裏銀座 〜大展望とお花畑の絶景〜

2025年07月31日(木) 〜 2025年08月03日(日)

• GPS: 38:55
• 距離: 68.1km
• 登り: 4,885m
• 下り: 4,654m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:13
• 休憩: 2:14
• 合計: 8:27

距離 10.9km 登り 1,823m 下り 573m

5:11 スタート地点
5:18 5:23 高瀬ダム濁沢登山口
5:32 5:33 高瀬ダム テント場
5:47 5:53 ブナ立尾根取付
6:33 6:43 権太落し
8:43 8:57 三角点
10:31 11:19 烏帽子小屋
11:41 11:44 前烏帽子岳
11:54 烏帽子岳山頂分岐
12:09 12:45 烏帽子岳
12:59 13:09 烏帽子岳山頂分岐
13:20 13:21 前烏帽子岳
13:38 烏帽子小屋

2日目

• 山行: 10:21
• 休憩: 1:25
• 合計: 11:46

距離 18.5km 登り 1,305m 下り 1,289m

3:53 烏帽子小屋
4:07 烏帽子ひょうたん池
7:16 7:27 野口五郎小屋
7:45 7:48 野口五郎岳
8:20 8:21 真砂岳
8:25 8:26 真砂岳分岐
9:46 9:52 東沢乗越
10:38 11:06 水晶小屋
11:10 11:11 赤岳
11:48 12:02 水晶岳
12:34 12:35 赤岳
12:38 12:42 水晶小屋
12:44 12:46 赤岳
13:18 13:24 ワリモ北分岐
13:42 13:49 ワリモ岳
14:37 鷲羽岳
15:39 三俣山荘

3日目

• 山行: 8:41
• 休憩: 1:02
• 合計: 9:43

距離 14.9km 登り 1,355m 下り 1,040m

4:25 三俣山荘
5:10 5:12 三俣峠
6:39 6:40 双六岳中道分岐
6:44 双六岳巻道分岐
6:59 7:14 双六小屋
7:58 8:00 樅沢岳
8:52 硫黄乗越
9:51 10:12 左俣乗越
11:51 11:52 千丈乗越
13:21 13:41 槍ヶ岳山荘
14:08 殺生ヒュッテ

4日目

• 山行: 6:57
• 休憩: 1:00
• 合計: 7:57

距離 23.7km 登り 403m 下り 1,753m

4:05 殺生ヒュッテ
4:37 4:38 播隆窟
4:45 坊主岩屋下
5:34 5:36 槍沢・天狗原分岐
6:21 6:22 槍沢大曲り
6:51 6:55 ババ平
7:23 7:34 槍沢ロッヂ
8:00 二ノ俣
8:08 8:09 一ノ俣
8:16 8:17 槍見河原
8:54 9:00 横尾
9:02 9:06 横尾山荘
9:07 9:16 横尾
9:19 9:23 横尾山荘
9:24 横尾
10:09 新村橋
10:22 10:38 徳澤園
10:41 徳沢公衆トイレ
11:16 徳本口
11:21 明神館
12:02 ゴール地点

天候

前泊含め5日間ほぼ晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

さわんど駐車場の料金はどこも1日800円。5日間駐車したので4000円。初日は平日だったのでどこも空いていた。七倉駐車場は無料だが、平日でも満車に近い状態だった。沢渡から七倉までは車で約2時間。
上高地からさわんど第2駐車場までのタクシーは一台6000円だった。バスの乗車待ちは長い行列だったが、タクシーはガラガラだった。

コース状況／危険箇所等

烏帽子岳へ上るブナ立尾根は、谷川岳の西黒尾根、南アルプス甲斐駒ケ岳の黒戸尾根と共に日本三大急登と言われている。
歩行距離が68キロにもなっているがGPSの誤差で、実際には50キロ程度

その他周辺情報

七倉山荘は山小屋というより温泉旅館のようで内湯は熱めのお湯だった。日帰り入浴もある。

写真

7/30 13:56

七倉山荘
車はここまで入れる

7/31 5:11

高瀬ダム
ここまで始発のタクシーで来た

7/31 5:24

ダムサイトのトンネルを抜けると、大きな沢を工事している

7/31 5:26

不動沢つり橋

7/31 5:36

沢奥に滝が見える

7/31 5:40

丸太橋を渡ると、

7/31 5:41

ブナ立尾根の登山口
1から12の番号札があり、1番の先に烏帽子小屋がある

7/31 7:54

樹林帯の中、見晴らしもない風もない
この日のザックは水と食料で21キロだったので汗だく

7/31 8:32

標高を上げていくと頂上稜線が見えた

7/31 9:14

展望地から北方面

7/31 10:19

キヌガサソウか

7/31 10:27

これは？ウサギギク？
この先にもたくさん

7/31 10:32

ここにも

7/31 10:33

烏帽子岳の稜線

7/31 10:37

1番から少しの稜線に出て少し下ると小屋がある

7/31 10:38

チシマギキョウかイワギキョウ
花が上を向いているのでイワギキョウかな

7/31 10:39

烏帽子小屋
雨不足で水の確保に苦労しているようだ

7/31 11:23

外トイレ付近の花

7/31 11:25

サブザックで烏帽子岳に行く

7/31 11:26

明日行く水晶岳方面

7/31 11:30

コマクサがいっぱいいた

7/31 11:37

高瀬ダムが眼下に見える

7/31 11:41

烏帽子岳が近づいてきた

7/31 12:17

奥には立山・剣

7/31 12:18

野口五郎、水晶方面

7/31 12:26

烏帽子岳から北を見る

7/31 12:26

7/31 12:26

眼下に高瀬ダム

7/31 12:51

烏帽子岳

7/31 14:24

小屋付近の花

7/31 14:26

これも

7/31 14:26

小屋の前

7/31 14:27

小屋の横

7/31 14:27

外トイレ横

7/31 14:28

ゴゼンタチバナ

7/31 14:28

7/31 14:29

チングルマの綿毛

7/31 14:31

東の山並み。燕岳方面

7/31 14:31

三ツ岳

7/31 14:31

展望台から小屋

7/31 14:38

烏帽子小屋

7/31 18:50

烏帽子小屋からの夕日

8/1 3:52

翌朝、まだ暗いうちに出発する

8/1 4:53

日の出

8/1 4:54

槍が見えた

8/1 4:58

西鎌尾根に滝雲が

8/1 5:39

槍と野口五郎岳

8/1 5:46

8/1 5:53

チングルマ

8/1 5:53

チングルマと槍

8/1 5:54

チングルマ

8/1 5:55

ハクサンイチゲも

8/1 6:29

水晶岳方面

8/1 7:09

ライチョウがいた

8/1 7:14

野口五郎小屋

8/1 7:33

野口五郎小屋

8/1 7:42

野口五郎岳と槍ヶ岳

8/1 7:45

野口五郎岳頂上

8/1 8:24

槍
朝のうちガスが出たがすぐに消えて、その後はずっと見えていた

8/1 8:27

雪渓と槍

8/1 8:31

鷲羽岳方面

8/1 8:32

槍と硫黄岳

8/1 8:43

槍と硫黄尾根

8/1 9:15

チングルマ

8/1 9:18

水晶岳

8/1 9:25

立山・剣方面
黒部湖も見えてきた

8/1 9:37

槍

8/1 9:37

水晶

8/1 10:05

水晶小屋手前のきつい登り

8/1 10:07

黒部源流の一つ

8/1 10:12

水晶小屋が見えてきた
この後、水晶小屋で一休みしてから水晶岳にいってきた

8/1 10:45

水晶小屋

8/1 10:45

野口五郎岳方面

8/1 11:56

読売新道入口

8/1 11:21

雲の平
山荘も見える

8/1 11:41

水晶があった
これが山名のいわれのようだ

8/1 14:36

鷲羽岳

8/1 14:38

鷲羽池

8/1 14:40

三俣山荘が見えてきた

8/1 15:18

三俣山荘と三俣蓮華岳、双六岳

8/1 15:38

やっと三俣山荘に着いた
予報では15時に傘マークが出ていたが雨は降らなかった

8/2 4:42

次の日の朝
鷲羽岳

8/2 4:58

鷲羽岳の肩から日が昇る
鷲が大きく羽を広げたように見えるのが山名のいわれのようだ

8/2 4:59

双六岳の巻き道からの槍

8/2 5:00

鷲羽岳の肩から日の出

8/2 5:03

双六岳と槍穂の峰々

8/2 5:18

8/2 5:20

チングルマの綿毛
この辺りチングルマがいっぱい

8/2 5:24

ヨツバシオガマ

8/2 5:35

チングルマの綿毛

8/2 5:45

コオニユリ

8/2 5:47

これも

8/2 5:49

モミジカラマツと槍

8/2 5:53

チングルマの綿毛

8/2 6:00

ハクサンイチゲ

8/2 6:02

シナノキンバイ

8/2 6:03

これは

8/2 6:03

8/2 6:04

双六岳の巻き道はお花畑

8/2 6:15

ハクサンフウロと

8/2 6:25

ミヤマキンバイかミヤマダイコンソウかミヤマキンポウゲか？

8/2 6:28

ハクサンフウロと、

8/2 6:31

チングルマ

8/2 6:42

双六岳

8/2 6:47

双六小屋
この先でうれしいバッタリ。群馬の山友女性と2年ぶりに再会できた。

8/2 7:20

双六テン場と笠ヶ岳

8/2 7:28

樅沢岳にガスがかかってきた
この先、2回目の西鎌尾根

8/2 7:45

ライチョウがいた

8/2 7:59

樅沢岳頂上
ガスがなくなった

8/2 8:01

笠ヶ岳方面
奥には乗鞍岳、焼岳

8/2 8:02

トリカブトの群落も

8/2 8:04

8/2 8:05

オニシモツケ

8/2 8:09

穂高にガスが掛かってきた

8/2 8:15

鷲羽、野口五郎
吸い込まれそう！

8/2 8:39

赤岩岳
良く見ると沢から湯けむりが出ていた

8/2 8:44

槍

8/2 8:46

西鎌尾根からの槍

8/2 8:46

お花がいっぱい

8/2 8:48

8/2 8:59

8/2 9:04

イワギキョウかチシマギキョウ
花が上を向いているのがイワギキョウのようだが、

8/2 9:11

8/2 9:24

8/2 9:36

槍穂

8/2 9:45

8/2 9:46

タカネナデシコ

8/2 9:47

タカネナデシコはこの辺りだけあった

8/2 9:48

8/2 10:24

槍

8/2 10:41

南側からガスが出てきた

8/2 11:10

8/2 11:36

槍の穂先にもガスが、

8/2 11:41

吸い込まれそう

8/2 11:49

やっと千丈乗越にきた

8/2 11:50

吸い込まれそう

8/2 12:59

小屋までの急登がキツイ

8/2 13:20

槍の穂先はガスの中
槍は2回登っているし雨が降りそうなのでパスした

8/2 13:20

槍ヶ岳山荘

8/2 14:04

殺生ヒュッテが見えてきた

8/2 14:09

殺生ヒュッテ
雨が降る前に着いた
この後3時頃から雨が

8/2 16:40

雨は1時間程で上がった

8/2 16:41

小屋から槍沢

8/2 16:41

槍

8/3 4:05

翌朝、殺生ヒュッテを出発

8/3 4:20

槍に登る人と槍から下山する人の光

8/3 4:26

8/3 4:27

常念岳方面

8/3 4:40

槍

8/3 4:51

槍が遠くなってくる

8/3 5:05

8/3 5:11

ニッコウキスゲも、

8/3 5:26

赤い実を付けた木

8/3 5:29

8/3 6:50

ババ平のテン場

8/3 7:19

8/3 7:25

槍沢ロッジ

8/3 8:52

横尾

8/3 10:22

徳澤

8/3 11:20

明神
この先は観光地
観光客がいっぱい

8/3 12:18

カッパ橋
人人人、、、

烏帽子小屋前のボク

日の出とボク

三ツ岳付近のボク

野口五郎岳のボク

烏帽子岳山頂のボク

これも

水晶岳のボク

撮影機器：

SH-53A SHARP

装備

備考

夏のこの時期は1日あたりの水分は最低2リットル必要！
ボクは烏帽子小屋と野口五郎小屋の水はあてにならないので、2日分の水分で水2.5リットル、スポーツドリンク2リットル、お湯0.５リットルそれとアリナミンゼリーとアミノバイタルゼリーを各4ケ持参した！

感想

女峰の爺

前泊含め5日間天気に恵まれ最高の登山日よりだった。
登山前、天ナビの予報では登山3日目と4日目の午後が傘マークだったが、3日目は殺生ヒュッテに着いてから1時間ほど雨で次の日は下山まで晴れていた。
山友とさわんど駐車場で待ち合わせ、一台をそこにデポして前泊する七倉山荘に移動。
翌日、朝食後5時始発のタクシーで登山口の高瀬ダムに向かった。
日本三大急登の一つであるブナ立尾根は夏のこの時期とてもきつかった。ほとんど展望もなく風も吹かない急坂を、吹き出る汗が目に入らないように拭いながら登った。
烏帽子小屋に着くとさわやかな風が吹き、展望を楽しんでいると寒くなってきた。さすがに高山では風に吹かれてじっとしていると汗冷えしてくる。
ここから始まる縦走路の大展望。写真や動画で見るのと、ここに臨場して観る景色は全然違う。ここにいる人だけが味わえる醍醐味。それを4日間最高の天気の中満喫できた。
高山植物の花盛り。全体的には少しピークを過ぎていたが、下界では観ることのできない花々を観賞できた。
3日間で約50キロ、40時間の山旅であったが最高の思い出となることだろう。