晴天の剱岳と暴風雨の薬師岳


- GPS
- 31:23
- 距離
- 46.6km
- 登り
- 4,241m
- 下り
- 5,322m
コースタイム
- 山行
- 4:42
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 4:57
- 山行
- 11:47
- 休憩
- 2:14
- 合計
- 14:01
- 山行
- 8:30
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 8:41
天候 | 1日目 霧、夜風雨 2日目 曇りのち晴れ 3日目 暴風雨 4日目 雨のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー
毎日あるぺん号¥18,000 竹橋22:30→室堂07:15 帰り¥3,000(タクシー9人で割り勘) 折立11:55→富山駅13:15 もともと新穂高口下山予定で平湯温泉のホテル予約済み。1日前倒しで空きもあり平湯へ移動 富山駅14:15→15:07猪谷駅 猪谷駅15:10→16:27高山駅 高山濃飛BC16:40→17:38平湯温泉 平湯温泉→新宿 |
コース状況/ 危険箇所等 |
いろいろ |
その他周辺情報 | 富山駅ビル🍣 すし玉 回転寿司だけど美味しかったです 帰り乗ったタクシーの運転手さんが「きときと寿司よりすし玉が...」とこっそり教えてくれました。混んでて並んでるけど割と早く(15分並ばない程度)店内に入れました。 富山駅付近♨️ 満天の湯 富山店 広くて食事もできるそうです (タクシー相乗りした人が温泉に入りたいということで下すために寄りました) |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
4泊5日で雲の平経由新穂高口へ下山の計画を立てていましたが、梅雨明けしていない富山県。雨予報が続くこともあり3泊4日に変更し、雲の平を諦め折立下山にしました。
YAMAP起動したのにスタートし忘れ、1日目のログが取れていません。
幸いヤマレコログを取っていたのでそちらを。
行動時間4:42休憩0:15合計4:57
距離7.2km
累積のぼり869m累積くだり774m
07:27室堂
09:18雄山
09:45大汝山
09:58富士ノ折立
10:36真砂岳
11:27別山
11:52剱御前小舎
12:27剱沢キャンプ場⛺️
1日目
雲の中での山歩きとなりました。
立山三山と別山を経由して剱沢キャンプ場へ。
たまに雲が取れるもののほぼ真っ白の景色で眺望はほぼありませんでした。山頂を踏んだというだけのトレーニングになりました。しかも、YAMAPのログイン取れてない😱歩いてないことになってる🤣ま、こんなこともあるある😭ないない
キャンプ場に到着。風が強い中でのテント設営。
そして、楽しみにしていた海苔弁当タイム♪ と、ポツポツ...
危なく雨に見舞われるとこでした。
夕暮れ時に剱岳が見え始め、夜には満月と星。
翌日が楽しみでした。
2日目
夜の風雨はなかなかすごくてテントがバタバタ揺れていました。完璧に張ったので飛ばないはずだけど、ちょっと心配になりました😅
起床時、日は昇っていませんが輝く満月に照らされた山やテント場を見て嬉しくなりました。晴れを確信!
テントに不要荷物をデポし、3:30アタックザックで身軽にスタート!
剣山荘を過ぎてからしばらくすると岩岩していて鎖が何箇所もあり(←こういうの大好き)ウキウキしつつ息を切らしながら山頂を目指しました。
山頂の社が見えた時やっと来れた!と嬉しくなりました。到着時は雲の中でしたが休憩していると雲がとれはじめ眺望も見えてきました。ソロの方が多かったのでお互い写真を撮ったり撮ってもらったり、会話を楽しんで下山しました。
あっという間に剱沢小屋に到着、コーラを購入し一気飲み。そしてテント場へ戻り撤収。雷鳥沢キャンプ場へと向かいました。
が! 予定より早く11時過ぎに到着してしまったのと、天気がいいのと、翌日から天気が悪くなるということを考えると先に進みたくなりました。
ここまで休憩除いて6.5時間ほど歩いていますが、プラス6時間歩くことに。
しかし!聞いていた通り室堂までの永遠階段は地獄でした。
そして、浄土山経由なのにうっかり室堂山展望台へ行ってしまいました。また行き過ぎた分もどり浄土山へ。
浄土山までの登りは岩が大きく一歩一歩体力を奪われました。
鬼岳方面への分岐点で雨がポツポツ。
雲行きも怪しいのでレインウェア装備。
なんとそこでザックカバーを忘れたことに気づきました😱😱😱
やっちまった...
そして想定内ですが、鬼岳周辺で雷雨しかも大粒の雨見舞われました⚡️☔️
鬼岳東面のハシゴ下で雷雨を逃れるため(ザックを濡らしたくないため傘をさした)20分くらい?停滞しました。
雨は止みました。ホッ😮💨
獅子岳へは残雪箇所がありました。
獅子岳下りは急坂でした。
ザラ峠は長く感じました。
五色ヶ原への上り、男の人の声が聞こえました。
小屋利用者が「登山道上に停滞している人がいる、ケガをしているのでは?」と。それで心配しやってきた小屋番さん2人でした。(傘さして停滞していた私のことだったようです)
3人で小屋まで歩きました。
そんなこんなでテント泊をやめ、小屋泊にしました。
小屋泊の人数が少なく大部屋12畳を1人で贅沢に使わせていただきました。
3日目
雨予報なので覚悟をしていましたが、雷の音と窓に当たる雨の音と稲妻の光で目覚めたのは4時前でした。
一応準備をしながら、本気でこのまま小屋に停滞しようか悩むこと3時間。
雷はおさまったので行くことにし、ザックカバー代わりに90リットルのビニール袋をもらいガムテープで自作のザックカバーを製作😅
予定では4時半発でしたぎ7時過ぎに出発しました。
たまに雨は止み景色が広がる時間もありましたが、ほぼ雨風がひどくてなかなかの状況でした。
スゴ乗越小屋までに浄土山考えていましたが、それでも予定コースタイムより早く着いてしまったので薬師岳小屋まで足を延ばすことにしました。電話をし素泊まり予約を済ませました。
そこからアップダウンを繰り返し、遮るもののない稜線では暴風雨に打たれながら4時間ほど間山・北薬師岳・薬師岳を越え薬師岳小屋へ。
ザックと全身はずぶ濡れ、靴の中も水没。
幸いザック中身は全て防水袋に入れていたのでドライでした。
乾燥室で全てを干し、着替えをし生き返りました😮💨
心身ともに復活!
宿は新しいしとても良いところでした。
おじさまとおにいさんも気さくで親切で本当に居心地が良く、薬師岳小屋の大ファンになっちゃいました!
自炊し夕飯を食べる頃には小屋泊の方々と同じ時間になり、食堂はとても賑やかで温かい雰囲気に包まれていました。
大部屋を4組6人で快適に広々と過ごせました。
この日、暴風雨に打たれてお腹いっぱいになったことと、翌日からも雨予報なので太郎平から折立に下山することを決めました。
本来の予定だと雲の平泊、新穂高口へ下山と2日残していました。
4日目
朝から雨が降り続いていました。
どうせ下山だけだし、とのんびり過ごし7時前に出発しました。知り合った方と一緒に太郎平小屋まで歩きました。そこで別れ、私は下山。強者の彼女は七倉へ向かいました。太郎小屋から2時間半で折立に下山できたので、その日のうちに平湯に行けることが判明!慌てて時刻表を調べると乗り換えもスムーズでした。まだ運を使い果たしてはいなかったようです😆
そんなこんなで1日短縮の4日間になりましたが、充実の行程となりました。
本当に楽しかった!
五色ヶ原山荘から雲の平、新穂高口はリベンジしたいのでまた絶対に計画をして来ようと思いました。
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