新穂高温泉から槍ヶ岳‐穂高岳山荘 日帰り周回
- GPS
- 17:59
- 距離
- 31.8km
- 登り
- 3,225m
- 下り
- 3,207m
コースタイム
- 山行
- 15:08
- 休憩
- 2:52
- 合計
- 18:00
天候 | 晴れ(雷雨) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・木曜夕方6時時点で7割埋まり ※前日からの路駐もあり ・駐車場に簡易トイレ1基有 ・インフォメーションセンター(綺麗なトイレ、自販機)まで徒歩10分 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■ 危険個所 稜線沿いはどこも気を抜くと危険なところが多い。個人的に危険と感じた順 ・北穂高岳北側の浮石と落石 ・白出沢ルートの渡渉ポイント、沢沿いのトラバース、奥穂高山荘直下のガレ場地帯 ・・重太郎橋は使用できないので岩をジャンプして通過。 ・・沢沿いのトラバースは鎖があるが足元注意 ・・ガレ場地帯は不安定な岩多数。特にルートを外すと不安定な岩ばかり ・西岳と穂高山荘間の稜線の岩場 ・槍ヶ岳山頂直下の岩場 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
新穂高温泉から槍ヶ岳へ登り奥穂高岳に向けて縦走する日帰り登山をした。
なるべく周回にしたかったので帰りは槍ヶ岳から奥穂高まで縦走、時間が無ければ南岳までで計画した。
新穂高温泉の無料駐車場は前日の木曜平日の夕方ですでに7割方埋まっていた。
混む前に早めにの槍ヶ岳登頂にしたかったので、朝1時に新穂高温泉を出発。
3時間くらい真っ暗の中の林道一人歩きとなった。動物の類が怖いが、時折、後ろを振り返った時の真っ暗闇でまた別の恐怖が襲ってくる。
行きは穂高平小屋までの近道を使ってみたが、暗闇で道がよくわからないせいか、特に近道にとは感じられなかった。そのため帰りは林道歩き。
白出沢から整備された林道が終わり、ガレ場を渡るが対岸の状況が暗くて分からずに少し彷徨った。その後、何回かの沢のガレ場を渡るたびに少し迷う羽目になる。
森の中は一本道で迷うことは無かったのだが距離が長くて地味につらい。
飛騨沢千丈乗越分岐に着くころには明るくなりライトも不要。
見晴らしも良くなって精神的に楽になるが、ここまでの森歩きで足が重い。
分岐からは千丈乗越の稜線に登って槍ヶ岳を目指した。
槍ヶ岳山荘までの稜線は岩が多いが特に危険なところは無い印象。
槍ヶ岳山荘に着くとすでに多くに人が山頂目指して登っていた。
少し渋滞気味ではあったが休憩も兼ねて景色を楽しめながら登れた。
槍ヶ岳は鎖や足場はしっかりしているので落石に注意すれば問題なかった。
槍ヶ岳から穂高山荘までの縦走は特に南岳から涸沢岳までが、疲れも溜まってきた状態でも岩場続きとなりなかなかペースが上がらなかった。
北穂高岳お北側の斜面は浮石が多くあり、落石にも何度か遭遇した、
やはりヘルメットは必須のルートになるかと思った。
何度か休憩をはさみながら1時過ぎに穂高岳山荘に着いたので、奥穂高岳に登ろうとしたところで急に雷雨になり激しい雨と雷。1時間近く待ってみたが、雨と雷がなかなか止まず今回の奥穂高岳は断念することにした。
雷鳴も段々と遠くなり始めたので、白出沢ルートで下山することにした。
これが予想以上にキツく時間もかかった。
まず、山荘直下の長いガレ場は不安定な岩が多く、岩に足をのせる際には気をつかいながら足を進めるのでなかなか思うように進まない。
ガレ場が終わると今度は森の中の急勾配で降ったばかりの雨で滑る木と岩。
森を抜けるとザレ場と足元が不安な沢伝いのトラバース
最後は重太郎橋が使えないといった具合だった。
重太郎橋については、少しだけ下流にジャンプして飛び越えられる岩があったのが幸いだったが、もう少し増水していたら渡れなかったかもしれない。
今回、雷雨で奥穂高岳は断念したが、後から考えると白出沢ルートの予想外の歩きにくさがあったので、結果的に断念しておいて良かったのかもしれない。
奥穂高岳は西穂高からの縦走の時に登頂しようかと思う。
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