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Yamareco

記録ID: 347895
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

白峰三山【広河原BS→北岳→間ノ岳→農鳥岳→奈良田BS】

2013年09月21日(土) 〜 2013年09月23日(月)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 静岡県
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
21:24
距離
28.9km
登り
2,703m
下り
3,435m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

■9月21日
広河原BS0650→白根御池分岐0730→大樺沢分岐0930-1005→小太郎尾根分岐1245-1255→北岳肩ノ小屋1340-1350→北岳1445-1510→北岳山荘1605

■9月22日
北岳山荘0700→中白根岳0740→間ノ岳0845-0855→農鳥小屋0955-1005→農鳥岳1200-1235→大門沢下降点1305-1315→大門沢小屋1535

■9月23日
大門沢小屋0550→発電所取水口0750→広河原庵0800→第一発電所0825→奈良田BS0900
天候 ■9月21日→晴れ
■9月22日→晴れのち曇り
■9月23日→晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2013年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
■山梨交通 甲府駅・市営芦安駐車場〜夜叉神峠登山口・広河原線、奈良田〜広河原線
http://yamanashikotsu.co.jp/noriai/2013hirogawara.htm

■早川町 乗合バス時刻表
http://www.town.hayakawa.yamanashi.jp/people/images/H25.4.time.pdf
■写真1 - 広河原BS
1ヶ月強ぶりに来てしまいました。
我ながら物好きだと思います。
2013年09月21日 06:49撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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9/21 6:49
■写真1 - 広河原BS
1ヶ月強ぶりに来てしまいました。
我ながら物好きだと思います。
■写真2
例の吊り橋を渡って、初めての山域に足を踏み入れます。
2013年09月21日 06:52撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
9/21 6:52
■写真2
例の吊り橋を渡って、初めての山域に足を踏み入れます。
■写真3 - 白根御池分岐
指導標のCTは割と緩め?
2013年09月21日 07:33撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
9/21 7:33
■写真3 - 白根御池分岐
指導標のCTは割と緩め?
■写真4
水量豊かな大樺沢です。
ちなみに「おおかんばさわ」と読みます。
2013年09月21日 07:46撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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9/21 7:46
■写真4
水量豊かな大樺沢です。
ちなみに「おおかんばさわ」と読みます。
■写真5
登山者、青空、バットレス。
最高の登山日和なので、隊列が絶えることがありません。
2013年09月21日 09:17撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
9/21 9:17
■写真5
登山者、青空、バットレス。
最高の登山日和なので、隊列が絶えることがありません。
■写真6 - 大樺沢分岐
ここまでで息が上がってしまったので、大きく休むことにします。
人の流れを見ていると、圧倒的に左股へ進む人が多い・・・山荘の混雑ぶりが心配です。
2013年09月21日 10:01撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
9/21 10:01
■写真6 - 大樺沢分岐
ここまでで息が上がってしまったので、大きく休むことにします。
人の流れを見ていると、圧倒的に左股へ進む人が多い・・・山荘の混雑ぶりが心配です。
■写真7
右股ルートの中間点にある休憩ポイント。
ここでランチしている方も多かったです。
2013年09月21日 11:29撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
9/21 11:29
■写真7
右股ルートの中間点にある休憩ポイント。
ここでランチしている方も多かったです。
■写真8
今日は初めてお目にかかる富士山。
薄っすらと、はなれ笠を被っているのが見えますか?
2013年09月21日 12:33撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
4
9/21 12:33
■写真8
今日は初めてお目にかかる富士山。
薄っすらと、はなれ笠を被っているのが見えますか?
■写真9
ナナカマドと鳳凰三山。
大きな山容と花崗岩の稜線が格好良いです。
地蔵岳のオベリスクも見れます。
2013年09月21日 12:40撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
9/21 12:40
■写真9
ナナカマドと鳳凰三山。
大きな山容と花崗岩の稜線が格好良いです。
地蔵岳のオベリスクも見れます。
■写真10
甲斐駒、ハイマツ、ナナカマド。
この赤は良いアクセントになりますね。
2013年09月21日 12:46撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
6
9/21 12:46
■写真10
甲斐駒、ハイマツ、ナナカマド。
この赤は良いアクセントになりますね。
■写真11
大きな山容と言えば仙丈ヶ岳。
この方角からだとバランスよく見えますね。
2013年09月21日 12:55撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3
9/21 12:55
■写真11
大きな山容と言えば仙丈ヶ岳。
この方角からだとバランスよく見えますね。
■写真12
そして小太郎尾根の先に鎮座する甲斐駒ヶ岳。
真っ白なピラミッドが印象的です。
2013年09月21日 12:56撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
9/21 12:56
■写真12
そして小太郎尾根の先に鎮座する甲斐駒ヶ岳。
真っ白なピラミッドが印象的です。
■写真13
北岳へと続く稜線の縦走路。
もう少しでウラシマツツジが紅葉のピークを迎えます。
2013年09月21日 12:59撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
9/21 12:59
■写真13
北岳へと続く稜線の縦走路。
もう少しでウラシマツツジが紅葉のピークを迎えます。
■写真14
岩稜登り。鎖に頼るほどでもないです。
日陰の岩は冷たかったです。
2013年09月21日 13:07撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
9/21 13:07
■写真14
岩稜登り。鎖に頼るほどでもないです。
日陰の岩は冷たかったです。
■写真15
ウラシマツツジ。
森林限界を超えた稜線を紅く彩る主役の1つです。
2013年09月21日 13:18撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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9/21 13:18
■写真15
ウラシマツツジ。
森林限界を超えた稜線を紅く彩る主役の1つです。
■写真16 - 北岳肩ノ小屋
何やら工事中らしく、重機が往来していました。
既に宿泊手続きを済ませて、空身で北岳をピストンしている人が多かったです。
2013年09月21日 13:41撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
9/21 13:41
■写真16 - 北岳肩ノ小屋
何やら工事中らしく、重機が往来していました。
既に宿泊手続きを済ませて、空身で北岳をピストンしている人が多かったです。
■写真17
遥か眼下に出発地点の広河原が見えました。
あそこから半日かけて登ってきたのか・・・。
2013年09月21日 14:36撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
9/21 14:36
■写真17
遥か眼下に出発地点の広河原が見えました。
あそこから半日かけて登ってきたのか・・・。
■写真18
人だかりの北岳山頂と、雲海から顔を覗かせる富士山とのツーショット。
2013年09月21日 14:36撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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9/21 14:36
■写真18
人だかりの北岳山頂と、雲海から顔を覗かせる富士山とのツーショット。
■写真19 - 北岳
登頂!
やっと南アの盟主に謁見が叶いました。
遅い時間だったのでガスに飲み込まれかけています。
2013年09月21日 14:50撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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9/21 14:50
■写真19 - 北岳
登頂!
やっと南アの盟主に謁見が叶いました。
遅い時間だったのでガスに飲み込まれかけています。
■写真20 - 北岳
北東方面には、今日ずっと見えていた鳳凰三山。
2013年09月21日 14:52撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
9/21 14:52
■写真20 - 北岳
北東方面には、今日ずっと見えていた鳳凰三山。
■写真21 - 北岳
南東方面には、富士山。
でも今日の主役は第二位ながら北岳ですけどね。
2013年09月21日 15:02撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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9/21 15:02
■写真21 - 北岳
南東方面には、富士山。
でも今日の主役は第二位ながら北岳ですけどね。
■写真22
そのまま北岳山荘を目指して南側へ縦走します。
ザレ場が多いので、足の運びは慎重に。
2013年09月21日 15:11撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
9/21 15:11
■写真22
そのまま北岳山荘を目指して南側へ縦走します。
ザレ場が多いので、足の運びは慎重に。
■写真23
眼下に目的地を捉えるも、なかなか時間が掛かります。
地図上の危アイコンが示すような特筆するべき場所は見当たりませんでした。
2013年09月21日 15:31撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
9/21 15:31
■写真23
眼下に目的地を捉えるも、なかなか時間が掛かります。
地図上の危アイコンが示すような特筆するべき場所は見当たりませんでした。
■写真24 - 北岳山荘
何とか1日目の行程を消化しました。
これだけ混雑していると何故か緊張してしまいます。
2013年09月21日 16:07撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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9/21 16:07
■写真24 - 北岳山荘
何とか1日目の行程を消化しました。
これだけ混雑していると何故か緊張してしまいます。
■写真25 - 北岳山荘
夕食前に小屋の前で中央アルプスへと沈む夕陽を眺めます。
2013年09月21日 17:40撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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9/21 17:40
■写真25 - 北岳山荘
夕食前に小屋の前で中央アルプスへと沈む夕陽を眺めます。
■写真26 - 北岳山荘
夕陽に照らし出された北岳と稜線。
たくさんの人が外に出て夕陽を見送っていました。
2013年09月21日 17:44撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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9/21 17:44
■写真26 - 北岳山荘
夕陽に照らし出された北岳と稜線。
たくさんの人が外に出て夕陽を見送っていました。
■写真27 - 北岳山荘
最後に、中央アルプスのシルエットを浮かび上がらせる演出で1日を終えます。
2013年09月21日 17:53撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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9/21 17:53
■写真27 - 北岳山荘
最後に、中央アルプスのシルエットを浮かび上がらせる演出で1日を終えます。
■写真28 - 北岳山荘
待ちに待った夕食は4回戦目で呼ばれました。
この他にも取り分ける肉じゃがが付きます。
2013年09月21日 18:53撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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9/21 18:53
■写真28 - 北岳山荘
待ちに待った夕食は4回戦目で呼ばれました。
この他にも取り分ける肉じゃがが付きます。
■写真29 - 北岳山荘
お早うございます。
2日目は朝日を出迎えるところから始まります。
2013年09月22日 05:31撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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9/22 5:31
■写真29 - 北岳山荘
お早うございます。
2日目は朝日を出迎えるところから始まります。
■写真30 - 北岳山荘
終日曇りの予報が前日に好転して、午前中だけ晴れ間が出る模様。
お陰で諦めていた朝日も撮ることができました。
2013年09月22日 05:46撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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9/22 5:46
■写真30 - 北岳山荘
終日曇りの予報が前日に好転して、午前中だけ晴れ間が出る模様。
お陰で諦めていた朝日も撮ることができました。
■写真31 - 北岳山荘
朝日が昇りきった頃に遅い朝食は3回戦目。
登山や旅行の時って、何で朝からご飯おかわり出来るんだろう。人体の不思議です。
2013年09月22日 05:53撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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9/22 5:53
■写真31 - 北岳山荘
朝日が昇りきった頃に遅い朝食は3回戦目。
登山や旅行の時って、何で朝からご飯おかわり出来るんだろう。人体の不思議です。
■写真32
晴天の中、先ずは間ノ岳を目指します。
身体が目覚めるまでペースを落として様子を見ます。
2013年09月22日 07:00撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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9/22 7:00
■写真32
晴天の中、先ずは間ノ岳を目指します。
身体が目覚めるまでペースを落として様子を見ます。
■写真33
振り返って北岳。
両肩に甲斐駒ヶ岳と鳳凰三山を従える、堂々とした風格です。
2013年09月22日 07:40撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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9/22 7:40
■写真33
振り返って北岳。
両肩に甲斐駒ヶ岳と鳳凰三山を従える、堂々とした風格です。
■写真34 - 間ノ岳
登頂!!
何か、とても第四位の山頂とは思えない雑な扱いに見えます。
2013年09月22日 08:46撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
9/22 8:46
■写真34 - 間ノ岳
登頂!!
何か、とても第四位の山頂とは思えない雑な扱いに見えます。
■写真35 - 間ノ岳
南側には南ア南部の展望が開けますが、未踏なので全く同定できません。
ここまでは北岳山荘から空身で登ってきた人で賑わっていました。
2013年09月22日 08:49撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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9/22 8:49
■写真35 - 間ノ岳
南側には南ア南部の展望が開けますが、未踏なので全く同定できません。
ここまでは北岳山荘から空身で登ってきた人で賑わっていました。
■写真36 - 間ノ岳
余談ですが、登山を始めた頃からの付き合いになるSUUNTO Vector HR。
特に垂直上昇/下降率はペースメーカーとして今でも重宝しています。
2013年09月22日 08:51撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
9/22 8:51
■写真36 - 間ノ岳
余談ですが、登山を始めた頃からの付き合いになるSUUNTO Vector HR。
特に垂直上昇/下降率はペースメーカーとして今でも重宝しています。
■写真37
間ノ岳から見た農鳥小屋と農鳥岳です。
登り返しが、まるで壁のように立ちはだかっています。
2013年09月22日 09:11撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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9/22 9:11
■写真37
間ノ岳から見た農鳥小屋と農鳥岳です。
登り返しが、まるで壁のように立ちはだかっています。
■写真38
ガーガーと鳴く声の主はホシガラス。
他にも定番のイワヒバリが居ました。
2013年09月22日 09:32撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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9/22 9:32
■写真38
ガーガーと鳴く声の主はホシガラス。
他にも定番のイワヒバリが居ました。
■写真39 - 農鳥小屋
登り返しに備えて小休止させて貰います。
大門沢小屋まで行くなら、遅くとも10時には通過しておきたいところ。
2013年09月22日 09:58撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
9/22 9:58
■写真39 - 農鳥小屋
登り返しに備えて小休止させて貰います。
大門沢小屋まで行くなら、遅くとも10時には通過しておきたいところ。
■写真40
右手に小さく見えるのは熊ノ平小屋ですね。
こじんまりとした佇まいに見えます。
2013年09月22日 10:13撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
9/22 10:13
■写真40
右手に小さく見えるのは熊ノ平小屋ですね。
こじんまりとした佇まいに見えます。
■写真41
ガスに覆われ始めた西農鳥岳を捉えます。
が、ここの区間でCTをオーバーしてしまいます。
2013年09月22日 10:53撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
9/22 10:53
■写真41
ガスに覆われ始めた西農鳥岳を捉えます。
が、ここの区間でCTをオーバーしてしまいます。
■写真42
たまーに岩稜登りのアトラクションも。
先行するPTとは甲府のビジネスホテルでお会いしていたとか。
2013年09月22日 11:27撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
9/22 11:27
■写真42
たまーに岩稜登りのアトラクションも。
先行するPTとは甲府のビジネスホテルでお会いしていたとか。
■写真43
やっと農鳥岳に到着します。
地味に登り返しがあるので、ここでも意識的にペースを調節しました。
2013年09月22日 11:57撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
9/22 11:57
■写真43
やっと農鳥岳に到着します。
地味に登り返しがあるので、ここでも意識的にペースを調節しました。
■写真44 - 農鳥岳
登頂!!!
時すでにガスに飲み込まれてしまい、稜線歩きの醍醐味である景観が殆どありません。
2013年09月22日 11:59撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
9/22 11:59
■写真44 - 農鳥岳
登頂!!!
時すでにガスに飲み込まれてしまい、稜線歩きの醍醐味である景観が殆どありません。
■写真45 - 農鳥岳
ここで北岳山荘のお弁当。
何故か封筒に入れて渡されました。
2013年09月22日 12:10撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3
9/22 12:10
■写真45 - 農鳥岳
ここで北岳山荘のお弁当。
何故か封筒に入れて渡されました。
■写真46
一足先に紅葉が始まったナナカマド。
ウラシマツツジと共に紅葉を引き立てます。
2013年09月22日 12:38撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
9/22 12:38
■写真46
一足先に紅葉が始まったナナカマド。
ウラシマツツジと共に紅葉を引き立てます。
■写真47
初めて歩く道でガスは怖いな・・・。
ペイントは執拗にあるので、ルートロストすることは無いと思います。
2013年09月22日 12:46撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
9/22 12:46
■写真47
初めて歩く道でガスは怖いな・・・。
ペイントは執拗にあるので、ルートロストすることは無いと思います。
■写真48 - 大門沢下降点
奇しくも視界不良のコンディションで到着した下降点。
鎮魂の鐘を鳴らし、黙祷を捧げます。
2013年09月22日 13:07撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
9/22 13:07
■写真48 - 大門沢下降点
奇しくも視界不良のコンディションで到着した下降点。
鎮魂の鐘を鳴らし、黙祷を捧げます。
■写真49 - 大門沢下降点
今日の宿まで距離はあれども、だいぶ疲労が蓄積されてきたので慎重に歩かないと怪我します。
2013年09月22日 13:15撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
9/22 13:15
■写真49 - 大門沢下降点
今日の宿まで距離はあれども、だいぶ疲労が蓄積されてきたので慎重に歩かないと怪我します。
■写真50
足元はガレや木の根で大きな段差が作られているので、思うように歩かせてくれません。
でも、白鳳峠からの下りに比べれば歩きやすいと思います。
2013年09月22日 13:51撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
9/22 13:51
■写真50
足元はガレや木の根で大きな段差が作られているので、思うように歩かせてくれません。
でも、白鳳峠からの下りに比べれば歩きやすいと思います。
■写真51
沢が近付いてきて、すぐに現れるロープ。
結構な急峻で、しかもザレているので素直に手繰ったほうが良いと思います。
2013年09月22日 14:36撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
9/22 14:36
■写真51
沢が近付いてきて、すぐに現れるロープ。
結構な急峻で、しかもザレているので素直に手繰ったほうが良いと思います。
■写真52 - 大門沢小屋
橋を2つ渡って、緩い傾斜の樹林帯を暫く歩くと本日の宿に到着します。
呑んで、食べて、寝る。シンプルな1日の終わりでした。
2013年09月22日 15:36撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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9/22 15:36
■写真52 - 大門沢小屋
橋を2つ渡って、緩い傾斜の樹林帯を暫く歩くと本日の宿に到着します。
呑んで、食べて、寝る。シンプルな1日の終わりでした。
■写真53
お早うございます。
3日目は、いきなり渡渉のシーンから始まります。
2013年09月23日 05:59撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
9/23 5:59
■写真53
お早うございます。
3日目は、いきなり渡渉のシーンから始まります。
■写真54
沢の流れが激しいからか、何度も橋を設置してくれたのでしょう。
斜めっていても贅沢は言えません。
2013年09月23日 06:10撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
9/23 6:10
■写真54
沢の流れが激しいからか、何度も橋を設置してくれたのでしょう。
斜めっていても贅沢は言えません。
■写真55
これは・・・芸術の域と言っても過言ではありません。
それよりも、これくらいの水量なら岩を渡った方が安全かも知れません。
2013年09月23日 07:05撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
9/23 7:05
■写真55
これは・・・芸術の域と言っても過言ではありません。
それよりも、これくらいの水量なら岩を渡った方が安全かも知れません。
■写真56
地図上にある「大きな岩」?
でもGPSと地図を照らし合わせると、ここがCT上のポイントでは無いようです。
2013年09月23日 07:17撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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9/23 7:17
■写真56
地図上にある「大きな岩」?
でもGPSと地図を照らし合わせると、ここがCT上のポイントでは無いようです。
■写真57
吊り橋その1。
すぐ先に取水口が見えます。
施設の脇が広場になっていて休憩しやすいです。
2013年09月23日 07:28撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
9/23 7:28
■写真57
吊り橋その1。
すぐ先に取水口が見えます。
施設の脇が広場になっていて休憩しやすいです。
■写真58
吊り橋その2。
渡りきると、直ぐに急登の登り返しがあります。
2013年09月23日 07:39撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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9/23 7:39
■写真58
吊り橋その2。
渡りきると、直ぐに急登の登り返しがあります。
■写真59
吊り橋その3。
渡りきると登山道が終わります。
袂には登山者も利用可能な仮設トイレがあります。
2013年09月23日 07:49撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
9/23 7:49
■写真59
吊り橋その3。
渡りきると登山道が終わります。
袂には登山者も利用可能な仮設トイレがあります。
■写真60 - 広河原庵
やや鬱蒼としている休憩所です。
沢水を引いているようですが、枯れている?
2013年09月23日 07:58撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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9/23 7:58
■写真60 - 広河原庵
やや鬱蒼としている休憩所です。
沢水を引いているようですが、枯れている?
■写真61 - 第一発電所BS
ゲートの脇を通って、すぐに県道に合流します。
ここから奈良田まで、もう一歩きですが横着してバスに乗ることも出来ます。
2013年09月23日 08:27撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
9/23 8:27
■写真61 - 第一発電所BS
ゲートの脇を通って、すぐに県道に合流します。
ここから奈良田まで、もう一歩きですが横着してバスに乗ることも出来ます。
■写真62 - 奈良田BS
ゴールです。無事に白峰三山の縦走を終えました。
ここから下部温泉、甲府を経由して帰ります。
広河原を経由して帰られる人も居るようでした。
2013年09月23日 08:59撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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9/23 8:59
■写真62 - 奈良田BS
ゴールです。無事に白峰三山の縦走を終えました。
ここから下部温泉、甲府を経由して帰ります。
広河原を経由して帰られる人も居るようでした。
撮影機器:

感想

9月3連休の2回目。

絶好の季節ながら、台風の影響で1回目から延期したハイカーで大混雑が予想されます。
だからと言って近場の日帰りでは勿体ないので、以前から計画していた白峰三山を実行に移します。


■広河原→北岳山荘
いきなりバスがぐだくだ。
芦安駐車場からの乗客が予想以上に多くて捌ききれていません。

甲府駅発の始発バスも、山の神で散々待たされました。
その挙句に本来の運行ルートでない芦安駐車場に寄って溢れた乗客を受け入れます。

甲府、芦安(バス/乗合タクシー)合わせて朝イチ組だけで600人ほどの計算です。
ちなみに夜叉神峠登山口には30分ほど遅れて到着しました。

広河原は相変わらずの混雑模様です。
北沢峠行きのバスは時間を待たずピストンしていました。


白根御池ルートと大樺沢ルートがありますが、CTが短い大樺沢を単純に選択します。
時折、バットレスへの視界が開けるので、好天時は真っ青な空に映えて綺麗です。

二股まではダラダラした登りが続きます。
先は長いので意識的にペースを落として、後から登ってくる人に道を譲りまくります。


八本歯ルートが人気なようで、あの様子だと階段での待ち時間が長そうです。
天邪鬼に右股を攻めるも、休憩時間の分だけCTから遅れが生じました。

途中の休憩に適した広場から鳳凰三山への展望が開け、稜線に出ると甲斐駒、仙丈や中央アルプスも加わります。
この稜線歩きは八本歯ルートでは味わえないので、小太郎尾根分岐を経由するルートもお勧めです。


稜線上の所々にある岩稜は、疲労した身体では注意が必要です。
北岳の北側はゴーロ帯で、登山道を示すペイントが盛んに見られます。

北岳の山頂は全方位の展望ながらも、午後からはガスが上がってきやすいです。
それにしても、山頂標識がみすぼらしいような・・・そろそろ建て直して欲しい感じです。

この日の気温は20℃近くまで上がりました。
でも、ガスに巻かれると体感温度は一気に下がるのでアウターは携行したいところ。


南側は一転してザレ場の様相に変わり、勾配があるのでスリップに注意。
鎖や階段が設置されていますので、特に危険な感じはしませんでした。

北岳山荘の宿泊の受付は混沌としていて、案内されるまで30分待ち。
布団の場所を決めるのに時間が掛かっていたように見えます。


後から聞いた話によると、この日の宿泊者は325名だったとか。
定員150名なので布団1枚に2人でも足りなく、廊下や更衣室、自炊室で夜を明かすことを強いられた人も出たようです。

山小屋なので宿泊を断られることはありませんが、繁忙期に遅い時間に到着すると悲惨なようです。
テン場も混雑していましたが、張れなくなるほど密集していた感じではないです。

夕焼けを眺めて、小屋の食事を摂り、大部屋の方々と談笑して消灯時間を待ちます。
が、恐らく6回戦もあった夕食の都合でしょうか、消灯は21時とのアナウンスが。

そんなに夜更かししていられないとばかりに皆さん就寝し始めました。


■北岳山荘→大門沢小屋
朝食前に朝焼けを眺めて、ゆっくり支度して縦走を再開します。
前日の天気予報で好転したので、当初計画の広河原ピストンから大門沢小屋に泊まる計画に変更しました。

朝イチで身体が暖まっていないので、ペースを落としてCT通りを心掛けます。
登山道は特筆するところもなく、歩きやすかったように感じます。


空身で降りてくる人が多かったので、百名山の2座だけハントするルートが人気のようです。
なので、間ノ岳から先は登山者が急激に減った印象です。

間ノ岳からの下りは、やや急峻で歩きにくいです。スリップ注意。
目線の先に農鳥小屋を捉えながらも、CTが示す通りなかなか着きません。


農鳥小屋から、眼前に聳える急峻な西農鳥岳を見上げます。ここを登るのか・・・。
まだまだ先は長いのでペースを更に落として、じわしわ攻略する事にします。

西農鳥岳へと連なる山塊の西側から南側へ巻くように進み、西農鳥岳で小休止します。
視界の先に捉えていながらも、なかなか近付いてこない農鳥岳にやきもきしながら、地味なアップダウンをこなします。

この辺りからガスに覆われてしまって、景観は絶望的に。
気温は10℃強にとどまり、休憩で汗が引くとアウターを着たくなる寒さでした。

農鳥岳からすぐに稜線を外れて、楽な巻道で大門沢下降点を目指します。
このままガスの中を降りるのは怖いなと思っていたら、下降点で小休止している間に大門沢小屋方面だけガスが晴れてくれました。


さて、噂の下りです。

CTだけで見ると2.5時間、標高差が約1,000m。
それだけ見ると普通なように感じますが、それなりの距離を縦走しているからか、足がガクガクになってしまうので印象が強いのでしょう。

休憩ポイントの中間点から少し下ると、沢と合流して急傾斜のザレ場が現れるので要注意です。
梯子による渡渉が2箇所出てきますが、問題ではありません。

以降はダラダラと樹林帯を歩き続けて、小屋の裏手から回りこむように到着します。
テン泊が多かったようで、小屋泊は一部が布団1枚に2人の待遇だったようです。


宿泊は素泊まりとして、食事はアルファ米とレトルト物で適当に済ませました。
宿泊経験者がネットに公開している食事の写真を拝見した上での個人的な判断です。

コインシャワーが好評のようです。
奈良田まで降りれば温泉があるのですが、それまで我慢できない人向けでしょうか。

この日の談笑のネタは、主に山岳会についてでした。
皆さん何らかの会に所属しているようで、会の山行とか話してくれました。


■大門沢小屋→奈良田BS
最終日。今日は下山の続きです。
朝食もアルファ米とレトルト物で適当に済ませて出発です。

木造の橋による渡渉が3箇所ありますが、3つ目の橋はまるで芸術作品の様相。
後から写真で見る限りだと、無理に橋を使わないで岩を渡った方が安全なようです。

巨岩から一先ず沢沿いに降りて、再び岸へと上がる我慢どころのアップダウン。
やがて、取水口の鉄製の吊り橋が見えても、まだ油断は出来ません。

2つめの吊り橋を渡りきると、岸へと続く足場の悪い急登が待ち構えています。
そこを越えて直ぐに最後の大きな吊り橋を渡って登山道が終わります。

あとは1時間ほど林道とバス道を歩いて奈良田に到着。フィニッシュです。


温泉施設は早い時間から営業していたらしく、湯上りでバスを待つ人も居ました。
のんびり温泉に浸かってギリギリでバス停に着くと座れないと予想して、風呂は我慢しましたが的中しました。満員です。

更には七面山登山口からも乗客があり、マイクロバスはすし詰め状態に。
ちょっとしたトラブルもあって10分遅れで下部温泉駅に到着しました。

駅近くの土産物屋で缶ビールを買い、1日で白根御池から大門沢まで縦走した超人と談笑しながら甲府へと向かいます。


北岳山荘以南は一本道なので、同じペースの人と何度も会うことになります。
ちょっとした挨拶を繰り返しているうちに、いつの間にか談笑が始まるのは、山の魅力の成せる業でしょうか。

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