鷲羽岳〜水晶岳〜黒部五郎岳〜薬師岳
- GPS
- 80:00
- 距離
- 54.9km
- 登り
- 4,553m
- 下り
- 4,275m
コースタイム
- 山行
- 8:10
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 8:40
- 山行
- 5:40
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 7:20
- 山行
- 9:40
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 11:00
- 山行
- 2:40
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 2:40
天候 | 終日晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り 富山地方鉄道 折立〜有峰口 2450円 予約が必要でしたが空きがあれば 予約無しでも乗せてくれます。 有峰口〜富山駅 1020円 北陸新幹線 連休最終日は激混みでした。 |
その他周辺情報 | 折立の周辺には入浴施設がないので途中下車で亀谷温泉か富山市内にでてからになります。 |
写真
感想
今年のシルバーウィークは5日間の長期間!
早速ルート選定をしますが、せっかくなのでロングトレイルを計画します。
当初は新穂高温泉から鷲羽岳、水晶岳、黒部五郎岳を経て新穂高温泉に帰るルートを計画していましたが、せっかくなので折立へ降りるルートに変更し薬師岳も登ってしまおうと計画を変更しました。
移動の往きは毎日アルペン号で新穂高温泉へ、毎日新聞社のビルに入っているコンビニは食べ物が売り切れ、で少し歩いて周辺のコンビニに向かいますがそこもほとんど売り切れ、なんとか朝食をゲットできました。今回のバスはちょっとケチって4列シートに、そのせいか全然寝れずじまいで、ほぼ徹夜状態でバスを6:00に下車します。マイカーの駐車場はほとんど満車状態で路駐の嵐、そんな中準備を整えマイペースで歩き始めます。
小池新道分岐までは林道歩き、途中ヘリの荷揚げに会い少し足止めに会いました。穴時時間帯から登り始めた方々も多かったのですが、笠新道に向かう方も結構いました。林道を進むと小池新道分岐、ここからようやく登山道になります。大きな岩や樹林帯の中を歩き秩父沢出合で冷水をいただき。シシドウヶ原で休憩を入れ鏡平小屋に着きます。鏡平から急に眺望が開け槍や穂高が目の前に現れ小さな池に写し出されていました。鏡平を過ぎると弓折分岐まで急坂を登ります。直ぐに息が上がりますが、ゆっくりゆっくりと登ります。
弓折分岐から双六小屋までは稜線歩き両側の木々は秋の色に染まり始めていました。
本来は双六小屋でテン泊の予定でしたが思いの外早く着いたので少し先の三俣山荘まで先を急ぎました。巻道ルートを使いましたが、案外道が長く三俣山荘が見えた時には息も絶え絶えでした。14時半に着いた時には既にテン場はほぼ埋まってる状態、何でも始まって以来の混雑ぶりだとか、小屋では布団1枚に3人なんて書かれていました。そんな中なんとか場所を見つけ無理くりテントを設営して夕食に取り掛かりました。小屋の混雑を横目にテントの中で就寝しました。
2日目は、テントと重い荷物をテント場にデポして鷲羽岳、水晶岳アタックです。1日目に頑張ったおかげで、朝4時に行動開始。しかし、トイレに行った小屋でトイレ渋滞が遭遇し30分のロスにスッキリした気持ちで鷲羽岳に向かいます。鷲羽岳までは山頂までほぼ直登。直ぐに息があがってしまい。休み休み登ります。登っている最中太陽が上がり始めちょうど山頂に着いたあたりでご来光が拝めました。少しガスがでていた山頂ですが、ご来光をしっかりと堪能し水晶岳を目指します。途中、ワリモ岳のピークを踏んで分岐に、分岐から水晶小屋をまず目指します。
水晶小屋までの道は歩きやすくアップダウンもほとんどありませんでした。小屋に着いた時にはよほど混んでいたのかテン場ではないもののテントを張っている方々がここも大混雑だったんでしょうね。水晶小屋はこじんまりとして可愛い小屋でしたがここでもトイレ渋滞、帰りに寄るとして山頂に向かいます。小屋から山頂までも緩い稜線歩き晴天の中気持ち良く歩き続けます。
山頂北峰と南峰がありましたが、三角点のある北峰ではなく最高点がある南峰へ狭い山頂部に10人以上いてここでも大混雑していました。山頂は360度のパノラマビュー名だたる名峰が周囲を囲みどれを見ても飽きない空間が広がっていました。しばらく景色に見とれて足を止めていましたが、大混雑が続いていたのでそそくさと山頂を後にします。水晶小屋に戻りましたがまだトイレ渋滞は続いていてトイレを断念。小屋では物資は結構豊富でここでパンとポカリを購入し少し休憩をとります。休憩後は三俣小屋に戻ります。ここで一旦標高を下げ黒部川源流の碑がありますがここからまた三俣まで標高を上げます。地味にきつかった。
三俣に戻りテントを回収して次に目指すのは宿泊先の黒部五郎小屋に向かいます。行動していた時の荷物と回収した荷物の重さのギャップに少してこずりながら歩きます。三俣から一旦三俣蓮華の肩へ上がり黒部五郎小屋へ下りますが、最後の下りは急坂、登りに使ったらしんどそうな感じでした。
黒部五郎小屋もこの日は大混雑、12時くらいに着いた時でもすでにテント場は8割くらい埋まっていました。小屋の方も混雑していたようで売店の飲み物、食べ物類はほとんどが売り切れ状態、夕方見に行った時は全て売り切れでした。
この日は、放射冷却か日が落ちたあたりから冷え込み、朝起きた時にはテントが凍っていました。
3日目は、黒部五郎、薬師に向かいます。なかなかサド的な黒部五郎はカールコースを選択します。肩に上がる最後の急登はなかなか堪えました。途中に日が上がってきて、真っ赤に染まった黒部五郎岳が目の前に現れ、さらに肩に上がった先にある眺望は疲れを忘れさせてくれるほどでした。肩を進みと分岐へ、ここに荷物をデポして三様に向かいます。山頂は結構広くたくさんの人がいました。ここの眺望は今回登った中で一番!遠くは白山、御嶽、乗鞍、笠、槍、前日行った水晶、鷲羽、これから行く薬師
と素晴らしいすぎる景色についつい足が止まりしばらく見とれていました。
しばらくすると山頂も混んできたので今日の宿泊先である薬師峠に向かいます。一旦標高を落としますが赤木岳、北ノ俣岳とアップダウンを繰り返し太郎平小屋へ
小屋でラーメンを注文し軽く昼食タイム、ちょっと休憩後に薬師峠に向かいます。薬師峠に着いた時はちょうど撤収する人と設営する人とが混じっていました。ここのテント場ですが平な所が少なく、傾斜がついたとこが大半でしたが、平な所を譲っていただきテントを設営します。
テントを設営した後は、荷物をデポして薬師岳アタックです。最初は大きな岩が多い急登ですが薬師平では一旦眺望が開け足を休められます。薬師平から薬師岳山荘の急登、疲れた体にはなかなかきつい、、薬師山荘で一旦休憩し最後の登りに向かいます。見えているピークが山頂と思いジグザグの九十九折の道を登りますがそこは避難小屋があるピーク本当の山頂はさらに奥にありました。山頂に着いた時はすでに14時を回っていましたがまだまだ多くの人がいてそれぞれ山頂を堪能していました。
ここで3日間の軌跡をなぞりながら山頂で休憩します。ここで近くに剱岳が見え来年こそはと誓いを立て山頂を後にテン場に戻ります。
テン場に戻るとテントが増えていてだいぶ賑やかになっていましたがあまりに疲れていたのか夕食を食べるとすぐに就寝、
4日目は下山だけなのでゆっくり寝ていられると思いましたが周囲の声や撤収の音で目が覚めちゃいました。なので、そのまま朝食の準備に取り掛かります。周りは薬師岳アタックに向かったようですが自分はゆっくりと食事タイム、コーヒーも2杯も飲んだくらいにしてまったりと過ごしました。日も上がってきた6時に行動開始、折立のバスが10:40なのでゆっくりを下山します。折立に降りる道は草原の中を下る道でした。右手に薬師岳を見ながら進み、やがて樹林帯になります。樹林帯に入ると道も様子を変え急坂が増えてきて疲れた足に気を使いました。憧れの?アラレちゃんに出会い、さらに標高を下げると折立の登山口に到着!バスの時間に全然間に合う9時半頃でした。
長く険しい道でしたが、最高の天気と景色と達成感を味わえまた一つ成長した気分!これで62〜65座目の制覇!
若干燃え尽きた感じがありますが次はどこに行こうか思案中です。
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