北岳〜塩見岳縦走

1994年08月17日(水) 〜 1994年08月20日(土)

• GPS: 80:00
• 距離: 33.4km
• 登り: 3,251m
• 下り: 3,650m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:00
• 休憩: 3:55
• 合計: 8:55

5:45 広河原
6:30 6:45 1785m
7:35 8:00 2075m
8:25 8:40 大樺沢二俣
8:45 9:05 水場
9:40 10:50 2440m
11:35 12:10 2690m
12:40 13:10 八本歯のコル
13:35 14:00 トラバースルート分岐
14:40 北岳山荘

2日目

• 山行: 4:30
• 休憩: 4:05
• 合計: 8:35

3:55 北岳山荘
4:50 5:20 北岳
6:00 7:50 北岳山荘
8:20 8:30 中白根山
9:25 10:15 間ノ岳
10:45 11:10 三峰岳
11:45 12:05 三国平
12:30 熊の平小屋

3日目

• 山行: 7:50
• 休憩: 3:15
• 合計: 11:05

5:45 熊の平小屋
6:15 6:15 安倍荒倉岳
6:35 6:45 ?
7:40 7:55 ?
8:40 9:00 北荒川岳
9:05 9:25 管理小屋
10:05 10:05 雪投沢分岐
10:10 10:30 2750m
11:00 12:00 北俣岳分岐
12:35 12:40 塩見岳東峰
12:45 12:45 塩見岳
13:45 13:45 塩見小屋
14:40 14:45 ?
15:30 16:10 本谷山
16:50 三伏小屋

4日目

• 山行: 2:35
• 休憩: 0:35
• 合計: 3:10

5:35 三伏小屋
6:05 6:15 三伏峠小屋
7:10 7:20 2020m
8:10 8:25 木の橋
8:45 塩川土場

天候

8/17：晴れのち曇りのち晴れ、18：晴れのち曇りのち晴れ、19：晴れのち曇りのち雨のち曇り、20：曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

JRで甲府駅まで行きタクシーで広河原入り。三伏峠から塩川土場に下山し、バスで駒ヶ根まで行き、高速バスで帰った。

コース状況／危険箇所等

危険箇所なし

その他周辺情報

まつかわ温泉・清流苑

写真

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー サブザック 行動食 飲料 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ カメラ テントマット シェラフ

共同装備

調理用食材 調味料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ポール テント

感想

nabekuni

8月17日　晴れのち曇りのち晴れ

　広河原0545(45)0630 1785m 0645(50)0735 2075m 0800(25)0825 二股0840(5)0845水場0905(35)0940 2440m 1050(45)1135 2690m 1210(30)1240八本歯のコル1310(25)1335トラバース分岐1400(40)1440北岳山荘(計5:00)

　今回は瀬戸君、平塚君と三人で南アルプス北岳から塩見岳までをテント山行で縦走する。
　登山口と下山口がまるで違うので、車は使わずJRで移動した。
　君津を1726の電車で出発。新宿発1930の特急かいじ 117号は乗車率約50％でかなり空いていた。2115に甲府駅着。 いつも思うが甲府は夜行列車で行くには近すぎる。
　甲府発0400のバスを待って甲府駅の待合室で寝ていたが、0200頃となりで寝ていたおばさん2人連れとタクシーで行く事になった。
　0240甲府駅を出発、0350に広河原着。広河原のアルペンプラザは夜間は閉まっていた。外で迎えた明け方はかなり冷え込んだ。
　夜が明けてから朝食をとり、予定より早く出発したが、寝不足と急登に喘ぎ、八本歯に着く頃には予定より遅れてしまった。
　大樺沢は水量が少なく、二俣より上はほとんど水が無かった。
　朝方は良く晴れていたが、1000頃から雲が多くなり、昼過ぎには北岳山頂はガスに隠れてしまった。
　瀬戸さんが不調なのと北岳がガスっている事から今日は八本歯からトラバースして北岳山荘に直行し、北岳は明日の日の出前に 行くことにした。従って明日の農鳥はたぶん中止になる。
　夜、テント内は5℃。真夏でも3,000mの稜線は冷える。

8月18日　晴れのち曇りのち晴れ
　北岳山荘0355(55)0450岳0520(40)0600北岳山荘0750(30)0820中白根0830(55)0925間ノ岳1015(30)1045三峰岳1110(35)1145三国平1205(25)1230熊ノ平小屋　(計4:30)

　0230起床、空は満天の星。朝食後0355出発。0500の日の出前に北岳に到着、御来光が見られた。
　北岳往復の分時間をロスしたので、農鳥へは行かずに間ノ岳から三峰岳経由で熊ノ平へ来た。熊ノ平は水が豊富な所で冷たくておいしい湧き水があちこちに出ていた。テント場は斜面のあちこちに点在していてなかなか面白い。
　日本海から太平洋まですべて歩いている人がおり、今日で28日目だそうだ。太平洋まであと12日くらいだそうだ。すごい人がいるものだ。
　夕食の五目ご飯(ジフィーズ)はなかなか美味しくて3人とも◎だった。
　今日の天気も昨日と同じく、朝晴れて日中ガスが出て、夕方は晴れ、夜になってまたガスってくるパターンだった。
　深夜から朝までには晴れる事を期待しよう。

8月19日　晴れのち曇りのち雨のち曇り

　熊ノ平0545(30)0615安倍荒倉岳下0615(20)0635 ? 0645(55)0740 ? 0755(45)0840北荒川岳0900(5)0905管理小屋0925(40)1005雪投沢分岐1005(5)1010 2750m1030(30)1100北股岳分岐1200(35)1235塩見岳東峰1240(1:05)1345塩見小屋1345(55)1440 ? 1445(45)1530本谷山1610(40)1650三伏小屋(計7:50)

　0330起床。外気温6℃、快晴、満天の星だ。
　快晴の空の下熊ノ平を出発したが、北荒川岳に着いた0840頃から雲が多くなった。北荒川岳そばのキャンプ場水場(往復10分)で 水汲みをしたが、チョロチョロなのでコップがあった方が汲み易かった。
　北俣岳分岐で昼食。この頃から雨がポツポツと降ってきた。
　塩見の登りはかなりこたえたが、山頂はガスの中。残念！
　塩見岳西側のガレ場はかなりの悪場だった。このガレ場を過ぎた頃から本降りになり、カッパを着けた。塩見小屋は土間が狭く休憩不可だった。雨の中三伏小屋まで下った。
　三伏小屋は無人で峠の小屋の人が夕方料金を取りに来るらしいが、我々は遅かったので料金徴収はなし。明日の朝料金を払おう。小屋の泊まり客は2人だけで、テントも我々以外には1張りだった。
　雨でズボンとシュラフを濡らしてしまった。2000就寝。

8月20日　曇りのち晴れ

　三伏小屋0535(30)0605三伏峠小屋0615(55)0710 2020m 0720(50)0810木の橋0825(20)0845塩川土場(計2:35)

　0300起床。曇りだ。出発する頃には雨粒が少し落ちていたのでカッパを着て出発。予定より少し遅れたので飛ばした。
　三伏峠から塩川まで3〜3.5時間のところを休憩込みで2.5時間で降りてしまった。
　塩川小屋でのビールの旨かったこと！
　伊那大島駅周辺はなにも無いところで、タクシーで「まつかわ温泉・清流苑」に行き、温泉に浸かった。入浴料\350と非常に安いが、すごく立派な施設でなかなか良い所だ。
　当初1300駒ヶ根発の高速バスの予定を1500に変更して風呂と食事をゆっくり楽しんだ。
　バスはほぼ満席で、結構利用者が多いようだ。心配していた渋滞に引っ掛かり、新宿着は75分遅れだった。（1850→2005）