
コースタイム通りに歩けたとしても4時には出発することが必要となります。
電波圏内まで移動して、公共交通機関で新穂高へ戻るルートを再度調べて確実に戻れることを確認してから休みました。
○8/12(月)
3時起床。暗いうちに準備して出発。
ほとんどが草原〜湿原で針葉樹などが少ないルートなので問題なく歩けます。
辺りが明るくなると、目の前の黒部五郎のカールが赤くなっていきます。
遠くから見ればモルゲンロート。写真ではうまく撮れませんでしたが、岩場も残雪も真っ赤に染まりました。
素晴らしい景色に思わず圧倒されました。
間もなく日の出。
ワリモ岳後方から一気に光が差し込み、コバイケイソウのお花畑は照り輝いていました。
前日、前々日の集大成を見ているような気分でした。
肩まで急坂を登りきると、今回何度目になるか分からない360度の大展望!
風が一気に強くなり寒いくらいの稜線歩きでした。
山頂でひと休み。
展望を楽しみ、早めに次へ向かいます。
太郎平までは小刻みなアップダウンを繰り返します。
快晴の稜線歩き!太郎平からの登山者と多くすれ違いました。
時折お花畑や池塘などもあり景色の良い展望ルートです。
北ノ俣岳では初日の雲ノ平から途中で何度も会っている2人組に追いつかれました。
2日目、3日目は全く同じ行程のようでした。
太郎平までもなだらかで気持ちの良い展望歩き。
途中のハクサンイチゲのお花畑は一見の価値ありと思います。
太郎平小屋は登山者多数。
折立から登ってくると一気に広がる大展望を皆さん楽しんでおられました。
コースタイムを30分強縮めることができたので、ゆっくり昼食を摂ることができました。
折立までは多くの登山者とすれ違いました。
一番暑い時間帯での登りなのでしんどそうでした・・
標高を下げるとだんだん蒸し暑くなり、下界に降りて来たなと十分に実感できる気温でした。
この日は四国では41度を記録した日。温度ひとつで一気に現実に引き戻される気がしました。
最後は10分前到着と結構ギリギリの折立下山でしたが無事に最終バスに乗れました。
富山からは猪谷、高山を経由し新穂高へと戻りました。
下山後の移動時間がひたすら長いですが3日間の余韻に浸りながらの電車・バス旅となりました。
山小屋に2泊したのは今回初めてでした。
一人ならだいたい日帰りか1泊ですが、今回は嫁さん同行の長距離ルート。
毎日10時間以上の行動時間で長丁場が続きましたが、全体を通しておおよそコースタイムくらいのペースで歩き切りました。まぁよく歩いてくれたもんです(笑)
花は雪解けの場所の差こそあれ、全体的には遅れている印象でした。
今年は雪が解けにくいような気象条件が続いたことが原因なのでしょうか。
北アの奥地を歩く旅。写真は3日間で932枚撮影!
3日とも晴れ、花と展望を楽しむのにはこれ以上ないくらいの条件でした。
出費はさすがにかさみましたが、大満足の登山となりました。
それにしても下界暑すぎますね・・・
一度稜線に出るともう降りたくなくなってしまいます(笑)
コメント
この記録に関連する登山ルート

最初から終わりまでしっかり見させていただきました。
我々の時は、ガスが多く槍の山頂が一度も見えず残念でしたが、kiyoponさんのレコのお蔭で我々の山行と景色が一体化させて貰えたような気がします。
いつも時間の無い無理な山行ばかりなので、ゆっくりお花見物も出来ずにいましたが、これだけの高山植物がこのルートにはあったんですね
折立から新穂高温泉までの情報だけお役に立てましたが、それを数十倍上回る情報をこのレコからいただけました。
また何年か後にこの山域をゆっくり訪れてみたいので、その時の参考にさせていただきます。
kiyoponさん、ありがとうございました
こんちわ
9月7日から新穂高より双六にあがります。
お花畑のような道なんですねぇ(^^;
でも、ここを夜に強行突破して双六小屋に夜中です。
ふふふ・・ピストンですから帰りのお楽しみでしょうかね・・
貴重な情報ありがとうざいます
でわでわ
早速のコメントありがとうございました
こちらこそ、折立へ抜けるという選択肢があったおかげで今回充実した山行となることができました。
ありがとうございました<m(_ _)m>
数十倍は幾らなんでも大袈裟過ぎますが(笑)何か参考になる点がありましたら幸いです
改めてレコを拝見させて頂きましたが、1泊2日で歩き切る体力、凄いですね
2週間前だと雪もやはりずいぶん残っていて景色が違って見えます
この山域は5〜7日かけて歩く方が多いと思います。皆さん本当に髭が伸び放題です(笑)
それぐらい長く歩く価値のある素晴らしいルートだと思います。
今後ともよろしくお願いします
まだ暗いうちに双六小屋到着ですか
弓折乗越〜双六小屋の間は花見平と名前が付いている場所があるくらいお花畑が多い区間です
しかし、9月頭だとちょっとお花が残っているか分からないです
ウメバチソウ、トリカブトなどのお花はわりと遅くまで見られるかもしれません。
ナイトハイク、是非お気をつけてください
kiyoponさん こんばんは!
最高のお天気
そして、最高の景色と・・・言う事無しの山旅でしたね
いつも通り、お花
今回はその晴天での雄大な景色に見入ってしまいました
雲の平・・・
憧れていた場所で、一度は行ってみたい場所の一つです。
今回こんな綺麗なお写真にて拝見させて頂きましたが、
ますます行ってみたくなりました
それにしても、3日間でこの距離、
さらには行動時間が毎日10時間以上と・・・
さすがに凄い山旅をされてますね
(奥さんも凄いですね!)
晴天で気持ち良すぎる爽快なお写真の数々、
拝見させていただき、ありがとうございました
天気はおっしゃる通り、文句の付けどころのない天候でした
このルートは天気が良ければ展望は最高です!
雲ノ平は周りからも良く見え、雲ノ平からも周りの峰々の景色が360度望めます。
遠いのが難点ですが、その分行く価値はあると思いますよ
仕事の関係で休みが長く取れない時期なので3日間でなるべく欲張って歩けるだけ歩く、というような感じになります
こちらこそ、いつもコメントありがとうございます
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