記録ID: 7363255
全員に公開
アルパインクライミング
槍・穂高・乗鞍
北穂池から北穂高東稜を登る。
2024年10月12日(土) 〜
2024年10月14日(月)


体力度
7
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 18:02
- 距離
- 33.2km
- 登り
- 1,949m
- 下り
- 1,949m
コースタイム
1日目
- 山行
- 7:18
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 8:43
10:34
10:45
48分
徳沢園
13:26
13:40
42分
涸沢出合
14:40
14:55
50分
[Co.2130]
15:45
16:02
93分
北穂の滝[Co.2350]
17:35
北穂三ノ池
2日目
- 山行
- 7:21
- 休憩
- 1:44
- 合計
- 9:05
3日目
- 山行
- 4:32
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 5:51
6:17
6:20
30分
[Co.2340]
7:41
28分
踏替点
8:09
8:35
4分
奥又白谷横断点
9:05
14分
奥又白谷登山口
9:19
9:21
7分
仮設橋
10:35
36分
明神池
11:39
天候 | 10月12日:晴れのち雨 10月13日:晴れ 10月14日:快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【本谷橋〜北穂池】 本谷橋からはまず右岸を登る。二度ほど小さな巻きがあるが、いずれも特に難しいことはない。それ以外は広い河原を登る。川幅が広がれば適当な箇所で左岸に渡り、以後は左右の二俣まで左岸を詰める。その名の通り水がない涸沢との出合は広々として、左岸台地が快適。既に稜線にかけての紅葉が美しい。このあたりで下りていくソロ登山者3人とすれ違った。本谷はガレた谷で左俣に入ればますます荒れている。この日は2時から雨が降りだし、以後5時ぐらいまで強まったり弱まったりの繰り返しだった。左俣をしばらく登れば水は伏流して途切れるが、今回は北穂の滝の真下で汲んだ。なお、その後もトラバースの直前まで水が流れていて、やや水量が豊富な日だったようだ。ルンゼを離れてトラバースになると、前半は薮がかなりうるさいものの、何となく踏跡が見分けられる。後半は一旦低木林に入って中間のガラ場で少し標高を下げ、再びトラバースすると広大な岩の河に躍り出る。まさに眼下が北穂池の台地であり、三ノ池に向かって適当に下り進む。 【北穂池〜北穂東稜】 一ノ池を見下ろす草地の肩から少し西に戻って上を向き、細く伸びるゴーロを詰めて広いゴーロに出る。正面は東稜を成す絶壁で、ひたすら広い岩の河は面白い光景である。昨日の雨が凍りついて足元が悪い。ここから壁の左手にルートを見出し、壁の裏に回っていく。北穂池に泊まって先行しているらしきパーティが道を探っているのを遠目に眺め、しっかり記憶しておく。今度は広いゴーロを登高するが、徐々に左側に逸れるように登り、草付きに乗り上げると正面の尾根を乗り越えるか、草地をトラバースするかの二択に見える。これはトラバースが正しく、上部はかなり急傾斜で危険なので、登りすぎたら躊躇なく高度を下げてトラバースする。足を滑らすと北穂池の台地南端を構成する谷筋を横尾谷の底まで真っ逆さまである。これを渡れば今度は狭く岩が流れるルンゼに入る。最初は狭いが段々と幅が広がってくると正面はまたも絶壁が見えて壮観である。ここでトレースを頼りに左の斜面に上がるのが正しく、今回は少し登りすぎてしまった。この土っぽいトレースを登ると視界が開け、ハイマツが目立つようになる。やがてパッと両側が広がるとそこは日本庭園のようにこじんまりと美しいP2814の台地である。あとは適当に登ると涸沢からのアプローチと知らぬ間に合流している。 ゴジラの背は最後までトップを辿るか、最初から北側のトラバース道を歩くかのどちらかで、今回は最初はトラバース道に入りかけたが、すぐに修正して岩壁をよじ登り稜線のトップに復帰する。最後はクライムダウンはリスクの観点から選ばず、懸垂下降でコルに降り立った。北面には前日の氷雪が着いていたコンディションを鑑みるとクライムダウンは避けた方がよかっただろう。ロープも持たずに来る人が多いようでそれには驚いたが、まあここの難易度的には確かに微妙なところでもある。このあたりはちょうど昼時で涸沢から来た3パーティと居合わせて渋滞していた。あとはひたすら小屋まで詰めるだけ。 |
予約できる山小屋 |
横尾山荘
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