白峰三山縦走(北岳〜間ノ岳〜農鳥岳)
- GPS
- 33:00
- 距離
- 24.5km
- 登り
- 2,535m
- 下り
- 3,235m
コースタイム
8:10広河原出発→10:20二俣分岐→13:10八本歯のコル→14:20北岳山頂→15:30北岳山荘
10/11
6:25北岳山荘出発→6:55中白根山→7:50間ノ岳→9:05農鳥小屋→10:00西農鳥岳→10:55農鳥岳→11:30大門沢下降点→13:30大門沢小屋→17:05奈良田駐車場
天候 | 10/10 雨→晴れ 10/11 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
早川町から奈良田に行く途中で工事をしていて、通行可能時間帯が規制されているので要注意。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
大門沢下降点から奈良田までは足場が悪い箇所あり。 何回か渡渉したり、はしごが壊れていたり滑りやすかったりするので要注意。 高度感のある揺れる吊り橋あり。 |
写真
感想
10/10
自宅を出た時には雨が本降りだったけど、回復に向かうという天気予報を信じて北岳を目指した。
奈良田に着く前まで雨は強く降っていたが、空が明るくなるにつれて弱まり、奈良田に着いた頃には雨は小雨になっていた。
広河原に着いた時には雨はほとんど止んでいて、パラパラという程度で、雨対策の装備をするのも面倒だったが、念のためと思いザックカバーを付けて歩き出した。
広河原には立派なインフォメーションセンターができていたので寄り道していたら、雨はすっかり上がっていた。
二俣までの登山道は雨の影響で川のようになっている所があり、地面はぬかるんでいたが、特に危険な場所もなく順調に歩けた。
北岳は去年右俣から登ったので、今年は左俣から登ろうと考えていた。雪渓が少し心配だったが、二俣に着いてみると、ほとんど消えて無くなっていて、問題なく歩くことができた。
左俣を登っている途中、下山者から落石があったようだと教えてもらった。
後日新聞を見ると、バットレスで落石があったと載っていた。
左俣は右俣に比べるとガレていて歩きにくい所もあったが、それほど危険な場所も無く、順調に歩くことができた。
この日は気温が高くて暑かったが、稜線に出ると風が強く、一気に寒くなった。
北岳頂上に寄り、北岳山荘にテン泊。
時期が時期なのか、あまり混雑していなく、テントは余裕をもって張れた。
小屋もあまり混雑していなかったようで、布団は1人1枚あったようだ。
テントを張り終えたと同時にパラパラと雨が降ってきたが、すぐに止み、夜は雲ひとつない快晴で、星がきれいに見え、甲府盆地や長野の街もはっきり見えた。
どこの辺りかはわからないが、遠くで花火が上がっているのも見えた。
10/11
朝から雲ひとつない快晴だったが、風が強かった。
間ノ岳に行くまでは強風の中を歩き寒かったが、間ノ岳を過ぎたあたりから風が無くなり、次第に暑くなってきた。
間ノ岳から農鳥に行くまでは一度下がった後に急な登りになりきつかった。
間ノ岳以降は一気に人がいなくなり、大門沢下降点付近で2人にあっただけで、全然人に会わなかった。
大門沢下降点からは急な下りで道が悪くなっていて、注意しないと転んでしまいそうだった。
大門沢小屋を過ぎると、渡渉する箇所や、手すりのない木の橋を渡る箇所、ボロボロの木のはしごなど、危険な箇所が何カ所かあった。
また、吊り橋が3カ所あったが、そのうち2カ所は細い吊り橋で、かなり高度感がある上、けっこう揺れるので苦手な人にはつらいと思う。
奈良田の駐車場に到着した後は、町営の奈良田の里温泉に寄って帰った。
奈良田には白根館という旅館があり、車がたくさん停まっていたが、奈良田の里は駐車場から少し離れているせいもあるのか、ガラガラで貸し切り状態だった。
建物は古かったが、浴室は比較的新しく、泉質も良くて良い温泉だった。
登り始めるまでは天気が悪く、中止しようかとも思ったが、2日間通して天気に恵まれ、快晴の中を気持ちよく歩くことができた。
2日目の行程が長くてきつかったが、奈良田に車を置いておけば1泊でも十分可能だと思う。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する