北アルプス3泊4日修行の巻（鷲羽岳、水晶岳、黒部五郎岳、笠ヶ岳）

2015年09月19日(土) 〜 2015年09月22日(火)

• GPS: 400807:04
• 距離: 69.1km
• 登り: 5,361m
• 下り: 5,454m

コースタイム

1日目

• 山行: 10:00
• 休憩: 1:16
• 合計: 11:16

1:31 鍋平駐車場
2:26 2:26 中崎山荘 奥飛騨の湯
3:15 3:16 中崎橋
3:27 3:27 笠新道登山口
3:38 3:54 わさび平小屋
4:18 4:18 小池新道入口
5:13 5:13 秩父沢出合
5:26 5:26 チボ岩
6:27 6:27 シシウドヶ原
7:29 7:43 鏡平山荘
8:43 9:05 弓折乗越
9:19 9:19 花見平
9:31 9:31 くろゆりベンチ
10:01 10:24 双六小屋
10:43 10:43 双六岳巻道分岐
12:19 12:19 三俣峠
12:47 三俣山荘

2日目

• 山行: 5:11
• 休憩: 0:50
• 合計: 6:01

8:00 三俣山荘
9:15 9:29 鷲羽岳
9:49 9:49 ワリモ岳
10:01 10:01 ワリモ北分岐
10:24 10:28 水晶小屋
10:59 11:18 水晶岳
11:43 11:49 水晶小屋
12:14 12:15 ワリモ北分岐
12:22 12:28 岩苔乗越
13:12 13:12 黒部川水源地標
13:43 13:43 三俣山荘
14:01 宿泊地

3日目

• 山行: 6:14
• 休憩: 1:43
• 合計: 7:57

5:52 宿泊地
6:45 6:50 三俣蓮華岳巻道分岐
7:45 8:05 黒部五郎小舎
9:19 9:24 黒部五郎の肩
9:31 9:49 黒部五郎岳
9:56 9:56 黒部五郎の肩
10:20 10:20 雷岩（黒部五郎カール）
10:58 11:51 黒部五郎小舎
12:41 12:43 三俣蓮華岳巻道分岐
13:49 宿泊地

4日目

• 山行: 10:40
• 休憩: 2:42
• 合計: 13:22

2:42 宿泊地
3:22 3:22 三俣峠
4:35 4:35 双六岳巻道分岐
4:44 5:09 双六小屋
5:55 5:56 くろゆりベンチ
6:06 6:06 花見平
6:16 6:36 弓折乗越
6:40 6:40 弓折岳
7:25 7:32 大ノマ岳
8:01 8:14 秩父平
9:17 9:17 抜戸岳分岐
9:20 9:22 分岐指導標（仮称）
9:24 9:29 笠新道分岐
9:52 9:52 抜戸岩
10:13 10:20 笠ヶ岳山荘
10:27 10:39 笠ヶ岳
10:46 11:31 笠ヶ岳山荘
11:49 11:49 抜戸岩
12:16 12:29 笠新道分岐
12:31 12:31 分岐指導標（仮称）
13:14 13:20 杓子平
15:09 15:14 笠新道登山口
15:24 15:25 中崎橋
16:01 16:01 中崎山荘 奥飛騨の湯
16:04 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

新穂高鍋平登山者用無料駐車場
土曜日の深夜1時には下の駐車場は既に満車で、鍋平駐車場は3分の1がうまっていた。

コース状況／危険箇所等

登山道は良く整備されていて、分岐には標識もあり道迷いの心配もない。
ただし、ガス発生時には道迷いに注意が必要な場所もあり。

その他周辺情報

日帰り温泉　平湯の森５００円

写真

夜中2時　新穂高温泉駅出発！

徹夜登山じゃ〜！今日は、三俣山荘まで行くよ！

夜中は小雨が降っていた。

鏡平到着！

湖面に槍ヶ岳の姿が無い。

鏡平小屋

良い天気になりそう！

槍です！

双六小屋「ROCK　ON」！
テント少ない？

おっ〜〜！紅葉が始まっていた！

徹夜登山中盤で結構疲労している〜。

真っ赤っか

鷲＆水晶　ちょー会いたかったよ〜！

三俣山荘が見えた。遠すぎるやろ〜

2日目の朝、あまりに天気が良いので出発前の記念写真

本日は、鷲羽岳＆水晶岳を登り巻道でベースキャンプ（三俣山荘）へ戻ります。

見るからに急な登りです。

以外と歩きやすい

明日登るクロベ〜五郎岳が見えます。

富士山＆槍ヶ岳をバックにパチリ！

野口ゴロー岳も見える。西条秀樹はどこ？いるかい。

この稜線を歩いて、水晶へ行きますよ！

オー！遠くに見えるは、薬師岳ではないですか！

証拠写真

水晶まで遠く、遠く見えますが、すぐそこです！

雄大！来て良かった。
晴れ男が一緒で助かった。

水晶岳「ROCK　ON」！

小屋が壊れるほど人がいた。

野口五郎岳方面

こちらは、黒部五郎岳＆手前が雲の平でっせ！

水晶岳山頂まではヤセ尾根が続き、山頂は狭い。

歩いてきた鷲羽岳方面

こちらは、変態ドMが歩く読売新道です。

証拠写真

山の安全をお願い！

さあ、来た道を戻る。

紅葉がキレイ！

こちらも！

黒部川水源地

紅葉！

紅葉！

テント場に戻ってきた！

眠れない夜には、星空を眺めるが良い！

鷲羽岳

三俣山荘

槍でっせ！

3日目の朝
今日は朝から曇り勝ち！

今から向かう黒部五郎岳！

お花の時期が終わってもキレイに咲いていました。

雲の平

クロベーゴロー！

明日登る笠ヶ岳！遠いな〜

黒部五郎小舎

カールコース！

紅葉がキレイ

これは？ミニ千畳敷か？

証拠写真

ここにも！
山の安全をお願いね！

桃太郎が出てきそ〜！

小屋カレー！1000円

チングルマが変身している。

さあ、ベースキャンプ（三俣山荘）に戻って来た！

途中の雪渓で、仲間が遊ぶ！

テント多いな！

4日目、最終日！いきなり双六小屋！
本日は、夜中の2時に三俣山荘を出発し笠ヶ岳へ登ってから新穂高へ帰ります。

弓折分岐手前のピークで日の出待ち！
乗鞍＆御嶽山

こちらは白山！

槍の横からご来光！

弓折乗越！楽して帰るか、笠ヶ岳へ登るか、かなり迷ったあげく笠ヶ岳へ向かう！20キロの荷物を背負って大丈夫か不安？！

今日は、天気サイコー！
焼岳、乗鞍、御嶽

まだ、笠ヶ岳は見えません

記念写真

ここにも、ミニ千畳敷が！

ここにも、ミニ千畳敷が！

ここにも、ミニ千畳敷が！

カールを登ったらやっと見えました。

ドンだけ遠いの笠ヶ岳！

既に、三俣から10キロ以上歩いている。
俺の脚まだ動くか心配？

分岐で荷物をデポして、笠ヶ岳へ向かう！

ガレ場登りが脚にくる。

山頂！
最高の天気と山の安全に感謝します。

クリヤ谷？こんなとこ下りれるのか？

証拠写真

昼飯食べて帰ります。

最後の力を振り絞って、恐怖の笠新道を下ります。

歩きにくい。せめて荷物が軽ければと悔やむ。

3時間チョイで、何とか下山できた〜。
もう限界！
しかし、まだ歩かなければ帰れない。

お〜！見覚えのある柵

這うように新穂高温泉駅に到着！
しかし、ここから更に1時間鍋平まで歩く（泣）
お疲れやま〜！

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 調理器具 ライター 地図（地形図） 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ ヘルメット

感想

psmaru

シルバーウィークに混雑覚悟で裏銀座へ行ってきやした。
北アルプスは、穂高より奥へ行ったことがなかったので、どんな秘境が待っているのかとても楽しみでした。
事前情報でかなり寒いと聞いていたので寒さに弱い僕は精一杯の寒さ対策考えて90Lザックに荷物を詰め込み準備したら重さが22キロになり、登山中に後悔することになるのでした（泣）
金曜日の夜浜松を出発し、新穂高に夜1時に到着、予想どおり下の無料駐車場は既に満車で鍋平へ移動する。こちらは、まだ余裕があり無事に駐車できた。車中で仮眠は無理と判断し、そのまま徹夜登山をすることにした。天気は、小雨が降っており気温も低い！最悪のスタートである。三俣山荘へ向けて歩みを進めると、鏡平付近で日の出を迎える。幸い天気も回復しており気持ちの良い朝を迎える。その後、眠気と疲れとザックの重さと戦い、目的地の三俣山荘に無事に到着！まだ、テントもお客さんも少ない。小屋の受付の方が、明日からは小屋に約300名（定員70名）以上が泊まるとのことである。実際は、小屋もテント場もオーバーフロー寸前であった。予想はしていたが、トイレ待ちが凄かった。最終日の前日から小屋のトイレットぺーパーが底を尽いて悲惨な状況になった。僕は、持っていたので助かりましたが、無い方はどうしたんでしょうか？
当初、三俣山荘で2泊しその後、双六小屋で1泊を計画していたが、動くとテント張れない可能性があり、3泊とも三俣山荘でテント泊することにしました。
ここをベースキャンプに2日目に鷲羽岳＆水晶岳、3日目に黒部五郎岳、最終日に無謀にも笠ヶ岳まで登り下山しました。
重いザックを背負い、笠ヶ岳の笠新道の下りが、疲労のピークでかなり危険でした。
急な下りに加え、ガレ場で足場が悪くなかなか高度が下がらない上に、手足を使うため、非常に疲れて思うように身体が動かずザックの重さを悔やみました。
結局、使わなかった物の重量合計が5キロもあり、この時期のテント泊装備の勉強になりました。
　
今回の3泊4日の山旅は奇跡的に好天に恵まれてとても良い経験になりました。

コメント

graveltrek

会えなかったですネ
psmaruさんお疲れマサでした。

21日の昼ごろに三俣蓮華岳の頂上から、三俣山荘のテント場を見ながらマルさんに電話したんですけど、電波が悪くて繋がらず・・・(；一_一)
テント場まで行けば会えるだろうと・・テント場で探したんですが、人が多過ぎてテントの場所が分からず、結局会うのを諦めました。

しかし、使わない物５kgは重すぎますよ！超人か全日本ラグビー代表のアスリートじゃないと無理だと思います・・・ワハハ

わたし最終日黒部五郎岳頂上から、新穂高まで一気に大返ししたら疲労困憊です。
graveltrek

psmaru

Re: 会えなかったですネ
graveltrekさん
コメントありがとうございます！

北アルプス登山お疲れ様でした。
せっかく、ご連絡頂いたのに連絡がつかず申し訳ありませんでした。僕も、あの混雑したテント場で見つけるのは不可能に近いと思いました(≧∇≦)　テント張る場所が完全に不足していましたが、大丈夫でしたか？
しかし、昼頃に三俣蓮華岳に到着していたとは、メチャメチャ早いですね！流石です。僕は、クソ重たいザックのせいで速度が上がらず12時間近くかかり死にそうでしたよ(◎-◎;)

帰りに、黒部五郎を経由して帰るとは？まさかスクーターに乗って来たわけでは無いでしょうね(笑)
体力も完全復活されたようでおめでとうございます(^^)
いつか登山に、ご一緒させてくださいね！

ゲスト

放射状登山！
マルさんコンニチハ
やっぱりSWともなると北アルプスは激混みなんですねー 結果的には、ベースキャンプ式にして大正解だったようですね！
4日間、天候が崩れなかったのも僥倖だと思います。次回は余分5キロのスペースにトイレットペーパーをたくさん詰めて、上で販売してはいかが？

psmaru

Re: 放射状登山！
osamu310さん
コメントありがとうございます！

北アルプスは穂高より奥へ行ったことが無かったので、少し心配でしたが終わってみるととても楽しかったです。
あんなに山奥なのに、人で混雑しているのにはとても驚きました。そして、トイレットペーパーが無いのにはやられました(≧∇≦)
僕の食器拭き用のトイレットペーパーが活躍し、食器だけでなく仲間のお尻もピカピカにしてくれて感謝です😁
次からは、販売できるぐらいザックにつめこもうと思っています(笑)

唯一残念だったのは、 graveltrekさんとお会い出来なかったことです(≧∇≦)
小屋周辺ではスマホは使えないし、人が多すぎて見つけるのは不可能でした(泣)

また、次回の楽しみにします。