薬師・水晶・鷲羽・黒部五郎・笠ヶ岳 百名山5座縦走

2025年08月25日(月) 〜 2025年08月31日(日)

• GPS: 47:37
• 距離: 73.0km
• 登り: 6,100m
• 下り: 6,061m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:12
• 休憩: 1:00
• 合計: 5:12

距離 6.5km 登り 1,021m 下り 53m

6:42 スタート地点
6:47 折立
6:51 6:52 十三重之塔
6:55 十三重之塔 慰霊碑
7:58 7:59 太郎坂
8:00 8:14 アラレちゃん
8:51 9:07 三等三角点「青淵」ベンチ
9:21 9:22 積雪深計測ポール
9:57 10:11 ベンチ
10:48 11:01 五光岩ベンチ
11:21 太郎兵衛平
11:54 太郎平小屋

2日目

• 山行: 8:21
• 休憩: 0:27
• 合計: 8:48

距離 11.1km 登り 776m 下り 961m

4:15 太郎平小屋
4:37 薬師峠
5:16 薬師平
5:55 6:05 薬師岳山荘
6:32 薬師岳避難小屋跡
6:47 薬師岳
8:02 8:03 薬師岳山荘
8:38 薬師平
9:11 9:24 薬師峠
10:37 太郎平小屋
11:29 11:31 第一徒渉点
11:38 第二徒渉点
11:47 薬師沢第2ベンチ
12:03 12:04 第三徒渉点
12:14 薬師沢ベンチ
12:53 カベッケが原
13:03 薬師沢小屋

3日目

• 山行: 7:33
• 休憩: 2:28
• 合計: 10:01

距離 6.8km 登り 576m 下り 373m

4:42 薬師沢小屋
6:51 6:52 黒部本流・Ｂ沢合流地点
9:43 9:44 高天原峠
10:29 高天原峠・岩苔乗越分岐
10:34 10:35 高天原展望台
11:32 11:33 高天原山荘
11:52 14:16 高天原温泉
14:43 高天原山荘

4日目

• 山行: 7:30
• 休憩: 2:11
• 合計: 9:41

距離 10.8km 登り 1,194m 下り 758m

4:30 高天原山荘
4:31 4:32 高天原展望台
4:36 高天原峠・岩苔乗越分岐
5:44 5:45 水晶池分岐
7:38 7:41 岩苔小谷水場
7:47 8:01 岩苔乗越
8:13 8:21 ワリモ北分岐
8:56 9:12 赤岳
9:13 9:22 水晶小屋
9:22 赤岳
9:54 10:22 水晶岳
10:51 11:05 赤岳
11:05 水晶小屋
11:42 11:56 ワリモ北分岐
12:14 12:16 ワリモ岳
12:45 13:06 鷲羽岳
14:11 三俣山荘

5日目

• 山行: 9:33
• 休憩: 0:28
• 合計: 10:01

距離 13.0km 登り 1,124m 下り 1,121m

4:56 宿泊地
6:10 6:11 三俣蓮華岳巻道分岐
7:13 7:35 黒部五郎小舎
9:25 黒部五郎の肩
9:55 9:56 黒部五郎岳
10:08 10:09 黒部五郎の肩
12:40 12:42 黒部五郎小舎
13:55 13:56 三俣蓮華岳巻道分岐
14:57 宿泊地

6日目

• 山行: 8:31
• 休憩: 0:27
• 合計: 8:58

距離 13.0km 登り 1,025m 下り 824m

4:47 宿泊地
5:32 三俣峠
6:53 双六岳中道分岐
7:48 7:49 双六小屋
7:54 双六池
8:29 8:30 くろゆりベンチ
8:46 8:51 花見平
9:09 9:10 弓折乗越
9:15 弓折岳
9:18 9:19 弓折岳（三角点）
9:40 9:53 大ノマ乗越
10:25 10:26 大ノマ岳
10:33 大ノマ岳の肩
11:20 秩父平
11:41 11:43 秩父平下降点
12:28 抜戸岳分岐
12:32 12:33 分岐指導標（仮称）
12:44 12:45 笠新道分岐
13:22 抜戸岩
13:45 笠ヶ岳テント場

7日目

• 山行: 6:30
• 休憩: 1:45
• 合計: 8:15

距離 11.8km 登り 385m 下り 1,972m

4:36 笠ヶ岳テント場
4:44 4:49 笠ヶ岳山荘
4:59 5:22 笠ヶ岳
5:37 5:43 笠ヶ岳山荘
5:52 6:09 笠ヶ岳テント場
6:29 抜戸岩
7:10 笠新道分岐
7:13 7:31 笠新道抜戸岳分岐
8:33 8:40 杓子平
9:32 9:34 天然クーラー(岩間)
10:03 10:06 天然クーラー(木の根)
10:25 10:26 ブリキベンチ
11:30 11:49 笠新道登山口
12:01 中崎橋
12:17 お助け風穴
12:36 12:40 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
12:48 新穂高温泉駅
12:51 新穂高登山指導センター

テント泊装備及び食糧（行動食は予備日含め9日分）持参のため、登り・下りともに常に一定のペースで歩くことを心掛けた。その結果、ヤマレコ標準コースタイムと比較して、登りは0.9、下りは1.2-1.4くらいの所用時間になった

天候

全日晴天。8/27(水)は午後雨。8/29(金)は雲多めでした。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

往路: 8/24(日)に新幹線で富山駅へ。駅周辺ビジネスホテルに宿泊し、8/25(月)朝に富山地方鉄道にて富山→有峰口。有峰口からは事前に予約したタクシーで折立へ。（※折立行きのバスは、8/25より週末のみの運行）
復路：9/1(月)新穂高温泉から平湯温泉へバス移動。平湯温泉から新宿へ京王高速バスで帰京しました

コース状況／危険箇所等

・太郎平（薬師峠）キャンプ場は熊被害により閉鎖中、テント泊不可
・薬師沢から高天原へ向かう大東新道は、沢沿いは増水時は通行不可、B沢出合〜高天原峠間は踏み後は明瞭なものの周辺植物が張り出しており、通行注意
・黒部五郎岳のカール下部にて、熊を目撃。登山道より50m付近
・三俣山荘も近隣で熊の目撃情報があり、テント場を一部制限（広がらず、特定のエリアを使用するよう、受付時に指定される）
・笠ヶ岳小屋は水不足により、1人ごとに購入制限中
・稜線上は照り返しが強く、9時以降は日除け対策が必須

その他周辺情報

下山後の新穂高温泉の宿を確保するにあたり、以下2件は記載の理由により断念（直前に予約したためではあるが）
・深山荘：素泊まりのみの営業
・ホテル穂高：こちらも素泊まりのみ（食事つき分の予約は満室）、また来年5月6日で営業終了とのこと

写真

8/25 6:42

Day1。有峰口より事前予約したタクシーで折立へ

8/25 6:42

8/25 6:47

8/25 6:47

8/25 6:50

8/25 7:59

8/25 8:53

8/25 8:53

8/25 9:02

8/25 9:24

8/25 10:08

8/25 10:08

8/25 10:35

8/25 11:01

8/25 11:02

8/25 11:54

太郎平小屋着。ここでテントに2泊の予定だったが、キャンプ場閉鎖により、小屋泊へ事前変更していました

8/25 12:00

8/25 18:08

8/25 18:08

8/25 18:33

8/25 18:33

8/25 18:34

8/26 5:40

Day2。太郎平小屋から薬師岳を往復

8/26 5:55

8/26 5:55

8/26 6:04

8/26 6:35

8/26 6:39

8/26 6:47

8/26 6:48

8/26 6:49

8/26 6:49

8/26 6:49

8/26 6:50

8/26 6:51

8/26 6:52

8/26 7:03

8/26 7:04

8/26 7:05

8/26 8:03

8/26 8:04

8/26 8:04

8/26 8:17

8/26 8:17

8/26 8:17

8/26 8:34

8/26 8:34

8/26 9:23

8/26 9:23

8/26 9:42

8/26 9:43

太郎平小屋へ到着。天気・体調ともに良好なため、今日中に薬師沢小屋まで移動することを決断。小屋番さんに相談したら、同じロッジ太郎グループということもあり、快く予約変更に応じていただいた

8/26 10:49

荷造りを済ませ、薬師沢小屋へ出発

8/26 10:49

8/26 11:31

8/26 11:31

8/26 11:37

8/26 11:38

8/26 12:01

8/26 12:25

8/26 14:43

薬師沢小屋へ到着。沢沿いの小屋のため、沢のぼり、渓流釣りなど多様な人種（？）が集まっていた

8/26 14:44

8/26 14:44

8/26 14:44

8/27 4:43

Day3。高天原峠へ向け出発。吊り橋をわたって、大東新道へ

8/27 4:43

8/27 5:10

8/27 5:10

8/27 6:11

8/27 6:11

8/27 6:14

8/27 6:15

8/27 6:16

8/27 6:19

8/27 6:34

B沢出合に到着。薬師沢小屋から約01:50かかってしまった

8/27 6:34

8/27 7:00

沢を離れて急登りへ。植物が張り出しており、ザックが大きいと歩きにくかった

8/27 7:41

8/27 8:09

8/27 8:43

8/27 9:22

8/27 10:32

8/27 10:32

8/27 10:34

8/27 10:36

小屋の受付開始の11時よりも前に到着。前日薬師沢小屋まで移動しておいたおかげで、高天原でゆっくり時間をすごすことができた

8/27 10:37

8/27 10:37

8/27 11:52

8/27 11:52

初めて存在を知ってから30年以上憧れ続けていた高天原温泉の野湯！
ここで少し前から降り出していた雨が強まり、内湯（といってもほぼ露天風呂ですが）に入ることに

8/27 11:52

8/27 14:14

ここの内湯に雨宿りもかねて2時間滞在。最高の時間でした

8/27 14:14

8/27 14:17

8/27 14:27

8/27 14:43

8/27 14:44

夕食後には雨もあがり、時間に余裕のある方は温泉へ向かわれていました。我々は翌日も早いので、若干名残惜しい気持ちをおさえつつ就寝しました。

8/28 4:29

Day4。今日は水晶岳と鷲羽岳へ

8/28 4:36

8/28 5:34

8/28 5:35

8/28 6:51

8/28 6:51

8/28 6:52

8/28 7:06

8/28 7:39

雷鳥を発見！

8/28 7:40

雷鳥を発見！

8/28 7:49

8/28 7:51

8/28 8:21

水晶岳往復に伴い、ワリモ北分岐にて荷物をデポ。気持ちばかりの防犯対策として、2つのザックをチェーンロックでつなげておいた

8/28 8:46

8/28 8:57

水晶小屋へ到着

8/28 9:02

8/28 9:02

8/28 9:03

8/28 9:17

8/28 9:20

8/28 9:20

8/28 9:20

8/28 9:21

小屋へ物資を運ぶヘリコプターが到着したため、しばし足止め。といっても、ヘリ到着・積み下ろし・ヘリ出発までわずか数分。プロの技術を間近で拝見しました。

8/28 9:55

水晶岳山頂に到着。360度展望！

8/28 9:59

8/28 9:59

8/28 9:59

8/28 9:59

8/28 9:59

8/28 10:00

8/28 10:00

8/28 12:19

今度は鷲羽岳への登り。デポした荷物は無事に回収しました

8/28 12:19

8/28 12:19

8/28 12:49

こちらも360度展望の鷲羽岳登頂！

8/28 12:50

8/28 12:50

8/28 12:50

8/28 12:51

8/28 12:51

8/28 12:54

8/28 13:08

鷲羽池、背後に槍ヶ岳

8/28 13:08

8/28 13:19

8/28 14:29

8/28 14:30

8/28 14:30

三俣山荘に到着。テント場は使用箇所が制限されていました（熊対策のため）

8/29 5:17

Day5は、三俣山荘にテントと荷物を置いて黒部五郎岳を往復です

8/29 5:17

8/29 5:25

雪渓に近づくととても涼しい（というか、早朝なんで寒かった）

8/29 6:02

8/29 6:30

8/29 6:49

8/29 7:14

30数年ぶりに黒部五郎小屋にやってきました。

8/29 7:14

小屋の一部で補修？工事をしていました。
建築学科在学中の長男が見入ってました

8/29 7:15

8/29 8:27

8/29 8:27

この辺りで熊を目撃（写真には写っていません）

8/29 9:37

山頂到着！残念ながらガス・・・

8/29 9:37

8/29 10:04

8/29 10:08

8/29 10:09

8/29 10:09

8/29 10:17

8/29 10:17

8/29 10:34

8/29 11:00

8/29 11:06

8/29 12:11

8/29 12:18

黒部五郎小屋で親子丼を頂きました。親子丼もおいしかったですが、野菜がたっぷりの味噌汁がすばらしかった！

8/29 12:32

8/29 12:38

8/29 12:38

8/29 12:38

8/29 12:54

8/29 12:59

8/29 13:26

8/29 13:26

8/29 13:26

8/29 13:26

8/29 13:55

8/29 13:55

8/29 14:00

8/29 14:29

8/29 14:29

8/29 14:30

8/30 4:53

Day6。テントを撤収して笠ヶ岳山荘への縦走へ出発

8/30 4:54

8/30 5:10

8/30 5:11

8/30 5:11

8/30 5:21

8/30 6:42

8/30 6:43

8/30 7:46

双六小屋到着

8/30 7:52

8/30 7:52

8/30 8:12

8/30 8:12

8/30 8:32

8/30 8:47

8/30 9:07

8/30 9:08

8/30 9:22

8/30 11:39

8/30 12:22

8/30 17:41

8/30 17:41

8/30 17:47

8/31 4:35

Day7、最終日。今日も3時に起床。朝食とテント撤収を済ませて、日の出時間にあわせて山頂へ

8/31 5:02

日の出時刻直前へ山頂へ到着。この山旅で5座目の百名山

8/31 5:02

槍・穂高

8/31 5:05

左奥に富士山・真ん中に南アルプス・右手前は中央アルプス

8/31 5:05

中央に乗鞍・右奥は御嶽山

8/31 5:06

抜戸岳方面の稜線

8/31 5:06

8/31 5:09

黒部五郎・薬師方面。雲が晴れた後は、剱岳まで見えました

8/31 5:09

8/31 5:11

8/31 5:12

8/31 5:16

8/31 5:17

8/31 5:17

8/31 5:17

8/31 5:21

8/31 5:22

8/31 5:28

8/31 5:28

8/31 5:40

8/31 5:40

8/31 6:25

8/31 6:25

8/31 7:13

8/31 7:13

8/31 7:13

8/31 7:14

8/31 7:35

8/31 7:35

8/31 8:28

8/31 8:33

8/31 8:33

8/31 9:32

8/31 11:34

笠新道入口に到着。ここの水場はじゃぶじゃぶ出ていました

8/31 11:49

笠ヶ岳山荘の水事情に関する注意事項が記載されていました

8/31 12:40

約50分で新穂高温泉へ到着。お疲れさまでした！

撮影機器：

iPhone 15 Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ ポール テント テントマット シェラフ ヘルメット 携帯トイレ

備考

・ハイドレーション（プラティパス）の吸入口を途中で紛失（実際は内部に挟まっており、下山後に発見）。吸入口なしでも飲むことはできたが、ザック外に出ているもので紛失リスクを考慮して予備を持っておくべきだったと反省
・往路・復路ともに登山口アクセスの際は、酔い止め薬のおかげか、山道を攻めるプロフェッショナル（？）な運転にも平気だった

感想

d-akatsuka

長男との百名山ツアーで、北アルプス最深部の5座を縦走。昨年は剣沢小屋まで行きながら膝の痛みにより登頂を断念しており、コンディショニングに注意しながら準備をしてきました。
出発の直前（8/20）に太郎平キャンプ場が閉鎖されたことにより、初日と2日目の宿泊を小屋に変更、これが2日目に薬師沢小屋まで進める結果となり、3日目の高天原小屋で休養を充分にとることができました。
全日天候に恵まれたことにより、最高の百名山縦走になりました。途中で多数の方に声をかけて励ましていただきました。ありがとうございました！