記録ID: 4248191
全員に公開
積雪期ピークハント／縦走
槍・穂高・乗鞍
積雪期 槍ヶ岳 東鎌尾根（雪崩に関する一考察）
2022年05月02日(月) 〜
2022年05月04日(水)
YukimineHAGI
体力度
7
1〜2泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 23:35
- 距離
- 41.2km
- 登り
- 2,029m
- 下り
- 2,037m
アクセスを調べる
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1日目
- 山行
- 3:56
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 4:17
2日目
- 山行
- 11:07
- 休憩
- 2:27
- 合計
- 13:34
| 天候 | 2日（雪）→3日（晴れ）→4日（晴れ）※暴風 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
4日 アルピコバス→特急あずさ |
| コース状況／ 危険箇所等 |
前日、5月2日に30cmの降雪あり、雪崩の危険性大。 槍沢の雪渓はババ平の上部から雪が崩れて川が露出。例年の白いU字谷の風景は見られない。 |
| その他周辺情報 | 槍沢ロッヂ、槍ヶ岳山荘は営業定めるいるが、ヒュッテ大槍と殺生ヒュッテは冬期休業中。 |
写真
☆本来は「北鎌尾根からの槍ヶ岳登頂」の予定でした。13:00に河童橋をスタート。（上高地アルペンホテルに着替え等の荷物を預けて）ザックは水を抜いた状態で約18kg。
いつものように「トレラン」スピードでは行けません。
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5/2 12:19
☆本来は「北鎌尾根からの槍ヶ岳登頂」の予定でした。
13:00に河童橋をスタート。（上高地アルペンホテルに着替え等の荷物を預けて）ザックは水を抜いた状態で約18kg。
いつものように「トレラン」スピードでは行けません。
13:00に河童橋をスタート。（上高地アルペンホテルに着替え等の荷物を預けて）ザックは水を抜いた状態で約18kg。
いつものように「トレラン」スピードでは行けません。
15:20 完全に雪になりました。登山者を見かけるのはここまででした。
16:00 ちょっと吹雪の様相。下ってくる人が6人とすれ違いましたが、足跡はすでに雪で消えていました。
16:25 一ノ俣の橋にも足跡はありません。ズンズン積もっていく感じです。
17:00 槍沢ロッヂ到着 もう完全に吹雪です！本日は、ここに宿泊。
深夜まで雪は降り続き、翌朝には30cmの積雪になっていました。
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5/2 17:06
17:00 槍沢ロッヂ到着 もう完全に吹雪です！
本日は、ここに宿泊。
深夜まで雪は降り続き、翌朝には30cmの積雪になっていました。
本日は、ここに宿泊。
深夜まで雪は降り続き、翌朝には30cmの積雪になっていました。
翌朝はアイゼンをつけて6:00に槍沢ロッヂをスタート。新雪に足首の上までもぐりました。
カブト岩方向にルートをロストしましたが、ヤマレコが「警告」を出したので助かりました。
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5/3 7:19
翌朝はアイゼンをつけて6:00に槍沢ロッヂをスタート。
新雪に足首の上までもぐりました。
カブト岩方向にルートをロストしましたが、ヤマレコが「警告」を出したので助かりました。
新雪に足首の上までもぐりました。
カブト岩方向にルートをロストしましたが、ヤマレコが「警告」を出したので助かりました。
7:23 大曲から右に折れて「水俣乗越」へ上りますが、上り口がよくわかりません。川の向こうの「大岩」が目印です。（例年は雪で隠れています）GPSで位置を確認するポイントです。
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5/3 7:23
7:23 大曲から右に折れて「水俣乗越」へ上りますが、上り口がよくわかりません。川の向こうの「大岩」が目印です。（例年は雪で隠れています）GPSで位置を確認するポイントです。
7:32 同宿の山岳エキスパートWさんとKさんが先行していたのを知っていたので、足跡をついて上ります。
7:39 途中で追いついてしまったので、今度は私が先行させてもらいました。でも、まだ先に行ったPTがあるようです？・・・
7:39 足跡は3名？ このルートを行くとすると、やはり「北鎌」でしょうね・・・。
7:47 WさんとKさんはエキスパートのクライマー。着実な足取りで追って来ます。
8:43 ルートを左にとり、水俣乗越を臨む尾根の上に出ました。
★「雪崩の危険性に関する考察」左のコルが「水俣乗越」です。手前側に雪庇状に雪がせり出し、その下に亀裂があるのが見えました。
新雪は30〜50cm。雪面に「緊張感」があります。
「さて、この斜面をトラバースして良いものか？・・・」
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5/3 8:43
★「雪崩の危険性に関する考察」
左のコルが「水俣乗越」です。手前側に雪庇状に雪がせり出し、その下に亀裂があるのが見えました。
新雪は30〜50cm。雪面に「緊張感」があります。
「さて、この斜面をトラバースして良いものか？・・・」
左のコルが「水俣乗越」です。手前側に雪庇状に雪がせり出し、その下に亀裂があるのが見えました。
新雪は30〜50cm。雪面に「緊張感」があります。
「さて、この斜面をトラバースして良いものか？・・・」
右手の「ピーク」の方向に登り、上部を左にトラバースしようとしましたが、斜面に足を入れたとたん腰のあたりまで新雪に埋まりました。想像した以上に新雪の層が厚いようです。水俣乗越へダイレクトにトラバースすることは諦めました。
「ピーク」の右にもう一つコルがあるので、そちらへ向かいます。
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5/3 8:44
右手の「ピーク」の方向に登り、上部を左にトラバースしようとしましたが、斜面に足を入れたとたん腰のあたりまで新雪に埋まりました。想像した以上に新雪の層が厚いようです。
水俣乗越へダイレクトにトラバースすることは諦めました。
「ピーク」の右にもう一つコルがあるので、そちらへ向かいます。
水俣乗越へダイレクトにトラバースすることは諦めました。
「ピーク」の右にもう一つコルがあるので、そちらへ向かいます。
「右のコル」の最終部分。Wさんに続いて斜面をトラバースすると、突然、足元の雪が流れ出し両足をすくわれました。崩れた雪の下には草地が見えています。この時までストック2本で登っていたのですが、後ろにいたKさんに背中のアイスバイルを取ってもらい、斜面に打ち込みながら急な雪面を直登します。新雪にしたにはザラメ雪の層があるのがわかります。
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5/3 8:53
「右のコル」の最終部分。Wさんに続いて斜面をトラバースすると、突然、足元の雪が流れ出し両足をすくわれました。崩れた雪の下には草地が見えています。
この時までストック2本で登っていたのですが、後ろにいたKさんに背中のアイスバイルを取ってもらい、斜面に打ち込みながら急な雪面を直登します。新雪にしたにはザラメ雪の層があるのがわかります。
この時までストック2本で登っていたのですが、後ろにいたKさんに背中のアイスバイルを取ってもらい、斜面に打ち込みながら急な雪面を直登します。新雪にしたにはザラメ雪の層があるのがわかります。
「右のコル」を登り切って振り返ると、雪に亀裂が入っていました。気温が上がれば「全層雪崩」が起きてもおかしくありません。
9:14「水俣乗越」 先行のPTもここを下っていない！ まっさらなバージンスノー。気温は−6℃。雪は乾いている。
天井沢から吹き上げる風が雪煙を巻き上げていました。
※（雪がまったく固まっていない！）
積雪は30〜50cm。 下ってしまったら、（この雪の状態で）引き返すことはできないでしょう・・・。
※ピーンと張り詰めた雪面の感じから、一歩踏み込んだ途端、テンションが切れて「新雪雪崩」が起こりそうな気がしました。
上って来た斜面を大曲に下ることも、雪崩の危険性があって怖い感じがします・・・。
Wさん、Kさんも同じ考えでした。
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5/3 9:14
9:14「水俣乗越」 先行のPTもここを下っていない！
まっさらなバージンスノー。気温は−6℃。雪は乾いている。
天井沢から吹き上げる風が雪煙を巻き上げていました。
※（雪がまったく固まっていない！）
積雪は30〜50cm。 下ってしまったら、（この雪の状態で）引き返すことはできないでしょう・・・。
※ピーンと張り詰めた雪面の感じから、一歩踏み込んだ途端、テンションが切れて「新雪雪崩」が起こりそうな気がしました。
上って来た斜面を大曲に下ることも、雪崩の危険性があって怖い感じがします・・・。
Wさん、Kさんも同じ考えでした。
まっさらなバージンスノー。気温は−6℃。雪は乾いている。
天井沢から吹き上げる風が雪煙を巻き上げていました。
※（雪がまったく固まっていない！）
積雪は30〜50cm。 下ってしまったら、（この雪の状態で）引き返すことはできないでしょう・・・。
※ピーンと張り詰めた雪面の感じから、一歩踏み込んだ途端、テンションが切れて「新雪雪崩」が起こりそうな気がしました。
上って来た斜面を大曲に下ることも、雪崩の危険性があって怖い感じがします・・・。
Wさん、Kさんも同じ考えでした。
★一番安全性の高いルートに予定変更！この稜線「東鎌尾根」を上って槍ヶ岳を目指すことにしました。
私はエキスパートの二人について行くかたちです。
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5/3 9:48
★一番安全性の高いルートに予定変更！
この稜線「東鎌尾根」を上って槍ヶ岳を目指すことにしました。
私はエキスパートの二人について行くかたちです。
この稜線「東鎌尾根」を上って槍ヶ岳を目指すことにしました。
私はエキスパートの二人について行くかたちです。
稜線は新雪のナイフリッジや雪庇ですが、先行PTがトレースをつけてくれたので本当に助かりました。
Wさん、Kさんは「先行PTを追い抜いてトレースをつけようか？」と話していましたが、そうすると私一人を置いていくことになるので、わざとゆっくり進んでくれたのです。（先行PTのみなさん悪く思わないでください。追いつかなかった原因は私なんです。）
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5/3 10:31
Wさん、Kさんは「先行PTを追い抜いてトレースをつけようか？」と話していましたが、そうすると私一人を置いていくことになるので、わざとゆっくり進んでくれたのです。
（先行PTのみなさん悪く思わないでください。追いつかなかった原因は私なんです。）
（先行PTのみなさん悪く思わないでください。追いつかなかった原因は私なんです。）
10:31 右手に大きく雪庇が張り出している部分が見えます。あそこを行くわけです。
10:37 私が遅れるので、二人は時々止まって待っていてくれます。風もおさまり寒さは感じませんでした。
槍ヶ岳はまだあんなに遠くです。
雪庇が大きく張り出しています。あの上を行くことになります。
雪庇が大きく張り出しています。あの上を行くことになります。
ピークの上に先行PTが見えます。岩稜と雪のミックス地帯でロープを出していたようです。
私たちはWアックスで登りました。
私たちはWアックスで登りました。
12:03 ゆっくり歩いてくれるのですが、どうしても遅れます。
13:00 ようやく「ヒュッテ大槍」が見えるところまできました。小屋は冬季休業中で、槍沢から上がるルートも（今は）ありません。
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5/3 13:00
13:00 ようやく「ヒュッテ大槍」が見えるところまできました。小屋は冬季休業中で、槍沢から上がるルートも（今は）ありません。
13:08 小屋の裏から撮った槍ヶ岳。
まったく無人で新雪だけの世界でした。
ここで昼食をとりました。
まったく無人で新雪だけの世界でした。
ここで昼食をとりました。
13:42 「いったん槍沢へ下り、殺生ヒュッテのあたりから槍の肩に上がる」ことも考えましたが、斜面は雪崩が起きそうなところばかりで、下れるルートが見つかりません。
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5/3 13:42
13:42 「いったん槍沢へ下り、殺生ヒュッテのあたりから槍の肩に上がる」ことも考えましたが、斜面は雪崩が起きそうなところばかりで、下れるルートが見つかりません。
14:31 尾根から殺生ヒュッテ方面への下降ポイント。（雪崩の危険があり下れない！） 昨年9月の地震（私は北鎌にいた！）で登山路が崩壊した部分があり、夏は通行不可になってます。
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5/3 14:31
14:31 尾根から殺生ヒュッテ方面への下降ポイント。（雪崩の危険があり下れない！） 昨年9月の地震（私は北鎌にいた！）で登山路が崩壊した部分があり、夏は通行不可になってます。
14:31 「雪と氷がついていれば、アイゼンとWアックスでトラバースできるのではないか？」と考え、先に進みました。雪崩の危険性を考えると下る選択肢はありません。
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5/3 14:31
14:31 「雪と氷がついていれば、アイゼンとWアックスでトラバースできるのではないか？」と考え、先に進みました。雪崩の危険性を考えると下る選択肢はありません。
15:02 ここが「崩壊個所」だと思います。「雪が付いていれば通過できる」と判断しました。槍ヶ岳山荘から200mくらい手前の所です。
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5/3 15:02
15:02 ここが「崩壊個所」だと思います。「雪が付いていれば通過できる」と判断しました。槍ヶ岳山荘から200mくらい手前の所です。
15:28 槍ヶ岳山荘が近づいてきました。私は踏み跡を使わせていただきましたが、2人は意図的にトレースを外して自分の足跡をつけていました。
「山屋のプライド」を感じました！おそらく私がいない状態で、先行PTを追い抜いたら、ガンガンと新雪にトレースをつけて行ったことでしょう。
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5/3 15:28
15:28 槍ヶ岳山荘が近づいてきました。
私は踏み跡を使わせていただきましたが、2人は意図的にトレースを外して自分の足跡をつけていました。
「山屋のプライド」を感じました！おそらく私がいない状態で、先行PTを追い抜いたら、ガンガンと新雪にトレースをつけて行ったことでしょう。
私は踏み跡を使わせていただきましたが、2人は意図的にトレースを外して自分の足跡をつけていました。
「山屋のプライド」を感じました！おそらく私がいない状態で、先行PTを追い抜いたら、ガンガンと新雪にトレースをつけて行ったことでしょう。
15:43 槍ヶ岳の肩に到着。二人は明日の登頂を目指して、ここでテン泊。
「ありがとうございました！」
私一人が空身で山頂に向かいます。もう誰も登っている人はいません。
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5/3 15:43
15:43 槍ヶ岳の肩に到着。
二人は明日の登頂を目指して、ここでテン泊。
「ありがとうございました！」
私一人が空身で山頂に向かいます。もう誰も登っている人はいません。
二人は明日の登頂を目指して、ここでテン泊。
「ありがとうございました！」
私一人が空身で山頂に向かいます。もう誰も登っている人はいません。
16:27 槍ヶ岳山頂です。 肩から25分くらいかかりました。
16:29 山頂には2人いて、写真を撮ってもらいました。
快晴で風も弱く、なんとラッキーなことか！
快晴で風も弱く、なんとラッキーなことか！
16:29 すぐに下山します。本日はババ平まで降りる予定です。
17:40 どんどん日が暮れてきます。大曲のあたりで真っ暗になてしまいました。ライト点灯して歩き続けます。
ババ平に到着したのは19:38でした。テントを張り、行動食を口にしただけでシュラフにはいりましたが、寒くて熟睡はできませんでした。写真は翌朝のものです。
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5/4 6:25
ババ平に到着したのは19:38でした。テントを張り、行動食を口にしただけでシュラフにはいりましたが、寒くて熟睡はできませんでした。
写真は翌朝のものです。
写真は翌朝のものです。
7:34 昨日からずっと背負ってきた「水」で朝食です。ところが、8:00くらいから暴風が吹き荒れて、テントが飛ばされてしまったのです！（アックスとバイルのブレードで固定していたのに）
槍の肩でテン泊した2人からは「暴風で登頂はできない」とラインがはいりました。（残念ですが、次回こそしっかり北鎌尾根から登頂してください！）
1
5/4 7:34
7:34 昨日からずっと背負ってきた「水」で朝食です。
ところが、8:00くらいから暴風が吹き荒れて、テントが飛ばされてしまったのです！（アックスとバイルのブレードで固定していたのに）
槍の肩でテン泊した2人からは「暴風で登頂はできない」とラインがはいりました。（残念ですが、次回こそしっかり北鎌尾根から登頂してください！）
ところが、8:00くらいから暴風が吹き荒れて、テントが飛ばされてしまったのです！（アックスとバイルのブレードで固定していたのに）
槍の肩でテン泊した2人からは「暴風で登頂はできない」とラインがはいりました。（残念ですが、次回こそしっかり北鎌尾根から登頂してください！）
10:47 少しだけ風が弱まったので大急ぎでテントを撤収。
昨日上った「東鎌尾根」を仰ぎ見ます。
昨日上った「東鎌尾根」を仰ぎ見ます。
ババ平では数多くの（無人）テントが風で飛ばされて木にひっかかっていました。このテントのように耐風対策をすることが必要なんですね。（谷底の風をなめてはいけません！）
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5/4 10:47
ババ平では数多くの（無人）テントが風で飛ばされて木にひっかかっていました。このテントのように耐風対策をすることが必要なんですね。（谷底の風をなめてはいけません！）
10:48 風が強すぎてテントがたためないので、そのままザックに押し込みます。
11:29 下山開始。アイゼンはしまいました。
槍沢ロッヂで牛丼食べて、のんびり下ります。
槍沢ロッヂで牛丼食べて、のんびり下ります。
16:39 河童橋到着。 WさんとKさんのおかげで無事に戻ることができました。感謝の念に絶えません。
★今回の「水俣乗越での判断」は正解だったと思います。あのまま北鎌に入っていたら、雪崩をさけて稜線に到達したとしても「今朝の暴風」吹き飛ばされていたように思うのです。
5/4 16:39
16:39 河童橋到着。
WさんとKさんのおかげで無事に戻ることができました。感謝の念に絶えません。
★今回の「水俣乗越での判断」は正解だったと思います。あのまま北鎌に入っていたら、雪崩をさけて稜線に到達したとしても「今朝の暴風」吹き飛ばされていたように思うのです。
WさんとKさんのおかげで無事に戻ることができました。感謝の念に絶えません。
★今回の「水俣乗越での判断」は正解だったと思います。あのまま北鎌に入っていたら、雪崩をさけて稜線に到達したとしても「今朝の暴風」吹き飛ばされていたように思うのです。
撮影機器：
感想
☆「げんげんチャンネル」さんの動画に私が出ているのでお借りしました。後半３分の1くらいところ。ババ平のテント崩壊シーンです。
当初、3泊で「北鎌尾根」からの登頂を予定していまいたが、2日に30�僂寮兩磴�あり、水俣乗越で「雪崩の危険性」を感じたためにルートを「東鎌尾根」に変更しました。
★ 「雪崩の危険性に関する考察」は、画像の17〜21をご覧ください。
最終的には「運」というファクターがあるのですが、それを招きこむために、最大の理性的・合理的な判断が求められるのだと思います。
自然はいつも私たちに多くのことを学ばせてくれます。
『これからも謙虚な姿勢で山に臨みたいと思います。』 行峰
※ 加えて「仲間運」にも恵まれた山行でした。Kさん、Wさん、ありがとうございます。おかげで無事に下山することができました。
お二人の「北鎌尾根」からの（初）登頂を祈念しています。
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無雪期ピークハント／縦走
槍・穂高・乗鞍 [5日]
中房温泉から上高地まで表銀座ルート縦走 燕岳（合戦尾根） 大天井岳（表銀座） 西岳（喜作新道） 槍ヶ岳(東鎌尾根)
利用交通機関：
電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
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2024年05月18日 [B]
槍ヶ岳
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槍ヶ岳
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山荘直下の雪壁を越えて槍ヶ岳へ(上高地から)
2024年05月10日 [B]
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2024年05月09日 [B]
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