槍ヶ岳 穂先はアイゼン不要

2024年05月14日(火) 〜 2024年05月16日(木)

• GPS: 55:40
• 距離: 38.8km
• 登り: 1,739m
• 下り: 1,733m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:24
• 休憩: 1:34
• 合計: 5:58

6:50 スタート地点
6:51 6:53 河童橋公衆トイレ
7:02 7:04 河童橋
7:20 7:23 小梨平
7:56 8:05 明神館
8:10 8:10 徳本口
8:57 8:57 徳沢公衆トイレ
9:01 9:25 徳澤園
10:24 11:04 横尾
11:06 11:07 横尾山荘
11:42 11:42 槍見河原
11:53 12:06 一ノ俣
12:12 12:12 二ノ俣
12:48 槍沢ロッヂ

2日目

• 山行: 5:41
• 休憩: 0:30
• 合計: 6:11

6:12 槍沢ロッヂ
6:49 7:06 ババ平
7:40 7:40 槍沢大曲り
8:57 9:03 槍沢・天狗原分岐
10:29 10:34 坊主岩屋下
10:37 10:39 播隆窟
12:23 槍ヶ岳山荘

3日目

• 山行: 6:22
• 休憩: 0:47
• 合計: 7:09

7:21 槍ヶ岳山荘
7:40 7:40 播隆窟
8:07 8:07 槍沢・天狗原分岐
8:23 8:23 槍沢大曲り
8:41 9:02 ババ平
9:32 9:44 槍沢ロッヂ
10:06 10:06 二ノ俣
10:14 10:14 一ノ俣
10:22 10:22 槍見河原
10:58 10:58 横尾山荘
11:13 11:14 横尾
12:16 12:24 徳澤園
12:26 12:26 徳沢公衆トイレ
13:29 13:29 徳本口
13:34 13:39 明神館
14:17 14:17 小梨平
14:24 14:24 河童橋
14:29 14:29 上高地バスターミナル
14:30 ゴール地点

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

さわんどバスターミナルに一番近い市営駐車場(第3）は便利だが、バスターミナルのトイレは夜間閉鎖。前夜から入って車中泊する場合、足湯公園側駐車場に停め、翌朝バスターミナルまで5分歩く。

コース状況／危険箇所等

ババ平から稜線までアイゼン必要。　
穂先は残雪なく夏道と同じだった。

その他周辺情報

足湯公園駐車場前にある「ともしび温泉」を初めて利用してみたところ、異世界を覗くことが出来た。一回覗いてみて頂きたい。一回でいい。

写真

5/14 6:30

上高地で見かけたヤマレコさんのラッピングバス。
新コンセプト「もっと自由に冒険できる」が映える。
これで利用者倍増間違いなし？

5/14 7:15

いつもの河童橋ではなく今回は小梨平からの岳沢。
気分だけは「岳人」。

5/14 7:56

1時間弱歩くと明神岳が見えてきた。
青空に映える。

5/14 9:10

朝一番のバスで上高地入りしたが今日は槍沢ロッジまでのゆったり行程。
徳沢園でモーニングコーヒーいただく。
なんと贅沢なひとときだろう。

5/14 10:25

ゆっくり歩いて横尾着。
ちょっと早いが小屋のうどんで昼食とする。一杯1000円の山菜うどんはコーヒータイム以上に金額的に贅沢なもの。
前穂高岳が美しい。

5/14 11:04

横尾山荘の先で蝶ヶ岳への道を分けると観光客の姿がほとんど見られなくなり、道も狭くなり山歩きらしくなってくる。

5/14 11:42

一ノ俣あたりから見える槍ヶ岳。
遠い遠い遙かな道。

5/14 12:46

昼過ぎに槍沢ロッジ到着。

5/14 12:48

ロッジの庭から槍ヶ岳を望むことが出来るため単眼鏡が据え付けてある。
嬉しげに覗いてみた、が、やはり遠い。

5/14 12:49

今夜の宿泊者は5人だけ。
ゆったりお泊まりさせていただきました。
小屋のスタッフ皆さん明るく丁寧で気持ち良かったです。

5/15 6:17

2日目
小屋を出て5分ぐらいのところ。
稜線に日が射し山が目覚めてきた。

5/15 6:51

9年ぶりに訪れたババ平はとてもきれいになっていた。
男女別のトイレと売店を兼ねた管理棟はそこいらのキャンプ場より立派じゃないのかな。

5/15 7:18

ババ平でアイゼンを履き、残雪の上を進む。正面に見える岩山はまだ主稜線ではなく東鎌尾根の一部。

5/15 7:43

大曲を過ぎやっとい主稜線が見えてくる。しかしまだまだ先は長い。

5/15 9:09

中央に見える鞍部らしき帯はまだ途中にあるモレーンの端部。あそこを越えてからも小屋までまだ2時間以上かかる。

5/15 10:16

やっと槍の穂先が見えてきた。近づいてきた。
しかし、ここからの傾斜が更にきつくなり足が上がらなくなってくる。

5/15 12:31

へろへろになりながらやっとのこと槍ヶ岳肩の小屋到着。
荷物を置いてあの穂先へ向かう。
雪がないためアイゼン無しで往復できてしまった。

5/15 13:18

最後の長い梯子をクリアしほっと一息つく。
眼下に槍ヶ岳山荘。
気分爽快、　ヘソの下　ス〜〜

5/15 13:20

やりました。9年ぶり8回目の槍ヶ岳。
何度登ってもてっぺんはいいなあ。
青空少なくても達成感いっぱいですわ。

5/15 13:18

西鎌尾根と飛騨沢は雲の中。

5/15 13:18

時計回りに振ると硫黄尾根の向こうに裏銀座。更にその奥に薬師から立山方面の山々。

5/15 13:18

表銀座と情念岳。
右の谷が登ってきた槍沢。

5/15 13:21

北鎌尾根上部。若い頃に歩いた記憶が甦る。

5/15 13:31

そして、穂高連峰。
ジジイの涙腺がゆるんでうるうる、ですがあ。

5/15 13:48

ゆっくり堪能したので下山します。
老体はバランスが悪くなっているのでゆっくりゆっくり下りていきます。

5/15 14:04

穂先から下りてもう一度見上げる。
なんとも　「岩岩な山」だこと。

5/15 17:26

槍ヶ岳山荘の宿泊者は10人。そのうち3人が外国からの登山者。右がイタリアからの男性。左二人はタイからやってきた若いカップル。
山の上で3割が外国人とは驚き。

5/16 7:10

三日目最終日
下山にかかる時はガスガス。
雪面が凍結してなかったのでビビらずに下ることができたのはよかったが、やっぱりガスは邪魔なもの。

5/16 8:02

少し下ると青空が・・　あるあるです。

5/16 8:29

とりあえずババ平まで黙々と下って行きます。

5/16 8:48

今回の雪渓歩きで重宝した「ブラックダイヤモンド・ウィペット」。ピッケルはほとんど使う場面がなかった。

5/16 12:07

バスの時間に余裕があったので、お約束の「徳澤ソフトクリーム」で疲れを癒やす。

5/16 12:54

上高地へ帰る。
同郷の御仁がパチリ。

5/16 13:05

上高地といえばニリンソウ。
一面ニリンソウ。

5/16 13:30

奥の奥までニリンソウ。
　圧巻。

5/14 11:04

歩いても歩いてもニリンソウ。

5/16 12:48

緑のニリンソウもある。

5/14 12:23

ツバメオモト

5/16 9:19

サンカヨウ

5/16 12:39

シロバナエンレイソウ

5/16 12:37

エゾムラサキ

5/16 13:00

ハシリドコロ

5/16 9:16

オオバキスミレ

5/16 13:35

ラショウモンカズラ　だと思う

5/16 13:24

テンナンショウ

5/16 14:10

親猿食事中

5/16 14:12

子猿お遊戯中

5/16 14:21

上高地まで帰ってくると観光客でごった返していた。
見えている人人の半分は外国人。
日本人以上に人気のある観光地だ。

5/16 15:20

さわんど駐車場（足湯公園）向かいにある「ともしび温泉」を初めて利用してみた。
一般的な日帰り温泉施設を想像してはダメw。暖簾をくぐると異世界が待っていた。
一度体験してみるべし。一度でいいから。

5/14 6:54

一日目の朝　河童橋からの景色。
飽きずに毎度同じ写真を撮って帰るが、「岳人」気分を盛り上げるために大事な儀式になっている。

撮影機器：

COOLPIX W300 ニコン

EOS RP ボディ CANON

Galaxy A53 5G SC-53C docomo サムスン

Google Pixel 6a au Google

装備

個人装備

ザック中 ヤッケ上下 ドライメッシュ 長袖シャツ 中間着 ズボン アンダータイツ ダウンジャケット 靴下 グローブ ロングスパッツ 帽子 バラクラバ バンダナ タオル 計画書 地図GPS コンパス ホイッスル ヘッドランプ 予備電池 ラジオ レスキューシート ガムテープ 新聞紙 ファーストエイドキット 常備薬 保険証写し シュリンゲ2m ライター(マッチ) ナイロン袋大中 ペーパー サングラス コンタクト 腕時計 カメラ スマホ 温度計 ツェルト 飲料水 行動食 予備食 サプリメント ナイフ コップ 箸スプーン いびき防止テープ ストック ピッケル 10本アイゼン 皮登山靴

感想

fukuichi

9年ぶり8回目の槍ヶ岳はほんとに遠かった。
肩の小屋まで二日かけてのんびり歩き、ルンルンで穂先に立つ予定だったのに、槍沢上部の急斜面では足が上がらずよれよれぐだぐだになってしまった。
これから先あと何回あのテッペンに立つことができるだろうか・・

コメント

ratel

fukuichiさん、槍ヶ岳お疲れ様です。
まだ雪がしっかり残っている穂高の山々の景色…本当に素敵ですね😊
上高地からの景色は何度観ても山を歩くの心を揺さぶりますね！！

fukuichi

ratelさん　この時期は縦走ができないのでピストンで楽しんでます。
雪のある穂高は絵になりますねえ。