記録ID: 485061
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
道東・知床
知床連山/ 木下小屋からカムイワッカの滝へ
2014年07月18日(金) 〜
2014年07月20日(日)



- GPS
- 56:00
- 距離
- 19.4km
- 登り
- 2,140m
- 下り
- 2,099m
コースタイム
第1日目
5:40 木下小屋
6:50 オホーツク展望
9:00 極楽平
11:10 大沢出合
12:40 羅臼平
14:30 三ッ峰テン場
第2日目
6:40 三ッ峰テン場
7:40 サシルイ岳ケルン
8:40 ミクリ沼
9:30 オッカバケ岳
10:10 二ッ池
12:30 南岳
13:20 知円別平
13:35 知円別分岐
14:00 中の廊下
15:00 第二前衛峰
15:40 第一火口分岐
16:10 第一火口テン場
第3日目
6:20 第一火口テン場出発
8:10〜8:40 硫黄山頂上
9:25 屋根大岩
11:10 大沢出合
14:15 硫黄山登山口
14:30 カムイワッカの滝駐車場
5:40 木下小屋
6:50 オホーツク展望
9:00 極楽平
11:10 大沢出合
12:40 羅臼平
14:30 三ッ峰テン場
第2日目
6:40 三ッ峰テン場
7:40 サシルイ岳ケルン
8:40 ミクリ沼
9:30 オッカバケ岳
10:10 二ッ池
12:30 南岳
13:20 知円別平
13:35 知円別分岐
14:00 中の廊下
15:00 第二前衛峰
15:40 第一火口分岐
16:10 第一火口テン場
第3日目
6:20 第一火口テン場出発
8:10〜8:40 硫黄山頂上
9:25 屋根大岩
11:10 大沢出合
14:15 硫黄山登山口
14:30 カムイワッカの滝駐車場
天候 | 1日目 晴れ 2日目 午前は濃い霧、硫黄山界隈は晴れ 3日目 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
地図はGPS軌跡ではありません。GPS軌跡はsato_miuさんのレコを参照してください。 木下小屋から羅臼平まではポピュラーなルートなので比較的歩きやすくなっています。 大沢は最初は雪渓ですが、中間部あたりから夏道で大岩越えになります。 雪渓の方がずーっと歩きやすいです。 三峰の取り付きからはお花が満開でしたが、ハイマツ帯の連続で急激に視野が狭くなります。 ハイマツ帯を歩く時は突発的にクマと遭遇する危険性が高まります。 三峰のキャンプ地は2ブロックにわかれ最大で小型テント8張りでしょう。 水は雪渓尻で撮るほうが良いです。テン場でも採れますが途中が淀んでいます。 三峰のテン場から第一火口のキャンプ地までが知床連山の核心部になります。 朝から濃い霧に包まれましたが道ははっきりとしています。 ただ長い雪渓に入ると出口をロストしがちになります。 ピンクテープも所々に着いていますが見難く古いので色が抜けています。 時として川なのか登山道なのか?といった場所もあります。 知円別岳分岐から第一火口分岐までは気を抜くことができません。 火山礫が砂礫化し足元が非常に不安定です。 また、ここに来ると風の通り道となっているため急に風が強くなります。 強風時の歩行は困難になると思います。 お天気が良くても風が強い時は進むべきか一考が必要です。 第一火口のキャンプ地は、テントを張るスペースが不明瞭です。 また、雪渓がまだ固くしまっており水を採るのに苦労します。 特に朝は気温が下がっているため水が枯れます。 前日に確保しておくほうが無難だと思います。 できれば浄水器を持って行くことをお勧めします。 第一火口分岐から硫黄山に向かう際は、まずザレ場の急斜面を下ります。 ここは意外と危険です。 硫黄山から尾根大岩〜大沢出合までは沢下りになります。 一部雪渓もありますが、巻き道となっている場所は非常に歩きにくく滑りやすくなっています。 沢歩行もマーキングがほとんどないので自分でキープする必要があります。 大沢出合から新火口までは延々と続くハイマツトンネル急坂です。 最後に来て疲れている身にはかなり堪えます。 最も足元に注意が必要になる場所です。 新火口周辺は野ざらし状態の大岩渡りです。 快晴時の炎天下歩行で水を消耗しますし、逆に悪天候時は道をロストする危険性が高まります。 岩にペイントがありますが非常に見つけにくいと思います。 |
写真
二日目は乳白色の朝でした。
深い霧が全てを包み込んでいます。
カメラバッグからカメラを取り出すことはほとんどありませんでした。
ミクリ沼。
コースのほとんどがハイマツトンネルなんですが
突然こうしてお花畑が現れます。
その度に「おっ〜〜〜!!」って声が(笑)
お天気がねぇ〜〜。。。
深い霧が全てを包み込んでいます。
カメラバッグからカメラを取り出すことはほとんどありませんでした。
ミクリ沼。
コースのほとんどがハイマツトンネルなんですが
突然こうしてお花畑が現れます。
その度に「おっ〜〜〜!!」って声が(笑)
お天気がねぇ〜〜。。。
知円別岳あたりで霧の世界を抜け出しました。
でも、知円別岳から第一火口分岐までの恐怖の時間。
ここも一見大したことが無いように見えますが
強風下ではほぼ四つん這い状態で暴風体勢です^^;;
でも、知円別岳から第一火口分岐までの恐怖の時間。
ここも一見大したことが無いように見えますが
強風下ではほぼ四つん這い状態で暴風体勢です^^;;
第一火口から見上げたアーバンロートに染まった中の廊下。
正直言って、あんな所は二度と歩きたくない!
と思っていましたが、この光景を目の当たりにすると
今度こそ撮影機材をフル装備で来ようと・・・(笑)
正直言って、あんな所は二度と歩きたくない!
と思っていましたが、この光景を目の当たりにすると
今度こそ撮影機材をフル装備で来ようと・・・(笑)
撮影機器:
感想
知床連山縦走を計画してから約1年。
ようやく実現にこぎつけました。
この計画を遂行するにあたりバディとなってくれたsatoさんの存在はかかせません。
satoさんにあらためて感謝致します。
ありがとうございました。
撮影目的以外に山に登った事がない自分が、初めて三脚と交換レンズも宿に残して挑んだ知床連山縦走。
核心部は生憎のガスの中となり、期待に胸を膨らませていた眺望を目にすることはできなかった。
とは言っても、ハイマツ帯を抜ける度に現れるお花畑では十分に感動した。
できるなら自分の手で全てを絵にしたいと思った。
来年は機材と装備を充実させ今一度この地を踏もうと思う。
1週間、いや10日間の山籠りが必要になるかも知れない。
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