燕岳-赤岩岳-西岳-赤沢山-大天井岳(中房温泉より)

2021年09月12日(日) 〜 2021年09月13日(月)

• GPS: 32:00
• 距離: 32.8km
• 登り: 3,162m
• 下り: 3,170m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:57
• 休憩: 1:59
• 合計: 9:56

5:26 第三駐車場
5:36 5:38 中房温泉登山口
6:18 6:18 第２ベンチ
7:18 7:20 合戦小屋
8:04 8:06 燕山荘
8:30 8:32 燕岳
8:41 9:12 北燕岳
9:40 9:40 燕山荘
10:21 10:21 大下りの頭
11:25 11:27 槍ヶ岳・大天井岳、常念岳分岐
11:59 12:34 大天井ヒュッテ
12:50 12:50 貧乏沢下降点
13:42 13:42 赤岩岳取付
13:50 14:00 赤岩岳
14:07 14:07 赤岩岳取付
14:44 15:17 西岳
15:22 ヒュッテ西岳

2日目

• 山行: 7:41
• 休憩: 3:01
• 合計: 10:42

6:00 ヒュッテ西岳
6:40 7:15 赤沢山
7:56 8:15 ヒュッテ西岳
8:32 8:49 無名峰
9:47 9:47 貧乏沢下降点
10:12 10:27 大天井ヒュッテ
11:07 11:37 大天荘
11:45 12:34 大天井岳
12:40 12:43 大天荘
12:56 12:56 槍ヶ岳・大天井岳、常念岳分岐
13:00 13:00 小林喜作レリーフ
13:57 13:57 大下りの頭
14:41 14:51 燕山荘
15:17 15:20 合戦小屋
16:31 16:31 中房温泉登山口
16:42 第三駐車場

天候

12日　高曇り　13日　晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

9/12 5:36

出遅れてバス組がいっぱい。登山道渋滞

9/12 7:19

合戦小屋。スイカうまそう

9/12 7:27

合戦小屋を過ぎるとひょっこり槍ヶ岳。でもこの大下りが表銀座コースの疲れるところ

9/12 7:35

手前餓鬼岳　左針ノ木か？既に紅葉始まり

9/12 7:54

ガスってない。北穂高のドームまで見える

9/12 8:05

燕山荘到着。燕綺麗

9/12 8:31

燕登頂。叔父叔母に連れられてきて以来40年ぶり位。左のピーク北燕岳まで足を延ばすことにした

9/12 9:11

北燕岳より。立山劔や後立山連峰が見えた

9/12 8:51

最も登りたい水晶岳。

9/12 9:31

蕾だけど。トウヤクリンドウ。ほとんどの高山植物は終わってる

9/12 10:05

東鎌尾根に向けて出発

9/12 10:21

この大下りの登りで疲れた。後方は大天井。

9/12 11:03

今日は大天井は登らず東鎌尾根への巻き道を進む

9/12 11:47

巻き道は切り立ってたり結構際どい所がある

9/12 12:01

結構下った大天井ヒュッテでカレー休憩しながら年配の方と30分山談義

9/12 12:12

ヒュッテからはターゲットの赤岩岳(の手前のピーク？)が見える。険しそう

9/12 12:53

角度が変わるとこんな鋭峰に

9/12 12:56

ビックリ平で暫く見えなかった北側の山々が見えビックリ

9/12 12:59

以降遮るもの無い槍ヶ岳が見え続ける

9/12 13:34

偽ピークを超え赤岩岳が間近となる。取り付きはわかるだろうか？

9/12 13:41

レコで勉強した取り付き。でもピンクリボンが無い。誰か外したのか？

9/12 13:42

噂通り木を掴まないと登れない傾斜と木をかき分けて登る。石を登山道に落とさないように

9/12 13:50

勿論無人の山頂。取付を誤ると到達が難しそうな険しさ。

9/12 13:53

無人の赤岩岳は槍ヶ岳展望の特等席

9/12 14:31

登山道に戻り更に進むとヒュッテ西岳と赤沢山が。その間にギャップがあるように見えない

9/12 14:44

ヒュッテに行く前に西岳登頂

9/12 14:45

上から見るとキャンプ場と赤沢山の間にギャップが見えた。武者震いがする

9/12 14:52

水晶岳と真砂岳の間にひょっこり見えるのは最難関となった赤牛岳

9/12 14:53

西岳から見る水俣乗越から槍ヶ岳のエグさに驚いた。初めの計画のヒュッテ大槍宿泊にしないで良かった。

9/12 15:03

後から登ってきた西岳宿泊組の二人組に撮影して貰う

9/12 15:11

今日初めて富士山とか南アルプス見た。

9/12 15:22

ヒュッテ西岳到着。本日宿泊3組4人で快適。

9/12 15:44

表銀座縦走路で常念岳の存在感。標高差が半端無い

9/12 17:40

1日高曇りだったが最後に常念岳が輝く

9/13 5:58

翌朝遂に来た。赤沢山を制覇するときが。キャンプ場最南端の岩は5m位しかなく右からでも左からでも直ぐ合流するのでどっちでもok

9/13 6:02

藪とハイマツのトンネル。初め5m位下るが直ぐに左にトラバースするので合ってるのか？と思うが直ぐにハイマツのトンネルを急降下。

9/13 6:04

暫く降りると砂斜面で開け10m位足場の悪い斜面を降りると例の左はNG右に正解の分岐に出る

9/13 6:06

分岐の右は例の岩と木の根っこのトンネルなので明確

9/13 6:06

トンネルを超えると直ぐに露岩の急斜面を降り5m程でまた分岐

9/13 6:08

これも虎ロープがある右に進み際どい斜面をトラバース

9/13 6:10

そして後はハイマツとタケカンバの斜面をコルまで降りる。ここのハイマツはくぐると言うかかき分けるので帰りの登りが辛い

9/13 6:21

コルでザレ場を通らなかったので間違えたかと思ったが少ピークを超えるとこのザレ場。ここはザレ場に行くと進退窮まるそうなので右の岩の向こうの踏跡を進む。後はハイマツの下の踏跡をひたすらたどる。

9/13 6:29

そして岩斜面を登るといきなり長い頂上部に到達。400m位低いハイマツを南にいくと

9/13 7:09

登頂。2度と来られそうにないのでセルフで撮影

9/13 7:14

ジャンダルムまで見える。

9/13 7:18

東鎌尾根と北鎌尾根の迫力

9/13 7:56

キャンプ場から振り返るとやはりコルの向こうに小ピークがある。一瞬ザレ場の上に出たのも小ピークの向こう側。

9/13 8:16

ヒュッテに無事帰還した旨伝えた。また東鎌尾根の赤線繋ぎで来ます

9/13 8:37

赤岩岳の手前のピークで北燕岳でお話した青年と再会。また写真を撮り合う

9/13 9:00

これはなんだったんだろう

9/13 9:03

大好きなコゴメグサが結構咲いてた

9/13 9:21

大天井岳　結構登る

9/13 9:47

この辺り紅葉がちらほら。何気に北穂高のドームが

9/13 10:27

大天井ヒュッテ。赤沢山で結構疲れたので大天井岳までの登りは牛歩戦術を取り入れた

9/13 11:04

手前茶色の硫黄岳が凄いことになってる

9/13 11:36

大天井荘。冷し中華を頂く

9/13 11:46

そして3回目の大天井岳。何気に今回の最高峰

9/13 11:51

東鎌尾根で昨日登った赤岩岳が際立っている

9/13 11:55

やはり晴れると陰影で迫力が出る

9/13 11:59

鷲羽岳から野口五郎岳来年こそ

9/13 12:07

富士山　南アルプス。常念岳が際立つ

9/13 12:10

龍王岳　立山　劔岳かな

9/13 12:34

安曇野住んでみたい町

9/13 12:45

長居し過ぎたので中房温泉に戻ります

9/13 13:38

うへー　大下りの登り返し

9/13 14:49

大天荘から燕山荘までノンストップ

9/13 16:32

中房温泉までノンストップで降りた。明日は処理できない位の仕事だ

撮影機器：

PowerShot G1 X Mark II CANON

感想

shin123

　まずは赤沢山、赤岩岳に登られた先人たちに感謝です。詳細なレコが無ければ安全に迷わずに登れなかったです。赤沢山頂は槍ヶ岳、槍沢の最適な展望台でひと気が全く無く自分だけの世界に浸れます。
　赤沢山のルートは写真に記載しましたが、分岐的な3箇所は皆右が正解です(左は未確認ですが)ハイマツ漕ぎは下に明確な踏跡がありますが経験が無い方は事前に他で経験してからの方が戸惑わないかもしれません。荷物は最小限で脇収納等の物は中に入れ、服は痛んでも良いものを着る。小屋の若い方には荷物を一時的に置いていいと言われたが、ご主人に当日、荷物は預かれない、事故が起きても関知しない旨言われました。2日前にも事故があり大変だったでしょうから致し方ないと思います。余計なことは言わない方が良さそうです。
　今回、東鎌尾根に初めて行き西岳から槍ヶ岳を望んだ際、水俣乗越からの絶望的な標高差、険しさが印象的でした。初めの計画ではヒュッテ大槍で一泊して東鎌尾根制覇後に赤沢山に戻ることを目論んだが時間的にも体力的にも相当厳しいので止めて良かった。
　紅葉はまだまだでたまに気まぐれな木が紅葉している程度でした。

515座:北燕岳　516座:赤岩岳　517座:西岳　518座:赤沢山　燕岳:2回目　大天井岳:3回目

コメント

こうぼう

shin123 さん　赤沢山行ったんですね
同じ日に近くにいたなんて
自分もじつは燕岳回りコースか、上高地からのコースかで予定を立てていました
休みが取れたので取れ高の高い今回の山行きにしました
山に行かれる先輩に小屋で赤沢山に行くなと言われると聞いていたのですが
やはり下調べが不十分で行く人がいるんですね
shin123さんの写真を見てやはり綺麗だなとつくづく思いました
また参考にさせていただくと思いますのでよろしくお願いします。

shin123

koubou5様　コメント先を越されました。大天井から憧れを持って眺めていた黒部源流エリアにいたなんて。赤沢山事前に頭に入れておけば問題無いです。勉強した通りなので冒険的要素は無くなりますが。koubou5さんの山歴からすれば全く問題無いとはいえお気をつけください。
　今年中に100高山達成の勢いですね。私は後6山行き位必要です。最大１泊で攻略できるか悩むのも楽しかったりします。