室堂〜五色が原〜薬師岳〜黒部五郎岳〜笠が岳縦走

2015年08月07日(金) 〜 2015年08月11日(火)

• GPS: 99:27
• 距離: 63.9km
• 登り: 4,797m
• 下り: 6,142m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:18
• 休憩: 0:26
• 合計: 4:44

距離 7.7km 登り 720m 下り 658m

7:41 スタート地点
8:28 8:29 室堂山展望台
9:07 浄土山
9:16 9:27 浄土山南峰
10:00 鬼岳東面
10:46 10:54 獅子岳
11:40 11:46 ザラ峠
12:25 五色ヶ原山荘

2日目

• 山行: 9:21
• 休憩: 1:24
• 合計: 10:45

距離 12.8km 登り 1,452m 下り 1,235m

3:34 五色ヶ原山荘
4:08 4:09 鳶山
5:47 6:20 越中沢岳
8:14 8:15 スゴ乗越
8:58 9:15 スゴ乗越小屋
10:22 10:23 間山
12:08 12:18 北薬師岳
13:14 13:34 薬師岳
13:53 13:54 薬師岳避難小屋跡
14:19 薬師岳山荘

3日目

• 山行: 7:41
• 休憩: 1:06
• 合計: 8:47

距離 15.6km 登り 954m 下り 1,312m

4:13 薬師岳山荘
4:43 薬師平
5:11 薬師峠
5:29 6:07 太郎平小屋
6:15 太郎山
7:36 神岡新道分岐
7:43 7:49 北ノ俣岳
8:21 赤木岳
9:02 中俣乗越
10:40 10:45 黒部五郎の肩
10:55 11:00 黒部五郎岳
11:11 11:23 黒部五郎の肩
12:02 雷岩（黒部五郎カール）
13:00 黒部五郎小舎

4日目

• 山行: 9:24
• 休憩: 0:54
• 合計: 10:18

距離 15.5km 登り 1,387m 下り 920m

3:41 黒部五郎小舎
4:53 5:03 三俣蓮華岳巻道分岐
5:27 5:29 三俣蓮華岳
5:39 三俣峠
7:34 7:54 双六小屋
8:28 くろゆりベンチ
8:39 花見平
8:49 弓折乗越
8:54 弓折岳
9:41 9:42 大ノマ岳
10:16 10:23 秩父平
11:46 抜戸岳分岐
11:52 分岐指導標（仮称）
12:28 抜戸岩
13:07 13:09 笠ヶ岳山荘
13:30 13:42 笠ヶ岳
13:59 笠ヶ岳山荘

5日目

• 山行: 5:27
• 休憩: 1:33
• 合計: 7:00

距離 12.2km 登り 289m 下り 2,016m

4:08 笠ヶ岳山荘
4:21 5:15 笠ヶ岳
5:24 5:43 笠ヶ岳山荘
6:05 抜戸岩
6:35 笠新道分岐
6:38 分岐指導標（仮称）
7:29 7:36 杓子平
9:24 9:36 笠新道登山口
9:47 9:48 中崎橋
10:30 中崎山荘 奥飛騨の湯
11:08 ゴール地点

三俣蓮華岳から双六小屋までは巻き道コースを通ったが何故か三俣蓮華岳到着直後にGPSがOFFになり、双六小屋でその事に気が付いたのでその間のトラック情報はロストしてしまった。

天候

晴れ　8/10(笠が岳直近部)のみ10時以降ガス

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

竹橋〜室堂（夜行バス）
新穂高〜松本（バス）、松本〜（JR）

コース状況／危険箇所等

縦走なのでコース全体が気を抜けない。黒部五郎小舎から三俣蓮華岳に向う途中、三俣蓮華岳と三俣小屋への分岐にある標識が壊れていて、誤って斜面を登山道と思い直進し立ち往生した。分岐迄戻り事なきを得た。

その他周辺情報

反省：松本までのバスは以前利用した新穂高温泉から乗車したが始発の新穂高ロープウェイ駅から乗車すべきだった。バスは始発でほぼ満席状態、また、登山口からも若干だが手前になるので。

写真

8/7 7:38

夜行バスから降りて朝食、準備を済ませ
いよいよ室堂から笠が岳までの縦走出発です。

8/7 8:22

浄土山登山口にザックをデポして、展望台までピストン。立山カルデラを見学に

8/7 8:29

薬師岳、黒部五郎岳、笠が岳と今回の縦走の主要峰が一望出来、幸先良し。カルデラの向こうには今日の宿泊場所、五色が原山荘が見える。ガンバ！！

8/7 9:10

浄土山山頂？？のヤグラまであと少し。

8/7 10:47

浄土山を下り最初のピーク、獅子岳。これからいくつのピークを越えるのか？

8/7 10:48

黒部湖の向こう側には先週登った針の木岳、スバリ岳、赤沢岳が。山々の位置関係がより明確に成ってきました。

8/7 11:42

最初の大きな下りを下りきるとザラ峠。さあ、カルデラの淵に沿って登り返しだ！

8/7 12:20

登りきると木道に。しばらく進むと今日の宿泊場所の五色が原山荘。今回の縦走で一番短いルートだったが山荘が見えてホッとしました。ビールだ！

8/7 17:51

山荘到着。山荘には珍しく湯船のある風呂(時間で男女入替制)があり、疲れも吹っ飛びます。

8/8 4:10

この日は最長ルート。薬師岳山荘まで行けるか？
そんな事で予定より30分程早く山荘を出発。山荘から見えていた鳶山の山頂を通過です。

8/8 5:06

越中沢岳に到着する前に朝日が顔を出しました。

8/8 5:53

越中沢岳山頂。ここで朝食です。

8/8 5:53

越中沢岳山頂からこれから一旦下って登り返す薬師岳方面にスゴ小屋が見えます。表示板に「近くて遠いスゴ小屋」と書いて有りますが、この後実感しました。

8/8 6:21

こんな坂道を下って下って、更に下って・・・

8/8 7:54

スゴ小屋が遠くなった気がします。

8/8 8:14

やっと下りきってスゴ乗越です。
さあ、登り返しです。

8/8 8:34

山小屋が近づいてきました。

8/8 9:02

やっと、スゴ小屋に到着。水を頂き、小休止させて戴きました。

8/8 10:23

登り坂を登り最初のピークが間山。ここで昼食を取り薬師岳への登りに備えます。

8/8 11:13

手前のピークが北薬師岳山頂で山頂まで岩がゴロゴロしています。さあ！がんばれ！！

8/8 12:09

北薬師岳山頂です。左後ろのピークが薬師岳山頂。
何とか今日の目的地の薬師岳山荘まで行けそうです。

8/8 12:13

湾曲した稜線の下はカールです。このカールは雲ノ平方面からは見えません。

8/8 13:16

やっと薬師岳山頂に到着。
稜線をたどって下ると山荘です。

8/8 13:22

今日、歩いたコースの全貌です。

8/8 13:54

ガレの道を下ったところに薬師岳山荘が見えます。
土曜日で混みました。この山荘は天水に頼っており、水は超貴重品です。

8/8 18:40

夕食後はみんな並んで夕日が沈むのを眺めていました。
今日もお天気最高！

8/9 6:01

山小屋を早立ちで、太郎平小屋で朝食を取り、水を頂戴して、いざ、黒部五郎岳へゴー！

8/9 6:16

太郎平小屋からしばらく木道が続きます。
気持ちいい〜！

8/9 7:17

黒部五郎岳と明日の目的地の笠が岳が並んで見えます。

8/9 7:44

最初のピーク、北の俣岳山頂です。

8/9 7:47

山頂からは、笠が岳、乗鞍岳、木曽御嶽山が並んで裾を広げた形に見えます。

8/9 8:01

このピーク、何処だったっけ？？
赤木岳？？

8/9 9:09

黒部五郎岳への登りの途中、後方を振り返ってみました。結構アップダウンがあったな！

8/9 10:06

黒部五郎岳山頂まで後、一踏ん張りだ！！

8/9 10:56

ザックを大展望にデポ。空荷で頂上へ。後方は薬師岳方面。

8/9 10:57

明日登る笠が岳が正面に。稜線は平坦で明日は楽が出来るかも？

8/9 10:57

槍ヶ岳から穂高の峰々もクッキリです。

8/9 10:58

見下ろせば今日の宿泊地の黒部五郎小舎がすぐ近くに見えます。

8/9 11:13

ザックをデポした大展望迄下って黒部五郎岳頂上を見返すと青空に頂上が際立っていた。

8/9 11:19

カールの岩場を下ります。

8/9 11:43

カール下山の途中で下方を望むと先行者の姿が。

8/9 11:48

上を見上げればカールの淵は遥か上に。

8/9 12:09

カールを流れる沢の水がきれいだ。

8/9 12:57

山頂で直ぐ近くに見えていた小舎までは2時間ほどかかりやっと黒部五郎小舎が見えた。良い感じに立っている。

8/9 17:10

明日登る笠が岳方面が天場越に霞んで見える。

8/9 18:16

ここも混み合いました。

8/10 4:45

早立ちで三俣蓮華岳に向かったが途中で日の出に。

8/10 5:14

振り返ると黒部五郎岳頂上が朝日に染まっている。

8/10 5:28

三俣蓮華岳到着。ここで朝食を摂る。何故かここでGPSの電源がOFFとなったようで双六小屋まで気付かずトラック情報をロスト。

8/10 5:29

今日の目的地、笠が岳が待っている。

8/10 6:06

今回は巻き道コースを選択。先を急ごう。思ったより時間のかかるコースだった。

8/10 7:19

やっと双六小屋が見えた。

8/10 7:38

双六小屋で小休止。見上げれば今降りて来た道、緑
と青空がきれいだ。

8/10 7:56

双六小屋の天場の向こうの池と山。日本ではない見たい。さあ、出発だ！！

8/10 8:19

弓折の尾根に出ると槍ヶ岳がすぐそばに見える。

8/10 9:12

下り切ったところが大ノマ乗越。標識。

8/10 9:50

ここから下って下って更に下ります。

8/10 10:44

秩父平からの急な登りを登りきった所・・・だったかな？？

8/10 10:46

更に秩父岩方面に登りが続く

8/10 11:46

丁度、抜戸岳頂上への分岐にライチョウ(雄)がお出迎え。しばらく笠が岳方面に先導、道案内をしてくれました。

8/10 11:46

抜戸岳頂上への分岐。ガスも出ており頂上には寄らずライチョウに先導され笠が岳に直行。

8/10 12:24

抜戸岩の向こうにガスに包まれた笠が岳が。

8/10 12:59

山荘の手前にある天場に到着。ザックをデポして水場に給水に向かいます。山小屋は深刻な水不足です。

8/10 13:31

笠が岳山荘に荷物を置いて、取敢えず笠が岳頂上を極めます。明日の天候次第ではそのまま下山します。

8/11 5:12

翌朝は良い天気。頂上へ登り槍ヶ岳からの日の出を待つ。槍ヶ岳から後光がさしているようでした。待った甲斐がありました。

8/11 5:16

山頂はご来光に感激する登山者でいっぱいです。
残念ですが下山の時間です。

8/11 5:44

山荘を後に下山開始です。これから笠新道の下り、心して行こう。

8/11 6:18

抜戸岳山頂とその手前の笠新道への分岐道が見えてきました。

8/11 6:37

最後にこの高さからの見納め笠が岳です。

8/11 6:42

取敢えず杓子平に向け下山開始。それほど時間がかかる様には思えませんが・・・。

8/11 7:26

下山途中で振り返っても下山してきたルートが良く分かりません。

8/11 7:30

やっと杓子平に。

8/11 9:29

長い下りを下り切ると笠新道登山口に到着。水場でおいしい水を頂き、後は林道を新穂高温泉まで小一時間。

撮影機器：

EX-H15 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

感想

yuuyu377

連日天候に恵まれ、北アルプスの懸案コースを満喫出来た。ただし、シーズン真っ盛りの土日を挟む日程で山小屋はどこも満杯。ふとん2枚に3人という事でほとんど眠れなかった。