本気! 死ぬ気で【八ヶ岳連峰】全山ワンディ大縦走45km
- GPS
- 21:22
- 距離
- 41.3km
- 登り
- 4,409m
- 下り
- 3,677m
コースタイム
01:13 富士見平登山口
02:54 編笠山
03:55 権現岳
04:43 キレット
05:53 赤岳
06:52 横岳
07:25 硫黄岳
08:38 天狗岳
09:30 中山展望台
10:44 麦草峠
11:28 茶臼岳
11:56 縞枯山
13:10 北横岳
14:21 天祥寺平
15:33 蓼科山
16:45 蓼科山登山口、下山
天候 | 一日晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー 自家用車
道の駅こぶちさわ ★蓼科高原ラウンドバス http://www.alpico.co.jp/access/suwa/ 蓼科山登山口〜茅野駅 \1350円 ★JR茅野駅〜小淵沢駅 \410円 ★タクシー 小淵沢駅〜道の駅小淵沢 \1090円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<<八ヶ岳全山 大展望のダイナミック縦走路を一日で歩く>> 小淵沢〜観音平〜編笠山〜権現岳〜キレット〜赤岳〜横岳〜硫黄岳〜天狗岳〜麦草峠〜縞枯山〜北横岳〜蓼科山〜蓼科山登山口 人気の縦走路なので整備されよく踏み込まれている。 登山道全般的に岩や石が多く歩きにくい。 アップダウン多し。 山小屋が充実してる。 エスケープルートが多く、下山した後の交通機関もしっかり。 <<日帰りで挑戦するにあたって>> 小渕沢〜赤岳・赤岳〜麦草峠・麦草峠〜蓼科山を前中後に分け、 赤岳まで6時間 麦草峠まで4時間 蓼科山まで5時間 と設定した。 だが、終わって見れば16時間50分と一時間以上タイムオーバーしていた。 今回、走ることはしないで普通に歩きました。 全部歩き通すとなると、登山口または駅を暗い時間に出発が基本となる。 日の出まで5時間と真っ暗の中、登山道をナイトハイクする。 暗くても編笠山・権現岳・キレットなど、危険箇所の通過は問題なかった。 いきなりナイトハイクの挑戦は危ないので、事前の下調べや一度は歩いておくこと。 今回、最終バスの乗車時間に間に合わすため、16時間あってもゆったり休憩する時間はなかった。 赤岳までが勝負で6時間を越えると、下山後のバス乗車に間に合わなくなる。 ★注意しておきたいのが様々なトラブル。 縦走中、何が起きてもおかしくない。 転倒・滑落・怪我・病気と様々。 今回、天狗岳を過ぎたあたりから、片方のももに違和感が現れ、次第に痛くなり始め、歩くのが苦痛になってしまった(特に下り時) 今回が最後と思い、痛くても我慢し続けなんとか歩き通すことができた。 達成するなら万全の体調で挑みたい。 今回、飲料水は2ℓ おにぎり3 パン1 ゼリー1 山小屋が充実してるので、食事や飲料水については問題なかった。 ★下山後バス時間を要確認。 蓼科高原ラウンドバスの本数が一日4便しかなく、最終が16:50(蓼科山登山口) あと北八ヶ岳ロープウェイ〜茅野駅のバスも運行してる(ロープウェイ入口)「こちらも一日6便と少ない」 乗車できなかったら、タクシーで駅までと高額になってしまうでしょう。 |
その他周辺情報 | 下山後の温泉 道の駅小淵沢に「延命の湯」があります。 http://www.spatio.jp/hotspring/ |
写真
感想
去年6月に八ヶ岳全山日帰り縦走をして、蓼科山は登らず時間切れ敗退となってしまった。
その経験を生かし、今回の挑戦(リベンジ)となった。
だが、去年と比べると明らかに脚力が落ちている。
また敗退しないか心配だが、駄目もとで挑戦してみました。
挑戦当日、夜は星空が広がり日中は晴に恵まれた。
夜中の稜線歩きは寒かったが、日が昇るにつれ気温も上昇。
秋風も心地よく快適でありました。
まずは前半戦。
観音平を出発して赤岳まで順調に進むことができました。
赤岳まで滑落・転倒に注意しナイトハイク。
もう何度も歩いてるので問題はなかった。
これから向かう蓼科山が遠く見えて、「あそこまで行くんかい!」と意気消沈。
無事、麦草峠に着きたいものだ。
お次は中盤戦。
赤岳から麦草峠と勝手に・・・(汗)
この区間も天狗岳まで問題なく進むことができた。
が・・・しかし、天狗からの下り道で脚のももに違和感が現れる。
徐々に痛みが増し、特に下り時は激痛が走る。
麦草峠にやっとこさ到着し、ここから茅野駅までバスがあるのだが、こんなとこで敗退は嫌なので、とりあえず八ヶ岳ロープウェイまで頑張ってみることにした。
この片足の激痛だけで、他は疲れも痛みもなく問題なかった。
さあ後半戦。
この痛さは上りでは耐えれるけど、片方の足をかばいながらの下りは辛すぎる。
ときどきずっこけそうになる。
茶臼岳〜縞枯山〜北横岳と、激痛とアップダウンに泣かされる。
ハイカーさんで賑わう北横岳で、ようやく蓼科山が近くに見える。
ここで最終バスり時間が迫ってるのに気づく。
とりあえず、天祥寺平に着いてから考えようと思った。
ここから高低差600m下げることになる。
14:20激痛に耐えて、ようやく天祥寺平に着いた。
行動時間はあと2時間30分しかない。
地図のコースタイムだとバスの時間まで間に合わない。
だが、平常な私ならば難なく行けるが、なんせ痛みをこらえての蓼科山越えだから心配。
「間に合わなかったらタクシーでもいいや」と思い突撃!!!
最後にして高低差600mの登り返し。
ホンマ・・・死に物狂いで登ってしまったぜぇ〜!
でも、登っても登っても山荘が見えてこないから不安になってもた(笑)
ようやく蓼科山に着いてゆっくり感激に浸りたいが、時間が迫ってるので急いで写真を撮り下山開始。
蓼科山登山口まで70分。
この延々と続く激下りも、痛さなど何にも考えずに行く。
ようやく車道が見え、バス停に通過時刻5分前に下山することができた。
ホンマ・・・あ〜しんどぉ〜♪
八ヶ岳全山日帰り縦走は・・・もう二度としなくてもいい。
次はゆったりテント泊で縦走しよう\(^o^)/
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