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Yamareco

記録ID: 335089
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

【南アルプス】 〜北岳・間ノ岳・農鳥岳 白峰三山縦走〜 初のテン泊

2013年08月12日(月) 〜 2013年08月14日(水)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 静岡県
 - 拍手
GPS
57:10
距離
25.2km
登り
2,659m
下り
3,354m

コースタイム

◎12日(1日目)

09:40 広河原
12:00 白根御池小屋 →12:45までお昼休憩
13:10 大樺沢二俣 右俣コースへ
15:45 小太郎尾根分岐
16:25 北岳肩の小屋 →幕営

◎13日(2日目)

06:00 北岳肩の小屋
06:40 北岳山頂 → 07:05まで休憩
07:55 北岳山荘 → 08:45まで朝食休憩
09:55 中白根岳
10:40 間ノ岳 → 11:15まで休憩
12:20 農鳥小屋  幕営

◎14日(3日目)

06:20 農鳥小屋
07:20 西農鳥岳
08:30 農鳥岳 →09:10まで休憩
09:50 大門沢下降点
14:20(頃?…ロガーの電池切れと写真不足により不明) 大門沢小屋 → 15:10まで休憩
17:50 広河原庵
18:30 奈良田に下山
天候 始終晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
奈良田の第2駐車場に車を駐車。そこからバスで広河原へ移動。
コース状況/
危険箇所等
◎広河原〜白根御池小屋

特に危険な箇所はありません。中盤あたりから急登が続きます。大樺沢コースと白根御池コースの分岐がわかりにくいみたいです。

◎白根御池〜二俣〜右俣コース〜小太郎尾根

草すべりとの分岐点がわかり難いようです。二俣には池とテント地の方へ歩きます。右俣コースは急登の連続です。草すべりも急登です。もちろん左俣も急登です(笑)。心が折れそうになる初日の正念場。小太郎尾根に出てからは1箇所ほど岩稜登りがあります。全体的に特に危険な箇所はありませんでした。

◎北岳肩の小屋〜北岳山頂〜北岳山荘

肩の小屋から山頂までは、特に問題はありません。ガレてて滑りやすいので落石に注意しながら登りました。山頂から北岳山荘までは、急峻な岩稜歩きで注意が必要でした。面白かったけど。こちらも落石に注意。

◎北岳山荘〜間ノ岳〜農鳥小屋

北岳山荘から間ノ岳までで特に危険な箇所はありませんでした。登ったり降りたりの眺めの良い尾根歩きが楽しめました。疲れたけど。間ノ岳から農鳥小屋までは急な下りが延々と続きます。おまけにガレているので滑りまくります。落石にも注意が必要でした。農鳥小屋のおやっさんはとてもいいおじさんでした(笑)。水場が遠く、行くときはそれなりの格好で。サンダルとかだと辛いです。

◎農鳥小屋〜農鳥岳〜大門沢下降点

西農鳥岳から農鳥岳の道はとても急峻な岩稜歩きです。体全体を使う箇所もあるので疲れます。農鳥岳から大門沢下降点まではのんびりハイキングできます。

◎大門沢下降点〜大門沢小屋〜奈良田

一気に下ります。それまでのハイマツと岩稜帯から樹林帯へと変わるので暑さを感じるようになりました。正直、一番辛い箇所です。大門沢小屋から奈良田までで特に危険な箇所はありません。丸太橋が疲れた足だと怖かったです。
12日の4時ごろに埼玉の自宅を出発、奈良田には7時過ぎに到着しました。ゆっくりと準備をしてこれから始まる未知の山行に思いを馳せる。ウズウズ
2013年08月12日 08:22撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/12 8:22
12日の4時ごろに埼玉の自宅を出発、奈良田には7時過ぎに到着しました。ゆっくりと準備をしてこれから始まる未知の山行に思いを馳せる。ウズウズ
広河原まではバスで移動。ザックがかなり重く感じる。日帰り山行者の自分としては、このテン泊装備の重さは異常です。
2013年08月12日 09:55撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/12 9:55
広河原まではバスで移動。ザックがかなり重く感じる。日帰り山行者の自分としては、このテン泊装備の重さは異常です。
橋を渡る。北岳が正面に見えます。さあスタートじゃ。
2013年08月12日 09:58撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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8/12 9:58
橋を渡る。北岳が正面に見えます。さあスタートじゃ。
白根御池小屋に到着。ここで昼ごはん。アイスクリームは売り切れ。がびーん。水は南アルプスの天然水が飲み放題。ヤター
2013年08月12日 12:19撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/12 12:19
白根御池小屋に到着。ここで昼ごはん。アイスクリームは売り切れ。がびーん。水は南アルプスの天然水が飲み放題。ヤター
北岳が近くなってきている。日帰り山行なら昼ごはんを食べて下山なんだけど、今回はこれからが本格的な登り。なんか違和感がある。
2013年08月12日 12:21撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/12 12:21
北岳が近くなってきている。日帰り山行なら昼ごはんを食べて下山なんだけど、今回はこれからが本格的な登り。なんか違和感がある。
草すべり。自分はこっちをパスして二俣に向かい、右俣コースから登る。これが吉と出るか凶とでるか。ちなみに、この分岐点はわかり難いので事前に良く調べておきましょー。
2013年08月12日 13:01撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/12 13:01
草すべり。自分はこっちをパスして二俣に向かい、右俣コースから登る。これが吉と出るか凶とでるか。ちなみに、この分岐点はわかり難いので事前に良く調べておきましょー。
北岳の東面に出てきました。雪渓がのこっとる。
2013年08月12日 13:22撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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8/12 13:22
北岳の東面に出てきました。雪渓がのこっとる。
二俣のバイオトイレ。ここで左俣と右俣に分岐。俺は右俣へ。
2013年08月12日 13:22撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/12 13:22
二俣のバイオトイレ。ここで左俣と右俣に分岐。俺は右俣へ。
左俣のほうが面白そうだったけど、こっちにいくと肩の小屋にはいけないので今回は断念。
2013年08月12日 13:23撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/12 13:23
左俣のほうが面白そうだったけど、こっちにいくと肩の小屋にはいけないので今回は断念。
右俣にも雪渓が。ただし、雪渓を歩くことはありません。果てしなく登りが続く。
2013年08月12日 13:33撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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8/12 13:33
右俣にも雪渓が。ただし、雪渓を歩くことはありません。果てしなく登りが続く。
途中の「休憩しろ!」的な場所で休憩。テン泊装備でこの登り、心が何度も折れそうになる。
2013年08月12日 14:37撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/12 14:37
途中の「休憩しろ!」的な場所で休憩。テン泊装備でこの登り、心が何度も折れそうになる。
草すべりコースと合流。どっちが楽なのか?どっちも辛いと思う。迷ったら、花を見たければ草すべり、雪渓を見たければ右俣を選べばいいと思う。
2013年08月12日 15:32撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/12 15:32
草すべりコースと合流。どっちが楽なのか?どっちも辛いと思う。迷ったら、花を見たければ草すべり、雪渓を見たければ右俣を選べばいいと思う。
小太郎尾根へ。いままでの急登で折れかけた心が立ち直る景色。
2013年08月12日 15:57撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/12 15:57
小太郎尾根へ。いままでの急登で折れかけた心が立ち直る景色。
キング・オブ・駒ヶ岳。勇ましい。
2013年08月12日 15:56撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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8/12 15:56
キング・オブ・駒ヶ岳。勇ましい。
鳳凰三山もいい。
2013年08月12日 15:56撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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8/12 15:56
鳳凰三山もいい。
八ヶ岳。
2013年08月12日 15:56撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/12 15:56
八ヶ岳。
甲斐駒と仙丈。ということは、あの真ん中が北沢峠だな。
2013年08月12日 15:57撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/12 15:57
甲斐駒と仙丈。ということは、あの真ん中が北沢峠だな。
小太郎尾根の稜線。北岳が近づいてきている。
2013年08月12日 16:02撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/12 16:02
小太郎尾根の稜線。北岳が近づいてきている。
神秘的な仙丈ケ岳。
2013年08月12日 16:10撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/12 16:10
神秘的な仙丈ケ岳。
緩い尾根歩きかと思えば岩稜登りが。
2013年08月15日 07:59撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/15 7:59
緩い尾根歩きかと思えば岩稜登りが。
むぅ、疲れた身体に鞭打つ。
2013年08月15日 07:59撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/15 7:59
むぅ、疲れた身体に鞭打つ。
肩の小屋に到着してテントを張る。え?これ?バイクツーリング用テントですが何か??おもさ4キロ超ありますがなにか?3人ぐらい寝られますが何か?小型軽量の山岳テント群の中、ひときわ目立つ異色な存在でした。
2013年08月12日 17:29撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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8/12 17:29
肩の小屋に到着してテントを張る。え?これ?バイクツーリング用テントですが何か??おもさ4キロ超ありますがなにか?3人ぐらい寝られますが何か?小型軽量の山岳テント群の中、ひときわ目立つ異色な存在でした。
陽が沈んできた。
2013年08月12日 18:39撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/12 18:39
陽が沈んできた。
夕日に照らされる小太郎尾根と甲斐駒ヶ岳。
2013年08月12日 17:54撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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8/12 17:54
夕日に照らされる小太郎尾根と甲斐駒ヶ岳。
そして鳳凰三山。
2013年08月12日 17:54撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/12 17:54
そして鳳凰三山。
北岳も。が、完璧なアーベントロートにはならず。
2013年08月12日 18:47撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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8/12 18:47
北岳も。が、完璧なアーベントロートにはならず。
おやすみなさい。この日はとても疲れていたので早々と晩御飯を片付け寝てしまいました。風の音と寒さで何度か目が覚めた夜でした。流星群?すごかったらしーよー。
2013年08月12日 18:53撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/12 18:53
おやすみなさい。この日はとても疲れていたので早々と晩御飯を片付け寝てしまいました。風の音と寒さで何度か目が覚めた夜でした。流星群?すごかったらしーよー。
辺りが明るくなってきた。肌寒い中テントからゴソゴソと這い出してみると・・・スゲーーーっ。
2013年08月13日 05:08撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/13 5:08
辺りが明るくなってきた。肌寒い中テントからゴソゴソと這い出してみると・・・スゲーーーっ。
こんなきれいな朝、はじめてかもしれん。
2013年08月13日 05:07撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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8/13 5:07
こんなきれいな朝、はじめてかもしれん。
感無量。
2013年08月13日 05:07撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/13 5:07
感無量。
朝が始まる。
2013年08月13日 05:11撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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8/13 5:11
朝が始まる。
北岳が赤く染まり始めた。
2013年08月13日 05:24撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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8/13 5:24
北岳が赤く染まり始めた。
ああ。
2013年08月13日 05:25撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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8/13 5:25
ああ。
モルゲンロート。これを見たかった。
2013年08月13日 05:25撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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8/13 5:25
モルゲンロート。これを見たかった。
軽く腹ごしらえしてさっさとテントを撤収、北岳目指します。
2013年08月13日 06:19撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/13 6:19
軽く腹ごしらえしてさっさとテントを撤収、北岳目指します。
北岳までは岩登り。テン泊装備じゃなきゃスイスイ行けるんだが。。。
2013年08月13日 06:36撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/13 6:36
北岳までは岩登り。テン泊装備じゃなきゃスイスイ行けるんだが。。。
もう肩の小屋があんな下に。
2013年08月13日 06:36撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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8/13 6:36
もう肩の小屋があんな下に。
目指す山頂部にはすでに人だかりが。
2013年08月13日 06:43撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/13 6:43
目指す山頂部にはすでに人だかりが。
登頂!日本第2の高峰へ。3193メートル。
パーティを組んで登ってきている人たちは、握手をして喜びと感謝を表現していた。単独行の俺には、あの光景はうらやましい。
2013年08月13日 06:51撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/13 6:51
登頂!日本第2の高峰へ。3193メートル。
パーティを組んで登ってきている人たちは、握手をして喜びと感謝を表現していた。単独行の俺には、あの光景はうらやましい。
山頂部で記念にパチリ。「写真撮ってもらえますか?」と誰にでも気楽に声を掛けられるのは、自分の強みだと思う。え?単に図々しいだけか?
2013年08月13日 06:51撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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8/13 6:51
山頂部で記念にパチリ。「写真撮ってもらえますか?」と誰にでも気楽に声を掛けられるのは、自分の強みだと思う。え?単に図々しいだけか?
意外にも三等三角点。名前は白根岳となっている。三角点が設置された明治の頃は、白根三山ひとまとめで白根岳と呼ばれていたらしい。その白根岳の北側に位置するから北岳、といつの間にかわかれたそうな。
2013年08月13日 06:55撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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8/13 6:55
意外にも三等三角点。名前は白根岳となっている。三角点が設置された明治の頃は、白根三山ひとまとめで白根岳と呼ばれていたらしい。その白根岳の北側に位置するから北岳、といつの間にかわかれたそうな。
山頂でティーブレイク。山専ボトルは俺の頼もしいパートナー。
2013年08月13日 06:59撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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8/13 6:59
山頂でティーブレイク。山専ボトルは俺の頼もしいパートナー。
雲に浮かぶ富士の峰。
2013年08月13日 06:53撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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8/13 6:53
雲に浮かぶ富士の峰。
オベリスクもはっきり。鳳凰三山がこんなに下に見えるなんて。
2013年08月13日 06:53撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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8/13 6:53
オベリスクもはっきり。鳳凰三山がこんなに下に見えるなんて。
勇壮さがきわだつ甲斐駒ヶ岳。
2013年08月13日 06:53撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
2
8/13 6:53
勇壮さがきわだつ甲斐駒ヶ岳。
優美な仙丈ケ岳。

甲斐駒、仙丈、鳳凰。自分が今年登った山々。北岳を盟主にして居並んでいる。
2013年08月13日 06:53撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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8/13 6:53
優美な仙丈ケ岳。

甲斐駒、仙丈、鳳凰。自分が今年登った山々。北岳を盟主にして居並んでいる。
北アルプス。槍がはっきりと見える。
2013年08月13日 06:54撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/13 6:54
北アルプス。槍がはっきりと見える。
乗鞍岳。
2013年08月13日 06:54撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/13 6:54
乗鞍岳。
ちょこんと顔を出すのはヤツの赤岳か。
2013年08月13日 07:02撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/13 7:02
ちょこんと顔を出すのはヤツの赤岳か。
中央アルプスと御嶽山。
2013年08月13日 07:04撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/13 7:04
中央アルプスと御嶽山。
これは恵那山か。
2013年08月13日 07:05撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/13 7:05
これは恵那山か。
奥秩父山塊の主脈が朝靄に浮かぶ。金峰山の五丈岩がみえるか?
2013年08月13日 07:18撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/13 7:18
奥秩父山塊の主脈が朝靄に浮かぶ。金峰山の五丈岩がみえるか?
しかしやはり霊峰富士は別格。
2013年08月13日 07:04撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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8/13 7:04
しかしやはり霊峰富士は別格。
昨日の二俣分岐点があんな下に。
2013年08月13日 07:06撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/13 7:06
昨日の二俣分岐点があんな下に。
北岳をあとにして南下。白峰三山の残りの間ノ岳、農鳥岳を一望する。眼下には北岳山荘も見える。
2013年08月13日 07:28撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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8/13 7:28
北岳をあとにして南下。白峰三山の残りの間ノ岳、農鳥岳を一望する。眼下には北岳山荘も見える。
で、北岳山荘まで降りてきました。この山荘はとても清潔感あふれる近代的な山荘でした。水はタダ。
2013年08月13日 09:01撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/13 9:01
で、北岳山荘まで降りてきました。この山荘はとても清潔感あふれる近代的な山荘でした。水はタダ。
南面からみる北岳。思わず掌を合わしたくなるのは日本人ゆえか。
2013年08月13日 09:04撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/13 9:04
南面からみる北岳。思わず掌を合わしたくなるのは日本人ゆえか。
中白根岳。
2013年08月13日 09:43撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/13 9:43
中白根岳。
中白根岳よりのぞむ北岳。
2013年08月13日 09:55撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/13 9:55
中白根岳よりのぞむ北岳。
間ノ岳まではこんなかんじでアルペンムード満載の縦走路。
2013年08月13日 10:01撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/13 10:01
間ノ岳まではこんなかんじでアルペンムード満載の縦走路。
間ノ岳に着。看板は手持ち式。標高3189メートル。日本で4番目の高峰。
2013年08月13日 11:22撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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8/13 11:22
間ノ岳に着。看板は手持ち式。標高3189メートル。日本で4番目の高峰。
ここも三等三角点。点名は「間」ではなく「相」。そういえば、初恋の相手は相川さんだったな(笑)。
2013年08月13日 10:56撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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8/13 10:56
ここも三等三角点。点名は「間」ではなく「相」。そういえば、初恋の相手は相川さんだったな(笑)。
間ノ岳よりのぞむ赤石山脈。塩見岳に赤石岳、荒川岳。
2013年08月13日 11:05撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/13 11:05
間ノ岳よりのぞむ赤石山脈。塩見岳に赤石岳、荒川岳。
農鳥岳。次の幕営地の農鳥小屋は、ここを下って農鳥岳との間にある。
2013年08月13日 11:06撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/13 11:06
農鳥岳。次の幕営地の農鳥小屋は、ここを下って農鳥岳との間にある。
間ノ岳の山頂部はだだっ広い。
2013年08月13日 11:29撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/13 11:29
間ノ岳の山頂部はだだっ広い。
間ノ岳を下る。青がまぶしい。
2013年08月13日 11:38撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/13 11:38
間ノ岳を下る。青がまぶしい。
雷鳥が出そうな雰囲気。しばらく止まって観察するが現れず。
2013年08月13日 12:06撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/13 12:06
雷鳥が出そうな雰囲気。しばらく止まって観察するが現れず。
農鳥小屋に着。13時ごろに着いたので時間が有り余っていた。軽装に着替え昼食を済ませお昼寝ターイム。前日と違い十分な休養をとれていたのでずいぶんと過ごし易い幕営となる。夜は星空観察。ズババババっと流れるでかい流れ星が見られた。おやすみ。
2013年08月13日 14:11撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/13 14:11
農鳥小屋に着。13時ごろに着いたので時間が有り余っていた。軽装に着替え昼食を済ませお昼寝ターイム。前日と違い十分な休養をとれていたのでずいぶんと過ごし易い幕営となる。夜は星空観察。ズババババっと流れるでかい流れ星が見られた。おやすみ。
外が白んできた。
2013年08月14日 04:53撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/14 4:53
外が白んできた。
二日目の朝が始まろうとしている。
2013年08月14日 05:20撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/14 5:20
二日目の朝が始まろうとしている。
おはよう。
2013年08月14日 05:21撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/14 5:21
おはよう。
燃えるような朝だ。
2013年08月14日 05:26撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/14 5:26
燃えるような朝だ。
隣のテントの人に撮ってもらいました。ええのぅ。
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隣のテントの人に撮ってもらいました。ええのぅ。
間ノ岳には雲の笠。
2013年08月14日 05:25撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/14 5:25
間ノ岳には雲の笠。
農鳥岳はモルゲンロート
2013年08月14日 05:31撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/14 5:31
農鳥岳はモルゲンロート
すばらしい。テン泊登山の醍醐味か。
すばらしい。テン泊登山の醍醐味か。
朝6時20分。農鳥岳を出発。おやっさんに「行ってきます!」とでかい声であいさつしたら「グッドラック」だってさ。
2013年08月14日 06:23撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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8/14 6:23
朝6時20分。農鳥岳を出発。おやっさんに「行ってきます!」とでかい声であいさつしたら「グッドラック」だってさ。
二日目の霊峰富士。
2013年08月14日 07:28撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/14 7:28
二日目の霊峰富士。
奥秩父山塊。金峰、朝日岳、国師ヶ岳。
2013年08月14日 07:31撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/14 7:31
奥秩父山塊。金峰、朝日岳、国師ヶ岳。
八ヶ岳。すべての山が朝靄に浮かんでいる。この景色は、登ってきたものにしかわからん。
2013年08月14日 07:33撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/14 7:33
八ヶ岳。すべての山が朝靄に浮かんでいる。この景色は、登ってきたものにしかわからん。
農鳥小屋でお隣さんだった女の子らと一緒に農鳥岳を目指す。俺のザックも重いが、あの子らのザックも相当重い。すごいよね。
2013年08月15日 07:56撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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農鳥小屋でお隣さんだった女の子らと一緒に農鳥岳を目指す。俺のザックも重いが、あの子らのザックも相当重い。すごいよね。
ニセ農鳥岳、じゃなくて西農鳥岳。標高3051メートル。日本で15番目の高さ。
2013年08月14日 07:36撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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ニセ農鳥岳、じゃなくて西農鳥岳。標高3051メートル。日本で15番目の高さ。
ちょっと疲れがありますが、写真用の笑顔は忘れずに。
2013年08月14日 07:41撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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ちょっと疲れがありますが、写真用の笑顔は忘れずに。
赤石山脈。つぎは塩見、赤石、荒川だな。
2013年08月14日 07:40撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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赤石山脈。つぎは塩見、赤石、荒川だな。
ここらへんはかなりハード。疲れている身体もあって、体力の消耗が激しい。
2013年08月14日 07:59撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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ここらへんはかなりハード。疲れている身体もあって、体力の消耗が激しい。
農鳥岳に着。疲れてるけど、写真のときだけ回復。標高は3026メートル。西農鳥岳のほうが高かったりする。
2013年08月15日 07:56撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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農鳥岳に着。疲れてるけど、写真のときだけ回復。標高は3026メートル。西農鳥岳のほうが高かったりする。
こちらは二等三角点です。
2013年08月14日 09:16撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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こちらは二等三角点です。
なんどみても、この白峰三山の稜線はほんとうにすばらしい。
2013年08月14日 09:33撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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なんどみても、この白峰三山の稜線はほんとうにすばらしい。
旅も3日目。白峰三山を後にするべく下降点に向かいます。
2013年08月14日 09:39撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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旅も3日目。白峰三山を後にするべく下降点に向かいます。
白峰三山のラストは天空の楽園。雷鳥との遭遇率高し。たかまる期待。
2013年08月14日 09:42撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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白峰三山のラストは天空の楽園。雷鳥との遭遇率高し。たかまる期待。
ワクワク!としながら注意して進むも雷鳥には遭えず。今回の山行で唯一悔いが残ったこと。
2013年08月14日 09:54撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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ワクワク!としながら注意して進むも雷鳥には遭えず。今回の山行で唯一悔いが残ったこと。
大門沢下降点の鐘。昔ここで風雪の中、下降点を探し出せず遭難死した若者がいて、その両親が二度とそのようなことがないようにと立てた物らしい。おかげで、私達は迷わずに済む。
2013年08月14日 10:03撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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大門沢下降点の鐘。昔ここで風雪の中、下降点を探し出せず遭難死した若者がいて、その両親が二度とそのようなことがないようにと立てた物らしい。おかげで、私達は迷わずに済む。
大門沢下降点から大門沢小屋までは、一気に下ります。ヘトヘトだったために写真はなし。大門沢小屋で先の女の子達と別れ、ひとり下山を続けます。疲れた足にこの丸太橋はなかなか脅威だった。
2013年08月14日 15:27撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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大門沢下降点から大門沢小屋までは、一気に下ります。ヘトヘトだったために写真はなし。大門沢小屋で先の女の子達と別れ、ひとり下山を続けます。疲れた足にこの丸太橋はなかなか脅威だった。
なんじゃこの橋は。ぶっ壊れてんじゃん!・・・いやいや、流木だけで作ったこの橋は、これが普通の姿だそうな。
2013年08月15日 07:57撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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なんじゃこの橋は。ぶっ壊れてんじゃん!・・・いやいや、流木だけで作ったこの橋は、これが普通の姿だそうな。
テクテク下ると、吊橋にであう。
2013年08月14日 17:21撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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テクテク下ると、吊橋にであう。
そして自分が高所恐怖症だったことを思い出す(笑)。
2013年08月15日 07:57撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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そして自分が高所恐怖症だったことを思い出す(笑)。
途中、こんな整備されたところも。
2013年08月14日 17:32撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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途中、こんな整備されたところも。
最後の休憩所、広河原庵。休みたかったけど、蚊がうじゃうじゃいたのでスルー。
2013年08月14日 18:02撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/14 18:02
最後の休憩所、広河原庵。休みたかったけど、蚊がうじゃうじゃいたのでスルー。
18時半に下山完了。足が痛かった。。温泉に向かうも19時で温泉は閉館。むねん。臭い身体、髭ボーボー姿で実家に帰り、両親に呆れられてこの山行はおしまい。おつかれさんでした。
2013年08月14日 18:31撮影 by  iPhone 4S, Apple
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18時半に下山完了。足が痛かった。。温泉に向かうも19時で温泉は閉館。むねん。臭い身体、髭ボーボー姿で実家に帰り、両親に呆れられてこの山行はおしまい。おつかれさんでした。
今回の荷物を帰って量ってみた。乾燥状態で17キロ。これに食料とか水とか加えると、やはり20キロを超えていた。ていうか、テントがやっぱしあかんわ。山岳テントが欲しい。
2013年08月18日 02:42撮影 by  iPhone 4S, Apple
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今回の荷物を帰って量ってみた。乾燥状態で17キロ。これに食料とか水とか加えると、やはり20キロを超えていた。ていうか、テントがやっぱしあかんわ。山岳テントが欲しい。

感想

今年は、南アルプスを歩く。そう思ったのが5月GWの甲斐駒・仙丈登山からでした。先月には鳳凰三山を歩き、そして今回は北岳に。

当初は、北岳のみの日帰り山行を計画していましたが、せっかく北岳に行くなら白峰三山を周らねばと計画変更。山小屋を使うつもりで計画を変更したものの、どうも混雑している山小屋は使いたくない。

「テン泊、してみるか」

そう思って、10年以上前に使っていたバイクツーリング用のテントを引っ張り出しいざ行かんとパッキングして背負ってみたが。。。


今回、初のテン泊登山。何を用意して良いのわからず、とりあえず3日分+の食料とテントを背負って登ってみたものの、やはり未経験とはそういうもので明らかに使わない余分な荷物があったし、テントは山岳用じゃないから重いし使い勝手が悪いし、今回はすべて晴天に恵まれたからよかったものの、もし悪天候にあってたらどうだったんだろう?といまさらながら思ってます。でも、こういう失敗を自ら経験して、次につなげていけるんだろうな。身を持って経験すること、それは大事だと思う。


初日のテン泊しかもソロは、ほんと辛かったです。風が強いし、寒いし、みんなと違うテントで明らかに浮いてたし(笑)。車の移動による睡眠不足やなれない重装備でヘトヘト。物を食べようにも気分が悪くてお腹に入らんし。とにかくさっさと寝てしまいたかったしさっさと帰りたかった。

が、二日目以降は、十分な休息がとれていたことが良かったのか、体調も回復。そうすると現金なもので、もっと続けたいと思うようになりました。やはり、登山においても休息は楽しむための絶対条件なんだろうと思う。

景色もきれいだったし、人との出会いも恵まれたし、なによりもこの達成感。

何度やっても楽な登山は無いけど、たとえ登山中に心が折れても、下山すると次の山行に思いをめぐらせてしまう。それが登山なのかも。

苦難には耐え忍びつつ確実に前に進めば必ず頂にたどり着ける、そんな人生観みたいなものを今回の登山でまた教わりました。白峰三山に感謝。


けど、テン泊装備ってコースタイム通りにはぜんぜんいかないんですね。登りも下りも始終ペースが標準かそれ以下でした。

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