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Yamareco

記録ID: 5722229
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

鳳凰&白峰三山周遊(奈良田起点)

2023年07月15日(土) 〜 2023年07月17日(月)
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
33:45
距離
57.3km
登り
6,081m
下り
6,090m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:55
休憩
0:09
合計
7:04
17:02
17:04
130
19:14
19:14
81
20:35
20:39
93
22:12
22:15
104
23:59
2日目
山行
11:13
休憩
12:44
合計
23:57
0:02
56
0:58
0:59
12
1:11
1:21
21
1:42
1:49
11
2:00
2:01
4
2:05
2:06
102
3:48
3:49
47
4:36
4:36
44
5:20
5:21
22
5:43
5:46
25
6:11
6:44
47
7:31
7:31
4
7:35
7:53
30
8:23
8:25
12
8:37
8:37
33
9:10
9:10
44
9:54
10:00
27
10:27
10:28
62
11:30
11:30
8
11:38
11:38
4
13:01
23:11
24
23:35
23:36
23
3日目
山行
11:48
休憩
2:06
合計
13:54
0:33
0:40
48
1:28
1:28
79
2:47
2:53
7
3:00
3:07
36
3:43
3:47
13
4:00
4:01
16
4:17
4:24
13
4:37
4:37
17
5:08
5:38
34
6:12
6:12
43
6:55
7:03
46
7:49
7:52
63
8:55
8:55
22
9:17
9:38
23
10:01
10:06
78
11:24
11:51
65
12:56
12:56
11
13:07
13:07
22
13:29
13:29
17
13:46
13:46
9
13:55
13:55
6
14:01
14:01
1
14:02
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
路上駐車で溢れかえる奈良田集落だが、3連休初日の夕方にいくと駐車場に空車があった。
コース状況/
危険箇所等
初日から2日目はバリルートからの一般登山道
3日目は一般登山道
その他周辺情報 南御石小屋でカップラーメン。
薬師小屋でカップラーメンとコーラ。
広河原山荘で山菜そばとアイスとコーラ。
大門沢小屋でソーメンとコーラ。

下山後、六郷の里つむぎの湯
連休初日の悪天候を避けて15日の夕方にきた。路上駐車も多い奈良田集落付近の道路。この時間なので駐車場に停めれた。
2023年07月15日 16:54撮影 by  iPhone 12, Apple
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7/15 16:54
連休初日の悪天候を避けて15日の夕方にきた。路上駐車も多い奈良田集落付近の道路。この時間なので駐車場に停めれた。
今回は鳳凰と白峰の山塊を周遊する。奈良田から南アフロントトレイル方面に合流して鳳凰三山に向かう。
2023年07月15日 17:12撮影 by  iPhone 12, Apple
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7/15 17:12
今回は鳳凰と白峰の山塊を周遊する。奈良田から南アフロントトレイル方面に合流して鳳凰三山に向かう。
高山に向かう尾根の一つに取り付く。この数メートルが核心だった。
2023年07月15日 18:02撮影 by  iPhone 12, Apple
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7/15 18:02
高山に向かう尾根の一つに取り付く。この数メートルが核心だった。
登った後の道路を振り返って。
2023年07月15日 18:06撮影 by  iPhone 12, Apple
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7/15 18:06
登った後の道路を振り返って。
登ってしまえば植林帯。踏み跡もあり歩ける。
2023年07月15日 18:08撮影 by  iPhone 12, Apple
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7/15 18:08
登ってしまえば植林帯。踏み跡もあり歩ける。
平和なバリルート。適当に登っていく。
2023年07月15日 18:42撮影 by  iPhone 12, Apple
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7/15 18:42
平和なバリルート。適当に登っていく。
途中のピークの三角点。2か月ほど前にkaiさんとsunatomoさんが歩いたルートに合流。このあたりからヘッデン装着。
2023年07月15日 19:14撮影 by  iPhone 12, Apple
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7/15 19:14
途中のピークの三角点。2か月ほど前にkaiさんとsunatomoさんが歩いたルートに合流。このあたりからヘッデン装着。
高山山頂。ここまで藪もほぼ無く、夜でも安全に歩けた。
2023年07月15日 20:36撮影 by  iPhone 12, Apple
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7/15 20:36
高山山頂。ここまで藪もほぼ無く、夜でも安全に歩けた。
高山を過ぎると時々細尾根。
2023年07月15日 21:09撮影 by  iPhone 12, Apple
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7/15 21:09
高山を過ぎると時々細尾根。
ここは両サイド切れ落ちているみたいだが、暗くて判らなかった(^ ^)
2023年07月15日 21:12撮影 by  iPhone 12, Apple
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7/15 21:12
ここは両サイド切れ落ちているみたいだが、暗くて判らなかった(^ ^)
南アフロントトレイルに合流。ここから夜叉神峠までは2か月前に歩いた。
2023年07月15日 21:33撮影 by  iPhone 12, Apple
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7/15 21:33
南アフロントトレイルに合流。ここから夜叉神峠までは2か月前に歩いた。
甲府盆地方面の夜景。
2023年07月15日 23:55撮影 by  iPhone 12, Apple
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7/15 23:55
甲府盆地方面の夜景。
日が切り替わるころ、団子沢山を通過。ここからようやく歩きやすい道になる。安心すると睡魔がやってくる。
2023年07月16日 00:02撮影 by  iPhone 12, Apple
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7/16 0:02
日が切り替わるころ、団子沢山を通過。ここからようやく歩きやすい道になる。安心すると睡魔がやってくる。
高谷山。まだ誰とも会わない。
2023年07月16日 01:43撮影 by  iPhone 12, Apple
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7/16 1:43
高谷山。まだ誰とも会わない。
鳳凰三山に続く道。整備されすぎて緊張感も無くなり睡魔が酷い。今回の山行で最もダラダラ歩いて、道端で10分程度の仮眠を数度しながら進む。
2023年07月16日 04:25撮影 by  iPhone 12, Apple
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7/16 4:25
鳳凰三山に続く道。整備されすぎて緊張感も無くなり睡魔が酷い。今回の山行で最もダラダラ歩いて、道端で10分程度の仮眠を数度しながら進む。
苺平あたりで朝日が差す。
2023年07月16日 05:24撮影 by  iPhone 12, Apple
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7/16 5:24
苺平あたりで朝日が差す。
南御室小屋。
2023年07月16日 06:05撮影 by  iPhone 12, Apple
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7/16 6:05
南御室小屋。
さすが連休。テントの数が多い。
2023年07月16日 06:05撮影 by  iPhone 12, Apple
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7/16 6:05
さすが連休。テントの数が多い。
カップラーメンで生き返る。目も覚めてきた。
2023年07月16日 06:16撮影 by  iPhone 12, Apple
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7/16 6:16
カップラーメンで生き返る。目も覚めてきた。
奥に富士山。
2023年07月16日 07:28撮影 by  iPhone 12, Apple
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7/16 7:28
奥に富士山。
白根三山側は雲がかかっている。まあ、初日は鳳凰三山側にして良かったかな。
2023年07月16日 07:31撮影 by  iPhone 12, Apple
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7/16 7:31
白根三山側は雲がかかっている。まあ、初日は鳳凰三山側にして良かったかな。
鳳凰三山の薬師ヶ岳。左奥は観音ヶ岳。
2023年07月16日 07:32撮影 by  iPhone 12, Apple
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7/16 7:32
鳳凰三山の薬師ヶ岳。左奥は観音ヶ岳。
薬師ヶ岳小屋でもカップラーメン。夏山の売店空いてたらお金を落とす(^ ^)
2023年07月16日 07:43撮影 by  iPhone 12, Apple
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7/16 7:43
薬師ヶ岳小屋でもカップラーメン。夏山の売店空いてたらお金を落とす(^ ^)
薬師ヶ岳山頂。奥は白根三山なんだけどね。
2023年07月16日 08:00撮影 by  iPhone 12, Apple
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7/16 8:00
薬師ヶ岳山頂。奥は白根三山なんだけどね。
観音ヶ岳に向けて気持ちの良い稜線。前回来た時はガスっていたので新鮮。
2023年07月16日 08:01撮影 by  iPhone 12, Apple
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7/16 8:01
観音ヶ岳に向けて気持ちの良い稜線。前回来た時はガスっていたので新鮮。
右奥に地蔵ヶ岳。左奥は高嶺。
2023年07月16日 08:24撮影 by  iPhone 12, Apple
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7/16 8:24
右奥に地蔵ヶ岳。左奥は高嶺。
地蔵ヶ岳は眺めるだけ(^ ^)
2023年07月16日 09:11撮影 by  iPhone 12, Apple
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7/16 9:11
地蔵ヶ岳は眺めるだけ(^ ^)
高嶺。
2023年07月16日 09:19撮影 by  iPhone 12, Apple
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7/16 9:19
高嶺。
高嶺山頂。奥は北岳。見えそうで見えない山頂部。
2023年07月16日 09:51撮影 by  iPhone 12, Apple
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7/16 9:51
高嶺山頂。奥は北岳。見えそうで見えない山頂部。
振り返って観音ヶ岳。
2023年07月16日 09:51撮影 by  iPhone 12, Apple
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7/16 9:51
振り返って観音ヶ岳。
白鳳峠から広河原へ下る。北岳方面は小太郎山までは見える。
2023年07月16日 10:36撮影 by  iPhone 12, Apple
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7/16 10:36
白鳳峠から広河原へ下る。北岳方面は小太郎山までは見える。
広河原山荘で食事。これより山頂方面は小屋もテント場も予約でいっぱい。もう少し進みたいが広河原でテント受付をした。
2023年07月16日 12:20撮影 by  iPhone 12, Apple
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7/16 12:20
広河原山荘で食事。これより山頂方面は小屋もテント場も予約でいっぱい。もう少し進みたいが広河原でテント受付をした。
張り綱もペグも忘れた。稜線の強風では無理なので結局落ち着くところに落ち着いたということか。
2023年07月16日 16:20撮影 by  iPhone 12, Apple
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7/16 16:20
張り綱もペグも忘れた。稜線の強風では無理なので結局落ち着くところに落ち着いたということか。
広河原のテント場。まだまだ余裕があるように見える。奥は早川尾根。
2023年07月16日 16:24撮影 by  iPhone 12, Apple
2
7/16 16:24
広河原のテント場。まだまだ余裕があるように見える。奥は早川尾根。
簡単な夕食(^◇^;)
2023年07月16日 16:43撮影 by  iPhone 12, Apple
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7/16 16:43
簡単な夕食(^◇^;)
日も変わらないうちに再スタート。北岳山頂で夜明けを迎えるくらいでゆっくり登り始める。
2023年07月16日 23:10撮影 by  iPhone 12, Apple
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7/16 23:10
日も変わらないうちに再スタート。北岳山頂で夜明けを迎えるくらいでゆっくり登り始める。
深夜の白根御池小屋。水補給。ここまでは暑い夜。
2023年07月17日 01:20撮影 by  iPhone 12, Apple
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7/17 1:20
深夜の白根御池小屋。水補給。ここまでは暑い夜。
まだテント張れそうだけど。
2023年07月17日 01:29撮影 by  iPhone 12, Apple
1
7/17 1:29
まだテント張れそうだけど。
肩の小屋のテント群。この辺りは強風で寒い。
2023年07月17日 03:42撮影 by  iPhone 12, Apple
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7/17 3:42
肩の小屋のテント群。この辺りは強風で寒い。
夜明け前の富士山。手前の尾根は池山尾根。本日、白根三山にして正解だった。
2023年07月17日 04:18撮影 by  iPhone 12, Apple
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7/17 4:18
夜明け前の富士山。手前の尾根は池山尾根。本日、白根三山にして正解だった。
仙丈ヶ岳。奥は北アルプスの山々。
2023年07月17日 04:19撮影 by  iPhone 12, Apple
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7/17 4:19
仙丈ヶ岳。奥は北アルプスの山々。
甲斐駒ヶ岳。
2023年07月17日 04:19撮影 by  iPhone 12, Apple
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7/17 4:19
甲斐駒ヶ岳。
南側はこれから歩く間ノ岳方面。
2023年07月17日 04:21撮影 by  iPhone 12, Apple
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7/17 4:21
南側はこれから歩く間ノ岳方面。
北岳山頂には数十人。夜明け前に間ノ岳方面へ歩き出す。
2023年07月17日 04:24撮影 by  iPhone 12, Apple
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7/17 4:24
北岳山頂には数十人。夜明け前に間ノ岳方面へ歩き出す。
染まる間ノ岳。
2023年07月17日 04:48撮影 by  iPhone 12, Apple
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7/17 4:48
染まる間ノ岳。
富士山と間ノ岳。
2023年07月17日 04:48撮影 by  iPhone 12, Apple
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7/17 4:48
富士山と間ノ岳。
仙丈ヶ岳も染まり始めた。
2023年07月17日 04:48撮影 by  iPhone 12, Apple
2
7/17 4:48
仙丈ヶ岳も染まり始めた。
恵那山の左の影は、北岳の影。
2023年07月17日 04:48撮影 by  iPhone 12, Apple
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7/17 4:48
恵那山の左の影は、北岳の影。
北岳山荘から北岳。
2023年07月17日 05:14撮影 by  iPhone 12, Apple
1
7/17 5:14
北岳山荘から北岳。
北岳山荘のテント場も魅力。ここで朝食(^ ^)
2023年07月17日 05:18撮影 by  iPhone 12, Apple
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7/17 5:18
北岳山荘のテント場も魅力。ここで朝食(^ ^)
北岳。
2023年07月17日 06:07撮影 by  iPhone 12, Apple
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7/17 6:07
北岳。
間ノ岳に向かって天空の稜線を歩く。ここで知人(JunJunさん)に会う。ここから農鳥まで一緒に歩く(^ ^)
2023年07月17日 06:11撮影 by  iPhone 12, Apple
1
7/17 6:11
間ノ岳に向かって天空の稜線を歩く。ここで知人(JunJunさん)に会う。ここから農鳥まで一緒に歩く(^ ^)
間ノ岳。ここも沢山の人がいた。
2023年07月17日 06:56撮影 by  iPhone 12, Apple
1
7/17 6:56
間ノ岳。ここも沢山の人がいた。
2023年07月17日 06:58撮影 by  iPhone 12, Apple
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7/17 6:58
複数人でくると必ず撮る構図(^ ^)
2023年07月17日 07:03撮影 by  iPhone 12, Apple
3
7/17 7:03
複数人でくると必ず撮る構図(^ ^)
農鳥小屋は営業してなかった。分かってはいたけど、やっぱり寂しいなぁ。
2023年07月17日 07:47撮影 by  iPhone 12, Apple
2
7/17 7:47
農鳥小屋は営業してなかった。分かってはいたけど、やっぱり寂しいなぁ。
西農鳥岳へ。
2023年07月17日 07:52撮影 by  iPhone 12, Apple
1
7/17 7:52
西農鳥岳へ。
西農鳥岳山頂。ここからの間ノ岳は迫力がある。ここではSNSの知り合いと。人が多いので、知らず知らずに知り合いとすれ違っているかも。
2023年07月17日 08:35撮影 by  iPhone 12, Apple
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7/17 8:35
西農鳥岳山頂。ここからの間ノ岳は迫力がある。ここではSNSの知り合いと。人が多いので、知らず知らずに知り合いとすれ違っているかも。
農鳥岳山頂から間ノ岳や北岳。雲が湧き始めた。
2023年07月17日 09:17撮影 by  iPhone 12, Apple
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7/17 9:17
農鳥岳山頂から間ノ岳や北岳。雲が湧き始めた。
先月歩いた塩見岳に続く尾根、仙塩尾根。
2023年07月17日 09:30撮影 by  iPhone 12, Apple
2
7/17 9:30
先月歩いた塩見岳に続く尾根、仙塩尾根。
大唐松尾根。藪漕ぎを思い出す(^◇^;)
2023年07月17日 09:38撮影 by  iPhone 12, Apple
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7/17 9:38
大唐松尾根。藪漕ぎを思い出す(^◇^;)
南嶺歩くつもりだったが、暑さで大門沢を下りたい気分になってきた。
2023年07月17日 09:45撮影 by  iPhone 12, Apple
1
7/17 9:45
南嶺歩くつもりだったが、暑さで大門沢を下りたい気分になってきた。
吸い寄せられるように大門沢へ。雲が上がってきて涼しそうに見えるだけ。下界は当然暑い。まあ、水の無い笹山尾根よりは今日はマシかな 笑笑
2023年07月17日 10:05撮影 by  iPhone 12, Apple
2
7/17 10:05
吸い寄せられるように大門沢へ。雲が上がってきて涼しそうに見えるだけ。下界は当然暑い。まあ、水の無い笹山尾根よりは今日はマシかな 笑笑
沢筋は少しはマシだけど、やはり暑い。
2023年07月17日 11:08撮影 by  iPhone 12, Apple
1
7/17 11:08
沢筋は少しはマシだけど、やはり暑い。
大門沢でソーメン。このあと灼熱の下山。
2023年07月17日 11:40撮影 by  iPhone 12, Apple
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7/17 11:40
大門沢でソーメン。このあと灼熱の下山。

感想

南アの鳳凰と白峰を奈良田からなるべく稜線を歩いて周回しようと今回のルートとなった。だが、3連休の初日は雨、2日目も白峰三山の稜線は雲多しということで、先行に鳳凰、翌日に白峰三山の反時計回りとした。
この時期、宿泊もテントも予約で一杯。唯一、中間地点の広河原にテント場の空きがありそう。鳳凰通過を朝方にして、昼頃広河原到着、当日キャンセルが出ていれば、白峰三山の御池あたりまでは行けるだろうと算段。そうすると自ずと出発は夕方となった。

1日目
奈良田からいつもと逆方向の林道丸山線へ。途中から高山へ向かう尾根に取り付き、高山を経て南アフロントトレイルに合流する。ここまではほとんど記録に無いところ且つナイトハイクとなるが、友人が少し前に歩いているので、細尾根をクリアできれば何とかなると。
実際、薮もほぼ無く細尾根を通過できた。フロントトレイル合流してからも、暫くはトラバースや急坂も多く緊張は続くが、団子沢山を越すと歩きやすい一般登山道に変わった。さらに高谷山、夜叉神峠と通過すると、もはや遊歩道レベルまで道が整備されており一気に緊張が緩む。時間も深夜から夜明け前に至り、眠気が止まらない。30分に一回は道端で小睡眠してたと思う。最も簡単でスピード出せる区間だと思うけど最もノロマなペースだった。
夜が明けて、奈良田から初めて人とすれ違い、そこからはようやく連休らしく人に会うようになってきた。南御石小屋でカップラーメンを購入して食べたらようやく本調子が戻ってきた感じ。薬師小屋でもカップラーメン。賑やかな鳳凰三山を歩く。ふと白峰三山側の尾根を見ると、雲が掛かっているので、鳳凰三山を先に歩いて正解だったなあと思った。
高嶺を越して下れば、前半の鳳凰三山パートは終了。昼頃には広河原に到着した。さて、ここからは連休で小屋もテント場も満室。唯一、肩の小屋のみテントが張れそうだが、寒いし風も強そうだし、結構疲れていたので、広河原で幕営することにした。せめて白根御池小屋辺りまでは行きたかったけど。広河原滞在10時間ほど。

2日目
正確には前日深夜23:00頃に広河原を発つ。この時間に出発する物好きは誰もいない。北岳山頂に夜明けを迎えるくらいのゆっくりペースで進む。広河原から御池までは真夜中で風もなく暑かったが、草すべりを経て小太郎分岐からの稜線にでると風が強くなり一気に気温が低下。肩の小屋でレイン上下を着こんで北岳に向かった。肩の小屋は日の出を北岳山頂で見ようと準備をする人たちで賑やか。沢山のテントが強風に耐えていた。まあ、広河原泊でよかったかな。
この日の稜線は、快晴。農鳥岳まで絶景を堪能して歩くことになる。北岳山頂は、夜明けを待つ人数十人。さすが連休。天気も快晴。夜明けは、北岳山荘に下る稜線で迎えた。間ノ岳がモルゲンで染まる。今回のハイライトの一つ。
北岳山荘で朝食。カップラーメンは無かったので、持参したアルファ米を富士山を眺めながら食べて、間ノ岳に向かう。途中、JunJunさんに声をかけられてビックリ。北アがホームベースの富山の方だが、一緒に歩くのは初めて。そこからは農鳥岳まで一緒に歩いた。これだけ人がいると知った人に会う可能性は高い。実は気づかなくてすれ違った人もいたかも。SNSで会話したあすかさんとも会えたし。
さて、実は一番辛かったのは農鳥岳から奈良田まで。この日の暑さは稜線でも尋常でなく、本来なら南嶺も歩いて笹山尾根で下る予定だったが、大門沢の涼しそうなイメージにつられて(笑)、大門沢を下ることにした。しかし、下界に下れば下るほど暑いのは当たり前。大門沢小屋で迷わずソーメンを注文。すこし生き返ってなんとか奈良田に到着。体力というより暑さで最後バテバテだった。

今年、南アのメジャーどころは凡そ回ったので、次は北ア方面に行こうかな。天気次第だけど(^◇^)

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無雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [7日]
南アルプス名峰のほとんどを一筆書きで巡るルート!
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
4/5
体力レベル
5/5

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