奥秩父主脈縦走 奥多摩駅〜瑞牆山荘0泊2日(瑞牆山は未踏)
- GPS
- 29:03
- 距離
- 81.2km
- 登り
- 7,541m
- 下り
- 6,366m
コースタイム
- 山行
- 15:55
- 休憩
- 1:43
- 合計
- 17:38
- 山行
- 9:37
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 10:47
天候 | 日中晴れ。夜はガスが立ち込めた。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
下山は瑞牆山荘から韮崎までバス。韮崎からは特急あずさで東京方面へ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
黒槐のコルから笠取山手前の牛水までは、笹藪で登山道が見えない箇所が大半。斜面をトラバースしている箇所の藪は、刈られた笹の幹が斜面に寝ていてその上を笹が覆い尽くしているので大変怖い。 飛龍山の手前のトラバース道や唐松尾山〜黒槐のコルまでも、笹藪気味で登山道が覆われているか箇所あり。 |
写真
感想
寝ないで歩き続けたら、自分はどうなるのか。結果、すごく疲れて足の爪が3枚死んだ。
出来ると思ってやったことだから、達成感はそこそこ。でも、暗闇に飲まれずに楽しめたから良かった。道を知っているのは大きかったと思う。
瑞牆山は当初登る計画だったが、疲れと足の痛みからカットした。
補給は1時間に150〜200kcal。カロリーメイト、イオンのライトミールのプロテインとトリプルベリー、柿ピー小袋。
イオンのライトミールのプロテインは、カロリーメイトより食べやすく、たんぱく質も補給できて良かったと思う。トリプルベリーは匂いがきつかった。
将監小屋でモンベルリゾッタ、破風山避難小屋でシーフードヌードルを食べた。やはりまとまったものが胃に入っていないと空腹感が強くて困った。
15時間経過する頃に唾液が出なくなり、カロリーメイトが食べられなくなった。水を多めに飲んだら復活出来て助かった。
長時間行動していると、食べた分しか歩けない感覚。
夜中の2時時過ぎに眠さのピークが来た。メダリストのカフェイン200mg のジェルを投入したら、すぐに目が冴えて頭もクリアになった。凄い!しかし2時間ほどで再び眠くなってしまった。朝日が昇ってからは自然と目か覚めた。
金峰山から瑞牆山荘への下山は、長いし岩だらけで疲れた足には大変厳しかった。
ニューハレのVテープを膝に、Xテープを踵に貼っていった。ひざ痛はかなり押さえられた。踵の外側の皮膚が浮いてくる癖があるが、Xテープのおかげか金峰山までは無傷だった。捻挫対策にも効いてそう。
補給食だけでなく、いわゆる食事をもっと摂った方が良かったと思う。お腹が空いたと感じる時間が結構あった。
北点のタルの手前ので突然GPS信号の場所が飛んで動かなくなってしまった。スマホがおかしくなったのかと思ったが、飛龍山で写真を撮ったら治っていた。通信を切ってみたり位置情報をオンオフしてみたりしても治らなくて諦めたが、治って良かった。設定等要確認。
帰宅後少しゆっくりすると、大腿の筋肉痛と右ひざ痛と足首の痛みが同時発生(笑)歩行困難になる。
ガーミンのGPS では73km6300mup5100mdwon。
〜追記〜
行動食 カロリーメイトチョコレート 12本1200kcal
トップバリューライトミールプロテイン12本984kcal
トップバリューライトミールトリプルベリー12本1116kcal
柿ピー9袋1200kcal
休憩時にリゾッタ317kcal
カップヌードルシーフードビッグ488kcal
今回の山行での計算上の摂取カロリーは5300kcal。
もっと食べた方がパワーが持続出来そうな感覚はあった。
休憩は千本躑躅、将監小屋、雁坂峠、破風山避難小屋、甲武信小屋、大弛小屋の計6回。甲武信小屋は水の補給のみ。
各休憩時に足裏と指にプロテクトJ1を塗り込んだ。靴の中まで濡れた時は、ドライタオルでインソールと靴の中を拭いて水気を取った。おかげで肉刺はできなかったが、爪が当たって剥がれて痛くなった。靴はスポルティバのアカシャ2。靴紐の結び方が甘かったのと、足が浮腫んで大きくなったのに上手く対処出来なかったためと思う。また、過去に足を怪我していて足指の動きが悪いのも要因か。
山行2日前から炭水化物を増やしてカーボローディングを実施。蓄えたカロリーは途中で消費しきっていたと思うが、少なくともハンガーノックにはならなかった。
ザックは4.5kg、水&食糧が3kg、合計7.5kg
でスタート。事前の情報から水場の心配が無かったため、水は1Lから2Lを状況に応じて汲んでいった。
行程中の8割は歩き、残りの2割は歩いているように見えるレベルの小走り。自分としては大変頑張った。
瑞牆山荘に着いた直後は、疲れたし足痛いしこれからバスと電車で家まで帰るのがめんどくさいな。くらいの心境だった。しかし、下山から少し時間がたった今は、頑張って歩いて、本当に良かったなと思っている。苦しくても暗くても眠くても、何だかんだ終始楽しかった(笑)
Podcastのイブキステーションで、ライターの中島英摩さんが大北アルプスの途中で豪雨にあって全てがびしょびしょになった話を少し前に聞いたが、山での強さや、山の楽しさを改めて発見した気がした。
山が好きな人なら、笑いながら頷けて、とっても楽しく聞けると思う。
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