黒部源流をぐるりと歩く旅（折立〜薬師〜黒部五郎〜鷲羽〜雲ノ平〜水晶〜野口五郎〜高瀬ダム）

2015年09月19日(土) 〜 2015年09月23日(水)

• GPS: 94:34
• 距離: 58.9km
• 登り: 4,888m
• 下り: 4,972m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:33
• 休憩: 0:33
• 合計: 4:06

距離 7.4km 登り 1,030m 下り 76m

13:49 折立
14:43 14:44 太郎坂(アラレちゃん)
15:16 15:28 青淵三角点(青淵山)
16:40 五光岩ベンチ
17:18 17:38 太郎平小屋
17:55 薬師峠

2日目

• 山行: 9:08
• 休憩: 3:09
• 合計: 12:17

距離 19.3km 登り 1,572m 下り 1,516m

6:14 薬師峠
6:35 薬師平
7:11 7:18 薬師岳山荘
7:57 8:11 薬師岳
8:33 薬師岳山荘
8:50 薬師平
9:04 10:11 薬師峠
10:28 太郎平小屋
10:56 11:06 休憩地点
12:02 神岡新道分岐
12:08 12:24 北ノ俣岳
12:47 赤木岳
13:06 13:20 休憩地点
13:35 中俣乗越
13:53 14:02 休憩地点
14:23 13:31 休憩地点
14:56 15:05 休憩地点
15:33 16:16 黒部五郎岳
17:39 黒部五郎小舎

3日目

• 山行: 6:03
• 休憩: 2:27
• 合計: 8:30

距離 11.5km 登り 1,161m 下り 937m

7:32 黒部五郎小舎
8:42 8:54 三俣蓮華岳巻道分岐
9:24 9:40 三俣蓮華岳
10:19 11:15 三俣山荘
12:04 12:20 休憩地点
12:41 13:02 鷲羽岳
13:26 ワリモ岳
13:44 ワリモ北分岐
13:50 14:01 岩苔乗越
14:34 14:35 祖父岳
14:48 14:57 祖父岳分岐
15:40 15:45 雲ノ平山荘
16:02 雲ノ平テント場

4日目

• 山行: 7:48
• 休憩: 3:12
• 合計: 11:00

距離 16.0km 登り 1,046m 下り 1,091m

5:04 雲ノ平テント場
5:45 5:50 祖父岳分岐
6:12 6:26 祖父岳
6:54 岩苔乗越
7:05 ワリモ北分岐
7:41 7:54 水晶小屋
8:20 8:56 水晶岳
9:21 9:47 水晶小屋
10:17 東沢乗越
10:46 11:04 休憩地点
11:39 11:47 真砂岳分岐
12:28 12:44 野口五郎岳
12:56 13:22 野口五郎小屋
14:22 14:38 三ッ岳
15:33 15:35 烏帽子ひょうたん池
15:45 15:57 烏帽子小屋
16:04 烏帽子ひょうたん池

5日目

• 山行: 2:13
• 休憩: 1:06
• 合計: 3:19

距離 4.8km 登り 72m 下り 1,298m

9:03 烏帽子ひょうたん池
9:11 10:01 烏帽子小屋
10:36 三角点
10:55 11:09 休憩地点
11:36 権太落し
12:00 12:02 ブナ立尾根取付
12:09 高瀬ダム 天場
12:22 高瀬ダム湯俣登山口

天候

晴れ（雨具使用せず）
ガスの中や日差しのない場所はかなり冷えます。
雲ノ平のテント場では、テントがパリパリに凍りました。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

電車：富山駅〜有峰口駅（1,020円）
バス：有峰口駅〜折立（2,450円）
タクシー：高瀬ダム〜大町温泉郷（6,800円）
バス：大町温泉郷〜信濃大町駅（530円）

写真

9/19 13:52

高瀬ダムに向けてのスタート地点、折立です。太郎平には、夕暮れまでに到着できるように歩きます。

9/19 14:12

前日の雨でぐしゃぐしゃ、泥も跳ねます。

9/19 17:09

これは虹なのかなぁ、そうなのかなぁ。

9/19 17:15

太郎平に着いた瞬間、ガスが晴れてパーッと視界が開けました。

9/19 17:23

雲の上に浮かぶ笠ヶ岳がとても綺麗です。

9/19 17:26

西日を浴びる雲海がとても綺麗で、しばらく見とれていました。

9/19 17:52

日が沈んでいきます。あぁ。

9/19 17:57

まぁ、シルバーウィーク初日のこの時間だもの、こうなりますね。幸い、少し斜めになっただけの寝床を確保できました。

9/19 18:20

今回の食糧です。欠かすことなく肉を食べる代わりに、重さを受け止めねばなりません。

9/19 19:53

ちょっと太めのチンジャオロース風です。ごはんもふっくら炊けました。

9/20 6:59

朝、のんびり起きると、快晴でした。のんびり支度をして、薬師岳へ。

9/20 7:59

ガラガラの登山道を登っていくと、いつも眺めていた、大きな大きな薬師岳に到着しました。

9/20 8:00

次は剱岳まで縦走したいなぁ。

9/20 10:23

太郎平に戻り、彼方に見える黒部五郎岳を目指します。

9/20 10:32

雲ノ平に向かう方々を横目に、北ノ俣岳への微妙な登りに突入します。

9/20 11:44

雲ノ平が目の前に見えますが、まだ、同じぐらいの標高なのです。上から眺めるためには先に進もう。

9/20 12:04

赤木平も、広々とした素敵な場所でした。

9/20 12:12

ここまで来ると、雲ノ平を少し見下ろすようになってきます。

9/20 15:16

ずっしりとした荷物を背負ったまま、黒部五郎岳の急登に差し掛かります。辛い・・・。

9/20 15:36

だんだんと天気が良くなってきました。石垣島から遠征中の兄さんとまったり。

9/20 16:17

テント場がいっぱいなら、シュラフカバーにくるまって寝ればいいさ。今、ここからの景色を堪能したいのだから。

9/20 16:19

飛騨側は、どこまでも雲海が広がっていました。

9/20 16:38

這松がなければまるで富士山のようです。

9/20 18:35

長葱と玉葱を両方持ってきたのは失敗でした。長葱を先に使うために、重い玉葱をずっと持ち歩く羽目に。何せ、玉葱は切るのが面倒なのです。長葱はテントポールよろしく、ザックの横に差しておけば、すぐに使えますから。

9/21 5:38

長葱とウインナーのコショウ炒めです。とてもシンプルです。

9/21 7:16

テントの隙間になんとかスペースを見つけました。石でごつごつはするけれど、普通に寝られます。朝起きると、周りのテントは既に消え去っていました。

9/21 7:36

のんびりと支度をして、三俣蓮華岳へ。

9/21 7:42

途中でハードコースとまったりコースに分かれたから、まったりコースにしてみたのだけど、ただの急登ですね。

9/21 7:58

振り返ると黒部五郎。しばらくはずっと黒部五郎を背に歩きます。

9/21 8:23

三俣蓮華岳からの展望が楽しみな天気です。

9/21 8:34

青空に水晶、ワリモ、鷲羽の三峰がそびえています。

9/21 9:40

先月来てから、あっという間に紅葉が進んでいました。

9/21 10:45

鷲羽に登る前に、腹ごしらえ。

9/21 11:17

この雷鳥が、遥々山々を越えてきた12年前が懐かしい。

9/21 11:44

いつきても、うわぁ・・・。となる。

9/21 12:22

鷲羽岳の登りから、紅葉の始まった黒部源流を眺めます。

9/21 12:28

次に来た時には立ち寄ろう。そう思って何回目だろう。

9/21 13:05

グーンと降りて、グーンと上がる。この稜線のいいところです。

9/21 13:16

遥かに見上げる登山道と青空が素敵だなぁ。

9/21 13:33

鷲羽は、双六から見るのが一番です。

9/21 14:20

雲ノ平の紅葉です。

9/21 15:33

ぐる〜っと迂回して雲ノ平山荘へ。

9/21 16:00

とてもとても悲しいです。何故、そこに張るのでしょう。ふかふかだからでしょうか・・・。

9/21 17:20

本日の料理は、ナスとピーマンと豚肉（ハム）の炒め物です。

9/21 18:02

多めの油でナスを炒めて、ピーマンとハムを投入します。あっという間に出来上がりました。

9/21 18:03

ご飯を食べながら、夕陽を眺めます。星空もとっても綺麗でした。そして寒い。

9/22 5:13

テントがパリパリに凍り、木道はツルッツルです。登りなのに滑って前のめりにコケルぐらいツルツルでした。

9/22 6:06

水晶岳

9/22 6:06

黒部五郎岳に朝日が差し込みました。

9/22 6:29

祖父岳山頂にて。

9/22 7:42

遥か遠くに槍と笠。どちらも、1日で縦走できてしまうのが不思議です。

9/22 8:24

9/22 8:24

9/22 8:43

雲ノ平を越えて見える黒部五郎岳。

9/22 8:47

9/22 9:49

水晶岳をピストンしたら、念願の烏帽子小屋への縦走です。

9/22 10:06

9/22 10:20

水晶岳へは、みんな軽装で楽々歩いています。

9/22 10:42

降りて登っての繰り返し。随分遠くまで来たように見えますが、水晶小屋から1時間も経っていません。

9/22 11:37

五郎池周辺の紅葉も素敵でした。

9/22 12:00

真砂岳から野口五郎小屋、地図を見ると30分に見えなくもないけれど、最後の登りがやっぱりしんどくて、そう簡単にはたどり着けませんでした。

9/22 12:56

やっと野口五郎小屋です。ここのテン場が使えればなぁ・・・。

9/22 13:11

野口五郎小屋でラーメンを食します。

9/22 14:42

9/22 15:36

餓鬼岳〜燕岳の稜線も歩いてみたいなぁ。

9/22 16:02

テント場から小屋までは徒歩5分。地味に登って下ります。

9/22 16:23

すっきりとした青空・・・。

9/23 6:12

日が上がったからといって、テントから出てたまりますか。

9/23 8:33

朝ごはんは、ベーコンとペペロンチーノです。

9/23 8:41

最終的にあまった食材です。米4合、玉葱2個、ナス1個、スパゲッティ、ペペロンチーノ。これ以外にも行動食が沢山・・・。

9/23 8:57

ひょうたん池のほとりでテントを干して、のんびりと出発です。

9/23 9:11

もう、すっかり秋ですね。

9/23 11:40

ブナタテ尾根はよく整備されていて、とても歩きやすい道でした。

9/23 12:09

9/23 12:15

9/23 12:16

9/23 12:25

高瀬ダム〜薬師の湯で6,800円でした。

9/23 14:37

薬師の湯はザックを抱えた登山者が沢山。ザック置き場もズラリです。

9/23 15:17

温泉からはバスで信濃大町駅です。大した距離ではなかったはずが、530円もしました。

9/23 17:24

松本駅でガッツリ食べました。

撮影機器：

TG-3 OLYMPUS IMAGING CORP.

装備

個人装備

ゴアテックス雨具上下 タイツ ズボン 厚手靴下 防寒着（薄手フリース＋ダウン） グローブ 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック 軽アイゼン 昼ご飯 行動食 非常食 ガス缶250G×２ コンロ フライパン コッヘル 食器 ライター 山と高原地図 コンパス 笛 ヘッドランプ ランタン 予備電池（リチウム） モバイルバッテリー 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 携帯電話 ラジオ サングラス タオル ナイフ デジカメ テント ポール ペグ テントマット 個人用マット シュラフ シュラフカバー

備考

食糧を持って行き過ぎてきつかった・・・。