【6泊7日テント泊】南アルプス縦走【広河原-北岳肩の小屋-熊ノ平小屋-高山裏避難小屋-赤石小屋-椹島ロッジ-畑薙ダム】

2023年08月28日(月) 〜 2023年09月03日(日)

• GPS: 52:05
• 距離: 74.2km
• 登り: 7,039m
• 下り: 7,593m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:36
• 休憩: 1:09
• 合計: 6:45

6:36 広河原インフォメーションセンター
6:45 6:45 広河原・吊り橋分岐
6:49 6:49 旧広河原山荘
7:09 7:14 白根御池分岐
7:53 8:00 第一ベンチ(1880ｍ)
8:24 8:31 第二ベンチ(2059ｍ)
9:49 10:03 白根御池小屋
12:03 12:17 草すべり分岐
12:23 12:47 小太郎尾根分岐
13:27 北岳肩ノ小屋

2日目

• 山行: 5:42
• 休憩: 1:36
• 合計: 7:18

13:27 北岳肩ノ小屋
5:39 5:44 両俣分岐
6:02 6:24 北岳
6:44 6:45 吊尾根分岐
7:04 7:04 トラバースルート分岐
7:42 7:43 北岳山荘
8:27 8:31 中白根山
9:45 10:10 間ノ岳
10:54 11:14 三峰岳
11:53 12:14 三国平
12:43 熊の平小屋

3日目

• 山行: 9:33
• 休憩: 1:55
• 合計: 11:28

12:43 熊の平小屋
5:33 5:37 安倍荒倉岳
6:16 6:17 竜尾見晴
6:32 6:34 新蛇抜山
7:38 8:05 北荒川岳
8:16 8:17 北荒川岳キャンプ場跡地
8:56 8:56 雪投沢源頭水場下降点
9:47 10:23 北俣岳分岐
11:03 11:04 塩見岳
11:18 11:37 塩見岳西峰
12:50 13:17 塩見小屋
15:20 15:20 本谷山
16:09 16:10 三伏山
16:20 16:20 塩見・烏帽子分岐
16:22 三伏峠小屋

4日目

• 山行: 4:48
• 休憩: 0:36
• 合計: 5:24

16:22 三伏峠小屋
6:23 6:24 塩見・烏帽子分岐
7:05 7:08 烏帽子岳
7:46 7:48 前小河内岳
8:19 8:19 小河内岳避難小屋
8:24 8:53 小河内岳
9:55 9:56 大日影山
10:02 10:03 瀬戸沢の頭
10:36 10:36 板屋岳の肩
10:58 11:00 板屋岳
11:48 高山裏避難小屋

5日目

• 山行: 9:18
• 休憩: 1:18
• 合計: 10:36

11:48 高山裏避難小屋
4:26 4:28 高山裏縦走路水場
6:52 7:20 前岳
7:40 7:40 お花畑（荒川前岳南東斜面）
8:50 8:51 荒川小屋
9:21 9:21 大聖寺平
10:38 10:39 小赤石岳の肩
10:52 10:53 小赤石岳
11:07 11:07 赤石岳・小赤石岳間分岐
11:27 11:34 赤石岳
11:36 11:48 赤石岳避難小屋
11:51 11:51 赤石岳
12:02 12:26 赤石岳・小赤石岳間分岐
13:06 13:11 北沢源頭
14:11 14:13 富士見平
14:45 赤石小屋

6日目

• 山行: 2:58
• 休憩: 0:02
• 合計: 3:00

14:45 赤石小屋
7:36 7:37 休憩ポイント
8:09 8:09 カンバ段
9:25 9:26 赤石岳東尾根コース登山口
9:31 椹島ロッジ

7日目

• 山行: 6:07
• 休憩: 0:26
• 合計: 6:33

9:31 椹島ロッジ
8:17 8:19 牛首峠
8:31 8:32 聖岳東尾根入山口
8:49 8:49 聖沢登山口
10:46 11:09 中ノ宿吊橋
12:56 12:56 茶臼岳登山口
13:32 13:33 畑薙ダムゲート前
14:19 14:19 畑薙第１ダム
14:37 14:38 臨時駐車場
14:39 ゴール地点

天候

7日間常に晴れ
夕立の気配すらなし

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

往路
大阪から広河原まで
大阪-名古屋-塩尻-竜王(電車)
竜王-徳州会病院-芦安(バス) 芦安で前泊
芦安-広河原(バス)

復路
畑薙ダム-静岡(乗合タクシー)
静岡-大阪(電車(鈍行))

コース状況／危険箇所等

基本的に一般道なため特に問題なし

塩見岳
登りはザレ場の急登
降りは鎖場

前岳
登りの前岳の手前のピークからの短距離の稜線が崩壊しているのでハイマツの上を進んでいく

写真

8/28 6:43

芦安に前泊して朝一のバスで広河原へ
今日から1週間山篭り

8/28 6:45

北岳が見える
......高いなぁ

8/28 6:46

ここから登山道へ

8/28 6:47

吊り橋

8/28 6:50

テント場横から

8/28 7:34

8/28 7:54

ベンチ

8/28 7:54

8/28 8:27

いい天気だ

8/28 9:09

8/28 9:56

白根御池小屋

8/28 9:57

8/28 10:06

急登

8/28 10:13

8/28 12:03

8/28 12:15

8/28 12:15

8/28 12:33

稜線に出る
急登長いなぁ

8/28 12:33

休憩中の1年生s

8/28 13:00

8/28 15:27

1泊目泊地 肩の小屋到着

8/28 15:29

ウィメンズ

8/28 17:25

1週間よろしくなー

8/29 5:16

日の出と富士山

8/29 5:19

朝日に照らされる北岳

8/29 5:20

8/29 5:25

8/29 6:03

北岳山頂

8/29 6:04

8/29 6:04

8/29 6:07

自撮り棒が看板に被ってるぅ

8/29 6:08

これから行く稜線と富士山

8/29 6:10

北岳の影

8/29 8:20

中白峰山

8/29 9:39

8/29 9:41

間ノ岳山頂
北岳よりだいぶ寂しい
日本トップ5で1番寂しい？

8/29 9:42

8/29 10:18

間ノ岳から三峰岳の間の稜線で関西大学と青山学院大学とすれ違い
......人数多いなぁ
この日の北岳山荘は混みそうだ

8/29 10:53

三峰岳

8/29 12:36

熊ノ平小屋手前3分ぐらいの場所に電波あり
小屋では電波がない

8/29 14:56

2泊目泊地 熊ノ平小屋到着

8/30 5:09

明るくなるちょっと前に出発
今日は長い

8/30 5:11

綺麗な朝焼け
...天気悪くなるなよ？

8/30 6:26

8/30 7:11

8/30 7:49

8/30 8:09

8/30 8:18

キャンプ場跡地

8/30 8:19

いい道

8/30 9:10

塩見岳の登り
急なざれ場
メンバー達は怖がりながら登っていく

8/30 9:54

蝙蝠尾根分岐

8/30 10:22

8/30 10:28

キレてる

8/30 11:44

塩見岳周辺はかなりガレとザレ

8/30 13:00

塩見小屋

8/30 15:20

本谷山

8/30 16:11

三伏山
天気がちょっと怪しいか？

8/30 16:25

三伏峠小屋到着
長かった
結局天気は持った

8/30 16:26

8/31 6:47

8/31 7:06

烏帽子岳

8/31 7:44

前小河内岳

8/31 8:23

小河内岳

8/31 8:54

いい景色

8/31 10:03

8/31 10:41

板屋岳

8/31 11:22

8/31 17:21

高山裏避難小屋到着
既に営業終了していたので今日はタダ〜

9/1 4:26

水場

9/1 5:14

朝焼けと中央アルプスを望む

9/1 5:48

ここからがれ場

9/1 6:52

崩落地
塩見岳通過時に植物調査員？(名称を忘れた)の腕章をつけた方が、前岳付近の崩落地は植物保全は一旦置いておいて、安全に通過してくださいとおっしゃっていました

9/1 6:53

前岳

9/1 6:54

富士山
だいぶ大きくなった

9/1 6:57

9/1 6:57

9/1 6:58

9/1 7:00

赤石岳が見える

9/1 7:27

9/1 7:28

何枚富士山撮ってるんだ？

9/1 7:39

花畑

9/1 7:39

ライチョウ！？

9/1 7:39

ほら！？

9/1 8:16

荒川小屋

9/1 10:16

n枚目の富士山

9/1 10:52

小赤石岳

9/1 11:12

あそこが縦走ラストピークだー

9/1 11:20

9/1 11:22

赤石岳

9/1 11:26

9/1 11:29

9/1 11:32

中央アルプス、北アルプスを望む

9/1 11:34

9/1 11:34

9/1 11:38

団子標識

9/1 11:45

団子4兄妹

9/1 11:51

分岐まで戻る

9/1 14:12

9/2 6:28

恐らく赤石小屋から
赤石岳を振り返る
長々と歩いてきた稜線を降りてきた

9/2 8:23

9/2 9:24

登山道終わり！

9/2 9:27

9/2 9:33

椹島ロッジ
ここのテント場で他のパーティの宴会に混ぜてもらった
そこで今季の高山裏避難小屋の小屋番の方と小河内避難小屋の小屋番の方もいらっしゃり、とてもありがたい出会いになった
来年また行きまーす！(出来れば)

9/3 8:16

赤石岳を振り返る

9/3 9:10

赤石トンネル

9/3 10:36

夏の風景って感じ

9/3 10:46

笊ヶ岳登山口の吊り橋

9/3 10:48

9/3 11:04

9/3 12:56

畑薙大吊橋

撮影機器：

iPhone 8 Plus 64GB SIMフリー Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー サブザック 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ テントマット シェラフ

共同装備

調理用食材 調味料 コンロ 調理器具 ポール テント

感想

Mtblanc0425

今回はワンゲル部の夏本合宿として南アルプスの6泊7日長期縦走を行いました。
コロナ禍で長期間行うことの出来なかった長期縦走でメンバー全員が初経験だった。

1日目
基本的に全て登りで一気に3000mの肩の小屋まで標高をあげた。
高山病が少し心配だった。メンバーに症状が少し見られたが、問題なく行動出来るレベルだったので特に支障はなかった。
水場はテント場から下り10分程度の場所。
水量は少ないがなんとか汲める。

2日目
日本2位と3位の山の縦走。
北岳は大きな看板もあり、人も多かったが、間ノ岳は標識だけで人も少なかった。
間ノ岳から三峰岳への稜線で、関西大学と青山学院大学のパーティとすれ違った。
両団体とも両俣小屋から来たとの事。
この日の北岳山荘のテント場は混んだだろうなぁ。
熊ノ平小屋は水は豊富。
帽子やシャツを水洗い〜

3日目
この日は熊ノ平から塩見岳を経由して三伏峠小屋までの比較的長いルート。
途中にエスケープは無く、塩見小屋があるだけなので雷雨にならないように......
基本的に歩きやすい稜線だが、塩見岳周辺のみ、ざれ場がれ場で注意が必要。
塩見岳に登っている最中、塩見岳山頂でヘリコプターがホバリングしていた。
急病人が発生したそうだった。
結局熊ノ平小屋に着いたのは16:30頃、遅いなぁ。
水場は小屋から15分程の場所で水量は豊富。

4日目
この日は高山裏避難小屋までの短いルート。
12:30頃には到着してこの日は休養に。
水場は小屋から10分ほど下ったところにあるが、水量は少なく、汲める場所はなんとか流水の水溜まりだが、すぐに伏流になっていた。

5日目
元々は荒川小屋までの予定だったが、短すぎることと、6日目に椹島でゆっくりしたかったのでこの日は赤石小屋まで行くことに。
4時発にしたので、最初1時間ぐらいはヘッデン行動。
前岳への登りは、暗いうちに行動していたこともあってかそれほどきつくなかった。
前岳直前の稜線は崩落していて、ハイマツの上を通過する。
赤石岳に登る際は、赤石小屋への分岐に荷物をデポし、空荷で。
赤石小屋への下りがキツかった。
途中のトラバースの長いこと。
赤石小屋に着く頃にはヘロヘロ......
赤石小屋の水場はクマが出没しているのか使用禁止で、小屋横で水を汲める。水は節約で。

6日目
この日は赤石小屋から椹島に降るだけで、9:30頃には到着しており、ほぼ1週間ぶりのシャワーを浴びた。気持ちいぃ〜
その後はのんびりと過ごしていた。
夜は、付近でテンカラ釣りをしていたパーティに、釣りすぎたからと宴会にお誘い頂き、イワナやアマゴを頂いた。ありがとうございました！
高山裏避難小屋や小河内避難小屋の小屋番をやっていた方もおられ、とてもありがたい出会いだった。

7日目
この日はひたすら車道を歩き畑薙ダムまで。
これが長いこと長いこと......
それなりに余裕を持って出発したのに結局乗合タクシーの時間の30分前着......


全体を通して
基本的に歩くペースが遅く、予定よりも時間がかかっていた。
この合宿では奇跡的に全日程で晴れており夕立の予兆すらなかったが、普通であれば夕立に振られ、雷で行動不能になる可能性すらあった。
また、僕個人的なことであるが、持ってきた行動食が多すぎた。半分しか消費しなかった......
ただ、全員無事に長期縦走を終えることができ、良い経験になった。
来年はこの経験を活かしてより良い計画を行って欲しい。