雲の平〜高天原温泉〜鷲羽岳

2024年08月20日(火) 〜 2024年08月23日(金)

• GPS: 80:00
• 距離: 42.3km
• 登り: 3,244m
• 下り: 3,492m

コースタイム

1日目：折立9:00ー太郎平小屋14:20〜40ー薬師沢小屋17:30（泊）
2日目：薬師沢小屋5:40ー雲ノ平山荘10:30〜50ー高天原峠13:40〜50ー高天原山荘15:00〜40ー高天原温泉16:00〜45ー高天原山荘17:15（泊）
3日目：高天原山荘6:00ー岩苔乗越10:30〜50ーワリモ岳11:30ー鷲羽岳12:50〜13:00ー三俣山荘14:40〜50ー双六山荘17:40（泊）
4日目：双六山荘5:40ー弓折乗越7:35ー鏡平山荘8:30〜40ーわさび平小屋11:40〜50ー新穂高温泉13:10

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

写真

（1日目）富山から2時間バスに揺られ折立に。この日も朝駐車場で熊が目撃されたそうだ。

登山道脇の笹薮から始終ガサガサ音が聞こえる。熊？

森林限界を越えると、有峰湖が見えた。

気持ち良い登山道。

薬師岳が見えてくると、太郎小屋は近い。

太郎平に到着。薬師岳を眺めながら大休止。

薬師沢小屋まで一旦下り、疲れてきたので、何度も休憩をとる。

予定よりかなりオーバーして、薬師沢小屋に着いた。

（2日目）明るくなるのを待って出発。

水量が少なかったので、沢を歩けば良かった>?.?<

急だし滑りやすいが、登るのは問題ない。

雲ノ平に出た。

雲ノ平山荘に立ち寄る。

タテヤマリンドウ

リンドウ

雲ノ平から高天原峠までが長かった(?T?T?)

高天原山荘に到着。はやる心を抑え、休憩してから温泉へ。

沢を渡ると、高天原温泉。左が男♨、右奥が女♨

念願の高天原温泉。極上の温泉にゆっくり浸かると、2日間の疲れがとれた。

こちらは囲いがない露天風呂。そっと足をつけてみると、少し熱かった。

高天原山荘はランプの宿

（3日目）今日もまずまずのお天気。水晶岳がよく見える。

トリカブトのトンネルの中を歩く。

雷鳥の親子がお出まし

チシマギキョウ

さあ、次は鷲羽岳！

槍がちょこっと頭を出した。

ワリモ岳

鷲羽岳はまだ遠い。

鷲羽岳山頂

時間が遅くなり、雲が上がってきたのが残念！

三俣山荘は丁度物資を運ぶヘリが着いたようで、スタッフは大忙し。

三俣岳と双六岳はカットして、巻き道を行くことにする。

高天原山荘から12時間かかって、双六小屋に着いた。

双六小屋名物の天ぷら🍤

（4日目）朝焼け。今日も天気が良さそうだ。

快適だった双六小屋を後にする。

弓折乗越

同行者とかつてあの稜線を歩いた時は、お天気が悪く、何も見えなかった。

鏡平山荘。ゆっくりしたいが、バスの時間が気になり、直ぐに出発する。

此処からが長かったが、。4日間トラブルもなく、無事新穂高温泉に下山した。

感想

midori28

古い山友から「高天原温泉に行きませんか。」と誘われた時、一瞬耳を疑った。
諦めていた夢が本当に実現するのだろうか！　半信半疑で計画を練ったが、毎日8時間歩けば何とか3泊4日で行けるのではないかと考え、決行した。
お天気に恵まれ、トラブルもなく4日間歩けたが、8時間どころか、12時間近くかかった日もあり、年を取ったことを思い知らされた。
久しぶりの山小屋は、トイレの水洗化が進み、ぎゅうぎゅう詰めだったのが嘘のように一人布団一枚のゆったりスペースで、快適だった。予約を取るのが大変だったし、宿泊費が痛いが、この快適さなら致し方ない。
リンドウやトリカブト、キキョウ等秋の花が沢山見られ、これも嬉しい誤算だった。
25年前に出合い、高尾、丹沢、八ヶ岳、南アルプス、北アルプスと、少しづつ高い山へ共に挑んでいった山友と、久しぶりに昔話をしながら歩くのも、また楽しかった。