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Yamareco

記録ID: 516668
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

高見石小屋でアイスコーヒーを飲んで助かった!八ヶ岳縦走(観音平→高見石小屋経由で渋の湯)

2014年09月20日(土) 〜 2014年09月22日(月)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
20:45
距離
27.9km
登り
2,632m
下り
2,268m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:40
休憩
0:40
合計
5:20
距離 7.2km 登り 1,296m 下り 115m
9:33
43
10:16
10:24
126
12:30
12:54
25
13:19
38
13:57
14:05
48
14:53
2日目
山行
6:11
休憩
1:02
合計
7:13
距離 7.9km 登り 818m 下り 827m
7:16
1
7:17
7:19
98
8:57
9:13
135
11:28
12:07
31
12:38
65
13:43
13:48
41
3日目
山行
5:50
休憩
1:52
合計
7:42
距離 12.8km 登り 527m 下り 1,347m
6:57
20
7:17
7:32
38
8:10
8:13
44
8:57
9:09
26
9:35
9:53
47
10:40
10:55
26
11:21
11:50
66
12:56
13:12
83
14:35
14:39
0
14:39
ゴール地点
天候 9/20:曇ときどき晴
9/21:快晴
9/22:快晴
過去天気図(気象庁) 2014年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
●往路
train 07:21発 立川駅(スーパーあずさ1号 [松本行き])→08:56着 小淵沢駅
car 09:00発 小淵沢駅(タクシー)→09:20着 観音平登山口(3,340円)
●復路
bus 14:50発 渋の湯バス停(諏訪バス 奥蓼科渋の湯線)→15:41着 茅野駅バス停
train 15:50発 茅野駅(あずさ24号 [新宿行き])→17:40着 立川駅
コース状況/
危険箇所等
≪コース状況≫
●観音平登山口→編笠山→権現岳
 特に危険な箇所はありませんでした。
●権現岳→赤岳(キレット)
 鎖場も多く、鎖が無くても気を抜けない箇所が多く、今回の行程の中で一番危ないと感じました(横岳よりも危ないと思います)。なお、権現岳からキレット小屋までの間は、有名な長いハシゴがある程度で、危険な個所は赤岳への登りに集中しています。あと、赤岳への登りの途中に一箇所、岩に付けられている白丸のマーキングがコース外の危なそうな斜面に付いている箇所がありました(私の通ったルートにもマーキングがありました)。
●赤岳→横岳→硫黄岳
 横岳は鎖場も多く、鎖が無くても岩場を登る箇所が何か所もあり、岩稜に慣れていない方は危険を感じると思います。
●硫黄岳→根石岳→東天狗→中山峠
 特に危険な箇所はありませんが、足元は大小の岩だらけです。東天狗周辺は岩も大きく、初心者は難儀するかもしれません。
●中山峠→中山→高見石小屋
 特に危険な箇所はありませんが、中山から高見石小屋への下りは、やはり足元が岩だらけです。
●高見石小屋→渋の湯
 途中20〜30分ほど、賽ノ河原と呼ばれる1〜2mの巨岩で埋め尽くされた沢(水はない)を下ります。巨岩の上を飛び移っていくしか選択肢がないので、雨で濡れている時は要注意だと思います。

≪登山ポスト≫
・観音平登山口(駐車場)にあります。
≪トイレ≫
・観音平登山口には簡易トイレが設置されています。
・渋の湯にもトイレがあります。
・あとは各山小屋にトイレがあるのみ。
≪水≫
・権現小屋では水はボトルの販売のみです。手を洗う水道さえありません。
・キレット小屋の水場は涸れているそうです。
・硫黄岳山荘では、宿泊者は無料で飲料水を頂けます。それ以外の方は1リットル100円。
観音平登山口の登山ポストに計画書を提出
2014年09月20日 09:32撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
9/20 9:32
観音平登山口の登山ポストに計画書を提出
登山口はこんな感じの道です
2014年09月20日 09:32撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
9/20 9:32
登山口はこんな感じの道です
足元に岩が増えてきました
2014年09月20日 11:57撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
9/20 11:57
足元に岩が増えてきました
編笠山山頂に到着
2014年09月20日 12:38撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
9/20 12:38
編笠山山頂に到着
青年小屋が見えてきた
2014年09月20日 13:01撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
9/20 13:01
青年小屋が見えてきた
青年小屋とギボシ、権現岳
2014年09月20日 13:09撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
9/20 13:09
青年小屋とギボシ、権現岳
権現小屋がはっきりと見えてきた
2014年09月20日 14:27撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
9/20 14:27
権現小屋がはっきりと見えてきた
この夏から権現小屋に現れた野良猫。野良猫って標高2700mまで上がってくるものなんですね。
2014年09月20日 14:53撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
3
9/20 14:53
この夏から権現小屋に現れた野良猫。野良猫って標高2700mまで上がってくるものなんですね。
カメラの水準器を使って水平を保って撮ったのですが...。ドラム缶の角度は正しいので、傾いているのはやはり小屋なのだと思います。小屋の中にいると水平感覚が狂って困ります。何が水平なのやら...
2014年09月20日 14:56撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
9/20 14:56
カメラの水準器を使って水平を保って撮ったのですが...。ドラム缶の角度は正しいので、傾いているのはやはり小屋なのだと思います。小屋の中にいると水平感覚が狂って困ります。何が水平なのやら...
権現岳山頂より編笠山を望む。南アルプスの山々も雲の上に顔を出しています。
2014年09月20日 15:30撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
9/20 15:30
権現岳山頂より編笠山を望む。南アルプスの山々も雲の上に顔を出しています。
権現岳山頂のプレートは岩の上にあります。この上の岩にも登ってみました。向こう側へ落ちたら死にます。
2014年09月20日 15:36撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
1
9/20 15:36
権現岳山頂のプレートは岩の上にあります。この上の岩にも登ってみました。向こう側へ落ちたら死にます。
雲間から赤岳が見えてきました
2014年09月20日 15:40撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
9/20 15:40
雲間から赤岳が見えてきました
夕焼けに赤く染まる赤岳と阿弥陀岳。権現小屋に泊まったからこそ見られた美しい光景でした。
2014年09月20日 17:45撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
9/20 17:45
夕焼けに赤く染まる赤岳と阿弥陀岳。権現小屋に泊まったからこそ見られた美しい光景でした。
日の出。今日は良い天気になりそうだ♪
2014年09月21日 05:27撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
1
9/21 5:27
日の出。今日は良い天気になりそうだ♪
権現岳山頂と富士山
2014年09月21日 05:29撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
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9/21 5:29
権現岳山頂と富士山
権現岳山頂から見る権現小屋。こちらから見ると、そんなに傾いていないような...
2014年09月21日 07:20撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
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9/21 7:20
権現岳山頂から見る権現小屋。こちらから見ると、そんなに傾いていないような...
これから向かうキレットと赤岳。今日は快晴です♪
2014年09月21日 07:25撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
9/21 7:25
これから向かうキレットと赤岳。今日は快晴です♪
権現岳を出てすぐに、有名な長バシゴが出現。これを下ります。
2014年09月21日 07:30撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
9/21 7:30
権現岳を出てすぐに、有名な長バシゴが出現。これを下ります。
下から見上げてみる。支柱が細いのが怖いです
2014年09月21日 07:34撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
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9/21 7:34
下から見上げてみる。支柱が細いのが怖いです
赤岳と阿弥陀岳が大きくなってきました。このツーショットは本当に絵になります。
2014年09月21日 08:04撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
9/21 8:04
赤岳と阿弥陀岳が大きくなってきました。このツーショットは本当に絵になります。
キレットの赤岳への登りは、こんな感じです。これからキレットへ挑む方の参考になるように、大きな元画像を載せておきます。拡大してご覧ください。
2014年09月21日 10:15撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
9/21 10:15
キレットの赤岳への登りは、こんな感じです。これからキレットへ挑む方の参考になるように、大きな元画像を載せておきます。拡大してご覧ください。
トラバースして鎖が付いています。これも画像を拡大して確認してみてください。
2014年09月21日 10:32撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
9/21 10:32
トラバースして鎖が付いています。これも画像を拡大して確認してみてください。
赤岳の山頂が近づいてきました。あともう一息。
2014年09月21日 10:44撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
9/21 10:44
赤岳の山頂が近づいてきました。あともう一息。
通ってきたキレットを振り返る。あんなところをよく通ってきたなあ。
2014年09月21日 10:48撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
9/21 10:48
通ってきたキレットを振り返る。あんなところをよく通ってきたなあ。
赤岳山頂
2014年09月21日 11:36撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
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9/21 11:36
赤岳山頂
赤岳山頂は今日も賑わっていました
2014年09月21日 11:37撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
9/21 11:37
赤岳山頂は今日も賑わっていました
天気が良いので、これから向かう横岳、硫黄岳、天狗岳などが綺麗に見えています。
2014年09月21日 11:44撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
9/21 11:44
天気が良いので、これから向かう横岳、硫黄岳、天狗岳などが綺麗に見えています。
横岳から振り返って赤岳を望む
2014年09月21日 13:05撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
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9/21 13:05
横岳から振り返って赤岳を望む
横岳山頂
2014年09月21日 13:55撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
9/21 13:55
横岳山頂
大同心。拡大して見てみてください。トップあたりに取り付いているクライマーがいます。こんなところ、登れる人がいるんだ〜
2014年09月21日 13:56撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
9/21 13:56
大同心。拡大して見てみてください。トップあたりに取り付いているクライマーがいます。こんなところ、登れる人がいるんだ〜
これがカニの横ばい?まあ、気を付けていれば大丈夫です。
2014年09月21日 14:03撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
9/21 14:03
これがカニの横ばい?まあ、気を付けていれば大丈夫です。
縦走三日目は硫黄岳への登りからスタート。ケルンが整然と並んでいます。
2014年09月22日 07:03撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
9/22 7:03
縦走三日目は硫黄岳への登りからスタート。ケルンが整然と並んでいます。
雲海に浮かぶ(奥秩父の?)山々
2014年09月22日 07:04撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
9/22 7:04
雲海に浮かぶ(奥秩父の?)山々
阿弥陀岳と南アルプスの山々
2014年09月22日 07:19撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
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9/22 7:19
阿弥陀岳と南アルプスの山々
硫黄岳の爆裂火口
2014年09月22日 07:25撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
9/22 7:25
硫黄岳の爆裂火口
爆裂火口の下を覗き込んでみるけど、噴火口は無い
2014年09月22日 07:27撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
9/22 7:27
爆裂火口の下を覗き込んでみるけど、噴火口は無い
硫黄岳山頂
2014年09月22日 07:30撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
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9/22 7:30
硫黄岳山頂
これから向かう東西天狗。雲の上に蓼科山
2014年09月22日 07:32撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
9/22 7:32
これから向かう東西天狗。雲の上に蓼科山
東天狗山頂。西天狗往復は時間の都合で諦めました。
2014年09月22日 09:37撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
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9/22 9:37
東天狗山頂。西天狗往復は時間の都合で諦めました。
振り返って、根石岳、硫黄岳、その向こうに赤岳と阿弥陀岳
2014年09月22日 09:39撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
9/22 9:39
振り返って、根石岳、硫黄岳、その向こうに赤岳と阿弥陀岳
中山峠。進行方向は直進なのだけど...
2014年09月22日 10:52撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
9/22 10:52
中山峠。進行方向は直進なのだけど...
振り返って東西天狗
2014年09月22日 11:01撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
9/22 11:01
振り返って東西天狗
中山山頂(中山展望台)
2014年09月22日 11:54撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
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9/22 11:54
中山山頂(中山展望台)
中山から高見石小屋への下りは、ずっとこんな感じ
2014年09月22日 12:38撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
9/22 12:38
中山から高見石小屋への下りは、ずっとこんな感じ
高見石小屋に近づくと、苔むした素敵な感じに。ここは確か「オコジョの森」と書かれていました。
2014年09月22日 12:48撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
9/22 12:48
高見石小屋に近づくと、苔むした素敵な感じに。ここは確か「オコジョの森」と書かれていました。
高見石小屋から渋の湯への道は、最初はこんな苔むした雰囲気のある道。こんなに歩きやすいのは最初だけでした。
2014年09月22日 13:20撮影 by  COOLPIX A, NIKON CORPORATION
1
9/22 13:20
高見石小屋から渋の湯への道は、最初はこんな苔むした雰囲気のある道。こんなに歩きやすいのは最初だけでした。
撮影機器:

装備

個人装備
ヘッドランプ
1
予備電池
1
コンパス
1
雨具
1
ザックのレインカバー
1
一日2リットル
非常食
行動食
医薬品
タオル
ティッシュ
手袋
イボ付き軍手
ゴミ袋
帽子
1
ウェットティシュ
1
携帯電話
1
時計
1
筆記具
1
保険証
1
計画書
1
1/25,000地形図
1
フリース
1
軽量ダウン
1
初日の昼食
1
日焼け止め
1
共同装備
ツェルト
1
ファーストエイドキット
1
テーピングテープ含む
ガイド地図
1

感想

本当に楽しい三日間の縦走だった。八ヶ岳の南の端からキレットを超えて麦草峠まで縦走する今回の山行、最大のドラマはクライマックスに発生した。

≪まずは最後のアクシデントから≫
最終日、時刻は13:00過ぎ。ようやく高見石小屋に到着。あとは麦草峠までコースタイムで1時間の行程。麦草峠の最終バスは15:20。このバスに間に合わなかったら、もう一泊しなければならないので、朝から時間を気にして行動していた。

どう考えても余裕があるので、高見石小屋でアイスコーヒーを飲んでいくことにした。で、氷の浮かんだ美味しいアイスコーヒーを山の中で飲む贅沢に浸りながら、麦草峠の最終バスに乗る予定であることを小屋番さんに話した。

そうしたら、小屋番さんの口から衝撃の一言。
「麦草峠のバスは土日だけなので、今日はありませんよ。」
いや〜、本当に衝撃だった(笑)。スマフォで時刻表を確認してみたが、確かに土日しか運行していない。計画時に、各バスの運航日は気を付けて確認したつもりだったのに...。けど、無いものはない(笑)。

「ここから一番近いのは渋の湯で、最終バスは14:50です。」小屋番さんが親切に教えてくれた。渋の湯まで、小屋番さんが普通に歩いて1時間半の距離だそうだ。時刻は13:10。ええ、疲れた脚に鞭打って、渋の湯まで頑張りましたよ。途中、賽の河原という巨岩が川のように流れている奇妙な箇所を通ったのだけど、写真を撮る余裕すらなく、ひたすらに渋の湯を目指した。

結果、なんとかギリギリでバスに間に合った。本当に疲れた〜。それにしても、この日に帰れたのは高見石小屋の小屋番さんのお蔭。本当に感謝!

一つ失敗したのは、麦草峠15:20のバスを目指していることを、道中何人かの方にお話しして、そのうちの一人の若いお兄さんが、目的地を麦草峠に変えたかもしれないこと。中山峠を北上したから、そうなのかもあなぁ〜。もしそうなら、本当に申し訳ないことをしてしまった。m(__)m

≪キレット≫
去年、赤岳に初めて登った直後に知ったキレットの存在。少し危なそう。景色も良さそう。ということで、その絶景を拝むのが今回の山行の目的。

なかなか楽しいコースだった。こういうスリルのあるコースを言葉で表現するのは難しいが、横岳よりもスリルがあって楽しかった。キレットの後に通った赤岳は、去年登った時は怖いと感じたけど、今年は拍子抜けするほど簡単で、特に危険は感じなかった。キレットで神経が慣らされたのだろう。

≪権現小屋≫
当初は青年小屋に泊まる予定だったが、初日に予定よりも快調に歩けたので、次の日の行程を楽にするために、そのまま権現小屋まで行くことにした。権現小屋は、建物が傾いていることで有名な、八ヶ岳でも味のある山小屋の一つ。

泊まった感想としては、「いや〜、本当に味わい深いw」。電気もなければ、水道もない小屋というのは、一泊ぐらいならば、その不便さを味として楽しむことができる。あと、この小屋の特筆としては、夕暮れの景色が絶景であること。夕日に赤く染まる赤岳と阿弥陀岳のツーショットは、ここまで来た登山者だけが堪能できる御褒美だと思う。

≪硫黄岳山荘≫
とても快適な山小屋だった。特に、有料シャワー(15分500円)は、縦走の汗を流せて本当に気持ちよかった。トイレが広々としていて綺麗で、山にいるのを忘れそうなほど。あと、働いている若い方々が、本当に気持ちのいい声で丁寧に接客してくれる(これが一番大事)。

食事の時や談話室で、他の登山者の方々と楽しくお話しさせていただいた。みなさん、色々な思いを抱いて八ヶ岳に来られている。次の日に満を持して横岳・赤岳に挑む人が多かったので、快晴だった翌日には素敵な登山を楽しめたことだろう。

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訪問者数:869人

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無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [3日]
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
権現岳→キレット→赤岳→美濃戸
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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