6年連続 奥穂高〜西穂高縦走（上高地〜北穂高岳〜穂高岳山荘〜奥穂高岳〜西穂高岳〜上高地）

2021年08月30日(月) 〜 2021年08月31日(火)

• GPS: 32:00
• 距離: 27.1km
• 登り: 2,411m
• 下り: 2,418m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:36
• 休憩: 1:01
• 合計: 9:37

5:38 上高地バスターミナル
6:49 6:49 明神館
6:49 6:49 徳澤
7:29 7:40 横尾
8:29 8:29 本谷橋
8:58 8:58 大崩落地
9:49 9:52 涸沢ヒュッテ
10:01 10:17 涸沢小屋
10:56 10:56 クロユリスラブ
12:15 12:15 北穂高岳・天場
12:29 12:29 北穂高岳北峰
12:30 13:01 北穂高小屋
14:06 14:06 最低コル
14:59 14:59 涸沢岳
15:15 穂高岳山荘

2日目

• 山行: 8:11
• 休憩: 1:13
• 合計: 9:24

3:56 穂高岳山荘
4:33 4:33 奥穂高岳
4:55 4:55 馬の背
5:39 6:00 ジャンダルム
7:10 7:10 天狗のコル
8:00 8:00 逆層スラブ
8:17 8:22 間ノ岳
9:18 9:18 P１
9:24 9:24 西穂高岳
10:04 10:04 ピラミッドピーク
10:25 10:25 西穂独標
10:54 10:54 西穂丸山
11:06 11:53 西穂山荘
12:33 12:33 宝水
13:17 13:17 西穂高岳登山口
13:20 上高地温泉ホテル

1日目
横尾で休憩（おにぎり）10分
涸沢小屋で休憩（コーラ）15分
北穂高小屋で休憩（パスタ）30分

2日目
ジャンダルムで休憩　20分
間ノ岳で休憩　5分
西穂山荘で休憩　50分　（ラーメン）雨が強くなってきたので少し待ち。

天候

1日目 / 曇り　2日目 /曇り→晴れ→曇り

アクセス

利用交通機関：

バス

行き / バスタ新宿〜上高地　（さわやか信州号）
帰り / 上高地〜バスタ新宿　（さわやか信州号）

コース状況／危険箇所等

北穂高岳〜涸沢岳までは危険な箇所はあるが、印がたくさんあり分かりやすい。
奥穂高岳〜西穂高岳までは、迷いやすい箇所がそれなりにあるので注意が必要。
ただそれなりの間隔で印があるので、たまに目線を遠くに向けて進行方向の
チェックをするとミスを防げる。
？と思ったら戻って再確認。特に霧の多い日は注意。

どちらも、雨・霧の日は注意が必要。

その他周辺情報

上高地温泉ホテル利用 @800
密にならないように人数制限あり。
「小梨平キャンプ場」「上高地アルペンホテル」なども時間制限・人数制限をしているので要確認。
インフォメーションセンターのシャワーは2021年度は休止。

写真

8/30 5:38

予定通り上高地に到着しました。

8/30 5:44

8/30 5:44

相変わらず綺麗な梓川です。

8/30 6:13

「明神」

8/30 6:14

8/30 6:49

「徳澤」

8/30 6:49

テント場は空いていました。

8/30 6:49

8/30 7:29

「横尾」

8/30 7:40

ここで水を補充して、おにぎりを食べて出発です。

8/30 7:58

かっこ良い「明神岳」

8/30 8:29

「本谷橋」

8/30 8:29

本谷橋近辺からすれ違いの人が増えてきました。
・・・と言っても例年と比べれば少ないと思います。

8/30 8:58

「崩落地」

8/30 9:25

白いヒラヒラが見えますが、あそこまで行きます。

8/30 9:49

「涸沢ヒュッテ」
朝早いですが、カレーやおでんなど飲食可能でした。
ここのカレーを食べたかったのですが、時間が早いのとここで食べると動けなくなるので止めました。

8/30 9:49

「屏風の頭」

8/30 9:50

カールの上部は霧に覆われていました。

8/30 10:01

「涸沢小屋」

8/30 10:17

ここでコーラ@500を買ってちょっと休憩です。

8/30 10:47

8/30 10:56

「クロユリスラブ」
こんな看板あったかな？

8/30 11:03

8/30 11:09

草のエリアから石のエリアになります。
・・・ここからが長いです。

8/30 11:18

急で長い鎖場です。
下りのが大変ですね。

8/30 11:24

それっぽい梯子を上っても・・・

8/30 11:25

まだまだ先はあります。

8/30 11:25

8/30 11:51

岩のエリアは霧が濃いと迷いそうです。

8/30 12:13

テント場
結構張れそうです。

8/30 12:29

「北穂高岳」
小屋はここから30秒です。

8/30 12:41

食べたかった「ミートソースパスタ」を頂きました。
とても美味しかったです。麺の量も多くて男性でも満足出来ると思います。
北アルプスの山小屋でパスタは珍しいのではないでしょうか？

8/30 13:01

11時〜13時にここに来ないと食べられませんが、たくさんメニューがあります。
カレーライスと塩ラーメンが食べたいです。

8/30 13:01

30分位休憩して、「穂高岳山荘」に向かいます。
たまに下界が見えました。

8/30 13:11

8/30 13:22

8/30 13:26

8/30 13:35

8/30 13:42

8/30 14:00

8/30 14:05

8/30 14:06

8/30 14:06

8/30 14:06

「最低コル」

8/30 14:07

8/30 14:07

なかなか良い角度からのカールです。

8/30 14:14

8/30 14:32

8/30 14:47

ちょうど急な登りの微妙なところに雷鳥がいました。

8/30 14:47

動きようがないので、どいてもらいました。

8/30 14:54

8/30 14:59

「涸沢岳」
以前来た時もガスっていた気がします。

8/30 15:12

ヘリポート、テント場です。
テン泊の人もポツポツいました。

8/30 15:15

「穂高岳山荘」です。
ここで泊まります。
この日は20名はいなかったと思います。

小屋内のトイレの1つは便座が暖かかったり、真夜中の洗面所も人感センサーの照明があったり（コンタクトなので嬉しい）、それほど寒くないのに小屋内を暖かくしてくれていたりして、ありがたかったです。

8/27 1:03

出来上がりの写真が消えてしまいましたが、この焼きそばと本物のコンビーフ、乾燥野菜などでやきそばを作りました。
水200g位でちょうど水もなくなり、良い感じで出来ました。

8/30 17:25

空いていたので、ゆっくりできました。

8/30 17:35

山荘からは何も見えなくなってしまいました。

8/31 3:56

相変わらず眠れませんでしたが、予定通り4:00スタートです。
僕はいつも早めのスタートですが、混むと予想されるルートは
早めにスタートする事をお勧めします。

ただ穂高岳山荘からすぐに長い階段や崖なので、注意が必要です。
またここから奥穂高までは、風が強い事が多いと思います。

8/31 4:33

奥穂高岳山頂には3〜4名ほど人がいたので、すぐ手前のところを
右に進みます。

霧と風が強いので慎重に行きますが、ルートミスしてしまいました。・・・危なかったですが、人が通っていないと明らかに岩の
風化が違うというか、「人が通っていない感」がありました。

8/31 4:53

慎重に下ります。

8/31 4:55

降りると一安心ですが、集中していきます。

8/31 5:03

8/31 5:05

8/31 5:21

8/31 5:26

ジャンダルムが見えました。

8/31 5:31

8/31 5:39

「ジャンダルム」です。

8/31 5:39

8/31 5:39

8/31 5:39

8/31 5:47

ちょっと、ガスが晴れてきました。

8/31 5:47

8/31 5:48

8/31 5:49

8/31 5:49

8/31 5:49

8/31 5:51

8/31 5:51

ひょっこり、槍の先っぽが見えました。

8/31 5:53

8/31 6:05

8/31 6:15

8/31 6:15

8/31 7:10

「天狗のコル」

8/31 7:10

8/31 7:37

8/31 7:37

8/31 8:00

「逆層スラブ」

8/31 8:17

「間ノ岳」

8/31 8:17

8/31 8:37

下ってきましたが、見上げるとなかなか急ですね。
登る人、下る人のすれ違いがある時は落石に要注意です。

8/31 8:43

8/31 9:04

8/31 9:14

8/31 9:18

「ピラミッドピーク」

8/31 9:19

ん？西穂高岳山頂に人がいます。

8/31 9:24

「西穂高岳」
やっとここまで着ました。
・・・でもここからも注意が必要です。

8/31 9:24

あちらを下っていきます。

8/31 9:24

あちらから来ました。

8/31 9:38

「2」
だんだんとすれ違う人が増えてきました。
ロープウェイの人達でしょうか？

8/31 9:39

真ん中に雷鳥がいます。

8/31 9:39

全然逃げませんでした。

8/31 10:25

「独標」

8/31 10:54

「丸山」

8/31 11:06

「西穂山荘」です。
自分が一番来ている山荘です。

8/31 11:15

カレーも良かったのですが「味噌ラーメン」を頂きました。
美味しかったです！

8/31 11:53

後は下るだけですが、小雨が降ってきて足元がすべるので木をつけます。

8/31 12:33

「宝水」
8月は雨も多かったので、ちゃんと水は流れていました。

8/31 13:17

「登山口」

8/31 14:09

時間があったので、「上高地温泉ホテル」に寄りました。
この状況下ですので、人数制限をしていました。

8/31 14:29

昨日と違い空気がクリアでしたので、絵葉書みたいな写真になりました。

8/31 14:29

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-5 オリンパス

AQUOS sense3 SH-02M docomo シャープ

装備

個人装備

Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 携帯 時計 サングラス タオル カメラ

感想

cidar

6年連続の「奥穂〜西穂」縦走に行って来ました。
（そのうち「西穂〜奥穂」が4回です。）

今回が今までと違う点は、8月14日に「ギックリ腰」になってしまって直前まであまり動けなかった事です。最初の2,3日は動くのも大変でした。
ものすごい背中、腰が堅いらしく2週間で5回位針を打ちました。
整骨院にはまだ行き続けています。
だんだんと良くなって来て、2日前に5km走る事が出来たので行く事にしました。

体重が少し増えた（と思う）のと、体力が減少しているのが不安でしたが・・・

暗くて風が強い中「馬の背」はなかなか緊張感がありました。
天候も最初は曇っていましたが、途中から晴れてきて良かったです。
進む方向の稜線上が見えるとたまにゲンナリしますがモチベーションもあがります。

ルートを迷う事はありますが、基本的にもとに戻って確認すると解決する事が多いです。
本当に危険な箇所もありますが、「こっちからでも行ける」場所もあります。
GPSや地図でも分からないところだと思いますが、他の北アルプスのルートと比べると印は少ないですが、それでもほとんどの箇所に印はあるので自分の進むべき道を
たまに立ち止まって確認するのも大切です。
（霧がすごいとそれも出来ませんが・・・）
下ばかり見ていると危ないと思います。

あと僕は土日などを外して日程を選べるので大丈夫ですが、このルートやキレットで渋滞やすれ違いが多いとそれだけでリスクだったりストレスだったりするので、
日程やスタート時間をずらすのも大切な気もします。
今回はスレ違いは5組程度だったと思います。

近年毎年通っているルートですが、奥穂側からは久しぶりでまた違った印象がありました。
やはり下りが多い印象でそのぶん神経を使いました。あと足、膝のダメージが結構きました。
奥穂高からですと、前日に「上高地〜北穂高〜穂高岳山荘」という結構長い距離と登りがあるのに対して、西穂高からですと「上高地〜西穂山荘」の短い距離と登りである違いも多少あったと思います。
特に涸沢から北穂高岳への登りは長かったです。


いつも通り後半はダレてしまいましたが、全体的には腰の状態も含めてうまく出来たので良かったと思います。

来年も出来たらこのルートで行きたいです。
北穂山荘で塩ラーメンも食べたいですし。